コンフィデンスマンJP 第3話 金まみれセクハラ美術評論家と対決!!

コンフィデンスマンJP
(2018年4月期・フジTV・月曜21時枠)

脚本 – 古沢良太
音楽 – fox capture plan
主題歌 – Official髭男dism「ノーダウト」
企画 – 成河広明
プロデューサー – 草ヶ谷大輔、古郡真也
演出 – 田中亮、金井紘、三橋利行

https://www.fujitv.co.jp/confidenceman_jp/

第3話 金まみれセクハラ美術評論家と対決!!

【ストーリー】

「芸術は盗作であるか革命であるかそのいずれかだ」
ポール・ゴーギャン。

喫茶店で就職雑誌を見て新しい仕事を探していたボクちゃん。
そんな中で店内に飾られていた絵が目に留まる。
コーヒーを持って来たウェイトレスの須藤ユキは絵に興味が
あるのか尋ねると、詳しい訳では無いが可愛い絵だと思って
目に留まったことを語る。すると今度個展が開かれるので
と招待される。ボクちゃんはそんな彼女に夢があって羨ましい
ことを口にする。
しかしギャラリーにいざ足を運ぶと”事情により中止”との
張り紙。もらった名刺に書かれていた住所を尋ねると、
ユキは大丈夫だという。マスターから全てを聞いたことを告げ
ボクで良ければ相談に乗ると語る。
リチャードに電話すると、ダー子に言わず力を貸して欲しいと
頼む。

しかしリチャードは相手は大物なのでダー子さんを入れた
方が良いと言われる。相手は城ヶ崎善三(50歳)。美術評論家
で、アートビジネス界の権威でも有った。

ユキが美大の時に彼は特別講師としてやってきたという。
ユキの絵を見た彼はモチーフもタッチもありきたりと一蹴
するがそれでも可能性は感じると心理的に誘導する。
個人的な指導が始まり、そして性的関係にもなる。
しかし付き合って三ヶ月になると突然城ヶ崎は態度を一変する。
個展を開くのでコメントが欲しいという彼女に対して、
こんな絵を推薦したら自分の名声に傷が付くと。若くて小綺麗
で巨乳。作品はゴミだ・・と。売れるウチにパトロンにでも
売りつけなさいと言われ、彼女はショックのあまり手首を
切り自殺未遂を図っていた。

そんな彼に復讐していくことになる。

■感想

このドラマ、1話から最終話が終わる頃には一体何年が経過
することになるんでしょうか(笑)
近年詐欺事件が多発する中で、復讐とは言えこういう詐欺
事件を扱うところもフジテレビらしく”タイミング”の悪さ
みたいな所を感じる。

毎回詐欺をする為にダー子は一から勉強するんですよ。
ダー子は天才だから表面的な知識は身につくけれど、時間が
かかるようなことばかりに手を染めている。詐欺を行い
何億の金もせしめようとしているのだからそれくらいの手間
をかけるのも当然なのだろう。

城ヶ崎が金に執着し絵画を嫌うのが貧乏生活だった過去と
父親が絵画に固執していたことに尽きるのだろうけど、
それと女遊びとはまた別な感じもするけどね。

ダー子は詐欺するにも相当投資している。
「DOCTOR-X」で言う所の神原晶みたいに金は相当貯め込んで
いるものだと思われるが、オークション詐欺を働くには
少々キャラが安っぽいし、バブル期に日本人がゴッホや
ピカソばかりを買いあさっている理由を海外の芸術評論家
から聞かれた際には、この城ヶ崎が語る様に「絵そのもの
よりも作者や時代背景といった情報そのものに価値を見出す」
と言った言葉で説明づけられている。

ただ相当目利きな人ならば山本巌が描いたとされる絵だと
してもその中に価値を見出しても良さそうだ。

3億5000万を回収したけどオークションで使った投資金額は
一体幾らだったのかな。

ダー子のインチキ中国人は全くそうは見えない。
リチャードも若すぎる感じがする。

本当に彼の詐欺的行為を仕返ししたいのであれば、
彼がバイヤーとして山本巌の絵を買い付けたシーンを
FINAL CUTばりにオークションの場で公開すれば良かったん
だよな。

結局冒頭で語っていた裏社会との脱税、資産、マネーロンダ
リングの手段に利用していたことや、真贋を偽って不当に
安く買いたたいていたものに対するものへの犯罪の立証が
行われたのか?

そしてダー子によって逮捕者まで出てしまった。
人を操ることで犠牲者を出しているのはダー子も一緒ですよ。

■出演者

ダー子 …… 長澤まさみ (天才的な頭脳と抜群の集中力)
ボクちゃん …… 東出昌大 (お人よしで小心者)
チョビ髭 …… 瀧川英次 (3人の詐欺師の部下)
リチャード …… 小日向文世 (超一流の変装技術を持つ)
バトラー …… Micheal Keida (ルームサービス)
五十嵐 …… 小手伸也 (武闘派?)

城ヶ崎善三 …… 石黒賢 (50歳、芸術評論家、ギャラリー”JO”)
須藤ユキ …… 馬場ふみか (画家志望、ウェイトレス)
山本巌 …… 内村遥 (やまもと養鶏所、”天賜卵”)
伴友則 …… でんでん (72歳、絵画修復師、贋作家)
たーくん …… 田野井健 (絵を描く子供)
たーくんの母 …… 柊留美 (たーくんの絵を褒める母)
社長 …… 小宮孝泰 (ユキの新しいパトロン?)

森田ガンツ、猪飼公一、上田ゆう子、はざまろ
加々美伸次、沖舘唯

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