リドリー退任警部補の事件簿 Ridley 第7話 残酷な真実 前編 The Numbered Days

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リドリー退任警部補の事件簿
(Ridley) 2022 , England , 60min

制作 / Juliet Charlesworth(1)(2)、
Jonathan Fisher(3)(4)(5)(6)、Paul Matthew Thompson(3)(4)(5)(6)
製作総指揮 / Jonathan Fisher 、 Ingrid Goodwin 、
Paul Matthew Thompson

(c) Ridley Productions Limited 2022
制作 / ITVスタジオ

第7話 残酷な真実 前編 The Numbered Days

脚本/ Paul Matthew Thompson(1)(2)(3)(4)(7)(8)、
Julia Gilbert(5)(6)
監督 / ブリン・ヒギンズ Bryn Higgins(1)(2)(7)(8)、
Noreen Kershaw(3)(4)、Paul Gay(5)(6)

原作 / “The Numbered Days” Paul Matthew Thompson

【STORY】

●イントロ

真夜中。

ある一軒家にフードを被った男がガソリンのボトルを持って近づく
そしてドアにある郵便受けからガソリンを流し入れる
そして火をつけた紙を室内へと投げ込むと、玄関は一瞬にして火の
海になる。

アレックスは目覚めの悪い朝を迎える。

●刑務所

朝になると看守が定時に囚人を起こす。
マイケル・フラナリー (Aidan McArdle)もその一人。
壁にはスーツと共に女性の写真が張り出されていた。
看守と共に彼は一時的に釈放が認められる。

■グレーター・マンチェスター州タームサイド Tameside

ダキンフィールド火葬場 / Dukinfield Crematorium と共に
聖メアリー教会 / St Mary’s Churchが立ち並ぶ。

そこでは葬式が行われアレックスは誰かを見張るようにしてその
場に立つ。
警察車両の前に一台のヴァンタイプのMercedes-Benz (Vito)
が止まりそして中から手錠をしたマイケルが出てくる。
参列していた弟のキャル(Nico Mirallegro)とハグするマイケル。

マイケルとキャルの母・グロリア・フラナリーの棺の前で司祭
(Marc Geoffrey)が祈りを捧げる。
「安らかに眠りたまえ」

祈りの言葉が終わると刑務官はすぐにマイケルを刑務所に連れて
行こうとするが少しの猶予をもらう。

キャルに対して「俺のためにも強く生きてくれ」

アレックスを見たマイケルはよく来られたなと威嚇する。
俺がムショにいたことが母親の死期を早めた。
後悔先に立たずだ。
葬儀中もみはられているなんて・・

アダム・ドネリーの手下も花束を持ってやってくる。

アレックスはマイケルと別れた後、同じ敷地内にある家族の墓の
前に立つ。
KATE FRANCES RIDLEY (1963-2020) 妻
ELLA LOUISE RIDLEY (2002-2020) 娘。

墓には花束と共にカードが添えてある。

そのカードには
「思い出と共に In Loving Memory . Adam Donnelly」と書かれて
いた。
アレックスはその花束を蹴り飛ばす。

するとアレックスの眼の前に黒いSUVであるJeep Grand Cherokee
停まるがアレックスの顔色を見るとすぐに車は出発する。

■フラムリー団地

5人の女性たちが屯する中、一人の男性が帰宅する。
男をゲイ呼ばわりするが男は女性を相手にせず通り過ぎる。

家で酒を飲んでいるとドアを叩く音。

“やめろ離してくれ”
その声が聞こえた直後に団地の上から男性が落下してくる。

●現場

鑑識が作業をする中、キャロルがやってくる。
ダレンは現状を説明する。
被害者は男性・名前はパトリック・エリオット(JP Conway)
10階の住人で今朝管理人が発見。
近所で聞き込みをしてとキャロル。
しかしこの辺は警察に非協力的な人たちだった。
あなたの腕の見せ所よとキャロル。

・ウェンディに話を聞く

頭蓋骨など複数の骨折と脳挫傷、高所から落下したと思われる。
死亡推定時刻は昨日の夕方以降。
自殺なのか?
首と上半身の打撲傷は落下によるものではないし服も破れている。
争った形跡ね。
今ベランダを調べている。

