MACGYVER/マクガイバー 第3話 アウル Awl

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第3話 アウル Awl

脚本/
監督/

【ストーリー】

●ソマリア
マクガイバーとジャックは任務をこなす。
“オレの業界は長生きという概念は無い。オレは安全重視タイプ
ではないが30歳までは生きてみたかった”。

ジャックは”宇宙でロシアのプーチンと対決”、”ハリー・ポッター
全巻を読む”、”歌手のウィリー・ネルソンとデュエット”・・
何を言っているのかというマクガイバーに対してジャックは
死ぬまでにやりたいことリストだという。マクガイバーが建物
を燃やしたことで辺りは火の海になる。大変なことをしてくれた
なというジャックに対して追っ手はまけただろうと。
ライリーに対して脱出経路を案内してくれと無線で知らせる。
ソマリア政府から化学兵器工場の見取り図を盗んできたという。
パトリシアは捨て背に空爆体制に入ったとし、ダルマー将軍の
化学兵器工場が瓦礫と化すとのこと。任務完了だというパトリ
シアは衛星で爆破したのを確認すると、早く帰って来てという。
しかしビルの階段から下りようとしていたマクガイバーたちは
階段が崩れてしまうことになる。
仕方なく窓のある方向にライリーに誘導してもらうと、マクガイ
バーは「死体袋」と「機械泡」を使ってエアバッグ代わりにし
窓から飛び降りてタイミングよく死体袋に機械泡を入れて地面に
叩き付けられる衝撃を和らげる。理屈抜きの賭けに出たが
無事だった。ジャックがうんちをチビったことを除いて・・

●カリフォルニア州、ロサンゼルス。

任務を終えたマクガイバーたちはハリウッドの自宅に戻る。
ロスに帰るとホッとする心地よさを感じる。しかしボーザーは
新たな映画撮影の為に室内を荒らしていた。これからCGを作る
としマクガイバーには宇宙怪物役になってもらうという。訂正
原稿を見ていないのか?お前は将軍と怪物役だとし今から脳みそ
を食べた怪物を撮影するという。パソコン処理なら怪物はボー
ザーで良いだろうというと、ベン・アフレックみたいに兼業は
出来るというが・・。そんな中マクガイバーの元に仕事の電話
が入る。

●墓場

ジャックは座って父親の墓の前で語る。俺たちは大胆不敵だと。
マクガイバーがやってくると何をしているのかとして父親と
会話するなら本人と話せという。しかし目の前には
「ジャックS.ダルトンSr. AIC US AIR FORCE 1945/9/25-2007/1/8」
と書かれた墓標が立っていた。ジャックは墓の父に対して
マクガイバーは物理の天才だが超自然的なものは鈍いんだと
語る。死ぬような思いをしたんだというジャック。しかし墓に
向かって話すのは変ではないかというと儀式だというジャック。
任務の話を出来る人は限られるだろうと。
またその時間が来たと語るマクガイバー。
ジャックは彼に父とはまだ話をしていないのだろうと問うと、
もう随分と会っていないという。気持ちは分かるがお前から歩み
寄れというジャック。オレも先延ばしにしてしまったという。
電話でもしてやれば良いと。石の塊ではなく父と話せる為なら
何でもするというジャック。事情が違うのは分かるけど、そろそろ
許しても良いときだと。

●フェニックス財団、ロサンゼルス某所

パトリシアは過去2年襲撃を受けた国内の連邦政府ビルは5つ
あり死者28名負傷者は数百名だという。爆薬を分析したら
77師団(通称:D77)という集団な繋がったとのこと。ライリーは
刑務所で聞いたことがあるとし傭兵か何かでしょ?と。
マクガイバーはプロのテロリスト集団だという。自分の主義を
金で売る、元反乱者とか過激派など、訓練されてて尻尾を掴ませ
ないのだという。偽名、ダミー会社が発覚しFBIがそのダミー会社
を調べた所、D77の金の流れを追ったらある男にたどり着いたと
いう。ヘッジファンド業界の寵児、ラルフ・カストラティ
(Oliver Cooper)だという。その写真を見たジャックは顔面パンチ
したい顔だという。

■事件

ソマリアでの化学兵器工場を破壊任務に成功した後、ロスに
戻ったマクガイバーたちの元に再び任務が入る。
過去2年間に連邦政府のビルが破壊された事件に於いて、爆薬
を分析した結果、77師団というテロ集団に繋がっていた。
そして彼らの金の流れを調べた結果、ヘッジファンド業界の寵児
のラルフ・カストラティが関わっていることを知る。彼は証券
詐欺罪で訴因されているが、租税回避地のマレーシアのラブアン
島でD77の金を転がして大金を儲けている事を知る。次のテロを
阻止する為になんとかしてラルフを捕まえてD77組織の壊滅を
狙う。

■感想

安っぽいといえば安っぽい(笑)
その割にかなり厳しいことを僅か3人だけの任務でさせられる
のだからたまったものじゃないな。
気軽に見られるドラマで肩が凝らない。好感度が高いキャラも
多いし。

ラルフの逮捕はそう難しく無いように思えるけど、地元警察と
ラルフや組織の密着から考えると、ラルフのことを内密に捕ま
える必要があるそうだ。でもあれだけ町中でドンパチしたら
バレないか(笑)

■ミッション

・ソマリアでの化学兵器工場

使用される前に爆発させること。でも何をしていたんだろうね。
パトリシアたちは衛星で見守っていたし、化学兵器工場がある
ということを改めて確認する必要が有ったのか。

死体袋と機械泡でエアバッグを作成。TAKATA製よりもリスキー。

・新たなテロを阻止せよ!

