NCIS ~ネイビー犯罪捜査班 シーズン8 第8話 暗殺計画 Enemies Foreign

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第8話 暗殺計画 Enemies Foreign
「aka.外なる敵」

監督/Dennis Smith
脚本/Jesse Stern

【ストーリー】

人々が多く行き交う中、ヒラリー・ラング(22歳)
(Leslie-Anne Huff)は検知器を使って人々の背広やバッグ
の中に有るクレジットカードの情報を読み取る。横道で
そのデータを未使用のカードに複製/スキミングする。
そして買い物をした所をマクギーとトニーが現れて逮捕
する。逮捕の罪状はスパイ及びテロ行為容疑だという
マクギー。そしてバッジが刑事ではなくNCISだったことも
有ってヒラリーは困惑する。

マクギーはヒラリーが手にしていたハイテク装置を見てこれで
他人のクレジットカード情報を読み取っていたという。最近は
財布ごとかざす新型カードがあるのでこういう装置が使われて
しまうという。サイフの出すのは僅か4秒なのにそれを惜しむ
からだというトニー。アメリカ人らしいとジヴァ。店に
カード渡さないから情報を悪用されにくいという利点があると
マクギーは語る。オタクの手にかかれば情報を盗まれることに
変わりはないんだろうと。トニーは自分のカードを使って見る
が読み取れないぞと語る。オタクを恐れた方が良いですよ
とマクギー。ジヴァは22歳の女性もねと笑う。女の子がどんな
にヤバイデバイスを持っていてもそれだけで怖がるなんて
あり得ないという。昔のスリは違ったとし技があったとトニー。
ズボンの中に有るものが欲しいならちゃんと手を使わないと
ねとジヴァ。
ヒラリーは1時間足らずで24んのカードを読み取り真っ新の
カードにその情報をロードし買い物三昧。そのカードの中に
ヤバイのが居なければばれなかったと。テロ警戒監視リスト
の対象者のカード情報を盗んでいたのだった。

ヴァンスはこのスリがテロに繋がる手がかりなのかと語る。
ギブスは名前が分かれば楽なのだが・・どうせ偽名だと
するが、口座は本物だというヴァンス。私は今週ずっと
検討会に出るのだというヴァンス。古い事件の見直しかと
ギブス。善に乱射の仕事も我々の責任事項だという。トム・
モローとランチはどうかとギブスは告げるが、忙しいという
ヴァンス。フロリダ沖で死体が3体・・密輸団だと。ウ一人
は海軍将校だったこと。物証はアビーに送られて来るとの
こと。何故現場に呼んでくれないのかというギブスだが、
メキシコ湾に沈んだ船だぞと。スリをとり調べるのか?という
ヴァンスにテロリストだと疑われてるので喋る気になれば言う
だろうとギブス。ヴァンスに大丈夫なのか?と問う。

・ヒラリーが居た町中へ
ジヴァは前にローマでサイフをすられそうになったという。
そのボルセッジャトーレは?とトニー。マクギーはデバイス
を出来るだけサイフに近づけてと語る。こんなの無駄だとし
昨日すれ違った相手が今日ここに来る保証はないというジヴァ。
するとトニーは、

「オフィスに戻った時ギブスは間違い無くコーヒーを飲んで
いる。君は簡単な言葉を言い間違える。マクギーは今夜も独り
寝だ。」

要するに人には行動パターンがあるのだというトニー。
マクギーは一致したと語る。中東や南米、カリブでもカード
が使われた人物だという。ジヴァに忍者センサー反応した?
とトニー。すると女性に対してNCISだとしてその人物を
止め武器をステさせる。リアット(Sarai Givaty)、そして
マラキ(T.J. Ramini)が現れる。ジヴァは知り合いだと語ると
トニーはまたイスラエルかと語る。リアットとは音楽みたいな
名前だとトニー。ヘブライ語だとし意味は「あなたは運命の
人」よとトニーと名前で語る。トニーは自分の名前はトーと
ニー、つま先と膝だよ。リアットはイスラエルじゃありふれた
名前よとジヴァ。ジヴァって名前は年寄りだけだと。
どうしてワシントンに来たのか?とマクギーに対してサクラを
観に来たとマラキ。11月は選挙と七面鳥だけだとすると
リアットのブーツ、良いねとトニー。
「あなたってボケなのね?」と言うと「道化のことじゃないの?」
とジヴァが言葉を正す。休暇で来ているというマラキに
対してそれならパスポートチェックしている筈だし武器も
持ち歩かないだろうと。リアットとジヴァはそっくりだと
いうとモサドだとしジヴァの後釜だというマラキ。君に捨て
られたからってそのままでいると思うのか?という彼に対して
ジヴァはそっちが見捨てたのよと語る。
そこにギブスがやってくると、トニーは嘘付き合戦をしていま
したと報告。拘束するつもりなら理由を聞かせてくれと言う
と、テロリストだとし局長はそう思っているという。君らの
動きはバレていたとマクギー。不法入国しているとし入国ル
ートを突き止めると語る。

