初めて恋をした日に読む話 第3話 好きになったら迷惑ですか?高校生の告白とバックハグ!!

初めて恋をした日に読む話
(2019年1月期・TBS・火22時)

原作 – 持田あき 『初めて恋をした日に読む話』
脚本 – 吉澤智子
演出 – 福田亮介、吉田健、坂本栄隆
プロデューサー – 有賀聡
製作 – ケイファクトリー、TBSテレビ
主題歌 – back number 『HAPPY BIRTHDAY』

http://www.tbs.co.jp/hajikoi_tbs/

第3話 好きになったら迷惑ですか?高校生の告白とバックハグ!!

■【ストーリー】

匡平は東大に入れてくれと順子に語る。順子はなりたい
自分ににって欲しいことを語る。西大介は八雲に対して
とっとと電話して20年の長きに渡る片思いにケリをつけた
らどうかと言われる。順子は酔って匡平に抱きつくと
彼とは知らず匡平のことを語る。婚活出来ないくらい
ガマンしてでも絶対に合格させたい。私は今あの子に夢中
だと。オレはアツイの事とをスキだという匡平。
山下と電話交換をしていた順子。それを聞いてしまう。
雅志は順子に電話するが・・・

順子が電話していた相手は勅使河原先生だった。
夜遅くに電話してきて何なのか。先生はロックスタイル
だから夜更かしかと思ったという順子。全然違いますと
し本人はキャラ作りをしていることを告げる。
順子は匡平をどう教えればいいか尋ねる。
しかしオレでも今から南高の生徒を現役合格させるなんて
無理だという。あの子には「奇跡が起こせる」という。
順子にそう易々と奇跡なんて起こらないから規制だと語る。
何故無理なのか具体的に話さないと行けないと語る梅岡。
すると勅使河原は「時間が足りない」ことを第一にあげる。
理I、理IIを受けるとしてセンター試験では7科目の受験が
ある。1科目1ヶ月かけたとしても7ヶ月かかるのだという。
その点、難関私大に絞れば「数、英、理」の3科目で済む。
東大を受けさせて浪人にさせるのは講師としてどうなのか?
と疑問を投げかける。仮に2次試験があるに進んだとしても
「数、英、理、国語」がある。
3年の夏までのセンター対策を終わらせるという。
理系受験の肝は国語と英語の文系科目だと語る。みんな
理系科目が得意な奴らが受験してくるのでそれらの科目では
差は付かない。大事なのは国語と英語でどれだけ点を取る
ことが出来るのかだと。現代文は短期間で伸びるが思考力と
読解力を鍛えないといけない。漢文と古文は点が取れるが
それでも苦手科目が出る・・・そこで時間オーバーだと。

東大合格の人は
「前向き」
「素直」
「同じ事を毎日コツコツ出来る」
「情緒が安定している」
本番で出来ない事には落ちるからだと。

■感想

中盤までは完全に「ドラゴン桜」状態だし、今後も
恐らくドラゴン桜をしていくのでしょうけど、後半部
はどちらかというと少しアレンジした感じの人間関係を
描いていた感じ。

大人と子供のラインを引いて上手く指導者と生徒の役割
を見せつつも、普通よりも経験の無さから子供のように
見えてしまう順子。恋愛に於いてもナチュラルさを越えて
どう見ても匡平を挑発しているようにも見えるしね。

気になるのは周りから順子は匡平を通して自分の無念を
晴らそうとしていることを何度か指摘されているが
それを否定出来ない所はあるのではないか?

また彼女は腰が痛いで動けなかったのに随分とアクティヴ
な動きを強いられている。

現実的に今の世の中、塾と学校の役割が反転していると
ころも有るんですけど、一人辺りの生徒に関わる時間や
親密度からすると塾の講師の方がより教師としても人間
としても教える役割が大きくなってはいないのか。
ただ順子も自分に足りないものを教わる立場の人間になっ
ている。そういう時に彼女は周りを巻き込んで助けてもら
える人材が揃っているところがあるよね。

