第4話 追跡 Make Way for… Medusa
監督/David Straiton 脚本/Wendy West
【これまでのあらすじ】
マクシマスは地球に行って王家のものたちを殺せとオーラン
に告げる。ゴーゴンは地球でボロたちと出逢う。オレの戦い
だとするが徹底準備をしようという。その戦いでラッキー
が能力者によって殺されるとゴーゴンはラッキーを担いで
逃げていく。
ジェンはカルナクに居ても良い事を語る。そこにはリノと
テッドが居て国有地でマノファナ栽培をしていた。リノは
見張っているからなと語る。クリスタルはロックジョーに
みんなの元に連れて行ってと語る。しかし地球に降り立った
頃ロックジョーは走ってきたバイクに轢かれる。
サミーは刑務所にいたブラックボルトに行くぞとして脱獄
する。すると外には地上にはルイーズとメデューサが居て
上空にはデクランが居た。デクランは乗れとしてサミー
とブラックボルトを連れて行く。ルイーズに対してメデュー
サはあのヘリコプターを追いかけてと語る。
【ストーリー】
デクランは二人を飛行機に乗せる中二人に会話する為にも
ヘッドホンをかけてもらう。私は遺伝子学者の
エヴァン・デクラン(Henry Ian Cusick)、デクラン研究所
の所長。個人の出資を受けて居る。君たちさえ避ければ
来て欲しいこと。この島の北側に簡単な研究施設を作って
いること。サミーは冗談じゃないとするが、デクランはウチ
の施設なら安全だとし、森のど真ん中にあるという。
いつ出て行ってもらっても構わないと。デクランはブラック
ボルトに対して、君が口をコラクト何か起きるか私なりに
仮説を立てたという。サミーは俺たちで実験するのか?と
問うとデクランはそうさせて欲しいという。自分たちの能力
を知りたくないか?と。自分たちのメリットは何かあるのか?
と問うサミーに、どうして君たちに変異が起こるのか、
どんな遺伝コードが変異に関わるのかが知りたいこと。
簡単なDNA検査をここでやらせてくれという。
コイツは妻を捜しているのだというサミー。君たちのような
人を保護しているのでその中にもしかしたら居るかも知れない
という。もしも居なければ奥さんを捜す手伝いをするという
デクラン。
・メデューサはルイーズに車でヘリコプターを追いかけさせ
る。銃を突きつけている格好だった。ルイーズはその指輪っ
てヘリコプターに乗っていた男もしていたし同じデザインだ
ったことを語る。あなたには旦那さんなのかと問う。
メデューサは見失わないために早く追いかけてとして車の
スピードを勝手に挙げる。速度制限があるのだとししかも
赤信号で突っ切っていく。すると警察官が追いかけてくる。
●アティラン 地球の月
タイボーは(Ptolemy Slocum)はあなたでなければクリスタル
が逃げ出した後の場をまとめられる人は居なかったと
マクシマス語る。良き指導者は常に自信を示さないと・・
マクシマスに対してあのような公の場で恥じられたら私
(タイボー)ならば平成を装えそうにないという。タイボー
は私の遺伝子評議会の一員に過ぎないとし、これが階級制度
によって定められた私の居場所だと語る。
だから何も出来なかったのか?とマクシマス。お前は自分を
誤魔化していると。テリジェネシスでオレが人間になった時、
当然のように離れて行った。お前は他の奴らと同じように
オレを捨てたのだという。それまで人間になったものは居な
かったのだというタイボー。お前は友達だった筈だろうとし
お陰で一人になったという。するとタイボーは今でも友人
ですよと語る。今度はいつまで友人か?とマクシマス。
●地球
ルイーズは警察から逃げる。メデューサは窓から身を乗り
出して警察の車のタイヤを銃で撃つ。人は打っていないと
するが・・ヘリコプターを見失ったと語る。
●ハワイ オアフ島
クリスタルはデイヴ(Chad James Buchanan)にロックジョー
を轢いたと責める。道の真ん中にいたからだというと、
そんな大きな犬がこの世にいるか?という。だったら
どうして見えないのか?と。クリスタルは彼に近寄るなと告げ
る。俺の名前デイヴ、犬のことは悪かったと思っていると
語る。医者に診せないと家族の元に行けないというクリスタ
ル。医者を呼んでというとデイヴは分かったという。
ルイーズはパトカーを打ったわねと責める。
銃を降ろして・・逃げないからと。ここの人じゃないわねと
いうと月から来たのか?という。私は4つのエネルギーが月から
地球に落下したことを突き止めたのだという。誰も信じなか
ったけど・・。月には何人いるのか?都市一杯だという。
探査機を送ったのよ・・動く車。壊された・・蹄か何かに
よってというと、それは夫の従兄弟(ゴーゴン)だという。
旦那の従兄弟に蹄があるのか?ゴーゴンは地球に来た一人。
もう一人カルナクも・・みんなで帰らなければいけないとし
早く夫を捜してなんとかしてみんなを助けてという。良い事を
考えたとしまずはホテルに帰りましょうと語る。
●デクランの施設
助手はブラックボルトたちを施設へ連れて行く。
デクランは君のDNAは人間とは違うとし変異が起きていると。
