第1話 再会 Pilot
監督/
脚本/
【ストーリー】
— 実話を基にした物語 —
●アイルランド・カラン。
軍のヘリコプターが3基オブライエン邸にやってくる。
ウォルターの両親、そして妹のミーガン(Emily Robinson)が
見ている中、捜査官たちはウォルター(Daniel Zolghadri)の部屋
にやってくる。彼は捜査官が来るのを知っていたかのようにして
既に刑事責任と身柄引き渡し免除の書類を作成していてこれに
サインしてくれという。NASAにハッキングした方法を教えるとい
う。司令部にウォルターを確保したが子供ですと報告。
連れて行かれるウォルターは両親たちに壁に貼るためにシャトル
の設計図が欲しかっただけだという。
そんな中男・ケイブ・ガロ(Robert Patrick)がやってくる。
国土安全保障省の特別捜査官だった。君の名前は?と問われる。
●現在
女性はウォルターに対して話を聞いていたのかと問う。
二人は喫茶店で座りながら大事な話をしていたのだった。
別れ話をするところだった。女性は長い3ヶ月だったがあなたは
難しい人だという。ウォルターは付き合い初めてからずっと
僕は君の気持ちを分かろうとしないと主張してきただろうとし、
これから数分間に起こりうる君の気持ちの推移を分析したもの
を掻き出してきたという。心を通わすために図表なのか?という
彼女。これは決定木というもので何かの決断を下すときの為に・・
と会話していると、突然レストランの店主はウォルターに対して
早く無線LANを直せとしその為に呼んだのだという。仕事中に
別れ話をしようとしていたのかとして呆れる。努力は認めるが
普通じゃないという彼女は出て行ってしまう。
ペイジは老人の客・バートに対して紅茶を飲んで待っていてくれ
と対応する。タマゴはもうすぐだと。ペイジの子・ラルフは
調味料で遊んでいた為に店主のニモスは彼女になんとかして
くれという。学校に慣れなくて・・来週には行かせるという
ペイジ。ジャナコスさんはきれい好きなだけでラルフが悪い
のではないのよと語るペイジ。
そんなラルフを見て無線LANを修理し終えたウォルターは声を掛け
る。ペイジは何なのかとしてウォルターを不審に感じるが、息子
さんのことを分かってあげてと語る。
ウォルターは仲間と会社を経営していた。
するとシルヴェスターは僕の計算では冬までは誰にも気づかれず
に700kwの電流を拝借出来るという。毎年3万件の感電事故が起きて
いるのに何をしているのかというウォルターはハッピーに
声を掛ける。ハッピーは静かにしてという。この間の報酬で電気
代は嫌えただろうと。シルヴェスターは3日間もの凄いアルゴリ
ズムを駆使して金利の計算をしたと誤魔化す。数字にかまけて
電気代の士は依頼を忘れたのだろうというウォルター。
水道と家賃もねというハッピー。しかも金を何処かに置き忘れて
いるのだという。何処かにあるハズだと。ハッピーはドビー
は現在リンウッドの支払いを受け取りに行っているというと、
トビーに行かせたのかというウォルター。自動輸送システム
を使った私の姉ちゃんと呼んだので殴ったのだというハッピー。
トビーは今どこなのか・・・
トビーは戻る。リンウッドの支払いは回収出来たのかと問う。
その金を三倍に増やすのに成功しポーカーで俺が勝ったのに
追いかけられたという。ウォルターは足して700近いIQがあるのに
家賃も払えないなんて・・今だけツキがないというが、2年も
ツイてないだろうというウォルター。
ルーターの修理よりも役立つことをしたくて会社を立ち上げたの
だという。今回失敗したらフェニックスの従兄弟にお願いする
というハッピー。努力しても無駄だというと僕らは普通とかけ離
れているのだから・・と。
そんなウォルターたちの元に国土安保省のものだという人たちが
やってくるとウォルターは居るかと問う。シャッターの下からバ
ッジを投げ込んできて信用させようとする。そこには連邦捜査官
ケイブ・ガロ(Robert Patrick)と書かれていた。以前一緒に仕事
をしただろうと言われるが、ウォルターは決していい思い出では
ないという。過去の話だろうとしてガロは手を貸してくれという。
45分前にロサンゼルス国際空港でソフトウェアが自動的に更新
されたがそのソフトにはバグがあり全てのシステムがタウンした
のだという。ロングビーチやロサンゼルス空港の近隣との連絡が
途絶えていること。飛行中の旅客機は迂回させているが着陸態勢
にある56機とは連絡が取れないのだという。NSAは衛星中継で
