メンタリスト The Mentalist シーズン4 第2話 赤い手帳 Little Red Book

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第2話 赤い手帳 Little Red Book

脚本/Tom Szentgyorgyi
監督/Eric Laneuville

【ストーリー】

殺人を疑われていたパトリックは内務調査を終えたバートラム
からIDを渡される。

「CBIのコンサルタントの復帰」

が可能となった形だった。
しかしリズボンはまだレッド・ジョン事件に関する内部調査
が全て終わるまでは停職。

バートラムはリズボンの変わりとしてレイ・ハフナー
(Reed Diamond)捜査官指揮の元でチームと組んでもらう
と言い渡される。

「リズボンは首なのか?」

パトリックは気になり彼に尋ねると、バートラムは
慎重かつ公正に調査していることを語る。ボクを再び雇って
リズボンを切るなんておかしいというパトリック。

「君は解決率が高い。レズボンは捜査を内密に進める。」
「警察官2人とFBI捜査官を死亡させた責任は避けられない」

しかしパトリックは計画したのは僕であり自分の責任だと
語る。

「そこが問題だ!」とはバートラム。
リズボンは君を止めるべき判断を誤ったんだとし、彼女は
調査を受け、部下は別の部署に送られるのだという。
ハフナーのチームは既に新たな事件にかかっているので
早く合流してくれと語る。

「どうかな」とパトリックは告げる
バートラムは何か言ったか?と問う。パトリックは取りあえ
ず行きます・・とだけ語る。

●現場へ

パトリックは現場捜査を指揮しているレイと逢うと軽く挨拶
を済ませると早速取りかかって欲しいと言われる。

チームのメンバーとして、

リック・トーク (Joshua Bitton) 身長が低い
アンソニー・ニスキン(Omar J. Dorsey) 黒人
エド・マスターソン (Rick Peters) 身長が高い

を紹介される。

・被害者が倒れているので見る。

・亡くなったのはマーカス・クズメンコ(Eddie Davenport)。
・左の側頭部を鈍器で殴られている。
・凶器はまだ見つかって居ない。
・被害者は庭師が今朝見つけた。
・死亡推定時刻は昨夜の午後23時頃。
・目撃者は無し。

パトリックにどう思うかと意見を求める。

「歳月は忍耐を教える。人は老いると待つことが苦にならなく
なる」
というパトリック。ニスキンは深い言葉だとしてブッダ
か?というと、エリザベス・テイラーだよと。死んでいること
に間違い無いとして臭いを嗅ぐパトリックに確かに変わって
いるなと語る。

●パトリックはリズボンの元へ。

撃たれた腕はどうか尋ねると理学療法のお陰で順調だという。
レイ・ハフナーってどんなヤツか知っているかと尋ねる。

噂では..

・タフで杓子定規
・FBIでは『組織犯罪専門』だった。
・彼は独創的な『”監視”技術』と『盗聴装置』を使う
・それで大物逮捕で成功した。

なんでそんなことを聞くのかとリズに問われるとパトリック
は単なる好奇心だという。
リズボンは来てくれた事に感謝しつつ、「私は大丈夫」だと
いう。
例えクビになってもレッド・ジョンは死んだし悔いは
ないという。調査は形だけだというリズに対して、
パトリックは

「レッド・ジョンは死んでいない」

と告げる。

「ティモシー・カーター(Bradley Whitford)がレッド・ジョン
と名乗ったのでしょ?」

というリズに対して、あれはウソだろう事を告げる。

レッド・ジョンの知り合いである事は違いが無い。その裏付け
として犯人しか知り得ない情報を知っていたから。
でも本人ではない。レッド・ジョンは何処かで生きて居る。

「誰かが警備員にカーターの銃と電話を持ち去らせて口を
封じた。こんなことが出来るのはレッド・ジョンだけだ」

というのがパトリックの考えだった。
対してリズボンはカーター自身は殺される可能性は分かって
居たはず。
その場合に備えて警備員に銃と携帯を頼んでいた可能性だって
あるでしょとリズボン。それが真相なら犯人の術中にハマっ
ているとし、未だに死んだ男を捜す様に惑わせたのだからと。
カーターの妻・サリーとは話したか?と問うと、口を割れば
あなたがレッド・ジョンを殺したという筈よと。