遺伝コードがしゃっくりを起こしたみたいに四角の列の中に
突然丸が現れている。君の遺伝コードは延々と丸が続いてい
ること。見た事が無い程完璧だと。サミーはアンタが好きだ
と言っていると語る。デクランは君のFMRIの画像を見てみた
が異常な程太い神経経路が大脳皮質の側頭葉を通り、それが
声帯に異常なまでの力を与えている。見事だが同時に極めて
恐ろしいと思うと。寝言を囁いただけで隣の妻は死ぬ。
愛する人たちを殺す力を持っていると。奥さんを見つけよう
とデクラン。
デクランはマクシマスに通信する。
信じられない大発見があったこと。息だけでパトカーを
壊したこと。大ニュースだとし地球にいるのがバレると
いう。とてつもない力だと。その男が叫んだら都市一つが
滅びるというデクラン。
無実の人が危険にさらされるという。デクランはこういう
仕事にリスクはつきものだとし今すぐに消せ・・殺すんだと
マクシマス。
■感想
アティランのものたちは少しずつ人間との関係を近づけつつ
王族のものたちは何とか合流したいと考えるが、反旗を翻した
弟マクシマス派は王族のものたちを地球で処分して自分たち
の王国を作ろうとする。
やはり人間の中でも能力者が出ている原因や何処まで一般市民
にその事実が浸透しているのかはよく分からなかった。
地球の人たちもアティランのものたちを受け入れている
ところがあるし、どうなんだろうね。
能力者を檻に入れるというのは「エージェント・オブ・シー
ルド」にも有ったし「FLASH / フラッシュ」でもそういう
シーンが有ったことを思い出す。
今回の一番のサプライズはやはりデクランとマキシマスが
繋がっていたことでしょう。この二人は何時から知り合って
いたのだろうか?マキシマスたちはテレポート出来るので
過去には何度も地球に来ていたのだろうか?
■兄ブラックボルト派
・カルナク
カルナクは随分とジェンに月でのことを話していたけれど、
それが月での事とは言っていない。土地が限られているので
効率よく収穫する方法として栽培法を示唆していた。
ジェンと徐々に仲良くなり海・・・砂浜にいく。
月には地下にしか水が無いということで、地上に水が豊富に
ある姿に驚きを持っていた。
ジェンの水着姿に萌える(笑)
更にカルナクをテントに誘うのが早過ぎないか?
あのタトゥーを見ると自分は近づきがたいものがあるのだ
けれど・・
二人のことを見張っているとしていたリノはどうやら二人が
上手く行っているところが気に入らないみたい。最後にテッド
の事を殺して穴に埋めていた。
テッドとリノのやりとりによると
「オレもジェンも最初は信用されていなかった」
「だからお前らの手が必要だった」
「もう一人増えるのも悪くない」
一人増えたからテッドが必要無くなったのか?
カルナクはリノのことを時々反社会的行動をとると言及して
いたからね。
・メデューサ
ルイーズと行動を共にする。
メデューサの高慢ちきな行動にルイーズとしては良い顔を
しないのは確か。それどころか警察官に攻撃して犯罪者に
なってしまったのだからね。
メデューサはブラックボルトと同様に警察に睨まれることに
なった。
メデューサという名前を聞いて当初ルイーズは笑っていた。
メデューサと言えば髪の毛がヘビでしょと。
その際過去のフラッシュバック映像も有り、幼い頃のメデュ
ーサがクリスタルと共に王宮に来てアランたちと逢う姿が有
る。メデューサたちの両親は反政府主義だったのでアラン
たちに殺されたこと。前にマクシマスが彼女たちを説得
する時に話していたのはこのことだったのね。
二人は少しずつ心を打ち解けるようになる。
カルナクは月での水のことに言及していたが、メデューサは
ランチに食べたハンバーガー/肉が気に入ったらしい。
・月 / アティラン
メデューサは月から来た事を告げると、月の調査をしている
ルイーズは色々と質問する。月に送り込んだ探査機のことを
語り蹄に壊された事を語ると、夫の従兄弟のゴーゴンが
壊したことを語っていた。
またルイーズがカリスト社の持つ衛星を使ってヘリコプター
を追跡する中で月にも衛星を眼にしていたことを語っていた。
反射ドームにすっぽり埋もれているので人々には見られない
ようなことを口にしていた。
・ブラックボルト
デクランによってサミーと共に施設に連れて行かれた。
デクランは都合の良いことを言ってブラックボルトのDNAを
調べて、能力者としてのことを解明しようとしている。
ただその背後には二度目のテリジェネシスによって人間を
脱しようとするマクシマスにあるみたいだけど・・
・ゴーゴン
ラッキーを死なせてしまったことに相当気にしていたね。
人間が死ぬ事に涙していた彼。
彼によるとカルナクが居れば・・ってことだけど、その彼は
能力が正常に働いていない。
元々地球に降り立った場所に行けば良いのではないかとし、
海辺に行けば何か分かるのではないかとしていた。
妻捜しに協力してもらえることになるが施設内に能力者
たちが多数捕まって居るのを見て、ここも刑務所と同じでは
ないかと考える。
脱走しようとするところでチーム・オーランに見つかるけど
このチームって当初ゴーゴンを追いかけてなかった??
