初めて恋をした日に読む話 第2話 しくじり先生の人生講義!!元ヤン同級生との運命の再会!!

初めて恋をした日に読む話
(2019年1月期・TBS・火22時)

原作 – 持田あき 『初めて恋をした日に読む話』
脚本 – 吉澤智子
演出 – 福田亮介、吉田健、坂本栄隆
プロデューサー – 有賀聡
製作 – ケイファクトリー、TBSテレビ
主題歌 – back number 『HAPPY BIRTHDAY』

http://www.tbs.co.jp/hajikoi_tbs/

第2話 しくじり先生の人生講義!!元ヤン同級生との運命の再会!!

■【ストーリー】

『32歳になって初恋もまだとかあり得ないと美和。大学に落ち
仕事はパっとしない、そして結婚までもとして恥ずかしい娘
だとして順子を責める母。雅志は永久就職という手もある
としてアピールするがスルーされる。由利菖次郎は息子が通う
学習塾にやってくると、息子は社会に貢献も出来ないゴミだ
と語る。それを聞いた順子は激怒して彼の父親に怒る。それを
見て気に入った匡平は塾通いすることになる。オレ東大に
行きたいという。順子は一生に一度くらいソワソワしたり
トキメキたりしたいという。』

順子は実家に帰宅すると、父親は残業続きの娘を気遣って
くれる。好きでもない死人で契約社員なのに残業までして
と嫌みを言われる中、順子は父の前のテーブルに旅行のパンフ
が置かれていることに気がつく。父は結婚記念日だから旅行
に行くようなことを言うが、実際には順子に対する母親から
の婚活旅行のパンフだった。結婚記念日を祝うという娘の
言葉に母は祝う気持ちが有るなら出世・結婚で示してと言わ
れる。

そんな中順子宛に”日比野第二中学”の自分の名前から葉書が
届く。15歳の時に書いた「未来の自分に宛てた手紙」。
授業の一貫で行ったものだが彼女は当時未来の自分に対して

「東大には行けたか? 希望の仕事には就いているか? どんな
人と結婚しているのか? なりたい自分になれているのか?」
と問うものだった。

そんな手紙を読んで32歳になった順子は15歳だった自分に
謝罪する。「君の将来はなかなかしょっぱい」

美和の元にも手紙は届いていた。内容は、
「がっぽり稼いで玉の輿に乗っているか?」というもの。
半分は達成していると語る。雅志は手紙を開いてすぐに丸め
てしまう。

なりたい自分になろうとしたが今がある。しかしそれでも
もう一度頑張ろうと思い始めるのだった。

■感想

このドラマ枠は基本60分の枠内は無視した流れになっている
んだね。前にこの枠を見て居た時にもその傾向が有ったので
今の日本はそういう枠に囚われずにドラマを描きたい人が
多い様だ。確かにエピソードによっては時間はまちまちに
なるのだろうから、そういう枠が予めあるとどうしても
何処かの流れで妥協が出る。ただ個人的にはやはり苦手だ。
1話で見るのは辞めようと思っていたのだけどもう少し様子
見。リアルタイムで見ないというだけで後々録画しておいて
時間のある時には見るけどね。

このドラマを見て居ると過去の自分が犯した失敗を教訓にして
同じく自分と似たような境遇に有る人たちを助けていくようだ。
そんな彼らを助ける過程で我が身を正して行く光景が有り
色んな世代との付き合い、色んな価値観を持つ人との付き合い
は大切だと思わせる。

子供の時に描いていた大人の姿と、大人から見た子供の姿に
はギャップがあり、大人になって始めて見える光景がある。
そういうこともまた大人になった証拠でも有るのではないか
な。

階段から落ちるシーンがある。
自分はこの展開を見て「まさかっ」と思ったけど杞憂に終わ
った。要するに自分の人生をやり直したいと思っている
人物故に二度目のチャンスを心と体が入れ替わるドラマ
を通して描いていくのかな
と思った。男女故の入れ替わりに
よるセクシャル的なものとしてではなく、学生時代にやり残
したことを再度チャレンジするのかと。

