IDクライム Identity
(2009年 / England)
第1話 見えない敵 Second Life
監督 / Brendan Maher
脚本 / Ed Whitmore
放送 : ITV1 / AXN
【ストーリー】
■事件現場
家の前で足から血を流している男(Barry McGee)。
周りを取り囲む警察や救急隊員に向けて助けて欲しいと訴える。
警察官は家の中に立てこもっているジャスティン・カーテイス
(John Hopkins)によって撃たれて負傷したかに思われた。
警察車両を盾にしてキャロル・フィールド (Heather Bleasdale)は
拡声器を使い慎重に彼に呼びかける。
「私の仲間が負傷した。病院で手当てをさせて欲しい」
「仲間を失う苦しみは分かるはず」
カーティスは了承した為、複数人の男が負傷した警察官を現場から
遠ざける。
カーティスは外に居る刑事たちに対して語りかける。
「自分がやった訳ではない」
「ひき逃げ、家や車、ヨットを借りたのも俺ではない」
「さっきの狙撃もそうだ。“スミスの仕業だ”」
自殺しようと銃を向けたカーティスに狙撃手が発砲。
それと特別捜査隊が室内へとなだれ込む。
・時が過ぎて・・
ヒュー(Patrick Baladi)とマーサ(Keeley Hawes)は話し合う
ブルーム警部補に問題があるかどうか。
何故急に彼の事を調べているのか。
「ようやく経歴が分かった」
「彼はただの警官ではなく15年間スパイ活動をしていた」
2年前に撃たれて死にかけた。彼はブレンダン/Brendan Shea
と名乗りトルコ系マフィアに潜入し巨額のヘロイン取引を摘発。
拷問された挙げ句、銃弾を受けたが誰が撃ったのかは
不明。彼は信用できない。
ロンドン警視庁・特別捜査班を作ったのは君(マーサ)だが
責任者は私(ヒュー)。
情報犯罪の捜査には使えそうだが・・。
何が何でも結果を出せ。次は無いぞ。
■ロンドン警視庁・特別捜査班
5人の精鋭が集められる。
マーサ、ジョン、テッサ、ホセ、アンソニー。
トップのマーサから今回の事件の情報が伝えられる。
今朝、銃器専門指令部(SO19)によって撃たれた
被疑者はジャスティン・カーテイス (John Hopkins)。
命に別状はなし。2004年に軍を退役後、経営コンサルタント
を始めた。
ひき逃げの被害者はオードリー・バーン(37歳)
現在集中治療室(ICU)にて治療中。
・回想
女性の目撃者は電話するが、掛け直すとして電話を切ろう
とする。「面倒な人がいる」
・現在
マーサは隣人が車 / Range Roverのナンバーを目撃していた。
「被疑者名義のレンタカー。
支払いはカード。免許証も提示している」(Tessa)
「本人は否定。容疑をかけられ逆上し巡査に発砲した」(Anthony)
「”スミス”という人物に個人情報を盗まれたと主張」(Martha)
「車を借りる際、顔の確認は?」(John)
ドア越しのやりとりだけで確認無しだった。
顔を合わせずに買い物ができる時代だから・・
車のGPSは無効化され追跡できない。
「警官を撃つ野郎はクズだ。そうだろ?アンソニー」
カーティスの尋問は日曜の朝だ。妻と子供の居場所は何処か?
