[新] セシルのもくろみ 第1話 切ない程につまらない豪華キャストドラマ

セシルのもくろみ
(2017年7月期・フジテレビ・木曜22時枠)

原作:唯川恵『セシルのもくろみ』
脚本:ひかわかよ
音楽:井筒昭雄
主題歌:夜の本気ダンス『TAKE MY HAND』
プロデュース:太田大、金城綾香、浅野澄美
演出:澤田鎌作、並木道子、高野舞

http://www.fujitv.co.jp/Cecile/

第1話 真木よう子新境地!ガサツ主婦の逆襲

【ストーリー】

阿川佐和子、君島十和子、澤穂希、稲沢朋子に自分が輝く時に
関するインタビューが流される。
安永舞子もその一人。女性たちの欲望が凝縮しているのがファッ
ション雑誌。憧れより共感がキーワード。VANiTY誌も読者モデル
(読モ)を育てると告げる。

2016年5月9日。舞子はSNSを使えば誰でも発信出来る時代でプロ
も素人も境界が曖昧になっているという。山上航平は撮影。
坂下葵に対して素材より演出がより求められる。自分をどう魅せ
るのか。そのセンスが今の時代の勝ち組だという。撮影現場には
ライターの平井早紀やモドルの小田萌子も来ていた。そこには
宮地奈央もやってくる。沖田江里は顔が見えないよとして
宮地に対してなんでリュックなんて持って来たのかと問う。
普段のカバンを持って来いと言っていたでしょと。相手は素人だ
として江里から説明しないとダメだという。スタイリストの
登坂千絵が江里の元にやってくると宮地の服に合わせる。しかし
宮地は私物紹介がテーマでしょとして嘘は付きたくないことを
語る。貴方は素人だから言われた通りにやりなさいと言われる。

2016年3月29日。宮地に笑顔をしてと山上に指摘される。
撮影するが最初に撮影した宮地の写真は雑誌に掲載されなかった。
私がモデルなんて無理でしょうというと、これだから主婦は・・
と言われ、その言葉に憤慨した宮地は一度引き受けたからには
最後までやるという。

2016年5月9日。葵は同じ読モだけで同類に思われると指摘。
しかし奈央は辞めないよという。安原トモがやってくると今は
言われた通りにしまず認めさせることだという。山上はマネして
くれとして奈央に撮影前にストレッチをさせる。
そこに黒沢洵子がやってくるとお疲れと声を掛ける。
モデルたちは東急プラザでお茶していかないかという。葵と萌子。
萌子はシェフと知り合いだという。アシェットデセール。
シェフが目の前でデザートを作るというもの。
しかし江里は奈央に対してスイーツは禁止だとし、スイーツ、
アルコール、炭水化物でお腹を膨らませるなと

■感想

うーん、またしてもモデル、ファッション誌の物語ですか。

制作陣は面白い作品を作ろうと視聴者の何億倍も
時間と努力とアイデアをして出して限界まで頑張っていることか
と思いますが・・・

見ていてあまりのつまらなさに目眩がしました。

視聴者のターゲット層があまりに限定しすぎてますよ。
私が見ていてもビタ一文、主人公に共感する所も無く、努力の
仕方や方向性がまるで違うのではないかと思ってしまう。
「ファーストクラス」では対立関係がはっきりしていて
その突っ込み所や本音と建て前が楽しいドラマでしたが・・・

そしてビビる大木さんを代弁しますよ。

「北春日部をなめんなよ!」(笑)

さらにビビる大木さんを代弁しますよ

「こんな所に俺の名前を出さないでくれ」(笑)

はい、済みません。

もの凄いオールキャストで固めるところはフジテレビらしい所
だけど、今の人気俳優を確実につまらない作品で潰しにかかって
いっているというのも忘れてはならないところ。

いちいち過去と現在、5月と3月の日付を何度もスイッチングして
いる意味や演出効果が今の所まるで感じない。そんな細かい時間
軸の切り方して何か意味があるのかな。
スタートラインを印象づけたのか。

色々と突っ込み所多い内容なんですけど、最初からダメ主婦改造
企画で進めれば良いのに、着こなして雰囲気は変わるけど、
やはりモデルはモデル、一般人は一般人なんですよ。
一般人をモデルに近づけるというのは良いけど、何だろう・・
この真木よう子さんとは遙かに遠いところに居る体型のものたち
と競合しようとする流れは。

SNSに掲載したことで怒りましたが、全く分からないでもない
けど、何でもやりそうな勢いで食らいつくみたいな流れが有る中
でインスタだけは嫌だみたいな感じでストップかけるというのも
どうも違和感が有りすぎる。

憧れよりも共感がキーワードの雑誌だとしていた事から見て
宮地奈央が浜口由華子とは息子の学校の三者面談の際に出会って
いたとする流れが有る中で、ふとしたところで浜口の着こなしに
上品さを感じる。
それ程ファッションに関心の無かった彼女の意識を変えていく
ところは有りそうだけどね。

まぁそういう世界もあるという目で見るのがこのドラマなのか。

■出演者

宮地奈央 …… 真木よう子 (34歳、新人主婦モデル)
浜口由華子 …… 吉瀬美智子 (42歳、カバーモデル)
沖田江里 …… 伊藤歩 (36歳、フリーファッションライター)
山上航平 …… 金子ノブアキ (35歳、カメラマン)
小池雅美 …… 小野ゆり子 (27歳、若手編集部員)
石田信也 …… 眞島秀和 (42歳、副編集長)
平井早紀 …… 石橋けい (36歳、ファッションライター)
登坂千絵 …… 伊藤修子 (40歳、スタイリスト)
坂下葵 …… 佐藤江梨子 (35歳、新人主婦モデル)
小田萌子 …… 藤澤恵麻 (35歳、新人主婦モデル)
安永舞子 …… 長谷川京子 (38歳、元NO2モデル)
黒沢洵子 …… 板谷由夏 (42歳、”VANiTY”編集デスク)
安原トモ …… 徳井義実 (40歳、カリスマヘアメイク)
宮地伸行 …… 宇野祥平 (41歳、夫、金型仕上げのエンジニア)
宮地宏樹 …… 佐藤瑠生亮 (13歳、息子、私立”御殿山学園”)
森泰生 …… 加藤雅人 (34歳、奈央の同級生)
南城彰 …… リリー・フランキー (50歳、”VANiTY”編集長)

小出水賢一郎、宇野紘子、向後桃、西川可奈子、市山京香
久保沙由李、森下邦太、沢田ゆう、三神エレナ、鹿志村ミキ
白井珠希、柿崎裕美、大橋由起子、三井エレナ、川嶋凛
江上いずみ、前田千絵、嶋神綾香、フェナルデス直行

鮎川健、古田翔、佐々木陽向

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