私の友達が塾の講師をしているのを前にも書いたかな。
学生時代からずっと受験勉強が好きなヤツで、
今でもセンター試験を解いて楽しんでいる。何が楽しい
のだから分からないけど色々と受験勉強に対する特殊な
方法論が好きらしく久しぶりに10年以上のスパンを開けて
再会した時にもまだ受験勉強が好きなヤツだったので
根っからのものがあるんだなぁと。

このドラマは自分には恋愛ドラマとしてはあんまり興味
がそそらない。前にも言及したが年下の17歳の男性と
従兄弟の男性。この時点で無いと思ってしまう。
唯一の存在は山下先生で、この人は教師になって始めて
当時自分が指摘されて嫌だった言葉を実感しながら人に
教える立場になっている。かつてラブレターを渡したのも
彼だった。引き裂かれてしまった恋。しかし当時は恋
だったのかどうかも分からないとしている。そして今回は
そんな彼が24歳の時に結婚しているであろうことを語って
いた。当然別れているんでしょうけどそういう所が後々
まで引きずるのがドラマだからね。

従兄弟の八雲も決して学歴に溺れることなく寧ろ学歴が
負な方向として働き職場に於いてはあまり人間関係を
よくする所に繋がってはいない。だからこそ努力して
見返そうとしている。みんな自分の為ではなく誰かを
見返す為に動いているようで、何処かで気持ちの転換は
必要な気がするね。

そして今回は何と言っても誤解されやすいキャラクターで
あるエトミカを取り上げた。
こういう子が援助交際などしてしまうのだろうか?
色々と気難しい子だけど、最後は順子の誠意が伝わった。
こういう子は一度信頼を寄せるといつまでもその相手を
信頼するんだろうね。

■出演者

春見順子 …… 深田恭子 (32歳、山王ゼミナール)
八雲雅志 …… 永山絢斗 (32歳、東大卒、帝都インター商事)
由利匡平 …… 横浜流星 (16歳、南高2年生、ピンク)
山下一真 …… 中村倫也 (32歳、南高元ヤン教師、順子の同級生)
春見正 …… 石丸謙二郎 (61歳、父、大手メーカー役員)
春見しのぶ …… 檀ふみ (60歳、母、エリート意識)
勅使河原勉 …… 髙橋洋 (35歳、山王ゼミナール”東大合格請負人”)
西大井司 …… 浜中文一 (27歳、雅志が勤める商社の後輩)
松岡美和 …… 安達祐実 (32歳、キャバクラ”美和”、オーナー)
ゴリさん …… 皆川猿時 (46歳、お好み焼き屋”ハングリージャングル”)
江藤美香 …… 吉川愛 (17歳、浅倉女子高2年・ぶりっこ)
今井桃 …… 加藤小夏 (17歳、浅倉女子高2年・ショート髪)
田島さくら …… 黒崎レイナ (17歳、浅倉女子高2年・ロング)
梅岡道真 …… 生瀬勝久 (60歳、山王ゼミナール・塾長)
由利菖次郎 …… 鶴見辰吾 (54歳、文科省局長)
もんちゃん …… 真凜 (キャバクラ)
エンドー …… 永田崇人 (17歳、南高2年・帽子)
カブ …… 櫻井圭祐 (17歳、南高2年・ピアス)
ナラ …… 堀家一希 (17歳、南高2年・けん玉)
木佐 …… 若林拓也 (17歳、南高2年・)
今井桃 …… 加藤小夏 (17歳、浅倉女子高2年)
高校時代の順子 …… 永田凜
上野幹太 …… 岡田優 (山王ゼミナール、メガネ)
泉譲 …… 赤松新 (山王ゼミナール・メガネ)
安田 …… 安田マユミ (山王ゼミナールの講師)
横山 …… 横山将大 (山王ゼミナールの講師)
松沢 …… 松沢真祐美 (山王ゼミナールの講師)
お好み焼き屋”ハングリージャングル” …… 平岡亮

水野 …… 森田甘路 (教師)
木下 …… 中野剛 (帝都インター商事)
加藤 …… 原勇弥 (帝都インター商事)
俊 ……
ゆうと ……
一誠堂書店・店員 …… 日下部慶久 (古本を買いに行く)

小野塚雅人、かとうずんこ、平岡亮

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