大恋愛 ~僕を忘れる君と 第6話 新婚生活スタート! 絶好調の2人に忍び寄る影…

大恋愛 ~僕を忘れる君と
(2018年10月期・TBS・金曜22時枠)

脚本 – 大石静
音楽 – 河野伸
主題歌 – back number「オールドファッション」
演出 – 金子文紀、岡本伸吾、棚澤孝義
プロデューサー – 宮﨑真佐子、佐藤敦司

http://www.tbs.co.jp/dairenai_tbs/

第6話 新婚生活スタート! 絶好調の2人に忍び寄る影…

【ストーリー】

・2014年9月

再び尚と真司は結ばれることになりその勢いで結婚、そして
新居へと引っ越す。別れていた間に書いた真司の小説
「脳みそとアップルパイ」はベストセラーになり一躍時の人
となる。引っ越しの作業を木村と小川に手伝ってもらう。
至ってシンプルなインテリア。そこにはダブルベッドと
真司の書斎、そして尚のことを考えて電気コンロとなる。
客間に兼用されているリビングにダブルベッドが置かれている
不自然な状況だが、尚は真司が執筆に集中して欲しいとして
寝室を書斎にした格好だった。

二人で引っ越し蕎麦を食べる。
味について言い合いになるが、”まぁいっか”の心が大事だと
語り合う。

・堂明大附属病院

精神科外来の待合室で待っている尚と真司。
そこに松尾公平がやってくる。井原先生の患者さんなのか?と
問うが答えなかった。尚に対して先にテストをするという。
侑市に結婚式が無事に出来たと報告。
認知機能テストは前よりもよくなったことを告げられる。
心が安定していると症状は安定して回復することもあるという。
半年前の尚は悪かったのだと聞かされる。個人差や環境によ
って症状の進行や回復などは変わってくるという。
ただ分かって居るのは「規則正しい生活」「バランスの良い
食事」「質の良い睡眠」「愛情」だという。

看護師の三村は次の患者・松尾について語る。
松尾の奥さんは彼がアルツハイマー病だと分かった途端に出て
行ったのに真司と尚は仲が良さそうで良かったと語る。

■感想

まだ6話なので色々とあるとは思ったけどまさかのストーカー
の登場。自分と同じ病気を患い、その病に対する辛さ、怖さ、
悲しみを知って居るのにつぶしにかかる人間のさもしい一面
を見ると、どんなに表面的には優しくても環境によって
壊れてしまうところがあるんだなと思わせる。

自分と境遇的に似ているから余計に親近感が不快感に繋がる
ものも有るのか。人の嫉妬心ほど怖いものは無いけれど、
近しい境遇にある程に一方が幸せで一方が不幸だと余計に
その心は嫉妬心で埋め尽くされるのかも知れない。

今回は色んな所で「子供」に対する繋がり感が演出されて
いた。

引っ越しして新居も手に入れ、次なるステップとしては子供
を持ちたいと考える真司。尚は医療従事者の立場としての
考えも有って、子供に記憶が失っていく母親の姿を見せる事
は傷つかないかと心配している。また今後母親業が出来る
とも限らない状況の中で子供を持つことが本当に子供にとって
も幸せなのか。

侑市は跡継ぎを母親に迫られているが諦めた側の人間として
描かれている。本気で相手を捜せば侑市程のキャリアならば
見つかるけど見つけないのは自分の選択だ。勿論尚の存在も
大きいのだろうけど・・

そして子供の扱いに関しては「唯一の希望」としていた
松尾公平は全てを失うことに納得していない。尚も経験して
いることだが、園長が子供と接することに良い顔をせず
事務職に追いやろうとしている。

私はなんとなくこのドラマは運命的にも繋がっているので、
松尾を捨てたのは編集者の水野なんじゃないのかと思って
いるのだけど、柚香もまたシングルマザーを強調していた
からなぁ。
松尾が執拗に尚の周りをジェミニ誘導(c)XEVIOUSしていたの
で、「可愛い顔して超胡散臭い危ない人」という感じしか
しなかったが、メディアな露出することでの
危険性とはこういう所でも生まれてしまうのね。

で、同じ病気を持つ人ならば相手の弱点も知って居る。
一歩先に病状が進んでいる彼は尚の記憶を蘇らせるが如く
ハウリング音を使ってパニック障害のような反射性失神状況
を呼び起こした。
そして目が覚めようとしている彼女に自分を偽りキスをする
松尾の姿。公演前に原稿を書いていた時に繰り返し不思議な
キスをしていたので微笑ましいと思っていたが、その流れは
一転して恐怖のどん底にたたき込まれた。

しかし病院もセキュリティやプライバシーに関しては厳格に
管理しているのに分かろうと思えば簡単に発覚してしまう所
があるんだね。松尾は一人で家に居てもやることがないので
一日中病院に居るみたいだし、色々と他人の不幸を見たり聞い
たりして心の平静を保つ男なのかも。

■出演者

北澤尚 …… 戸田恵梨香 (34歳、KITAレディースクリニック)
間宮真司 …… ムロツヨシ (41歳、小説家、引越センター)
井原侑市 …… 松岡昌宏 (40歳、臨床医/精神科医)
北澤薫 …… 草刈民代 (55歳、尚の母)
木村明男 …… 富澤たけし (45歳、引越センター)
小川翔太 …… 杉野遥亮 (24歳、引越センター)
沢田柚香 …… 黒川智花 (34歳、KITAレディースクリニック)
井原千賀子 …… 夏樹陽子 (64歳、ウェディングドレスデザイナー)

水野明美 …… 木南晴夏 (詠談館、編集者)
松尾公平 …… 小池徹平 (32歳、保育士、若年性アルツハイマー)
三村彩?子 …… 安藤聖 (堂明大病院・看護師)
マンション管理人 …… 春延朋也
野間哲也 …… フィレンツェ・アルト・コンプレッソを作った建築家

徳永笑美里、志田歩

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