相棒17 第7話 うさぎとかめ

相棒17
(2018年10月期・テレ朝・水曜21時枠)

プロデューサー:伊東仁、西平敦郎、土田真道
音楽:池頼広

http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/

第7話 うさぎとかめ

脚本/森下直 監督/橋本一

【ストーリー】

右京は出勤途中に人が行き交う道の真ん中を突然歩いている
亀を見つける。あまりのシュールな出会いにこのままやり
過ごすには惜しいと考えて後について行く。亀が向かった
先には公園の片隅にブルーシートで作られたホームレスの
寝床が有りその中へと亀は入っていく。するとその宿主だと
思われるホームレスの男性/鮫島博文はコンクリート片に
頭をぶつけて出血し倒れていた。幸いにして命は取り留めた
が意識不明の重体で今も危険な状態だった。

・特命係
右京は紫外線ライトを用意し被害者が回復するまで亀を
預かることに。これは中園参事官から命じられたこと。
亀の住む環境には33度のホットスポットと26度の場所を
用意する必要がある。
冠城は被害者はおやじ狩りにでも会ったのではないかと
告げる。しかし右京は立派な亀と路上生活している男とは
一体どんな人物なのかに興味を抱く。

被害者の指紋に前歴はない。身元を示すものが一切なく
手がかりがゼロだという。しかし右京は被害者の居住スペー
スに有った毎朝新聞は全て水曜日発行のものだったという。
その件を調べるために亀は青木に丸投げし二人は新聞社へ。

・毎朝新聞社
被害者はアルミ缶を集めて稼いだ金から毎週近くの売店で
新聞を購入していたことが分かる。
毎朝新聞社の西田にそのことを告げると、毎週水曜日は
常設欄に歌壇が掲載されるのでそれが目当てではないのか
という。被害者は短歌を投稿してその掲載を探すのが習慣
だったのではないかと右京は推理する。その件で心当たりは
ないか尋ねると、「詠み人知らず」という筆名で投稿して
いるものが居るという。哀愁が有って先生方からも好評だ
ったのでかなりの割合で掲載されていたという。先月掲載
されたものは・・
「哀れむな 我は孤独になかりけり 空が我が家 歌が我が友」
だった事が分かる。短歌は個性が出るものでかつて「うさぎ」
という筆名で投稿していた人と同一人物ではないかという
話があり、2年前から名前が変わったとのことだった。

■感想

右京が冒頭のナレーションベースで始まるシナリオって過去
面白いものが多かったけど、今回はイマイチだったな。

カメとウサギのタイトルは先週のフジテレビのドラマ
「僕らは奇跡でできている」のサブタイトル名みたいだし
シナリオで行われているのはやはりフジデレビの
「黄昏流星群」の主人公の銀行栄転での席取りゲームの如く
このドラマの中では官僚の席取りゲームが行われている。

コミュニケーションの取り方がこのシーズンの相棒では様々
な形で表現されている。
今回は新聞を使った歌壇 / 短歌の投稿を使って生きて居る
ことを伝えていた。その短歌にはある種の暗号が込めら
れていて分かる人に工作されていた。

正直その短歌を郵便番号に置き換えて色々解き明かすより
も、投稿される確率の難しさの方が高い気がするのだが。
故に自分は新聞社の西田は鮫島と精通していて意図してそれを
掲載せてもらっているのかと思っていたが、本当に実力が
ある様で驚きしかない。

カメは意外と人によく慣れる。
まるで帰巣本能のようにして散歩しては帰宅するのだから凄い。
猫などにも生態的に外を気ままに遊んでいるように思えるが
実際には巡回経路が有る。

カメの甲羅は人間の爪のようで、人間の爪からDNAを取るよう
にして最終的な甲羅はケラチン質で出来ていて人間の爪と
似ている所に付着しているDNAが決定打となった。

共通しているのは3人は同期で、そしてその中の1人は失踪して
いること。そして残された2人は二人共に絆創膏をしている。
そして二人は共に同期の割には病院にも見舞いに行かずに
気にかけている様子も見せない。絆創膏の指についた傷が
何処に有るのかも一つのメッセージ的なものは遭ったのか。

犯人は鮫島が生きて居ることを知って殺しに来るありがち
過ぎる刑事ドラマのパターンかと思っていたが、実際には寧ろ
生きて居て良かった。

普段はあまり使われない日下部を物語りに混ぜた流れとか、
角田がカメの様子を勝手に見て居るのを見て「ヒマか?」と
思わず逆に尋ねる辺りの洒落も良い。

いつかは逆転することを信じて待っていたからこそ生きて
居られたのかも知れないね。

■出演者

杉下右京 …… 水谷豊 (警視庁・特命係)
冠城亘 …… 反町隆史 (4代目相棒、総務部広報課->特命係)
月本幸子 …… 鈴木杏樹 (2代目”花の里”)

伊丹憲一 …… 川原和久 (警視庁刑事部捜査第一課員)
芹沢慶二 …… 山中崇史 (捜査一課。伊丹の後輩)
角田六郎 …… 山西惇 (組織犯罪対策五課)
小松真琴 …… 久保田龍吉 (組織犯罪対策部)
内村完爾 …… 片桐竜次 (警視長・刑事部長)
中園照生 …… 小野了 (警視正・参事官)
青木年男 …… 浅利陽介 (特命係・サイバーセキュリティー)
益子桑栄 …… 田中隆三 (鑑識)
日下部彌彦 …… 榎木孝明 (法務事務次官)

鮫島博文 …… 山中崇 (ホームレス男性/国土交通省港湾局の官僚)
杉原裕也 …… 松田賢二 (鮫島の同期で大臣官房人事課・課長)
谷川栄一 …… 関幸治 (総合政策局・総務課長)
西田 …… 本間ひとし (毎朝新聞の歌壇)
堂本幸次郎 …… 藤堂新二 (元国交省OB、鷲島建設相談役)
山口悦子 …… はやしだみき (山口正嗣の妻)
山口正嗣 …… (鷲島建設企画室室長、2年前自殺)
向井ハル …… 笠松将 (自首したチンピラ)
川須不動産 …… 松本健司 (鮫島が借りていることを知る)
国土交通省職員 …… 佐藤誠、今野ゆか
医師 …… 天野勝弘

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コメント

  1. いっしん より:

    今野ゆかは「国交省職員」

    http://www.nakano-showten.com/konnoprof.html

    天野勝弘は「医師」役ではないでしょうか。セリフもありますし

    • イタ より:

      いっしんさん、毎度ありがとうございます。
      簡単に変更しておきましたが、後でまた確認して見ます。ちょっと現在確認する
      時間がないのでそのままいっしんさんの書き込みを頼みに入れ替えて置きました。

  2. いっしん より:

    佐藤誠は「国交省職員」です

    http://www.nakano-showten.com/satomakotoprof.html