・クリスタル
ロックジョーがデイヴのバイクによって轢かれた。
動物医じゃないけど動物好きっぽいオードリーの元に連れて
行く。あまりの大きさに驚いていたけど、犬の様子からして
テレポートしすぎて疲れているだけみたい。その事はゴーゴン
も語っていたよね。
オードリーが皮肉混じりにお姫様とクリスタルに言うと
何で分かったのかと捉えていた。
デイヴとクリスタルがどうやら接近していきそうな予感。
因みにオードリーとデイヴは一年前に別れたみたいだ。
■弟マクシマス派
・モーディス
今回ブラックボルトと対面した際に覆面を取ろうとしていた。
あれをとるとどうなるんだろうか。
ブラックボルトは機転を効かせて近くのガスを噴出させていた
けれど、爆発してみんなが倒れた時に始末してしまうという
ことは出来なかったのかな。
車のドアを開けたまま走行のメデューサたちが来てドーン。
・ローカス
今後はローカスの役割も多くなるかな。
彼女は「エコロケーション」という音声を出すことで、
位置を特定したりすることが出来るのかな。
ブラックボルトは倒れている彼女を連れて行く。
仲間を捜すには必要だと感じたのかな。
■アティラン王国
遺伝子評議会・・リーダー格のタイボーを除くと5人くらい
いたな。この評議会メンバーもアティランの習慣・・という
か階級制度故の地位のようだ。
タイボー以外の人物をマクシマスは始末していた。
マクシマスは二度目のテリジェネシスを考えている様だ。
それで変化するのかな。
■その他
・ルイーズ
父親は宇宙飛行士だったみたいだね。ロケットに乗せるのは
科学者か操縦士かを選ぶことになり、NASAは操縦士を
選んだと語っていた。これってアポロ計画の時の葛藤だよな。
あれって地質学者と操縦士の話だっけか。
■使用された曲
・High by Sir Sly
・Shake it by The Upsessions
・Mourning by ANNE DEREAUX
■出演者
ブラックボルト (Anson Mount) アティランの王
メデューサ (Serinda Swan) 赤毛、ブラックボルトの妻
カルナク (Ken Leung) 時間を戻せる
ゴーゴン (Eme Ikwuakor) 地震を起こせる、王室警備隊・隊長
クリスタル (Isabelle Cornish) 妹君、ロックジョーズ(犬)
ルイーズ (Ellen Woglom) カリストエアロスペース / 人間
マクシマス (Iwan Rheon) ブラックボルトの弟
オーラン (Sonya Balmores) 能力者、マキシマスの部下の女性
Dr.エヴァン・デクラン (Henry Ian Cusick) デクラン研究所
ホロ (Ty Quiamboa) ハワイの住民
King アゴン (Michael Buie) 元アティランの王
Queen リンダ (Tanya Clarke) 元アティランの女王
ブロナージャ (Ari Dalbert) テリジェネシスで予知夢?
サミー (Faleolo Alailima) 能力者、オアフ刑務所
モーディス (Bridger Zadina) 能力者”死に神”
ローカス (Sumire) 能力者、弟組
ジェン (Jamie Gray Hyder) マリファナ栽培
リノ (Michael Trotter) マリファナ栽培・リーダー格
テッド (Jeff Juett) マリファナ栽培
タイボー (Ptolemy Slocum) アティラン王の側近
デイヴ (Chad James Buchanan) ロックジョーを轢く
オードリー (Liv Hewson) 動物好き、デイヴの元カノ
マカーニ (Kala Alexander) ハワイの住民
パブロ (Albert Ueligitone) ホノルル警察
若い頃のメデューサ (V.I.P.)
若い頃のクリスタル (Leila Bootsma)
フローラ (Krista Alvarez) 能力者、弟組
サカス (Matt Perfetuo) インヒューマンズ
(Joseph Kingsley) デクランのアシスタント
(Deborah Glazier) 遺伝評議会の一人/女性
(Shane Miyashiro) ホノルル警察
(Leon Williams) 遺伝評議会 /黒人
(Sharon M. Bell) ホノルル警察