彼は近衛隊で通信を担当していたのでGPSには詳しいハズ。
■警察病院
カーティスから話を聞く。
妻は一か月前に子供を連れて家を出たという。
“スミス”が俺を装って秘書に靴を贈った。
更にいつの間にか借金が出来ている。全部ヤツの仕業なのに
誰も信じてくれない。
カーティスの話を聞いたジョンは一つ教えて欲しいという。
「命を助けられて腹が立ったか? それとも安心したか?」
・目撃者から事情聴取
ホセは車(トヨタ社製 Lexus GS 450h)で聞き込みにいく。
オードリーに特定の男は居たのか尋ねるも、女性は彼女の
事はよく知らないという。犯人は顔見知りのか。
女性は明らかにオードリーを狙っていたという。
オードリーが家から出てくると車
(Land Rover社製 Range Rover Series II)がPURDY STREETを
直進して彼女を轢いていく。
■警察病院
カーティスは全く知らない女性を殺すわけがないと主張。
アリバイを尋ねると街の劇場で映画二本見ていたという。
月曜で半額だったから。
スミスは私が一人で行くことを知っていた。
カードは辞めた。現金で支払ったという。
映画館の監視カメラで確認するというマーサ。
「スミスとは誰だ?君をそこまで憎む人物とは?」
正体など見当もつかない。だからスミスと呼んでいる。
■ロンドン警視庁・特別捜査班
被害者の行動範囲を調べるテレサ。
カード決済や預金の引き出し記録、電車のICカードを調べた。
ここが最近オードリーが金を使った場所だとしてアンソニー
に割り出したモニターを見せる。
ショッピングモールや居住地区周辺を指していて、その使用額
は凄い金額だった。
ある夜はドーセットの高級ホテル、結婚祝いを買った記録が
残っている。自分のドレスも買っていた。
カーティスもネット上で派手に買い物をしている。
現金払いはスーパーと給油だけ。
現金を使えばポイントカードが使われる。カード記録から
被害者との接点が見つかった。
3週間前なわずか10分の差で2人は同じ給油所にいた。
“North Circular Road”
店の防犯カメラでそれを確認する。
■警察病院
ジョンはマーサに彼には気をつけろと語る。
信用が出来ないこと。
自殺未遂までしたのにか?
個人情報を盗まれたと言えば同情は得られるし保険会社から金も
引き出せる。
彼の事業は順調なのにその必要があるのか?
奴はイラクで戦友の命を救った英雄なんだろう。
そんな英雄がカード偽造で自殺をするか?
軟な男とは思えないしアリバイも怪しい。
・テッサからマーサに電話
例の車のGPSが今朝5時から動いている。
この辺りなら監視カメラに映るはず。
■Westway , LONDON
高架橋の下で車(Range Rover)が発見される。
鑑識によれば血痕も検出。
昨夜は停車してなかった。
カーティスのアリバイが成立したことになる。
指紋はハンドルからもドアからも全て拭きとられていた。
■感想
2009年にイギリスで制作されたドラマ。
日本ではこれまで幾つかの有料チャンネルで放送されたみたい
だけど、最初に放送したのがCSのAXNだった。
お世辞にもあまり評判はよくない感じでこのドラマを取り上げて
いる人もこれまでに見たことが無い。
冒頭から何がどうなっているのか分かりづらい展開で、
そもそもの捜査官たちの設定自体が慣れるまで分かりづらい。
多分よくある感じのそれぞれの刑事たちが持つバックグラウンド
的なものが関係しているものと思われる。
公式ホームページを見て色々と予備知識を持ってみるべきドラマ
なんだろうけど、もう何年も前のドラマなので情報は掲載されて
いるかな。
全6話構成のドラマだけど、各話単発な事件捜査の物語なのか。
それとも6話を通して一つの事件を解決していくのかも実は
分かっていない。一話で解決するには窮屈なので、
主軸に謎のスミスを置いて、そこにたどり着くまでを描いても
良かったのではないかという感じもする。
しかし最後まで見た限りでは、主人公ブルームが未だに潜入捜査官
としての任務を背負いつつ、この特殊班にも関わっている
みたいだ。
イントロ部しか見ていない状況で一度この文章を書いたのだ
