コウノドリ 第4話 自然分娩 “良い母親”になるためのリスク

コウノドリ
(2017年10月期・TBS・金曜22時)

原作:鈴ノ木ユウ
脚本:坪田文、矢島弘一、吉田康弘
演出:土井裕泰、山本剛義、加藤尚樹
プロデューサー:峠田浩、那須田淳
企画:鈴木早苗
ピアノテーマ・監修・音楽 :清塚信也
音楽:木村秀彬
主題歌 – Uru「奇蹟」

第4話 自然分娩 “良い母親”になるためのリスク

http://www.tbs.co.jp/kounodori/

【ストーリー】

研修医/インターンとして産科に来ている赤西吾郎は妊婦の血圧
のことを報告しなかった為に四宮に怒られる。そんな赤西は
別に大事にならなかったので良いだろうと四宮が行った後に
語るとそれを聞いていた下屋は彼をビンタする。

秋野蓮は娘の美奈と公園に来ていたが、母の蓮は娘に帰ろうと
いう。しかしまだ遊びたいという美奈に厳しく当たってしまう。

サクラは四宮と赤西の件で血圧160でも内科では大丈夫だが
妊婦にとっては大変なんだという。ジュニアはこれだから使えない
のだという。産科の研修も今月で終わで何とも思っていない
のだろうという四宮。そんなことはないという。サクラは何に
しても無事に産まれたので良かったと語る。

蓮は美奈に片付けしてと語るが、全く言う事を聞かない。そこで
また厳しく当たってしまう母。夫の壮太が帰宅すると妻は妊娠
のことで相談があるという。最初の時は帝王出産で産んだが
今度は自然分娩で産みたいのだという。そうすればこの子に
愛情が湧くのではないかと思っていると。美奈に辛く当たってし
まっていること。今の病院では帝王切開だとされたが、トーラック
という方法があるという。しかしトーラックのことを今の医者に
話したらリスクがあるから設備の整ったところでないと無理だと
言われたとのこと。下手すると一度メスを入れているのでそこの
傷が出産時に子宮破裂してしまう可能性があるのだと語る。
夫は何でも良いと告げる。

医者不足のために今橋は開堂医科大学病院産婦人科医の森永を
尋ねて何とか医局で人材を借りられないかと告げる。しかしウチ
も派遣する余裕がないとし、今の時代人材不足だよなと。
ウチにトーラック希望の患者がいるからペルソナに紹介状を書いた
と言われる。

■感想

今回は帝王切開で一人目の子を産んだ女性が、二人目の子は
トーラックと呼ばれる自然分娩でお腹を痛め産道を通り、
下から生みたいと語る。

ウチの義姉が全く同じパターンだった。
一人目の子が喉にへその緒がどうにかなっていたとかで、
危険なので予定日よりも少し早めに帝王切開で出産。二人目の
子は一人目の時に帝王切開をしたので、四宮が語っていたように
リスクをさける意味で帝王切開することになった。

このドラマの中で数々見るような厳しい状況ではなかったんだ
けど、外国人となるので出産は大丈夫かなと思っていたけど、
意外と海外では無痛分娩で生んでしまうという方が多いみたい。

しかし今回このドラマに出てくる妊婦の女性は、帝王切開・無痛
で生むとどうしても生んだ気がせずにその為に子供への愛情が
希薄化しているのではないかと感じている様だ。

新人の赤西の件はどうなるかと思ったけど、最後になって現場
で戦う医師や患者の姿を見て、気を改めて行くという感じだった。

相変わらず四宮とサクラの対立する構図も有る。
どちらも正論なだけにケースバイケースなんだろうけど、患者
ファーストを貫くことによって医師の負担、そしては患者自身へ
のリスクがあるということも言及された。

小児科は少ないけど更に未熟児の施設が整った病院は少ない。
こんな病院が近くにあること自体が既に幸せ過ぎるんだろうね。

患者ファーストだが家族はその分セカンドへと追いやられて、
自分の事はサードくらいの状況だ。

サクラに味方する人だけでなく、今回はそれを否定する人も
居たのでそれだけギリギリの所で戦っている様子もうかがえる。
そして患者もギリギリのところまで結論を引き延ばして痛みは
相当味わったハズだ。

倉崎恵美の正体が明らかにされ、白川だけが知らなかったという
オチだった。

もう一つの妊婦は出産後に命のリスクを抱えているのに旅行中。
この病院は託児所でもシッターでもないとして一蹴。
そんな親を演じていたのが木下優樹菜さんだったけど、最初見た
時分からなかった。木下さん出産後に痩せすぎたなと思った
けどまた少しふっくらしてきて良かった。あんまり痩せすぎた
女性って個人的にはまるで魅力を感じない。

■出演者

鴻鳥サクラ …… 綾野剛 (産婦人科医)
下屋加江 …… 松岡茉優 (新米産婦人科医)
小松留美子 …… 吉田羊 (助産師)
白川領 …… 坂口健太郎 (新米新生児科医)
大澤政信 …… 浅野和之 (院長)
向井祥子 …… 江口のりこ (メディカルソーシャルワーカー)
四宮春樹 …… 星野源 (産婦人科医)
今橋貴之 …… 大森南朋 (新生児科部長兼周産期センター長)
平井沙織 …… 白石糸 (看護師)
真田知香 …… 小林きな子 (看護師)
少年のサクラ …… 高村佳偉人
麻生理佐子 …… 古畑星夏 (NICU看護師)
赤西吾郎 …… 宮沢氷魚 (研修医1年目)
高尾聡介 …… 吉田悟郎 (産婦人科医)
前川紀子 …… 赤澤ムック (看護師)
坂上葵 …… 泉春花 (看護師)
倉崎恵美 …… 松本若菜 (妊婦)

梶原みなみ、國武綾、菊池真琴、田中えみ、川並淳一
森レイ子、新井郁、横山遥奈、長谷裕、玉井らん、新実芹菜
佐々木春香、中谷栄輝、羽村純子

秋野 蓮 …… 安めぐみ (妊娠30週目、トーラックで出産したい)
秋野 壮太 …… 前野朋哉 (連の夫)
青木 朋子 …… 木下優樹菜 (カズヒロの母)
青木 三郎 …… パーマ大佐 (カズヒロの父)
森永 政男 …… 信太昌之 (開堂医科大学病院産婦人科医)
和田 朋弘 …… 宮地大介 (堂島こども総合病院産婦人科医)
秋野 美奈 …… 前田織音 (蓮・壮太の娘)

窪真理、伊佐美紀、西條妃華、知久杏朱

赤ちゃん
小峰蒼葉、小池叶乃、逆瀬菜月
NICUの赤ちゃん
成川睦斗、上野直幸

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