しかしそれでもパトリックは違うと否定する。

●CBIの入り口
リグズビーは入口で金属探知機の検査官をさせられていた。

パトリックはリグズビーに逢うとチョウとヴァンペルトは何処
の部署に回されたか決まって居ないようだという。仕事が
あるだけマシだろうと。リズボンはどうだ?というと、
パトリックは後で『秘密会議をしよう』・・内容はその時
話すので全員を呼び寄せてくれと頼む。

●オフィス

パトリックはニスキンとトークの会話を聞いていた。
(火曜日の飯代をちびちびせずに払えと言う)
トークはパトリックに対して昔サーカス団に居たのだろう?と
尋ねる。パトリックは少し違うとしながらも、トークの靴は
良いものだねと。
先ほどニスキンが話した“ちびちび”は身長のことではなく
辛かったものではないという。トークは勿論分かって居る
という。

ハフナーは何か分かったか?と問うと、マスターソンは
報告する。

・被害者のクズメンコはアメリカに帰化していること。
・出身はエストニアで元水泳選手。
・代表のメンバーとして2002年にアメリカに来た。
・彼は議事堂そばのWork ITというジムでトレーナー
の仕事をしている。
・ウェブサイトに写真が掲載されている。
・有名ジムで著名人も多く通っている

というハフナー。パトリックにどう思うか?と尋ねると、

【きっとかなりのナルシスト、女ったらしだ。】
その根拠は?
【爪の手入れをしていたしコロンをつけすぎていた。ズボン
はピチピチ、古いマッスルカーに乗っている】

というと、マスターソンとトークは聞き込みに行ってくれ
としニスキンは電話とメールを調べろと。ハフナーはジム
に行くと言うとパトリックも付いていくと語る。

●チョウがハフナーに呼ばれてオフィスに来る。

ハフナーはチョウの評判は聞いているとしレッドの件で
局長の怒りを買ってマズイ立場だろう事を告げる。

「パトリックをどう思うか?」

信用するか?と問われ【場合によっては】と語る。
パトリックは君よりも利口か?と言われると【ええ】と語る。
アイツはオレに隠れて何かする筈。チョウは裏切れと
言うのかと問うとこれは裏切れではなく報告するのだという。
リグズビーのように下で働きたいのか?と言われるとそれを
否定する。それを聞くと”我がチームにようこそ”とハフナー。

●CA , サクラメント , WORK-ITジム
●ヴァンペルトから話を聞く
●サクラメント郡・刑務所

■感想

レッド・ジョンを殺害/復讐したとされるが、実際には本人
ではない可能性も高い。その場合、レッド・ジョンをハメ
ようとしたけれど逆にハメられてしまった格好となり、
大失敗に終わったことになる。

大抵の捜査官ならば解決したということで済ませる所だろう。
しかしパトリックは事件解決だけに留まらず復讐した事が
証明されなければ納得がいかない。この混沌とした状況に
どう対峙していくのか。

さてそんなスタートから始まったシーズン4の2話目。
実はこれを見てから一体どのくらい経過したのかというくらい
前に見たので忘れていることも多し。(このエピソード自体では
なく、それ以前の設定という意味ね)
なんと言ってもこのエピソードを見たのはDLIFEという放送局
が存在していた頃ですから(^o^;

リズボンのチームは実質調査名目での解散みたいな形になり
チームは新たにレイ・ハフナーが率いることになる。
そして今までチーム・リズボンのメンバーだった、チョウ、
リグズビー、ヴァンペルトは何をしているのか。

レイはナイスミドルな方だけど、パトリックとしてはチーム
リズボンでの捜査をしたいでしょう。ただパトリックの中には
家族の存在が絶対的で、上述した様にレッド・ジョンに復讐
しない限りは人生の時計は進まない。

