黄昏流星群 ～人生折り返し、恋をした～
(2018年10月期・フジTV・木曜22時枠)
原作：弘兼憲史『黄昏流星群』
脚本 : 浅野妙子
主題歌 ： 平井堅 「half on me」
音楽 ： 得田真裕
プロデューサー : 高田雄貴
演出 : 平野眞、林徹、森脇智延
https://www.fujitv.co.jp/tasogare/
第9話 運命の恋クライマックスへ
【ストーリー】
目眩がする栞は医師の岡崎に見てもらう。すると栞の母
も糖尿病の既往歴が有ったがあなたにも同じ症状が出ている
ことを言われる。春輝は真璃子が別れを告げたことに対して
本当に終わりなのかを問う。手を繋いでいるのを母・冴は
見てしまう。守口に呼ばれた完治は銀行に戻ってこないか
と言われる。ウチの銀行は現在大きな問題を抱えていると
のこと。これからどんどんと膿が出るのでその膿を出し切れる
人間・完治の力が必要だと。
完治は栞と山登りに行く予定だったが待ち合わせに来なかった
為に夜に帰宅する。午後23時に帰宅したが真璃子は居なかった。
少し遅れて来たくした真璃子に何処に行っていたのか問う。
私は病院に居たとし春輝の母親が倒れた為だという。
癌の再発で脳貧血を起こしたせいだと。気を落としたのは
私たちの責任でもあるので行ってきたと語ると、真璃子は
先に風呂に入っても良いかと告げる。
真璃子は春輝とのことを考える。
【春輝からキスされてその先にまで進みそうな勢いだった
が自制したのは真璃子だった。旦那のことがまだ好きなのか?
真璃子は分からないが今の私たちは弱っている。弱っている
者同士が抱き合ってはダメだと。今日の様に闇に包まれた日
ではなく雲一つ無い日に抱き合おう】と言われていた。
川本から今年の忘年会は完治の功績によって少し豪華なもの
になると言われ社員一同盛り上がる。しかしそんな最中で
銀行の頭取室から電話が鳴る。秦から経営企画室長のポスト
を用意したので経営全般を仕切って欲しいというものだった。
これ以上にないオフィアではあるが即断即決は避ける完治
だった。
■感想
冴が意外とあっさり溺愛息子を真璃子に引き渡したなと思った
けど、手放した瞬間に冴にとっては自分にとって変わられて
しまう存在だという感じがしていやなんだろうね。
川本とか聡美辺りが非常にいいことを言っていた。
聡美の結婚とはどういうものかという主張を聞いていくと、
完治との喧嘩やトラブルもその中の一つであり、家庭が
元に戻るような気がして個人的には嬉しい。
そして川本の主張もまた仕事が楽しいと感じているのは気軽
だからではないかとして軌道修正を図ろうとする流れが有る。
ただ真璃子と完治の場合、互いに必要な存在なのかと言われる
とそれが無関心へと繋がってしまっているので、必要とされ
ることへの喜び・生き甲斐からは外れてしまうところがある
のよね。
井上の不正は想像出来た。
特に今回は如何にも最後の晩餐みたいな雰囲気が漂っていた
しね。
問題は栞なのか。
彼女は糖尿病だけでなく網膜症も発症していてこのままだと
失明すると言われている。その状況の中で環境を変えること
は相当な勇気というか無謀というか・・自分には出来ない所
かもな。
個人的にはやはり運送業社でこのまま二人共働いて欲しい
けどせめて完治が銀行に戻ったのであれば栞は戻って欲しい
ね。
■出演者
瀧沢完治 …… 佐々木蔵之介 (50歳、若葉銀行・新宿支店長から荻野倉庫へ)
瀧沢真璃子 …… 中山美穂 (専業主婦)
日野春輝 …… 藤井流 (弁護士)
瀧沢美咲 …… 石川恋 (娘、男性を紹介したいと・・)
川本保 …… 礼二 (荻野倉庫・課長)
日野冴 …… 麻生祐未 (春輝の母)
水原聡美 …… 八木亜希子 (翻訳家、真璃子の親友)
徳田和夫 …… 小野武彦 (居酒屋”一番星”の大将)
目黒栞 …… 黒木瞳 (荻野倉庫・社員食堂調理師)
小俣房江 …… 山口美也子 (荻野倉庫・社員食堂調理師)
木内祐輔 …… 笠松将 (荻野倉庫)
奥山敦子 …… 三浦真椰 (荻野倉庫)
しょう子 …… 北ひとみ (荻野倉庫)
美保 …… 中谷早希 (荻野倉庫)
戸波和代 …… 松本留美 (大学教授・恭介の妻)
岡崎 …… 佐伯新 (羽田総合病院・眼科)
井上英樹 …… 平山祐介 (若葉銀行・本店の部長)
守口克彦 …… 春海四方 (若葉銀行・本店専務)
茅野緑 …… 美保純 (漁村の職員)
秦幸太郎 …… 大谷亮介 (若葉銀行・本店頭取)
金田真之 …… 伊藤正之 (若葉銀行・常務)
片岡 …… 横塚真之介 (若葉銀行・本店・完治の部下)
中村匡志、土方柚希、堀本直克(アナ)、名護谷希慧(アナ)