しかし結果的には二人が入れ替わるなんてファンタジー要素
はなかった。

色んなシーンで不条理にも近い場面が有り、その都度深田
さん演じる彼女が「カツ!!!」とばかりに反骨心を向きだし
にして、相手の心をガッチリ掴んでいく物語だった。

ただ今回そういうシーンが3度、4度と有り、これを見ると
やはり1時間枠には収まったような印象が有る。

相変わらず「ドラゴン桜」っぽさも有るし、高校生活をエン
ジョイするような流れは別のドラマを感じさせる。

順子が出張して授業を行うことになり、
「何故勉強をしなければいけないのか」
という昔からの疑問に答えを出したような解答を語っていた。

美和さんの役割も面白く男女関係に関しては彼女に任せるの
がやはり有利なように出来ている。

また今回は男性キャラ全員に順子周りの人物に対する
顔合わせを行うような流れが有った。
みんなが一人の女性を巡って争うという順子のモテキを
描いていきそうだけど、その中には当然嫉妬する人物もいる
だろうし勉強だけに集中出来そうにはならないようだ。

■出演者

春見順子 …… 深田恭子 (32歳、山王ゼミナール)
八雲雅志 …… 永山絢斗 (32歳、東大卒、帝都インター商事)
由利匡平 …… 横浜流星 (16歳、南高2年生、ピンク)
山下一真 …… 中村倫也 (32歳、南高元ヤン教師、順子の同級生)
春見正 …… 石丸謙二郎 (61歳、父、大手メーカー役員)
春見しのぶ …… 檀ふみ (60歳、母、エリート意識)
勅使河原勉 …… 髙橋洋 (35歳、山王ゼミナール”東大合格請負人”)
西大井司 …… 浜中文一 (27歳、雅志が勤める商社の後輩)
松岡美和 …… 安達祐実 (32歳、キャバクラ”美和”、オーナー)
ゴリさん …… 皆川猿時 (46歳、お好み焼き屋”ハングリージャングル”)
江藤美香 …… 吉川愛 (17歳、浅倉女子高2年・ぶりっこ)
今井桃 …… 加藤小夏 (17歳、浅倉女子高2年・ショート髪)
田島さくら …… 黒崎レイナ (17歳、浅倉女子高2年・ロング)
梅岡道真 …… 生瀬勝久 (60歳、山王ゼミナール・塾長)
由利菖次郎 …… 鶴見辰吾 (54歳、文科省局長)
もんちゃん …… 真凜 (キャバクラ)
エンドー …… 永田崇人 (17歳、南高2年・帽子)
カブ …… 櫻井圭祐 (17歳、南高2年・ピアス)
ナラ …… 堀家一希 (17歳、南高2年・けん玉)
木佐 …… 若林拓也 (17歳、南高2年・)
今井桃 …… 加藤小夏 (17歳、浅倉女子高2年)
安田 …… 川島明 (東大出身、見合い相手)
高校時代の順子 …… 永田凜
上野幹太 …… 岡田優 (山王ゼミナール、メガネ)
泉譲 …… 赤松新 (山王ゼミナール・メガネ)
安田 …… 安田マユミ (山王ゼミナールの講師)
横山 …… 横山将大 (山王ゼミナールの講師)
…… 松沢真祐美 (山王ゼミナールの講師)
水沢 ……
お好み焼き屋”ハングリージャングル” …… 平岡亮
伊東 …… 勧修寺保都 (17歳、南高2年、山下に決めつけられ)
学生時代の雅志 …… 大越晴護
学生時代の山下 …… 福崎那由他
合コン女子・さくらの隣の子 …… 反田葉月
合コン女子・桃の隣の子 …… 吉田まどか
担任の教師 …… 山崎画大 (2001年高2の担任)

かとうずんこ、松田花、遠藤史也、菅原健

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