が、正直登場人物の間でも連携が取れていないので
敵か味方か想像するのも難しい(当たり前か)。寄せ集めの
精鋭部隊なのか。
お約束だが流れはこうだ。
今回冒頭で発覚した事件をきっかけにして調べていく内に過去に
類似する繋がりがあることが発覚。
いずれも名前を利用されて大金を奪い殺害するという事件だ。
犯人の傾向からすれば、既にその辺からターゲット像が絞れる
気がする。
一人目も二人目も個人情報が盗まれ、生活のルーティーンを
完全に把握されていた。
「クリミナル・マインド」のようなドラマならば事件が
増えるごとにその犯人の行動心理と犯罪分析の共通性を見出されて、
犯人を特定する流れが形成されていくが、このドラマでも
その流れは踏襲されている。
ただ何をもってターゲットを選んでいるのかについては
分からない。
とにかく必要なのは犯人が何を望んでいるのか。
共通する流れをどのようにして突き止めていくのかに尽きる。
幸いにしてこのエピソードでは犯人が意図して証拠を残していく。
それを調べていく内に犯人像に迫るし、犯人がターゲットと
して選んでいる情報源が判明していくという流れで進む。
犯人の犯行手口が似ているのは想像に難くないが
コンピュータを使って情報を盗み出す術を知っていれば
何らかの技師としてのスキルがあるだろうし、また犯人が
もっとも憎むべき対象物が何かが分かってくるはずだ。
このドラマで捜査を難しくしているのは最初の事件の人物像に
ある。彼はイラク戦争での英雄だとされており、戦場では
上官を助けている。ただし彼は性的マイノリティでも有って
その辺の混乱した状況からくる嘘がその後の捜査に於ける
事実関係との繋がりを難しいものとしているのも確かだ。
最後まで見ていくと意外と今回の事件と主人公の立場は
皮肉な感じにも受ける。二重生活の裏の顔を嫌って叩き潰して
いくのが今回の犯人でもある。
■冒頭
冒頭ではいきなり事件が発生しているので、誰が何を
してどうなったのかを理解していくのかは難しい。
血を流している男が誰なのか。何故助けに行かないのか。
そして家の中にいる人物が何なのか。
会議室内で二人が会話していて、特別チームを作った
みたいだけど、特別感とか何もない。普通の捜査チーム。
事件を何とか理解しようと思って観察していると、
被疑者は家の中にいた人物のカーテイス。
被害者は冒頭には出てこない人物で、オードリーと呼ばれる
女性みたいだ。
ただカーティスは自分は何もしていないと惚けている。
しかしIDを偽装されて犯罪を犯されている可能性が出てきて
内容を広げていく。
カーティスが犯罪を犯していないのか。
犯罪者の痕跡、軌道などから突き止めていくことになる。
■最初の手がかり
犯行に使われた車の追跡。
コンピュータを扱いそういう車の動きなどを探し出すのは
テッサの専門のようだ。
車には「被害者の血痕」と「2007年6月の搭乗券」が見つかる。
フロントガラスに貼られているカバーが発見されたドライバー
の顔を写さない仕様となっている。
■スミス
スミスという名の匿名の人物が犯罪社会を操っていているのか。
被疑者だと思っているカーティスはスミスの名前をやたらと
出してくる。ジョン・ドーみたいなものなのか。
スミスは慎重さを持ち合わせていてカード情報も自分にたどり
着かないようになっている。12枚のカードは全て違う住所。
そんなに簡単に発行されるカードなのも終わっているけど、
7か月でカードで50万ポンド使用。
失礼なことに値下がり確実な日本の銀行株を買っていたり
高級マンションを借りつつも済まずに放置。
「犯罪の目的が金ではなくカーティスの破滅」
妻ソフィー (Lorraine Burroughs)は、夫に相当不信感を
持っている。ここぞとばかりにジョンが心理分析的
スキルを発揮して、分析・見解を見せる。
浮気を疑い夫をつけて実は彼女はスミスと会ったこと
があるのではないか。
スミスの身長は180cm。顔の解析は無理。
・人の情報を盗む
免許証の偽造して他人の公共料金の請求書を盗む手口。
郵便物を私書箱に送らせて利用後に返却。
テッサによれば個人情報は母方の旧姓が知られてしまうと
個人情報は盗み放題らしい。
・ANGEL ATLANTIC社