■事件

町中で違法なカードを使用していた女性・ヒラリーを捕まえ
る。そのカードはテロ警戒リストとして指定されている人物
のもので彼女はテロリストとして逮捕される。スキミングして
詐欺を働いている女性がたまたまアメリカ安保に関わる人物
のカードを引き当てたことから捜査が開始される。
しかしそれを調べようとしていた矢先にヴァンス局長からは
フロリダ沖で揚がった三体の遺体の内、一体は海軍将校のもの
だということでそちらの捜査を優先させられる。
ヴァンスのオフィスには昔の資料が並べられており、今週は
ずっと検討会議に出るとのこと。何か不自然な態度にギブスも
不信感を抱くことになる。

■感想

ここの所親子エピソードシリーズが続いていますね。

ギブスと父の話が有ったし、先週はトニーの親子のエピソード
だった。いずれにしても親子の間の溝が有り、会話すること
で誤解していたことが判明し和解していく訳だけど、
ジヴァの場合には比較的最近起きた親子の葛藤だ。
アメリカを離れてイスラエルの諜報機関/モサドに戻っていた
間に起きた親子関係の葛藤が残っている。彼女は当時の砂漠で
の作戦時に見捨てられたと思っている。あの時NCISが助けた
から今が有る訳だし、アメリカ人としての選択を選んだのも
あの頃が決め手だろう。

イーライと会話する前にマラキと会話する機会が有り、
マラキはジヴァの方が見捨てたと思っている。
そしてジヴァの代わりにそのポジションに入っているのが
リマットという新人だがジヴァに負けず劣らず強気な相手。
そんなジヴァとリマットの意地の張り合いは今回のちょっと
した楽しさだったけどね。

結果からするとイーライの立場からすれば一人の命よりも
組織全体、国全体のことを考えてジヴァを見捨てており、
その辺のことは、それぞれの立場にならないと理解
出来ないのよね。ジヴァからすれば娘・家族よりも大切な
存在はあるのかって感じだろうし、そもそもダヴィード家は
家族を失いすぎているよね。

トニーの親子問題の際には幼少期に一緒にいった釣りの写真
を父親は持っていた。ジヴァはイーライは無慈悲にも娘で
さえも見捨てる人物故に感情がないと考えて居るが、本人が
語る様に

「昔の私は違った。我が家は幼い子の笑い声で満ちていた
頃が良かった。アリとタリとジヴァがいた頃のことだ」

イーライの右腕である同行員のハダールも気持ちを見せない
のには訳が有ることを語っている。

今回アビーの役割は少なかったけど彼女は両親を失っている
が故に話せる時に話して置いた方が良いという立場を取って
いた。

■「アムステルダム事件」

今回の件は「アムステルダム事件」というのが関係している
ようで、過去の事件の見直しの為に歴代のNCIS局長が会議の
為に集まる。その会議の中でイーライが呼ばれたということは
何かが有るのかな。
ギブスたちもなぜわざわざ危険だと知ってアメリカまで
来たのかを疑問視していた。
魔女狩りのようにイーライが標的にされそうなので発言しに
来たのだろうけど、それ以外にもやはりジヴァと逢いたかった
のだろうね。

ヴァンスは近々自分の業績検討が行われるとし、「27歳時に
犯したミスまで含まれる。根掘り葉掘り突かれる」
として
いたけどこれに関係しているのかな。

■敵の正体 / 今回のテーマ

今回のテーマは「釣り」だった。

敵の正体はパレスチナ抵抗戦線の人物3名。

冒頭ではモサドを釣ったのはヒラリーという詐欺師だし、
イーライを暗殺に来たパレスチナのテロリストたちは、
漁師として兄弟の手伝いをしていたケイレブ・バーネット
大佐ら3人を殺害し、それをカモフラージュにして入国して
いる。
(大佐たちが密輸していると誤魔化したり、沿岸警備隊と
交戦して撃ち殺されたように装っている。)

そして最後に町中でイーライを利用して「釣り」的行動に
出る。

相手は僅か三人程度だが、フォートAPヒル駐屯地付近で輸送
トラックが襲撃され相手は搭載されていた、CROWS、カービン
銃5丁、シグザウエル6丁、アサルトライフル7丁、XM320
グレネードランチャー1丁、ボディアーマー(防弾チョッキ)、
対戦車誘導ミサイル一基を盗まれた。
アメリカの兵士、使えなさすぎる。

因みに敵は、パリスチナ抵抗戦線の生き残り。

・カリフ・ヤシン (Oren Dayan) 爆発物のエキスパート
ジヴァが殺す
・ラムジ・アショル (Zoli Dora) 情報収集専門
リアットが殺す
・アバシ・エル=マスリ (Abraham Justice) リーダー格
撃ち殺したかと思ったらまだ生きて居てグレネードランチ
ャーを撃ってきたけど最後に頭に撃って殺していた。