連絡を試みていて、FBIはモールスで通信をしているが、いずれ
も効果がないという。君に頼みたいというガロは着陸させないと
飛行機の燃料が切れるのだという。ウォルターはそれでも他を
当たれとして断るという。一人当たり5万ドルの小切手を切ると
いうガロ。ここにはメカの天才・ハッピー、天才行動心理学者
のトビー、天才数学者のウォルターが居るのだろうという。今は
その脳みその半分も使っていないとし世の中の役に立つなら今が
チャンスだという。
二度もあんたを信じる程バカじゃないというウォルター。
トビーはガロの隣で同じ仕草をする。こうすることで無意識に
人に繋がるとしあなたは落ち着くはずだという。ハッピーは冷静
に考えてとウォルターに告げるが、アイツは信用出来ないのだ
という。このままだとあの二人、また銀行をハッキングする
わよとハッピー。ウォルターがガロにロサンゼルス管制塔が
拠点なんだな?と問う。ロスのソフトを修正すれば他の拠点も解決
するという。新しいソフトを削除し古いソフトをダウンロード
すれば飛行機を着陸出来るという。
シルヴェスターはロサンゼルス空港に行く。ソフト修復は90%で
成功するという。ウォルターはガロについて監視していたのか
とすると君の事は見つけやすかったという。みんなが死ぬ可能性
は10%だというシルヴェスター。今度裏切ったらネットに侵入
して1時間内にあんたを抹消するからなとウォルターは
語る。
■事件
ロサンゼルス交際空港にソフトウェアが自動更新したものの
ソフトにバグが見つかり全てのシステムがダウンしてしまうと
いうものだった。何とかして連絡の取れる旅客機には旋回を
促し、着陸態勢に入っている飛行機の56機は何とかして誘導
させる為にもソフトの復旧は急務だとされる。国土安保省の
ケイブ・ガロは天才ハッカーのウォルターが率いるチームに
助けを求めるが、ガロとは過去に因縁があり、どうしても信用
出来なかった。しかし現実に飛行機が墜落すると聞いて、
それぞれのスペシャリストたちが協力して対応に当たる。
■感想
面白いかどうかは謎のドラマだけど、まぁ折角放送してくれる
というし、他にも優先するべき視聴ドラマはあるような気が
するのだけど、取りあえずは見てみる。
天才達が集まっているのは分かるけれど、何と言うか今の所
役割はハッキリしているようでハッキリしていない。
どの人物もコンピュータ捜査には適しているところがありそうだ
し、機械工学にも精通していて、作ろうと思えば何でもその場
のもので作れそうな感じがする。
翌日に放送を控えている「マクガイバー」と内容が被らなければ
良いけどね(笑)
今回のドラマだけを見ていると正直時間的経過が全く分かりづら
すぎて泣ける。
この作戦をやろうとしたが駄目だった・・次の作戦・・って感じ
になるけど、その間にも時間は進んでいる訳だし、もうとっくに
一機か二機くらいは落ちていそうだ。
■イントロ
元々ウォルターはアイルランド出身で農家の家庭。
両親がいて3歳年上の姉がいる。
そこでNASAのシステムにハッキングして侵入して設計図を盗んだ
とこから全てが始まった。全てに於いて頭の切れる男のIQは
197。アインシュタインが160だとしていたけれど、ウォルター
がペイジとの会話の中で、アイシュタインさんと言われると
一緒にしないでくれとばかりにそのIQの高さには自信がありそう
だった。
アメリカだとそういう人材を教育して政府機関に雇っていき
そうだけど果たしてウォルターはどんな人生を送ってきたのか。
■ミッション
ミッションは単純と言えば単純。ロサンゼルス国際空港の
管制塔で使われて居るソフトをロールバックして機能していた
頃の古いソフトに差し替えれば良いだけのこと。しかし古い
ソフトが導入されていたのは15年前のことだとしていたかな。
ディスクはないし会社も既にないという。
ブラックスターンデータ会社が現在データを管理しているようで
彼らに古いソフトのCOPYをメールするのでデータをリンクを
クリックしてシステムを昨日の状態にして再起動して欲しいとい
うもの。
しかしいざデータを盗む際には、電子ロックがかかっていて容易
には明かない。更にその会社のサーバーは多数の顧客のデータを
扱っているのでどりが航空会社のものなのかが分からない。
そしてデータを持ち帰るが、車に搭載されていたスピーカーによ
って磁力が発生し、その磁力によってソフトが破壊されて使い
ものにはならない状況だった。
■万事休すか・・
他にソフトはないものなのか。助ける方法はないものなのか。