・リドリーと合流

キャロルは部屋の前で待っていたアレックスと合流して中に入る。
押し入った形跡は無い。
ドアが汚されてる。しかし古い汚れで誰かに恨まれていたのだろう。
物取りの仕業ならば財布も盗んでいるはず。
テーブルの上に残っていた。
「ジュニパー診療所/The Juniper Practice」で働いていたようだ。
臨床心理士ね。

・ダレンはパトリックについて聞き込み。

同じ階だというブロンド女性のダイアン・ブレイン (Kellie Shirley)
は同じ階の住人だけど親しくないからよく知らないという。
昨夜エレベーターですれ違った。仕事に行くときだったから7時前。
彼と親しい人は?
よく誰かが家に訪ねてきてたようだけど名前は知らない。
君の職場は?
「コミュニティセンター」。子供たちの安全を守ってる。
不良が暇つぶしにする悪ふざけのような事から守る。
彼は自殺したのか?孤独で暗かった。

・ウェンディは、
ベランダで争った形跡と思われる二組の靴跡と床の傷を発見。
恐らく一つは加害者のもの。
採取した指紋を被害者のものと照合していくと。
突き落としたなら相当な力が必要。
突き飛ばされたパトリックはバランスを失いそのまま落下した。Alex

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■感想

アレックスが度々訪れていた刑務所の囚人のマイケルの母の
グロリアが亡くなり、彼は葬儀のために特別に仮出所を許される。
警察が厳しく監視する中での葬儀。葬儀場にはマイケルの弟の
キャルとアレックスもまた参列に来ていた。更に柄の悪い男
たちがアレックスを挑発するようにしてやってくる。
マイケルはマフィアのボスのアダム・ドネリーの有罪の証言を
しようとして警察に協力していたものの、密告したら殺される
として恐れていた。
そんな状況の中、パトリック・エリオット(38歳)が団地の自室
のバルコニーから転落死する事件が発生する。彼は臨床心理士
として働いていたが医院長によると休職を言い渡されていた
という。
自殺ではなく他殺であることが判明し、捜査が開始される。

いよいよシーズン1の最終話の前編。
このドラマはシーズン2がすでに制作されており、日本でも
現在「ミステリーチャンネル」で独占放送中だ。そのシーズン2
も2月中に日本での放送は終了になる。
シーズン3については海外の情報を見る限りではまだ発表はされ
ていないがスタッフは意欲を持っているとされているので
撮影されるのではないだろうか。

それぞれの刑事たちが抱えている私生活上の事情が
果たしてどこまで解決するのかは最終話の興味の示すところ。
アレックスならば妻子が自分の変わりに殺されたとされるが
殺されることに至る原因 / 事件 / 確執は何だったのか。
キャロルの家庭の事情も複雑で、あまり多くのことが語られて
いない。察する他無いが、ジェリが今回人工授精で妊娠した
事によって生活自体が変わっていきそうだ。
お腹を見ると結構大きくなっていることから見ても3話から
は少し時間が経過したように思える。

今回発生した事件は、上述した刑事たちの事情にも大きく
関わってきそうな流れがある。

アレックスの妻子を殺した人物についてはまだ公開はされて
いないが、冒頭でガソリンを巻いていた人物がそれに該当
するのではないか。
復讐されたようなので、現在公判が行われようとしている
アダム・ドネリーの手下が犯人なのか気になるが、あまりにも
初回からそれを匂わせすぎているので、イレギュラーな答えを
用意しているかもしれない。

今回のテーマを見ると「言えない事情」というのがピッタリだ。
そこには医療従事者としての守秘義務で有ったり、犯罪者故の
守秘義務で有ったり、脅し脅されの世界における命綱とされる
証言の絶対性の問題であったり、証人を保護する観点からパート
ナーで有っても語れない事情が有ったり、そして今回ポイント
となりそうな性同一性障害におけるパートナー問題など
世の中透明性のある人間関係というのは難しそうだ。

■パトリック・エリオット医師殺害事件

今回殺害された被害者のパトリック・エリオット。
室内のバルコニーから落とされたようだが、争った形跡があり
【2組の靴跡】、【床の傷】、【多数の指紋】が発見されている。
バルコニーのフェンスを乗り越えて落下されたとしたならば
結構力の強い人物が犯人ではないかと思われる。