航空機の会社の名前。皮肉にも情報は筒抜けでパスワード
さえ必要がない。チケットが被疑者の車に入っていたので
調べる。ジョン・チューダー (Daniel Lapaine)。弁護士。
高級住宅街住み。ベジタリアン。インディペンデント紙を
購読。しかしアカウントは2007年で休止されたもの。
■過去の事件を洗え
過去三年の情報犯罪を調べて類似事件を探す。
いずれも犯人によって情報を盗まれ、巨額の借金を背負わ
されている。それぞれの被害者にはそれなりの問題を
抱えていることもまた判明していく。
1) 被害者・ジョンチューダー
2007年にジョン・チューダーは何者から個人情報を盗まれ
膨大な被害に遭っている。殺人罪で服役中。
同居の女性の刺殺体が発見された。体内から彼の精液が検出。
女性の姉によるとカード偽造で巨額の負債を抱えて
家賃も払えなくなっていたという。
・刑務所で面会したチューダーによると”スミス”という人物
は自分たちの習慣や癖を全て知られている。
カードで望遠鏡を買われていた。”見ているぞ”という犯人から
の意思表示。
愛人・アリスと家族を利用し嘘を重ねる様子を監視してた。
ペンキをかけられ部屋に戻る様仕組まれた。
オリーブ色。アリスが壁の補修に使っていたもの。
そこでアリスが殺害されているのを目撃する。
2) ニコル・ホワイト教授
・教授がご乱心
「これはワナよ」
カレッジの副学長だったヤツの被害者だとして刑務所内に
いるチューダーが新聞記事を持っていた。
教授は昨年精神病院で自殺している。
ホワイトもスミスの被害者との見解。
彼女名義のレンタカーから誘拐された幼児が発見されている。
回想シーンを見た限りでは車はスウェーデンのメーカー、
SAAB 9-5。生徒と関係を持ち妊娠したのではないかとされて
いる。子供を中絶した矢先に事件が起こった。
吸い殻と付着していた口紅からDNA鑑定。
大火記念塔の近くの車のトランクから抜き声がするとの匿名
通報あり、事件が発覚している。
3) ジャスティン・カーテイス
ドラマでは冒頭で起きている事件だが、時系列的には一番
新しいものだろう。
ジョンは終始カーティスが何かを知っているとして疑いの目
を光らせている。
そもそもイラクに派兵された兵士であるカーティスが自殺
などするはずもなく、狙撃手が急所を外すことを計算にいれ
て自殺したのではないかとジョンは推察している。
オードリーが車で轢かれた際にカーティス名義でレンタカー
が借りられているが彼女は捜査中に死んでしまう。
女医(Chetna Pandya)からはオードリーの容体は安定していたが
注入ポートが開いていて、部外者が開けたのだろうとの事。
防犯カメラに映るのは医者の格好をした別人。
塩化カリウムの投与で心臓発作になった。薬は市販されて
はいない。
カーティスは妻と話すときは弁護士同席を主張。
「本物のカーティスはいつ現れるのか?」
「裏の生活は?」
軍歴では負傷した仲間を担ぎ50kmの距離を走っている。
スミスごときに屈しない勇敢な男。英雄。ジョンの説得。
ロバート・キャノン軍曹の名前をあげる。
彼が助けた男。無事帰還したら一緒になろうと約束した。
しかし自分がゲイと認められなかった。
他の被害者の誰もが裏の生活を持っていた。
どのようにしてその裏の生活の情報を掴んでいたのか。
1年半前ロバートは望まぬ相手と肉体関係になる。
エイズ検査。ウィルトン・ヘルス・センターで行った。
ホワイトの中絶はウォールブルック私立病院。
■捜査が進展する
・モジュラー・ヘルス社 MODULAR HEALTH
医療産業に情報ネットワークを提供している会社。
患者の診療、会計処理、薬剤情報などを管理している。
チューダーはハーバー・クリニックに時々行っていた
ことが判明。給与は愛人アリスの口座に振り込ませていた。
スミスはここの社員だろうと推察。しかし社員数2700人。
・捜査を誘導する犯罪者
犯人は色々と証拠を残していく。
カーティス事件では車。
チューダー事件は搭乗券。
これは単なる捜査かく乱なのか。
教師ホワイトは乳児誘拐の犯人に仕立て上げられた。
弁護士チューダーは愛人殺しの罪を着せられる。
カーティスは?
