コンフィデンスマンJP 第9話 IT社長の強権 支配から選手を守れ

コンフィデンスマンJP
(2018年4月期・フジTV・月曜21時枠)

脚本 – 古沢良太
音楽 – fox capture plan
主題歌 – Official髭男dism「ノーダウト」
企画 – 成河広明
プロデューサー – 草ヶ谷大輔、古郡真也
演出 – 田中亮、金井紘、三橋利行

https://www.fujitv.co.jp/confidenceman_jp/

第9話 IT社長の強権 支配から選手を守れ

【ストーリー】

「スポーツは人格をつくりあげるのではない。スポーツは
人格をさらけ出すのだ」
by ヘイウッドヘイル・ブルーン

ボクちゃんとリチャードは日本代表のサッカーを見る。
応援する声に目覚めるダー子。彼女はまるでスポーツに興味
がなく何故ここで見るのかと不機嫌。どっちが勝とうと関係
無いという。チョビ髭がやってくるとみんなに愚痴を言う。
桂公彦という人物が地方のマイナーリーグを買い取り次々
とオーナー特権を利用して現場に介入し次々とチームを
ボロボロに壊しては再建するのを苦しませているのだという。
チョビ髭が応援していた独立リーグの野球チーム、そして
地方の下部リーグのサッカーチームを壊していた。
大抵彼はなれ合いを嫌い、自分好みにする為に主力選手を
放出。年収の高い選手は次々と切っているのだという。
それを聞いたダー子は金の臭いがするとして桂公彦に関する
情報収集を行う。

彼は現在(株)モスモス代表の人気アプリ”モスモス”の開発
で若くして億万長者になったという。学生結婚したが妻には
暴力を振って離婚したとのこと。スポーツ好きで独断で
改革をし断行する。高学年棒の選手はクビにしてコーチ陣
を解任。現場介入する。”お前らはオレのもちもの、ペットだ”
と選手への暴言も止まらず、チームが崩壊して立て直し出来
ないと分かるとポイっと放って次のチームを捜す。道楽商売。
金の為ならなんでもありがプロスポーツ。最近の行きつけは
卓球バー。時代は卓球だと。

■感想

うーんあんまり面白くない。

ただ単なる詐欺や金儲けに限定せずに、ターゲットにする
対象者の真の気持ちというものに気がつかせることに意義を
見出し、単純なドラマにしていないところはよく出来ている
と言えるのかな。

今回のケースの場合、スポーツに恨みやコンプレックスを
持っていたとしてもこのようなことをして本当にすっきり
するところがあるのだろうか?
過去にやられたことを金の力を使ってやり返すことで解消
することが有るのだろうか?
やっていることの意味があまりに不明だ。

人間再生の方に重きを置いていて、小池徹平演じる桂公彦
だけに非ず、このチームに関わったもの全てが前向きになる
ような流れが用意されている。
桂公彦の抱えているこころの闇は果たして何が有るのか。
そう単純なものではないということを示す流れが有った。

ただやはりいくら何でもこの短期間で寄せ集めチームが・・
って印象しかなく安っぽさからは抜け出せていない気がする。

■出演者

ダー子 …… 長澤まさみ (天才的な頭脳と抜群の集中力)
ボクちゃん …… 東出昌大 (お人よしで小心者)
チョビ髭 …… 瀧川英次 (3人の詐欺師の部下)
リチャード …… 小日向文世 (超一流の変装技術を持つ)
バトラー …… Micheal Keida (ルームサービス)
五十嵐 …… 小手伸也 (武闘派?)
チョビ髭 …… 瀧川英次 (部下)

桂公彦 …… 小池徹平 (IT企業「モスモス」の社長)
幼少期の公彦 …… 宮下柚百
半原敦 …… 和田聰宏 (元日本代表)
志村庄一 …… 小澤亮太 (少年院出身)
志村庄二 …… 伊島空 (少年院出身)
志村庄三 …… 玉川蓮 (少年院出身)
イスマイル …… MILAD A (ケバブワゴンの店員)
ジェームズ/ アブバカリ・アブドゥル・イエボア …… MORDIO R (ガーナ出身、ダンサー)
鴨井ミワ …… 平野美宇 (卓球チーム”東京ジェッツ”の選手)
鹿田ユウナ …… 桐生あやめ (卓球チーム”東京ジェッツ”の選手)

一双麻希、大幡しえり、蜜照幸映、真崎かれん、宮下柚百
生田竜聖(アナ)

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