何者かがよく彼の家を訪ねてきていたとの証言あり。

入口のドアに強引に押し入ったものではないが、継続的に
何者かに嫌がらせを受けていたのではないかという汚れがある。

医療的な見地から・・
・胸椎、腰椎に複数の骨折。
・腹部の広範囲に外傷があり、内臓の損傷。
・左肩の三角筋の組織にも損傷。
・遺体からアルコール検出。
・オキシコドン(麻薬性鎮痛剤)検出。
・2つの靴跡、スニーカーとフォーマルシューズ。
・流しのコップは綺麗にされている。
・指紋が多数。同一性のもの。ただし元犯罪者のものではない。

これが落下前の傷か落下によって生じた傷かを見極めなければ
ならない。
ただ落ちる前にしがみついてできた傷(左肩三角筋の損傷)から
見ても他殺だと判断できる。
酒とくすりを服用していることから酔った状態での可能性。
この薬は容疑者よって入れられたものなのか。

この事件はヘイトクライムが引き起こしたトラブルだとは思うが
むしろ信頼性の問題じゃないのかな。
被害者は臨床心理士の医師。そしてその患者との関係が一つの
ポイントとなるが、守秘義務の壁によって阻まれる。
親子関係、兄弟関係、パートナー関係など興味深い構図が多いやね。

●容疑者として浮上する近隣住民。

・ダイアン・ブレイン

被害者とはアパートの部屋の同じ階に住んでいるブロンド女性。
コミュニティセンターで働いていて子供たちを守る立場の人。
被害者が帰宅する際にエレベーターホールで見かけた人で、
初期の聞き込みでは仕事に行く前の7時前に彼にすれ違ったこと
を語っている。
彼女は子育てにちょっぴり煮詰まっているような感じにも見える。

後に事件の前日の夜に不審者を見かけていた。
ハンサムで若い人物。
黒いネクタイのスーツ姿。
(これは葬式に出席した人物を意味するのか?)

・ロシェル・ブレイン

ダイアンの娘。
マンション近くで若い女性数人が屯していて、パトリックが帰宅
するところを待っていたのかは分からないが彼が通りかかった
ところをロシェルが一人挑発する。彼のことをゲイだと呼ぶ。

ブレイン一家の気になるところはダイアンは白人であり
ロシェルは黒人という人種の違うところがある。

気になるのは警察に事情聴取で呼ばれたときに受け答えする時に
ニヤニヤっとした明るさがあること。

・ジャレッド・ボーケス

ロシェルの彼氏。
ジャレッドはパトリックと接点がないように思われたが、彼の
ガレージの中から被害者の時計やタブレットが出てきた。半年前
に被害届が警察に出されているもの。

・キャル・フラナリー

マイケルの弟。1年半の間パトリックからカウンセリングを受けて
いた。パトリックが休職していることを知らずに電話をかけて
いた。
恐らく尋問で問い詰めたようにパトリックがキャルに迫ってきた
ところがあるのだろう。ただ目撃証言からしてキャルだとすると
彼は葬式の日の晩にパトリックの家に言って殺害をしたことに
なる。

■ジュニパー診療所

裁判所から紹介された元犯罪者を診ている心療内科。
院長のDr.サマンサとパトリックは一緒に飲んだり食事をする
仲だった。
彼は個人的な問題を抱えていて一時的な休職をさせられている。

問題とは【境界性人格障害】と【不安症】

・仕事のストレス?
・患者に深く関わりすぎる。
・性同一性障害

●被害者が殺された日の足取り

午後遅くに患者のカルテを取りに来た。
ただ患者の情報は秘密保持で守られていて警察の捜査も容易では
ない。Dr.サマンサも共有を頑なに拒む。

ここは珍しくポールが裁判所命令を申請して取り寄せてくれた。

冒頭の流れの中で彼の部屋から叫び声が聞こえる。

■刑事たちの私生活

今回は1年半前に起きたリドリー一家の事件がどこまで解決する
のかだよね。そしてその全容はどこまで解明されるのか。

刑事たちの私生活は楽しい要素ではあるけど、シーズン1でそれら
全てが明らかにされて解決してしまうのか。

このドラマの謎なところは両親の内、どちらか一方がいずれも
明らかにされていないところがある。

キャロルもマイケルも、そして今回の事件の中でブレイン家も
同様である。日本でよくワンオペなんて言葉を使うけど、
これはドラマの中でもイギリスの社会を反映して描いているの
だろうか?

