第2話 責任を伴う年齢 The Age of Consent
脚本/Susanna Fogel
監督/Charlie Stratton
【前回までのあらすじ】
レオと結婚したエイプリル。ナタリーとドミニクがまたエイプリル
を好きだと感じる。もう好きじゃないと言って欲しかったという彼女。
再発したエイプリルの化学療法が効いていないとし寛解していない
ことを聞かされる。治験もダメだったら・・・とにかく寛解しない
と移植が出来ないという。
ナタリーは父・トーマスの荷物の中からマイライフというタイトルの
文章を見つける。そこには「これは私の人生と自殺に至る道を描いた
物語」と書かれていた。ヴァネッサは新聞の死亡記事を見ても
生前何をしても掲載されるのはたったの一行であることを聞く。
それを聞いてエイプリルは生き方を変えることを母と話し合う。
「死にたくないし人生を終わらせるつもりはない。ただ生き方を変える
のだ」と。
【ストーリー】
エイプリルは一人誰もいない水の上に水着一枚で浮いていた。
— 2日前 —
登記所は混むので朝食は済ませてきてとレオに語るエイプリル。
いつ食べようと勝手だというレオ。しかし夫の口調の練習さと誤魔化す。
ヘンドリー家の女は強いとするが、エイプリルは結婚しても姓は変えな
い事を語りカーヴァーだと語る。書類は?というエイプリルにちょっと
しつこくないかというレオ。妻の口調の練習よと仕返しされる。
カード払いするというが使えるのか。手続き後60日以内に挙式だと
いう。治験は決めたのかと問うと今は先生と話しているという。入院
になったらどうするのかと問われ、エイプリルは役所で簡単に済ませて
も良いという。君は伝統的な結婚式が望みだろうというレオ。治験を
決めるのが先だというエイプリル。今を満喫しないと・・。
医師のハンブルグに逢う。
もう治験を始めないといけないことを語る。どれを試すべきか
迷っているというエイプリル。数日待って欲しいとすると、数日
なら良いが早く決断して申請しないといけないと語る。ハンブルグ
はセルキン治験はどうかとし開発が後期に達しているし副作用も
少なくて入院不要だという。エイプリルはじゃあそれにするという
とハンブルグはそう言うと思って申請しておいたという。月曜日から
始めるで良いわねと語る。
サラの前にエマがやってくる。
脳天気な音楽をかけているのは心配事が有る時でしょというエマ。
さっちはサムと映画に行ったのかと問うと外国映画を見たという。
また父を捜す少女がヤギを売るイラン映画?と問うと、アメコミの
映画「Guardians of the Galaxy」だという。国内の映画じゃないの
と言われるが舞台は国内じゃないというエマ。
それで何の悩みなのかと問われると金銭的な問題だという。
エイプリルの医療費に加えて、ブレナのチャートン校の授業料が
また値上げして既に私大並だという。これ以上支払えないというと、
エマは私を階段から突き落とせば巨額の死亡保険金が入るというが
ジョーダンは止してとし、何か断念しなきゃいけないという。その場合
チャートンだという。ブレナをチャートンに入れたのも大学入学
させる為だが、あの子は進学を希望していないという。大学の積立金
だって無駄の可能性があるという。2階のトイレの調子も悪いし
相当額の請求が来るという。エマはやりくりが大変なのでパパに
任せていたという。私の時とは桁違いよというサラ。しかしエマは
サラは海外旅行の費用をせがんだ子がよく言うわとし、
恋人と小型バスで旅する為に・・大麻でハイになって記憶がない
だけでしょと。
ドミニクはナタリーの元にいく。
別れ話は酔っていたせいかと思ったというドミニク。しかし私は本気
だとし酔っていたから話せたことだという。この関係に未来は有るのか
と問うと、ドミニクは日々大事にしてきたという。それじゃもう足り
ないのだとし、私は日々よりも長い付き合いを望んで欲しいのだという。
そう簡単にはいかないというドミニクに対して私は違うというナタリー。
メグの病室にいくエイプリル。
「裕福な妻達を追う番組」を見て居るメグに一人で見るには退屈な
番組でしょと。更にそこにはヴァネッサがやってくる。二人は知り合い
だったのかとすると、飲み友達だという。治験はどうするのかと
問われ、セルキン治験を始めようと思うという。先生に言われたことを
告げるとヴァネッサは主導権を早速握られたのねという。それが医者
の役目でしょというエイプリル。しかしメグたちは医者の勧める治験で
何度痛い目に有ったことかという。しくじっても医者は死なないとし
あなた次第だという。直感に従うのだというメグ。心の声を聞くには私
の脳は忙しいというと、私はそういう時何も考えないと語る。
何かで気を紛らわしたらどうかとし、心の静寂が必要だという。
禅の教えみたいねというと、メグの継母は日本人だと語る。
■感想
■使用された曲
・Can’t Stop Won’t Stop by Harper Blynn
・Escape to the Islands by Hula Skirt
・Bend Ya Back (feat. Skinny Fabulous) by Philip 7
・Mine by Fay Wolf
・Ryan Tennison- Nights by Ryan Tennison
・Looking My Way by Brain Tan
・The Space You Haunt by The Holy Coast
・You Are the One by Red Star Lion
■出演者
エイプリル・カーヴァー (Italia Ricci) ボストンポスト誌、長女24歳
サラ・カーヴァー (Mary Page Keller) 母親、心理療法士
ドミニク・ロッソ (Richard Brancatisano) ボストンポスト誌
ブレナ・カーヴァー (Haley Ramm) 次女
ベス・キングストン (Aisha Dee) 喫茶店勤務、エイプリルの親友
エマ・カーヴァー (Rebecca Schull) 祖母
レオ・ヘンドリー (Scott Michael Foster) ガン患者、政治家の息子
Dr.スーザン・ハンブルグ (Merrin Dungey) 白血病の権威
ダニー・グプタ (Abhi Sinha) ボストンポスト誌
ヴァネッサ (Krysta Rodriguez) 元救命士、子宮全摘
ナタリー・オーティス (Jessica Meraz) エイプリルたちの異母姉妹
フォード (Dylan Gelula) ブレナの友達、わがまま
マーゴ (Aurora Perrineau) 元映画部
メグ (Alycia Grant) がん患者
ハンター (Ross Butler) 映画部
マーク (Anthony Garland) 映画部、カメラマン
ジェシー (Edward Hendershott) ゲイ、マーゴと一緒にライブへ
エリック (Devon Spence) バミューダにて
ライラ (Krista Kalmus) ドミニクと一夜限りの関係
ニコラス (Liam McKanna) 映画部
ジュリア (Nathalia Castellon) ダニーと一夜限りの関係
ジャレッド (Ben Curtis) バミューダにて
デイヴ (David Carreno) バミューダにて
— (Ali Ghandour) Stoner
本人出演 (Fay Wolf) 歌手