77師団/D77は過去2年で連邦政府のビル5軒を爆破させている。
爆薬から犯人が割り出されるも組織名だけが分かって居て、
次の狙いも分からなければ構成員のリストも組織の規模分から
ない。しかし組織の資金運用をしているラルフという人物がいる
ことが分かり、そこだけはガードがゆるゆる。

最新式の防犯システムが使われて居る屋敷へと侵入していく。

■マクガイバーの活躍

・ラルフの屋敷の防犯システムを破れ!

無線式になっていて暗証番号は暗号化されている。
「無線LANチップ」と「空き缶」を使い「指向性アンテナ」を作る。
警報を鳴らしてラルフがそれを解除する為に暗号入力。
暗号コードは5673。きっとタイムコードとか変わるのかも知れない
けど実に単純な4桁の数字だな(笑)

・狙撃/スナイパー(Hans Marrero)に撃たれる

これはかなり厄介な案件となってしまった。
よく分からないのだけどラルフの身体の中にペースメーカーとか
GPSでも埋め込まれていて、移動するのを監視していたのだろう
か?常にピンポイントで相手が彼の元にやってきていたよね。

弾が肺に穴をあけて胸に空気が溜まり呼吸出来ない状況。
空気を逆流させないようにして如何に溜まった空気を身体から
放出させるのか。ジャック免許証とダクトテープみたいなのを
使っていたかな。

・狙撃/スナイパーが追いかけてくる

「ヘッドレスト」は難燃素材なので燃えずに煙りが出る。
それを利用して後ろから追いかけてくる車を煙りで巻こうとする。
流石に無理が有った(笑)

・ラルフの治療再び

ライリーが探してきたDr.メガット(Walter Tabayoyong)。
写真でラルフの状態を見せると彼は血胸なので急いで手術して
肺から血を抜きだし呼吸させる必要が有る。SUVのトラック
スペースに殺菌効果のハンドジェルで消毒。

1) 第4、5肋骨を切開
2) 肋骨を広げる。
3) 血の吸い出し

「ジャッキ」と「シートフレームワイヤー」を使って「開胸器」
を作り2)をクリア。血の吸い出しは「ウォッシャー液を噴射する
ポンプ」を使って抜く事になった。

・狙撃/スナイパーが追いかけてくる PART2 (by小堺一機)

8階のMyurgak Limitedという租税回避取引を扱い法律事務所に
潜り込んだ。受付嬢(Danielle Lyn)をライリーが引きつけている
間にそこに入り込む。

ボールペン、目薬、フロスで注射器、ベータ遮断薬(高血圧の薬)
を使って彼を一度死なせる作戦。薬で血圧を下げれば一時間は
心臓が止まるけど、また元に戻せるとのことだった。

それをやる前に彼は先週マイアミで妙なことが有ったとし、
サンセット・アトランティック・ホールディングス社/マイアミ
ビーチにダミー会社を作らせていたことが判明。

後に山盛りのインスリンとブドウ糖を投与して回復させることに
なるが・・

・遺体を奪われる

ラルフを仮死状態のまま置いていくと地元警察が回収に来る。
ジャックたちは検死官の車で回収しにいくが、警察はD77と
手を組んで居るので遺体を持って行ってしまった。

首が切断される前に、「エアコンの冷却剤」を使って上手い
こと建物内の8人の敵を蹴散らすことになる。

■その後

ラルフは司法取引により証人保護プログラムが適用され情報を
提出させる。

・ライリーとボーザー

二人共コンピューター好きなので気が合いそうな感じもする。
ライリーの服から見える胸元がちょっとエロイ(笑)

・ジャックとマクガイバー

二人共親とは疎遠だったようで、ジャックの父は亡くなっている
がマクガイバーの父は生きて居る。ジャックからは冒頭から
会えるウチに話しておくようアドバイスされる。電話ではなく
手紙を書くことにした。

■使用された曲

・Disco Inferno by The Tramps
・California by Tom Petty & The Heartbreakers
・White Lightin’ by George Jones
・Call Me the Breeze by Lynyrd Skynyrd

■出演者

アンガス・マクガイバー …… 表向きはシンクタンク
ジャック・ダルトン …… マクガイバーの相棒、元特殊部隊
パトリシア・ソーントン …… 局長
ライリー・デイヴィス …… 天才ハッカー
ウィルト・ボーザー …… マクガイバーの幼なじ

ラルフ・カストラティ …… ヘッジファンド長者
アンディ・リー …… ネットカフェからデータを受信する
…… 受付
…… スナイパー
Dr.ラヌマン・メガット …… ラブアン島イチの医者
…… マレーシア人

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