■ジヴァ & リアット

「殺し屋は警護のプロでもある」というトニーの言葉通り、
二人の女性は警備ルートを綿密に調べて、プランを立ててい
た。

この二人は何度か張り合いになるが、最初に出逢った際に
トニーの前で

「リアットなんてイスラエルではありふれた名前」(Ziva)
「ジヴァって名前は年寄りだけ」(Liat)

最近NCISの中でもジェネレーションの問題が取り上げられた
ばかりだからな。

トイレでの会話では
チームを率いて何度大会に優勝したとかどうとか話していた
よな。

■結論

アメリカ人が殺された件では、被害者のアメリカ人は
発射残渣がないこと。また9mmと20mmが使用されていた。
沿岸警備隊は20mmが使われるが9mmは誰も使用していない。
故に殺されたもので応戦したのも漁船に乗っていた被害者
ではないとされた。

結局上述したようにイスラエル内部では警備でイーライは
殺せそうにない。彼らはイスラエルから出る機会を待って
いたようだ。
何とかイーライを助けたから思われたが、安心している際に
ハダールと連絡が取れずヴァンスなんかも同行していた為に
何か有ったみたいだ。ハダールは明らかに爆風で致命傷を
受けて居たかんじだけどね。

■その他

・ダッキー

とても役割が少なかった。重油流出に関して一番回収しやすい
のは人の毛や動物の毛でることを語っていた。

・リアットとマラキは体の関係

ただの体の関係だと行った際にトニーは羨ましいなと語って
いた。その際マラキはトニーに「テルアビブに来い」みたい
なことを語っていたね。

・映画ネタ

今回は映画ネタが多かったけど、字幕版ではちゃんと語られて
いたけど吹き替え版はかなり情報を削除していたな。

・インセプション
ハイテク装置で情報が盗まれる際に、昔のスリには技が有った
としてその映画を引き合いに出していたかな。

・ザ・シークレット・サービス
リアットは絶対に暗殺を阻止するとする流れの際、
「ボスの為に命を捨てる気概だ。」
「セリフを覚えて真っ直ぐ歩け(マク新米!)」
「スペンサー・トレイシーの名言だ」

・ヘザース、初体験リッチモント・ハイ

ジヴァがリアットに嫉妬しているのではないかとした際に
トニーは
「こういうの何度も見た。クラスのマドンナだったのにもっと
可愛い子が転向してきてみんなそっちをチヤホヤ」
「高校を舞台にした青春映画の定番だ」

その際に引き合いに出したのがこの二つの映画。
吹き替え版ではヘザースのことはスルーしたのでウィノナ・
ライダーの称賛したセリフが削除されていた。
リッチモント・ハイの引用の時にはギブスがやってきて
「フィービー・ケイツは良かった」と語る所が意外(笑)

・ワイリー・コヨーテ

獲物を狙うがどんどんエスカレートしていくというマクギー。
コヨーテのモデルはマーク・トウェインの本のキャラ。
トゥエインは言わすと執念が形になったような生き物だと。

・ジェニー

歴代局長が集まるとした際に、ジェニーは居ないが・・という
ことになった。モサドとNCISを結びつけたのは彼女だった。

■使用された曲

・NCIS Theme by Numeriklab
・Hope for the Future
(uncredited)
Written and Performed by Eric Maxwell
background vocal during bar scene, opening of Act II

■出演者

リロイ・ジェスロ・ギブス (Mark Harmon) 主任
アンソニー・ディノッゾ (Michael Weatherly) “トニー”
ジヴァ・ダヴィード (Cote de Pablo) 元モサド、NCIS
アビゲイル・シュート (Pauley Perrette) “アビー”分析・解析
ドナルド・マラード (David McCallum) “ダッキー” 検視
ティモシー・マクギー (Sean Murray) コンピュータ
ジミー・パーマー (Brian Dietzen) ダッキーの助手、検視
レオン・ヴァンス (Rocky Carroll) NCIS局長

アミット・ハダール (Arnold Vosloo) モサド捜査官
マラキ・ベン・ギドン (T.J. Ramini) モサド捜査官
リマット・チュヴィア (Sarai Givaty) モサド捜査官
イーライ・ダヴィード (Michael Nouri) モサド長官
カリフ・ヤシン (Oren Dayan) パレスチナ抵抗戦線、爆発物のエキスパート
ラムジ・アショル (Zoli Dora) パレスチナ抵抗戦線、情報収集
アバシ・エル・マスリ (Abraham Justice) パレスチナ抵抗戦線、ボス
ライリー・マカリスター (Michael O’Neill) 元NCIS捜査官局長
ホイットニー・シャープ (Catherine Dent) 元NCIS捜査官局長
ベン・ロビンソン (Stan Ivar) 元NCIS捜査官局長、現メキシコ勤務
ヒラリー・ラング (Leslie-Anne Huff) スキミングして捕まる
カート・ネルソン (Alex Morris) 元NCIS捜査官局長、足を机に・・
メローラ・コス (Maura Soden) 元NCIS捜査官局長、ディナーの時間だと
ケイレブ・バーネット大佐 () フロリダ沖で発見

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