相変わらずこのドラマは人間同士の駆け引きが面白い内容
となっていて、同じチームにいても油断出来ないところが
あるよね。

早速パトリックとしてはチームレイの面々を分裂させよう
としているのか互いの仲間を疑心暗鬼な状況に陥らせよう
として誘導している。

あれだけ大きな事態が起きたばかりなので今回の単独案件
は意外と安っぽいやんわりとした事件捜査になるだろうな
と思って見ていた。それよりも上述したように新たな人間
関係を壊して、再びチーム・リズボンを復活させるのが
パトリックの行おうとしている計画であることは容易に想像
がつく。

早速パトリックはトークとニスキンを不振に陥らせような
心理的駆け引きを仕掛ける。

■今回の事件

上述したことに被るけど・・
被害者はマーカス・クズメンコ。
アメリカに帰化(出身はエストニア)
元水泳の代表選手。現在有名ジムのトレーナー。
ナルシスト。

■チーム・レイ

レイ・ハフナー・・リーダー
リック・トーク・・身長コンプレックス
アンソニー・ニスキン・・黒人
エド・マスターソン・・身長は高い
ゲイル・バートナム・・CBI局長

ニスキンには9歳の子供が居る。
トークは身長にコンプレックスがありニスキンに馬鹿にされて
いるのではないかと疑う。

レイは元FBI捜査官なので切れ者かも知れない。
パトリックが自分を欺こうとしているであろうこと。
しかしそれでも諸刃の剣の如く、パトリックの事件解決率の
高さを利用して実績を上げたがっている。

そこでチョウがレイから取引を持ちかけられる。
パトリックをスパイすること。

・パトリック & レイ

最初の捜査は被害者が勤めていたジムに同行。

◆オーナーのチェンピンからマーカスの話を聞く。

・勤続9年目
・人気者、誰からも好かれる。周囲に溶け込んでいた。

◆従業員・マイクから話を聞いている最中に
【マーカスの女性(身体の)関係】についてパトリックが鋭い
突っ込みを行う。

・トレーナーと顧客の交際は禁じている
・著名人の妻も多く通っているので言えない。
・噂では何人か聞いた。オーナーのチェンビンも寝ていた。

◆トレーニング中のアン(Annie Tedesco)

・高そうな指輪をしている女性
・マーカスについて聞くと動揺したので寝ている事が分かる。
・パトリックが目を付けたのは目が腫れていて泣いていた跡。

・チョウがアンの事情聴取

・マーカスは楽しくて魅力的、怪しくて不道徳。
・モラルにとらわれないタイプ・・道徳観念の欠如
・アンの夫はモラリスト
・アンの方からマーカスに寝ることを持ちかけた。
・先週二度連絡
・マーカスは事業をしようとしていた。投資は断った。

・事件前日、被害者宅付近で不審な車が目撃された
・それはマイクの車だった。

◆マイク・ヴィラヌエヴァの事情聴取

・ジムは経営難だった。
・マーカスが客を横取りした。
・大金が入ったのでもう客を取る必要が無いと謝罪された

・ヴァンペルトがチームに参加

・マーカスの顧客名簿が届いた。
・有力者の妻が多いので口止め料で金を得たのか?

・事件の二日前にモストヴォイという高利貸しと電話。

・パトリック & マスターソン

マーカスの部屋を調べる。
マスターソンが監視しているのでパトリックは催眠術を
使ってしまう。そこで見つけたものとは!?

