第15話 スコットランドへの思い Forbidden
(aka.禁じられた恋)
脚本/Laurie McCarthy
Nancy Won
監督/Charles Biname
【これまでのあらすじ】
マリー・ド・キーズ・・メアリーの母が来る。フランスと
手を結んで時期国王と結婚してプロテスタントを追い払うの
よとメアリーに告げる。墓から出て来たギリシャ人は
バッシュに対して白い服の女が手をさしのべてくれたこと。
彼女が生き返らせてくれたのだという。ルイはアントワーヌ
にバッシュに恨みがあるからと言って・・と宥めるが、
我々の兄弟を襲って死なせたのだというアントワーヌ。
結婚生活を壊してどうなるのかと告げるルイ。フランソワ
は父に毒を盛っていたのか。犯人はルイではないギース公
だという。彼は二度と裏切る事はないというカトリーヌ。
【ストーリー】
ギース公が(罠にはめられて)処刑的殺害を受けたことで
フランスでは葬式が行われる。メアリーの母・マリー
(Amy Brenneman)は我が弟に哀悼の意を表するとして語り、
常に祖国を第一に考えて居たこと・自ら義務を理解していた
ことを語る。マルコンブ司教(Ray Kahnert)から特別な祈り
を捧げてもらう。
カトリーヌの隣に立つマリーはギーズ公の一人が減って
清々しているんでしょと。でも感謝しているとして反逆の
事実を伏せていてくれたこと。
ルイは喪服を着て参列しているメアリーに視線を向けている
と兄のアントワーヌは物欲しげだな男の目だと語る。
それを否定する中、アントワーヌは寝ては居ないが彼女の心
を掴んでいるのかと。ヴァロワ家とブルボン家の関係を改善
しなくてはと思っていたが必要無かったなとアントワーヌ。
矢を射られた遺体を見てマリーが抗議するだろうとフランソワ
は言っていたことを指摘し、でもあなたは分かって居たのだ
ろうと語る。どんな統治者にも共通すること。国を転覆させる
ものは根絶やしにする。統治と継承には決まり事がある。
疑問を抱かせることは許さないこと。それで思い出したという
マリーはメリーに後で話が有ると語る。
フランソワは告別式でローラを探していたが居なかったな
と語る。フォン・アムスベルク公爵夫妻が近くに来ている事。
ハプスブルク家の分家で裕福な貴族だという。
夫妻は彼らの娘と僕達の息子の婚約に同意したという。僕が
万が一の事が有った場合に息子・ジョンの将来を心配していた
だろうとし、ハプスブルク家と言えば欧州一の名門家だとい
う。フランスにとっては心強い同盟だと。一つ問題が有り夫妻
は君に会いたがっているのだというフランソワ。ジョンの母
である私を評価したがっているのかと。明日の晩、アントワー
ヌ王がフランスとナバラの友好を祝って宴を開くのでその場
で引き合わせると語る。君なら普段通りにしていれば良いと
いうフランソワ。
ケナはアントワーヌの元にやってくると、これを返しに来た
という。先日イチゴの中に入っていたルビーだという。これは
贈り物ではなく誘惑だとし受け取れないという。夫を愛してい
るのでもう競うのは辞めてくれと。アントワーヌはそんなケナ
に対して明日のパーティーの準備をしているがどう思うか?と。
こういうのは妻が得意でいつも任せっきりだったが、現在病気
で国を出られないのだという。君はヴァロワ宮廷の内情に
詳しいから手伝ってくれないかと。イメージ自体は既に出来て
いるので多くの負担はかけないという。しかし夫はあなたを
手伝うことを許さないとパーティーに来るとも思えないという。
主旨は過去を葬り去ること。2つの一族が修復改善する為の
場だと語る。金貨で30万ドルドゥエンで十分か?というとケナ
は目の色を変える。
マリーはメアリーに対して世継ぎはまだなのか?と問う。
少し複雑な事情が有るというと、フランソワがあなたの部屋
に来ないからか?誰が決めたのか?と問われメアリーは二人で
決めたことだという。私たちの関係は変わったのだという。
あなたには務めがあるのだという。気持ちは分かるが
お決まりの日課は嫌なものよねとマリー。これを使って見て
というと薬草の調合薬だという。医者に作らせたとし
ワインに一摘み入れて飲むのだという。気分が楽になり開放的
な気持ちになれるという。本気で努力しないと二度目の妊娠
なんて無理だという。急いでもらわないと困るのよとマリー。
エリザベスは未だに独身、みんな心配していると。彼女が
亡くなった後に国が混乱に陥ること。彼女の臣下は王家の
直系の世継ぎを求めている。あなたならば完璧であり、スコ
ットランドの情勢も変わっているのだという。あなたの兄の
ジェームズはプロテスタントから圧力を受け、貴族はあなた
を排除してスコットランドをイギリスの保護国にと言っている
のだという。彼はあなたが正当な女王だと主張していること。
それを聞いたメアリーは権力にしがみつくにはそうするしか
ないと指摘する。あなたは祖国を失おうとしているのだとし
エリザベスがスコットランドとイングランドを統治に出ると
いう。世継ぎを設ければ統治者はあなただと。
■使用曲
・Scotland by The Lumineers
・Reign End Credits Theme
Written by Trevor Morris
・Hummed Low by Odessa
・To Be Your Honey by Gemma Hayes
・Deliver My Love by Vitamin String Quartet
・The Baffled Knight/Blow Away the Morning Dew by Dominic Ashworth
■出演者
Queenメアリー・スチュアート (Adelaide Kane) スコットランド女王
Queenキャサリーン・デ・メディチ (Megan Follows) カトリーヌ王妃、イタリア系
Baronセバスチャン・デ・ポワティエ (Torrance Coombs) “バッシュ” フランソワの異母兄。庶子
Kingフランソワ2世 (Toby Regbo) フランス国王
グリア・ノーウッド (Jenessa Grant) SC。メアリ女官
Baroness ケナ・デ・ポワティエ (Caitlin Stasey) SC。バッシュの妻
Lady ローラ (Anna Popplewell) SC。メアリー女官
レイス・バヤール (Jonathan Keltz) 衛兵
Lord ルイ・コンデ (Sean Teale) フランシスと縁遠いが一族
Lord ステファン・ナルシス (Craig Parker) コンデと国王に会う父
Princess クロード (Rose Williams) 王妃、カトリーナの娘
マリー・デ・ギース (Amy Brenneman) メアリーの母、末期
アントワーヌ・ド・ブルボン (Ben Aldridge) コンデの兄、ナバラ国王
デルフィーヌ (Alexandra Ordolis) シスター、予言力有り
シャルレーヌ (Linzee Barclay) 娼婦、グリアの隣に住む
スザンヌ (Lisa Norton) 村人、息子のポールを治療
マーク (Joel Cox)
ポール (Rain Clews-Fehr) 治療された
フォン・アムスベルク公爵婦人 (Anastasia Kokolakis)
フォン・アムスベルク公爵(Justin Strazzanti) ハプスブルク家
マルコンブ司祭 (Ray Kahnert) Bishop
(Audrey Ferron) Maidservant
(Daniel Greenberg) Senior Servant
(Adam Langton) マリーのServant Man
(Perry Mucci) アントワーヌのServant Man
(Blake Johnston) バッシュのServant Man
(Devlin Anderson) Nobel
ジェームズ・デ・ギース
エリザベス