シグナル 長期未解決事件捜査班 第4話 死のバス連続殺人衝撃の結末! 時を超えた奇跡とは

シグナル 長期未解決事件捜査班
(2018年4月期・フジTV・火曜21時枠)

原作 – 『シグナル』
脚本 – 尾崎将也
音楽 – 林ゆうき
主題歌:BTS(防弾少年団) 「Don’t Leave Me」
演出 – 内片輝、鈴木浩介
プロデューサー – 萩原崇、笠置高弘、石田麻衣

https://www.ktv.jp/signal/index.html

第4話 死のバス連続殺人衝撃の結末! 時を超えた奇跡とは

【ストーリー】

過去は変えられる・・・長期未解決事件捜査班が結成され
過去の事件を追う中、健人は1997年に存在する大山刑事と
トランシーバーを通してやりとり出来る様になる。大抵は
決まった時刻による通信だった。一旦は解決したと思われた
事件だったが実際には誤認逮捕。
2018年にいる健人は次の犠牲者は北野みどりであることを
告げる。大山にとっていつも足繁く通うラーメン定食”安田”
に通うパートの女性だった。記録では1997年4月18日大沢
6丁目の高架下公園で殺害されていると告げると、急いで
大山はみどりを捜す。ラーメン屋店主の安田からさっきあが
ったばかりだと言われる。

一方2018年でも捜査が行き詰まっていた。
面白い話を聞いたとして検視官の理香から美咲は話を聞いて
くる。八代英子の遺体は過去の事件と縛り方が同じこと。
ただ過去の件では被害者は生きて居るウチに縛られているが
今回は索状間出血や内部索溝が見られないことから死後に
縛られているということ。過去の事件の縛り方は公表されて
いない。今回の事件が過去の犯人ではないにしても関わり
ある人物の仕業だろうと推察する。小島は撤収させられる
前に落ちていたグラスの破片の指紋を採取したという。
その分析を進めるという。また山田は一課は全ての防犯カメラ
映像を調べたというが、当時動くカメラ/車載カメラが
有ったことに気がつく。
再び全体像を調べて再捜査が始まった途端に八代英子が
殺害された目的を捜そうという。恐らく口封じの為だと。
彼女の部屋は窓は内側から施錠がされていて玄関の鍵も壊れ
ていないこと。犯人は顔見知りということだと健人。八代は
何かを知っていたのだろうとし運転手の田中修一の資料を
目を通す。

■感想

なかなか面白く出来ていたけれど、過去の世界や人物を
未来から誘導して問題が生じないのかということばかりが
気になる。

一番気になっているのは今の所健人が大山と通じていること
を美咲は知らないこと。話した所で頭がおかしいと思われる
だけだろうし、それを利用しなくても健人はプロファイラー
としても鋭い視線は持ち合わせている。

とても皮肉なことだけど、今回の事件では事件を知るものが
偽証・沈黙を貫いたことでも死ななくても良い人物が死んで
しまっている事実が有る。これを運命と言えれば良いのでし
ょうが防げるものを防ごうとはせず自らのエゴを優先した
結果で発生してしまったものだった。

取り調べ室に於ける田中修一を見ると、この親が居てこの子
有りだなと思わせる程に頭がおかしいとしか思えない。
しかし人が壊れる程に悲しい現実が続くとそう成らざるを
得ない精神状態というものが有って、人間はそう強くはない
ものなんだろうね。

ただこの田中の息子の件は完全に自業自得だ。
大山と争った結果屋上から落ちたが、捕まるのが嫌だという
ことで自ら手を放した格好だった。それを全くの責任転嫁
する形で大山を恨んで生きて居るという不条理さが存在して
いる。

田中の息子が死亡したことで運転手が殺したのかと思った
けど当然ながら先週の殺人未遂の件を見れば事件現場に
修一の姿は無かったので犯人ではない。

状況証拠だけしかなく・・・って感じだけどこの犯人は相当
犯罪現場に証拠を残していると思われ・・・

また犯罪を引き継いだ父親とその被害者八代の関係にしても
同じバス会社で働いていたこと。また普通は金の流れなどを
調べて繋がりなどを捜査するのが警察ではないのか?

足が動かない相手に殺されそうになる美咲もどうかと思う。
そもそも病院のチューブで人を殺せるとも思えないが・・

警察組織にももの凄く問題が有り過ぎてちょっと不自然だ
った。

交通課に指紋があるとしていたけれど、指紋くらいは警視庁
で一括して検察できるシステムにしておけば良いのにね。

97年当時では検出出来ない方法でDNAを突き止めた。
大山がみどりにプレゼントした髪留めにその証拠が付着して
いるところっていうのも憎い演出・・・因果なものが有った
ね。

■出演者

三枝健人 …… 坂口健太郎 (城西警察署地域課の警察官)
大山剛志 …… 北村一輝 (城西警察署刑事課の刑事)
桜井美咲 …… 吉瀬美智子 (城砦警察署刑事課の刑事)
中本慎之助 …… 渡部篤郎 (警視庁の刑事部長)
山田勉 …… 木村祐一 (美咲の同僚刑事)
小島信也 …… 池田鉄洋 (鑑識官)
岩田一夫 …… 甲本雅裕 (刑事課係長)
安西理香 …… 青野楓 (慶明大学医学部・准教授)
加藤亮太 …… 神尾楓珠 (健人の自殺した兄)
安藤隆太 …… 光宣

伊藤裕二 …… おかやまはじめ (警察官)
橋本啓介 …… 竹内寿 (25歳、略取・誘拐容疑者)
加藤美紀 …… 高野志穂 (健人の母)
北野みどり …… 佐久間由衣 (ラーメン店”やすだ”)

田中修一 …… モロ師岡 (75歳、城西バス運転手)
木村直也 …… 勝呂学 (22歳、大学生、誤認逮捕)
八代英子 …… 真瀬樹里 (46歳、城西バス勤務)
安田 …… 矢柴俊博 (ラーメン”やすだ”店主)
刑事(1997年) …… 末広透
刑事 …… 三濃川陽介
田中仁志 …… 尾上寛之 (息子、旭ヶ丘総合病院)
妙子 …… 枝元萌 (城西バス交通勤務)
島田弥生 …… 佐分利眞由奈 (6人目の被害者)
金田 …… 大高洋夫 (城西バス交通勤務)
進藤美香 …… (4歳と2歳の子を持つ母)

川守田政人、新虎幸明、和木亜央、
坂本道季、松長ゆり子、河野景子
岩田和治、中村元気、中澤隆範

スポンサーリンク
レンダグル大336
レンダグル大336

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レンダグル大336