■クローズド

チェイピンに電話してジムに集めてもらいたい人を告げる。
パトリックは鑑識が使うスプレーが必要だと。

被害者は鈍器で殴られていた、
その凶器はこのジムのトレーニングの道具。
凶器が分かれば犯人が分かる。

弁護士からは例えジムに有っても証拠にならないと指摘される。
しかし車など個人所有のものの中で見つかれば、犯人特定には
大きく近づく。

その時の反応で最も大きな反応が出たのはチェンピン。
ダンベルが見つかり鑑識用の血痕。

チェンビンは商売敵。しかも付き合っていたことさえも
忘れていたマーカス。記憶から消されていた彼女。
その晩殴り殺した。

パトリックは一話でチーム・レイを解散させた。
バートナムはパトリックの処遇を迷う。
そこでパトリックは自分の手綱を握っていたのはリズボンで
あることを告げる。

■その他

・秘密会議

パトリックがチームを招集する。
リズボン復帰作戦。
ハフナー抜きでの事件解決。
マーカスはアスリート。何でも記録したがる。
セックスフレンドの記録も詳細につけているハズ。
ただし内緒でマーカスの家にいく。
チョウはその事をハフナーに報告。

・ヴァンペルト

ヴァンペルトのカウンセリングが当然行われる。
なんと言ってもヴァンペルトの婚約者のクレイグは
レッド・ジョンの手先だった事。

ラローシュはトーク捜査官の代わりにヴァンペルトを
チームに入れるべきではないかとレイに進言する。

レイはパトリックに部下をハメたことに警告し、監視
することを公言する。

『ベーブルースは頭を冷やすために帽子にキャベツの葉を
入れた』

・リズボン

彼女はラローシュに頼んでサリー・カーターのことを調べて
もらう。
ラローシュはこれで元の仕事に戻るという。

一緒に刑務所に行くと殺されていた。
スプーンを盗んでそれで首元を切られていた。

メモが残されていてサリーはレッド・ジョンを信奉している
様だった。
パトリックはサリーが残した手紙を読む。

・チョウは早速密告

パトリックの計画を邪魔する為か、それとも保身のためか。
マーカスの元に行く事をハフナーに話してしまう。

しかしチョウさんは裏切っていなかった!!

・レッド・ジョン事件

ロザリンド・ハーカー (Alicia Witt)はレッド・ジョンと
一緒に住んでいた人物。検視官室でクレイグと対面させる。

「彼は自分の事を一度もレッドジョンとは言わなかった。」
「私が知っていたのはロイ・タリアフェロ」
「死体の人とは会ったこともない」

※ロザリンド・ハーカー (Alicia Witt)

S1-23に登場し、レッド・ジョンであろう人物・ロイ・タリア
フェロと同居していた事が有る。彼女は目が見えないが鼻が
よく効く。

第23話 レッド・ジョンの足跡 Red John's Footsteps 脚本/Bruno Heller 監督/Chris Long...

■使用された曲

■出演者

パトリック・ジェーン (Simon Baker) 犯罪コンサルタント、CBI
テレサ・リズボン (Robin Tunney) CBIの捜査チーム・上級捜査官
キンブル・チョウ (Tim Kang) CBI捜査官・元軍人
ウェイン・リグズビー (Owain Yeoman) 放火事件のエキスパート
グレイス・ヴァンペルト (Amanda Righetti) CBIの新人捜査官

レイ・ハフナー (Reed Diamond) CBI捜査官、リーダー
リック・トーク (Joshua Bitton) CBI捜査官、身長コンプレックス
マイク・ヴィラヌエヴァ (Matt Bushell) トレーナー、マーカスの友人
アンソニー・ニスキン (Omar J. Dorsey) CBI捜査官、黒人
ゲイル・バートナム (Michael Gaston) CBI局長
ジョスリン・チェンピン (Allison McAtee) ワーク・イットジム
エド・マスターソン (Rick Peters) CBI捜査官、ジェーンが催眠術
アン・マリー (Annie Tedesco) マーカスと不倫関係
(Vernee Watson) カウンセラー、ヴァンペルトと会話
ロザリンド・ハーカー (Alicia Witt) レッド・ジョンと住んでいた。盲目
J.J.ラローチェ (Pruitt Taylor Vince) 内部調査室
マーカス・クズメンコ (Eddie Davenport) スポーツトレーナー
ティモシー・カーター (Bradley Whitford) “レッド・ジョン”と名乗った
サリー・カーター (Kate Norby) 刑務所で殺される?

オレグ・モストヴォイ 高利貸し

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