第14話 孤高の王 The End Of Mourning
(aka.忌明け)
脚本/Laurie McCarthy
Nancy Won
監督/Nathaniel Goodman
【これまでのあらすじ】
フランソワは君の叔父・ギーズ公は危険なまでに野心が強い
と語る。メアリーはルイに手紙を読んだことを語ると、
ルイは二度と会わないと思ったから書いたのだという。行動
の責任は分かるが心までは無理だとフランソワに語る。
カトリーヌは前アンリ王の聖書を読んでいたことに気づく。
ナルシアはアンリ王が生前に正気を失いそして今はあなたも
幻覚を見ている・・毒を盛られたのだと。あのバッシュが
私たちの兄弟を死に追いやった男だとアントワースは弟の
ルイに語る。メアリーはグリアに対して帳簿に記載されていた
内容は十分あなたを有罪に出来るもの。命は助けるがそれ
だけだという。
【ストーリー】
雪山でソリの競争をするメアリー、ローラ、ケナ。
ケナはけだるそうにソリを坂の上まで運ぶ。ルイはスタート
に立つローラに近づくとあの木を目指して思い切りねと語る。
そんな二人を見て違和感を感じるメアリー。
メアリーとケナはココアを飲んでいる中、ルイはメアリーに
声を掛けてくる。ローラと僕のことで話が有るとし、僕の
領地にローラを連れて行きたいこと。2、3日連れて行くだけ
でも親しくなれると思うとしローラに休暇が欲しいと頼む。
メアリーは勿論許可することを語る。
ケナはメアリーに対してなんだか妙な感じねと告げ、結婚
している二人が孤独にしているのだという。
ケナはアントワーヌに誘われるがバッシュがやってくる。
しかしバッシュは近衛兵と交代が必要なのでまた出かける
事を告げる。アントワーヌはバッシュに対して王族なのだから
誰かに任せたらどうかというが、バッシュはオレは王族では
ないとしフランソワ国王はその意見に賛成しないだろうと
告げる。オレの妻にはもう構わないでくれと語る。ケナは
バッシュが仕事人間じゃなければこんなことにはならないと
呟く。
ルイはアントワーヌを呼ぶとバッシュに恨みがあるからって
何故ケナに近づくのかと語る。我々の兄弟を襲って死なせた
んだと。だからって結婚生活を壊してどうなるか?と問うと
アントワーヌは始まりだという。これからかなり面白くなる
だろうと。
ルイは領地に戻るとし一緒に戻って妻の元に戻れと兄に語る。
しかしアイツは病気であり腫瘍だというアントワーヌ。
もう長くはないこと。どうして傍に居てやらないのかと塔
と親しい人にしか会いたくないとして、俺たち夫婦は仲が
悪いので入れてもらえなかったのだという。趣味や娼婦なら
ば良いが復讐は駄目だとし、王の兄を狙えば僕まで巻き込ま
れるというルイ。必要ならば止めるぞと。アントワーヌは
ヴァロワ家とブルボン家の対立は詰まるところ兄弟同士の
対決になるとし、選択の余地はない。私はお前の為ならば
喜んで死ねる・・お前もそうだろう?とアントワーヌ。
メアリーは寒さに震えている中、ギーズ公(Gil Darnell)が
来ているとの知らせ。
メアリーは叔父に会うと以前の地位を取り戻したいのかを
問う。フランソワが宰相に任命されて以来各地で暴動を
鎮圧してきたのだから当然だろうという。しかしペストだと
言われて瞬間に逃げたでしょとメアリー。東部の治安を守っ
ていたのだというギーズ。メアリーは自分だけが助かりた
かったのでしょとし姪である私を一人残して行ったと語る。
私だけでペストをどうにか出来ると思うか?それは無理だが
お前を敵から守ることは出来るのだという。ブルボン家は
上手いこと宮廷に戻り込んでいるというギーズ。アントワーヌ
のことはよく知らないがルイは王家の友達であり私の友達
でもあるという。政治的には違う何世紀も前から王冠を
狙ってきた奴らだというギーズ。2人が宮廷にいる間にカト
リーヌが殺さないのが不思議だという。私の家族のことだとし
叔父は違う。ここに来たのは私を守る為でもなく、剥奪された
地位を取り戻すことでもないハズだというメアリー。
ナルシスとカトリーヌは王族の昼食会にやってくる。
クロードはナルシスを見てこれって家族の昼食会でしょと
語る。しかしカトリーヌは発見したことがあるのだとし最近
幻覚症状のことでみんなは私を病気(梅毒)だと思っていたが
毒を盛られていたのだという。それも聖書に毒が塗られていた
こと。あなた達の父の聖書に塗ってあり、彼の死後に私が
愛読していたこと。二人共人格や味覚が変わったという。
その聖書に毒があるとどうして分かったのかとメアリー。
二人で実験したのだというナルシス。問題は誰が仕組んだこと
なのかだと。フランソワはナルシスに母に手を出すのは辞めろ
というと困った時助けた人だという。手がかりも掴んでいる
というカトリーヌ。あなたの捜査力も大したことがないと
してバッシュを指摘する。あなたとクロードを助けたと
バッシュは語る。ディアーヌがいたからでしょとし、彼女は
パリに行ったという。クロードは毒を塗った人物として怪しい
のは誰なのかと問うと、フレデリック・マズールだという
ナルシス。アンリ王が最も信頼していた従者の一人。
聖書で慰めを見出すように勧めたのがフレデリックだと。
王の死後に投げるようにして消えたのはソイツだけだという。
確かに田の召使いは贈り物を期待して残っていたというメア
リー。
■使用曲
・Scotland by The Lumineers
・Reign End Credits Theme
Written by Trevor Morris
・In This Life by The Strumbellas
・Your Soul by RHODES
■出演者
Queenメアリー・スチュアート (Adelaide Kane) スコットランド女王
Queenキャサリーン・デ・メディチ (Megan Follows) カトリーヌ王妃、イタリア系
Baronセバスチャン・デ・ポワティエ (Torrance Coombs) “バッシュ” フランソワの異母兄。庶子
Kingフランソワ2世 (Toby Regbo) フランス国王
グリア・ノーウッド (Jenessa Grant) SC。メアリ女官
Baroness ケナ・デ・ポワティエ (Caitlin Stasey) SC。バッシュの妻
Lady ローラ (Anna Popplewell) SC。メアリー女官
レイス・バヤール (Jonathan Keltz) 衛兵
Lord ルイ・コンデ (Sean Teale) フランシスと縁遠いが一族
Lord ステファン・ナルシス (Craig Parker) コンデと国王に会う父
Princess クロード (Rose Williams) 王妃、カトリーナの娘
アントワーヌ・ド・ブルボン (Ben Aldridge) コンデの兄、ナバラ国王
Duke クリスチャン・デ・ギース (Gil Darnell) メアリーに叔父
シャルレーヌ (Linzee Barclay) 娼婦、グリアの隣に住む
ジセラ・アルマッシー (Ferelith Young) Countess
フレデリック・マズール
ディアーヌ