[終] 僕らは奇跡でできている 第10話 好奇心は終わらない!

僕らは奇跡でできている
(2018年10月期・フジTV・火曜21時枠)

脚本 – 橋部敦子
音楽 – 兼松衆、田渕夏海、中村巴奈重、櫻井美希
主題歌 – SUPER BEAVER「予感」
オープニングテーマ – Shiggy Jr.「ピュアなソルジャー」
演出 – 河野圭太、星野和成、坂本栄隆
プロデューサー – 豊福陽子、千葉行利、宮川晶

https://www.ktv.jp/bokura/index.html

第10話 好奇心は終わらない!

【ストーリー】

一輝に対して聡は、
「彼はここだから居られる。人生の成功者みたいな顔して
学生を勘違いさせるな。迷惑なんだ、ここから消えて欲し
い。」と直接不満をぶちまける。鮫島は聡が問題にしている
のは一輝の事ではなく、自分のことに向き合いたくないから
ではないかとされる。

翌日一輝は授業を休講にする。
その知らせを受けた生徒たちだが、桜の提案で折角課題を
やってきたのだから発表し合わないかと告げる。

沼袋は一輝のことを心配するが鮫島は大丈夫だと語る。
今もこれからも順調だよと。

妙子の元に沼袋が訪れる。
一輝がいないと知るとキュウリを手渡し帰る。
更に一枚のメモを残していく。

一輝はじぃちゃんの元に来ていた。
大学を休んだという一輝。「光を大きくしたら嫌な事まで
入ってきて辛くなった」という一輝。

しかし辛い気持ちも光であること。これからも僕の中の
光を広げていくと誓う。

■感想

最終話はどういう落としどころをもってこのドラマを一区切り
付けるのか。悩んで悩んだ末に、橋部敦子さんも煮詰まって
凄いオチを用意した感じ。
昔こういうドラマを海外ドラマで見た気がしたけど何だった
かな。

人付き合いが広く・多くなれば当然のようにして楽しい事も
辛いことも増えてくる。
一輝が急に人と関わる仕事に就いたこともあるんだろうけど、
情報量が増えると人は悩みが増えるものだ。
一番辛いのは一番理解し合える同じ分野の研究をしている人
に存在そのものを否定されることではなかろうかと。

変わり者の一輝のお陰で周りは光で溢れた。
そもそもそのような自主性を育てた花咲かじいは、義高なの
だろうし、彼の本来持つ性格を否定せずに上手く育てたことを
考えれば、変わったことをする人の個性を活かさず殺さず
活かしていく為にはどのような教育をしていくのか現実社会
でも課題のような感じだ。

人は変わらずその人のままでも良いんだというのはちょっぴり
先週の聡が語る理想論反対派の意見に部が有りそうな感じも
するのだけど少なくとも固定した考えは持たない方が良い
というのはよく分かるね。
そして夢だからと言っても最初から諦めないことの重要性と
いうのは伝わってくる。

結論を出さないで終わった人が多かったし、まだまだドラマで
はスペシャル版でも作れるような作り方だったけど、あまり
いじらずこのままで終わらせるのも良いのかも知れないな。

■出演者

相河一輝 …… 高橋一生 (35歳、“動物行動学”)
水本育実 …… 榮倉奈々 (歯科クリニックの院長)
樫野木 聡 …… 要潤 (准教授)
沼袋順平 …… 児嶋一哉 (アリを専門同僚講師)
新庄龍太郎 …… 西畑大吾 (群馬県から上京した大学生)
青山琴音 …… 矢作穂香 (大学生、ファッション)
尾崎桜 …… 北香那 (大学生、めがね、静岡出身)
須田巧 …… 広田亮平 (大学生、東京育ち)
丹沢あかり …… トリンドル玲奈 (歯科衛生士)
坂下祥子 …… 玄覺悠子 (歯科衛生士)
相河義高 …… 田中泯 (一輝の祖父であり陶芸家)
熊野久志 …… 阿南健治 (大学の事務長)
山田妙子 …… 戸田恵子 (家政婦、15歳の時から)
鮫島瞬 …… 小林薫 (大学教授)

宮本涼子 …… 松本若菜 (母)
宮本虹一 …… 川口和空 (息子)
幼少期の一輝 …… 岩田琉聖
鳥飼雅也 …… 和田琢磨 (真鴨不動産、育実の恋人)
二岡悠人 …… 小川翔 (学生)
宮本直樹 …… 黒川晏慈 (学生)
真奈美 …… 榊原有那 (学生)
静香 …… 佐々木春香 (学生)

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