A LIFE ~愛しき人~ 第9話 最終幕!!命運を握る最後の選択

A LIFE ~愛しき人~
(2017年1月期・TBS・日曜21時枠)

脚本:橋部敦子
音楽:佐藤直紀
企画:植田博樹
プロデュース:瀬戸口克陽、東仲恵吾
演出:平川雄一朗、加藤新、木村ひさし

http://www.tbs.co.jp/ALIFE/

第9話 最終幕!!命運を握る最後の選択

【ストーリー】

黒谷、白川、赤城は沖田が父親の手術に於いてミスしたことを
語る。壮大はそんな沖田に対してお前で特別なオペは上手く行か
ない時が有るんだなと。そんな中、深冬の容体が急変する。
ティーツースターで確認したが新鮮出血で、皮膜外出血もある
という。グリオーシスプレーンが形成されることも有るので
3週間程度手術は待った方が良いとし、出血も少ないので問題
ないだろうと。
沖田はもっと早くオペしていれば良かったと呟く。
それを聞いた井川は手術法を見つけただけでも大変だったのだと
すると、沖田は見つけただけではダメだという。柴田は術式を
変えずに手術出来そうなのかと尋ねると、かなり難易度が上がっ
てしのったという。患部が見えづらくなったと。
神経繊維を読み取るのが難しいこと。脳実質の見極めが必要だ
という。

壮大は虎之助に対して沖田ではなく深冬の手術には自分が執刀
することを語る。沖田でも家族/身内の手術に失敗したこと。
神経外科手術では自分の方が実績が有り能力が高いこと。
しかしバイパスをゆることに変わらないが大丈夫なのか。家族の
オペは出来るのかどうかと尋ねられる。虎之助は自分は何が
最善なのか決められないことを語る。

そんな中急患として安井亮子(43歳)が運ばれてくる。
自宅で胸痛はっ紗と呼吸困難に陥ったこと。息子の和樹と
祖母の久乃もやってくる中、和樹はこの病院で一番の先生に
診てもらいたいことを井川に告げ、先生が一番なのかを尋ねる。

一方副院長の壮大の元に脳神経外科学会理事長の草野康治が
やってくる。この症例を診て欲しいとしてレントゲン写真を
見せると、眼窩内腫瘍だった。色々な大学病院で治療の手立て
がなく最終的には私の元に来たが、私にもこのケースは殆ど
経験がないという。君ならアプローチ出来るか?と問われる。
壮大は前方からはどうかとして侵襲が少ないこと。ただ視野が
非常に狭くて深いものだとしてやれるのか?と問われボクならば
出来るという壮大。実はこの患者は現職の厚生労働大臣・横井
充(58歳)だということを聞く。

■感想

メインの深冬のオペ前のエピソード2。
深冬のオペを行うまでには何よりも全ての雑念だったり不安要素
というのは取り除かなければならない中で、それらを補正して
最終決戦に挑むという流れを演出していくものだった。。

スキルの高さ故にその腕を過信しているあまり流石の沖田も
自分のレベルに付いてこられない医療従事者には苛立ちを覚え
て悪態をつき、また”自分にしか”助けられないと思い込んでいる
彼自身の奢りを抓る展開が続く。

勿論そこには深冬の執刀を自分が出来ないもどかしさも有るし
自分にはないと思っていた身内に対する手術に於ける感情の
持ち方、執刀に挑む患者へのむき方について改めて示唆する所が
大きかった。

それでも最後は沖田に対して幾つもの大切なものを気づかせて
は、完璧な武装をさせていくところは憎いシナリオかな。

看護師の三条も沖田からの厳しい言葉に対して腐らずに
周りのフォローも有って手伝い練習するところが憎いね。
上層部が足の引っ張り合いをしているところとはまるで正反対
の構図。
現場では成長しているのに上層部は同じことを繰り返している。

沖田はダイブ恵まれているのは明らかだ。
羽村も語っていたが、海外の医療現場に修行に出ればそれだけ
でスキルが身につく物ではない。寧ろ帰国した際には人脈が
なければそのスキルは活かせないし、寧ろ海外の医療の最前線
で働けるという保障は何一つない。

そういう点では帰国してすぐに働くことが出来るし、良い仲間
にも恵まれている沖田。これ程我が儘な振る舞いをしているのに
彼について来てくれる人が居るんだからね。

初めて井川が沖田の間違っているところを指摘してくれた。
その後の井川がまた可愛らしい態度でフラフラしているところが
笑える。

そして壮大にしてもスキルを持っていることが初めて提示された
感じで、どちらが深冬の執刀をするのか分からないようにして
いるところは良い感じのラス前だったのではないか。

■出演者

沖田 一光 …… 木村拓哉 (心臓血管と小児の外科が専門、日邦大)
壇上 深冬 …… 竹内結子 (小児外科医)
井川 颯太 …… 松山ケンイチ (心臓血管外科医)
柴田 由紀 …… 木村文乃 (オペ看護師)
榊原 実梨 …… 菜々緒 (顧問弁護士)
羽村 圭吾 …… 及川光博 (心臓血管外科医・部長)
壇上 壮大 …… 浅野忠信 (脳神経外科医・副院長)
壇上 虎之助 …… 柄本明 (壇上記念病院・院長)
沖田 一心 …… 田中泯 (下町の外れで寿司屋)
真田 隆之 …… 小林隆 (病院の経理・事務長)
壇上莉菜 …… 竹野谷咲 (5歳、深冬の娘)
茶沢達彦 …… 谷口翔太 (小児外科医)
白川 哲雄 …… 竹井亮介 (医師、三人衆)
赤木 …… ちすん (医師、三人衆)
黒谷亮 …… 安井順平 (医師、三人衆)
三条千花 …… 咲坂実杏 (オペ看護師)
青山 …… 一ノ光明 (小児外科医・茶沢とよく居る)
萩原 …… 貴山侑哉
町田 …… 中野剛 (オペ・麻酔) ??

黒田凛、白戸達也、長内映里香
紺野相龍、谷畑聡、メイ・イズモト

安井亮子 …… 土井きよ美 (狭心症、頸動脈狭窄)
安井久乃 …… 茅島成美 (祖母)
安井知樹 …… 藤本飛龍 (息子)
竹中浩一 …… 谷田歩 (“あおい銀行”行員)
久島健 …… 中津川朋広 (“あおい銀行”行員)
草野康浩 …… 佐々木勝彦 (脳神経外科学会理事長)
横井充 …… (58歳、厚生労働大臣)

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