オードリーのひき逃げとは結び付かない。
「罰は罪な対応するはず」
オードリーの運転手は被害者と顔見知り。
家の主はジョン・コールソンという資産家のものだったが
相続したのはオードリーで、実の妻子にはわたっていない。
息子のピーターは義務教育後に行方不明。
コールソンの妹に当てた手紙には、
「父親とオードリーが自分を破滅させた」
と書かれている。
その数日後に兄の遺体が墓場にばらまかれる。
24歳現在のピーターの顔写真を作成。
アラン・ホール(サイモン)、システムアナリストそして大学に通う。
■その他
・隠し事なんて出来るものじゃないよ
「経験談をありがとう」
ホセがアンソニーとのやりとりの中で語ったセリフ。
どうもアンソニーはブルームとも蟠りがある感じがするし
何が有ったのか。
・教条主義者
被害者の家族に聞き込みに行く際にアンソニーが刑事としての
機械的な質問をした為にホセとの間で出た言葉。
検索すると
> 状況や現実を無視して、ある特定の原理・原則に固執する応用の
> きかない考え方や態度。 特にマルクス主義において、歴史的情勢
> を無視して、原則論を機械的に適用しようとする公式主義をいう。
> ドグマチズム。
・ジョンの元に謎の電話
「テッサ、ジョンからの電話は私に・・by マーサ」
彼は潜入捜査官(ブレンダン)と並行して今の捜査官も続けている
ようだ。電話は潜入捜査/二重生活用のものだろう。
・精神科医の言葉
出所した元囚人に精神科医はこう教える。
「過去には戻れない」と。
過ぎた時間を恨んでも自分の身を滅ぼすだけだ by ブルーム
■使用された曲
・Prologue (Identity) by Alan Silvestri
・What Have You Done?
・Settling In
・Lou Is Dead
・Suicide Jumper
・It Was an Accident
・Bodies Disappear
・May 10th
・Rhode’s Secret
・Showdown
・Orange Grove
・No Second Chance
・Identity End Credits
■出演者
DI ジョン・ブルーム (Aidan Gillen) 警部補 元潜入捜査
DSI マーサ・ローソン (Keeley Hawes) 副警監 女
テッサ・ステイン (Holly Aird) コンピュータ捜査
DC ホセ・ロドリゲス (Elyes Gabel) 赤いシャツ、パーマ
DS アンソニー・ウェアリング (Shaun Parkes) 巡査部長 黒人
AC ヒュー・ウェインライト (Patrick Baladi) 警察の偉い人
アディル・カーメル (Agni Scott) ハリトの妻
ハリト・カーメル (Ken Bones) ラストの誕生日会 マフィア?
DS キャロル・フィールド (Heather Bleasdale) 巡査部長
アティーフ (Aleksandar Mikic) ブルームを”ブレンダン”と呼ぶ人
ジャスティン・カーテイス (John Hopkins) 被疑者、37歳
ジョン・チューダー (Daniel Lapaine) 弁護士、搭乗券の男、妻殺人
ソフィー・カーティス (Lorraine Burroughs) ジャスティスの妻
スミス (Joshua James) アラン・ホール(サイモン)
アーシュラ・コールソン (Janine Wood) ジョーの妹、ピーターの叔母
(Sue Vincent) 里親の女性
オードリー・バーン (Dorothy Duffy) ひき逃げ被害者・29歳
(Ingrid Zengeni) 女性目撃者
ミシェル・フィールディング (Chipo Chung) 教師の姉
(Chetna Pandya) 女医
(Paul Courtenay Hyu) モジュラー・ヘルス社、アランの上司
ニコル・ホワイト (Kerri McLean) 教師
(Barry McGee) 負傷した警官
ロバート・キャノン軍曹 () イラクでジョンが助けた
アリス () チューダーと同居、スミスに殺害される
ジョー・コールソン () オードリーの上司、10年前死亡、遺産を相続
ヴァレリー・コールソン () ジョーの妻、X’Mas前に死亡
ピーター・コールソン () ジョーの息子、父の死亡時に14歳
サイモン () Bellwood Academy、mayer streetにある学校に通う。