SUITS/スーツ 第10話 市川海老蔵がスペシャルゲスト!今夜、最終話前編!

SUITS/スーツ
(2018年10月期・フジTV・月曜21時枠)

脚本:池上純哉
音楽 : 眞鍋昭大
プロデュース:後藤博幸、小林宙
演出:土方政人、石井祐介
主題歌 – B’z「WOLF」

https://www.fujitv.co.jp/SUITS/

第10話 市川海老蔵がスペシャルゲスト!今夜、最終話前編!

【ストーリー】

遊星は大貴のことで話があるとしてチカに事実を話す。
彼はハーバードも出ていないし弁護士資格も持っていない事。

大貴と甲斐はクライアントに会う。
流石は甲斐の弟子だとして大貴のことをほめられる。
甲斐は口調までまねると気持ちが悪いとして大貴を非難する。

そんな中、最高検次長の柳が甲斐とアソシエイトの大貴の
元にやってくる。甲斐は柳と大貴を互いに紹介する。
君のボスは私のもっとも優秀な部下だったとし、ゆくゆく
は検察庁をしょって立つ男かと思っていたのだという。
飯に誘われるが甲斐は断った筈だと語る。
柳は甲斐に耳打ちして私が有罪になったら君も困るだろう
ことを語る。

ファームに戻ると大貴は真琴に対して甲斐が検事だった事
を知っているかと尋ねる。真琴は甲斐の昇進時にデータを
更新したがそのような経歴は書かれていなかったという。

チカは甲斐に対して大貴は何者なのかと尋ねる。
甲斐は間違ったことはしていないとし、資格や学歴に
あぐらをかいてるヤツより彼の方がよっぽど優秀だと語る。
こんなの認められる筈はないという。今すぐに警察につき
だしても良いとするが、彼は既にこのファームで実務を
こなしているのでそれが知れれば事務所は終わりだと語る。

一方チカは大貴とカニにクライアントでもある与謝野ホール
ディングスの社長が病気で倒れたので遺言書の作成を二人
に頼む。二人いるお嬢さんたちは仲が悪く話し合いを拒絶
した状態だという。カニは姉の藤代、大貴は雛子の担当を
任せるという。

■感想

アメリカ版の「第12話 ルールの遵守 Rules of the Game」
と「第13話 無実の服役囚 Dog Fight」の日本ローカライズ。

https://itawind.web.fc2.com/kaigai/s/suits112.htm
https://itawind.web.fc2.com/kaigai/s/suits113.htm

まぁ13話の内容は触り程度で次回最終話で描かれるのだと
思うけど・・

海外版と比べて日本版の設定の欠点が幾つもの場面で出てしま
った。

・玉井と甲斐の関係が対等に見えない。
・チカが甲斐を外そうとはしない理由が描かれていない。
・裁判が全く行われない為に、例え実務に関わっていたとして
も大貴の件では波紋になるのが少ない気がしてくる。
・甲斐は無敵に見えない。
・弁護士事務所が忙しく感じられない。

今回もシナリオ自体は上手く出来ていた。
例えば今回は上下関係がテーマとして存在し、そこには師弟
関係だったり姉妹の関係だったりがある。

甲斐は柳のやり方に嫌気をさして検事局を辞めてきたのに
それを弁護士の中でやろうとしているものには憤りを感じ
ている。

チカが今回大貴とカニと競わせたのには訳が有った。
大貴がどの程度のスキルがあるのかを示したいところだけど
結局彼の記憶とか頭の回転の良さのスキルが利用された訳
では無く殆どが甲斐が指示していたような印象しかなく
結局それも負けてしまった。

カニも大貴も次女のアパレル会社売られることを想定していた。
そして大貴はカニがメールを見る事を想定していたけれど
実際にはそんなことは関係無しに財務関係のスペシャリスト
のカニにとっては意味のない駆け引きだった。

残念ながら砂里と真琴を巡る争いもただ兄が告げ口しただけで
終わってしまった。

さてラストは冤罪の人を救えるのか。
そして検察時代の師匠の柳慎次と対決していくのか。
日本版だと裁判はしないからその辺の緊迫感がまるでない。

しかし今回のドラマの中では別に市川海老蔵さんがメイン
でもないのにサブタイトルにつける辺りのセコさ加減が如何にも
東スポレベルのフジテレビって感じがする。

■キャスト比較

甲斐正午 = ハーヴィー・スペクター
鈴木大貴 = マイク・ロス
幸村チカ = ジェシカ・ピアソン
蟹江貢 = ルイス・リット
聖澤真琴 = レイチェル・ゼイン
玉井伽耶子 = ドナ・ポールセン
谷元遊星 = トレヴァー・エヴァンス

■出演者

甲斐正午 …… 織田裕二 (幸村・上杉法律事務所)
鈴木大貴 …… 中島裕翔 (幸村・上杉法律事務所)
幸村チカ …… 鈴木保奈美 (幸村・上杉法律事務所・所長)
聖澤真琴 …… 新木優子 (幸村・上杉法律事務所、パラリーガル)
玉井伽耶子 …… 中村アン (幸村・上杉法律事務所、秘書)
谷元砂里 …… 今田美桜 (遊星の妹)
蟹江貢 …… 小手伸也 (幸村・上杉法律事務所)
谷元遊星 …… 磯村勇斗 (大貴の親友、悪い事に手を出す)
柳慎次 …… 國村隼 (次長検事、甲斐の元上司)
鈴木結衣 …… 田島令子 (大貴の祖母、小山病院から施設へ)
館山健斗 …… 岩井拳士朗 (幸村・上杉法律事務所)

(弁護士の卵)
MASAYA、岡本至恩、小田切正代、太田英里
瀧谷一樹、菊一文字

澤田仁志 …… 市川海老蔵 (検察官)
与謝野雛子 …… 本仮屋ユイカ (与謝野ホールディングス娘・次女)
与謝野藤代 …… 町田マリー (与謝野ホールディングス娘・長女)
栗林紡 …… 淵上泰史 (13年前の世田谷区女子高生殺害事件冤罪)

児玉頼信

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コメント

  1. チタン印鑑 より:

    確かに、海外版の方は緊迫感が強いですね。

    • イタ より:

      チタン印鑑さん書き込み有り難うございます。
      どうしてもオリジナルを越えるのは難しそうですね。
      一番難しそうなタイトルをよく日本版として描こうとしたなぁと思います。