●キャロルの件

刑事たちの私生活を見るとファーマン家はジェリが妊娠して
結構お腹が大きい状態だった。このくらいの大きさだと何ヶ月
くらいなんでしょうか?
ジェリからキャロルに電話がある。
彼女は変な名前をつけようとしているとしてキャロルは語って
いる。そこで挙げられた名前は・・

ブルーベル(青い花)
コーラル(ピンクとオレンジ)
ブロッサム(チェリーピンク)。

この色、何処かで目にしていないか?

まるで 1985年にENIXが発売した「軽井沢誘拐案内」の青いアジサイ
の謎のようなのだけど、時としてサスペンスドラマにおける
「記憶」は色や臭いによって引き出されることが大きい。
このドラマでもその色使いによって実は多様な記憶を呼び起こす
為のものとして利用され、この三色は3話(5話、6話)の中で主に使用
されたものとされている。3話(5話、6話)というと私はアメリカから
来た歌手のイブ・マーベリーのドレスの色は気になっていたんだけどね。

この家庭の不思議なところは過去にも言及した事がある。
ジェリはジャックの親なのか姉なのかわからない。
そしてジェリが突然キャロルに反するようにして自分で人工妊娠
を進めていた。
ジャックはキャロルが産んだ子なのだろうか。
そしてジェリも自分のお腹を痛めてでも生みたいと考えているのか?
どこかジェリはジャックを他人のように扱っている感じに見える。

●ドネリーの件

これはアレックスの事件の流れだけど、マイケルの母の葬式に
ドネリーの部下が脅しに来ているくらいだから、とっくに
マイケルがドネリーの犯罪を立証する情報を持つものであり、
情報を密告したものという認識はあるだろう。あの葬儀の場に
アレックスが居たのは更にそれを証明・確定することに繋がったの
ではないか。

マイケルは守ってほしいと頼むもアレックスら刑事がそれを
守るような素振りを見せていない。口では守る・守ると言って
いるんだけどね。

ここでも気になってくるのはマイケルには弟のキャルが居るの
だけど年齢的に兄弟というにはちょっと離れている感じがする
こと。

更に最大の謎としてキャルは今回の事件のパトリックと繋がり
があることだ。

●その他

・言えない事情

マイケルの件でアレックスは警部に呼び出される。
その件でキャロルは何故呼び出されたのかを問うが、マイケルが
密告者だということを言えるはずもない。

更に言えばマイケルは確実に殺されてしまう。
しかし検察庁は情報提供者の身元を明かすよう命じてくる。
マイケルがドネリーの件で離したのは匿名だから。
アレックスはマイケルに約束したのにそれを破らなければならない
状況を押し付けられる。

■使用された曲

■出演者

アレックス・リドリー (Adrian Dunbar) 元警部補(DI)、退職
DI キャロル・ファーマン (Bronagh Waugh) アレッマスの後輩、ボス
DCI ポール・グッドウィン (Terence Maynard) 主任警部
Dr.ウェンディ・ニューストーン (Georgie Glen) 鑑識
DC ダレン・ラカン (George Bukhari) 捜査官・髭面
アニー・マーリング (Julie Graham) マーリングズジャズクラブ

マイケル・フラナリー (Aidan McArdle) ブラッドフィールド刑務所・囚人
ジェリ・ファーマン (Bhavna Limbachia) アレックスのパートナー??
ジャック・ファーマン (Tareq Al-Jeddal) キャロルの息子、学生・14歳
ケイト・リドリー (Jacquetta May) アレックスの妻、焼死
エラ・リドリー (Kitty Watson) アレックスの娘、19歳の時に焼死

キャラハン・フラナリー (Nico Mirallegro) “キャル”、マイケルの弟
Dr.サマンサ・ラーソン (Suzanne Packer) ジュニパー診療所・病院長
Dr.パトリック・エリオット (JP Conway) 38歳、ジュニパー診療所。被害者
ロシェル・ブレイン (Olivia Pentelow) ダイアンの娘
ダイアン・ブレイン (Kellie Shirley) 被害者パトリックの隣人
ジャレッド・ボーケス (Conor Deane) ロシェルの彼氏
(Marc Geoffrey) 司祭
グロリア・フラナリー () マイケルとキャルの母
アダム・ドネリー () マフィアのボス、マイケルの証言で逮捕

House Band
(Steve Holness)(Sophie Alloway)(Rory Dempsey)

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