時間がない為にFAAに電話して最初に燃料が切れる飛行機には
戦闘機で爆破命令が下りそうになる。
「大義の為に犠牲的理論」
成果が大きければ犠牲を受け入れられるというもの。
しかしそんな方法はペイジによるとIQの高い集団のやることだと
は思えないとし深呼吸して一度は頭をリセットするよう言われる。
そのリセットは妙案だとされるも、誰でも思いつきそう(笑)
■ミッション2
サーバー内のデータは壊れて使えない。そしてデータは20分で
古いソフトは上書きされていくという。
今のデジタル時代でアナログ的なものを求めた格好だけど、
手旗信号で着陸させれば良いんじゃないかと思ったけど、やっぱり
ダイヤグラムはビッチリ詰まっていて難しいのかな。
ただ撃墜するよりは何とか空港に強引に着陸させるという方法
を取るべきではないかという感じ。
サーバーからではソフトは抜き出せず、取った策はまだソフトが
更新されていない地域から飛んで着た飛行機からデータを抜き出
すこと。
ただし交信することが出来ない。
その辺の意味はよく分からなかった。データも飛行機が速すぎて
受信するのが難しいという。その為にアナログ的にケーブルを
使い、フェラーリ458を使って滑走路を疾走しランデブー走行
の形で飛行機と地上のパソコンを接続。
こんな危険なことするならパソコンを一度飛行機に引き取って
もらいデータをコピーしてからにすれば良いのではないか。
みんなが携帯電話を切断している訳だけど、特別に全員の携帯
の電源を入れてデータを上手く送信出来る様に上手く集約化
させるようなことは出来なかったのか。
走行する飛行機とのやりとりって多いよね。
これだけのテクニックがあればこの飛行機はクレマー飛行場に着陸
出来たのではないのか。
■その他
・トビーのこと。
今回はメンバーの中でもトビーのことが語られた。
家が貧しかったからギャンブルで学費を稼いだこと。17歳で
博士号を取得した。
・ガロとウォルターの確執
ウォルターが16歳の時に軍事物資を地上に落とす為の追跡ソフト
を開発するように言われたウォルターだが、3ヶ月後にはバグダ
ッドに爆弾を落とす為のシステムとして利用されていたという。
・フツウの世界とは
ここに居る天才たちは少なからずフツウの人生とは違う道を
歩んでいる。スキルがスキルとして利用出来ないというのは
一番辛いこと。しかもスキルを逆に悪い事に使われたらこれ程
哀しいことはない。ただ今の彼らも大なり小なり悪い事に
使っていたりするんだよな。
・ラルフの能力に気がついたウォルターたち
類は友を呼んだのか。ラルフは知能が後れているのかと思われた
が実際には逆。ウェイトレスをしていて息子の為に頑張っている
ペイジはフツウの世界との繋がりを持てるし、ラルフと世界を
共有出来るのはウォルターら天才たちだった。
上手いこと仕事を一緒にすることになる。
ペイジ役のKatharine McPheeがあまりに可愛い(笑)
「Smash」以来だ。
彼女が夢だとしてロサンゼルスの道を信号無視して走行したいと
いう願いが叶い、ガロによって裏切られていたウォルターは
自ら語る大義の為に犠牲を実践し、ペイジの為に花道を造った。
■使用された曲
・Let Me Down Easy by Sheppard
・I’m Broke by Black Joe Lewis and The Honeybears
・Devil In Me by 22-20s
■出演者
ウォーター・オブライエン …… 天才ハッカー、アイルランド系
ペイジ・ディニーン …… ウエイトレス、シングル母
トビー・カーティス …… 天才行動心理学者
ハッピー・クイン …… 機械工学の天才
シルヴェスター・ドッド …… 天才数学者、潔癖症
ケイブ・ガロ …… 国土安全保障省特別捜査官
ラルフ・ディニーン …… ペイジの息子
ニモス・ジャナコス …… レストランの店主
…… 副機長
ジェームズ・パイク …… 機長
ブルックス …… ロサンゼルス空港管制官
若い頃のウォルター・オブライエン …… NASAをハック
Mr.オブライエン …… ウォルターの父、農夫
Mrs.オブライエン …… ウォルターの母
14歳の頃のミーガン・オブライエン …… 姉
…… チームリーダー
ジャニス・ケラー ……
リンウッド …… 泥棒
ランディ …… ロサンゼルス空港管制官で働くネクタイ
ゴードン・トゥーリー …… 営業マン、アナログ携帯
…… エージェント
…… エージェント
…… 管制塔チーフ
…… ジープの運転手、ガロがドーンとぶつかる