IDクライム Identity
(2009年 / England)
第6話 暴かれた真実 Tomorrow
監督 / Andy Hay
脚本 / Ed Whitmore
■物語 STORY
・これまでの物語 Previously…
ブレンダン(ブルーム)との再会に喜ぶハリト。
ブルームは潜入捜査で長い間他人を装っていた。
久しぶりに対面するアティーフ。
刑務所のナザールから警察に我々を売った者が分かったとし
それがアティーフであることを聞かされる。
「殺す以外に道はない」とアディル。
ブルームには殺すことが出来ずアディルが殺害する格好となる。
遺体を処理する前にボスの仲間に証拠を見せなければならない。
そんな状況の中、特捜班のアンソニーが度々遅刻したり出庁し
ないブルームの行動を怪しむ。
■人気の無い場所
アディルとブルームは人気の無いところにマフィアを呼び出し
アティーフの遺体を乗せたトランクを見せる。
「ボスの仲間か?」「知らない人」(Adile)
クルド系民族のものたちは遺体をトランクから出して引き取る
という。その様子を遠くから撮影していたのはアンソニーだ
った。
・夜道
現場立ち去るブルーム。
マーサはブルームに電話するも、彼は電話の電源を切る。
マーサは留守録に「飲みに来ないか」と誘いの電話。
ブルームの隣に座っていたアディルは兄のナザールからの命令で
「ダルストンの倉庫をすぐに売れ」(Adile)
と言われた事をブルームに伝える。
倉庫内を見てしまったこと。
そこは拷問したような形跡が有り、大量の血と髪の毛のついた凶器
が落ちていた。
「彼は非道な手段で地位を築いた人物だ。今更驚くこともない」
「兄は恐ろしい人よ。でも私も同じ・・人殺しだから」
「アティーフの件は俺を助ける為にやったことで仕方がない」
「兄に見つからない場所へ二人で逃げましょう。明日」
しかしブルームは考える時間が欲しいと即答を避ける。
■アーガイルセメント工場 Argyle Cement
テッサからの連絡で現地に向かう。
通報者は犬の散歩中に遺体を発見した。
現場の工場を知らせるとブルームは現地へ向かう。
昨夜遺体の引き渡しが有った現場だが、その敷地内には遺体が多数
見つかる。
警視正のメアリー・ブル (Lynda Rooke)が現場にマーサに挨拶する。
4体とも腐敗の状況が違うこと。
マーサはすぐに身元を調べるとするが、メアリーは余計な行動は
慎むよう告げる。
「あなたたちは手柄を横取りすると有名」(Mary)
それなら何故チームを呼んだのかと尋ねると、人手が足りなくて
仕方なく読んだという。
「死因は?」
「身元確認に必要?」
「もちろん重要な手がかりだ」
「殺害動機にも」
「一番新しい遺体は首を撃ち抜かれていた」
「身元確認できないように指紋が切り取られている」
ブルームは組織的な犯行の可能性が高いと指摘。
内務省の病理学者 Dr.サイモン・クロフォード (Daniel Hill)
によると5体目は女性。一部は白骨化していて腹には胎児がいた。
「妊娠何か月目?」
「推定では6か月だ」
マーサは検視が終わった後に情報の提供を頼む。
マーサはチームに対して身元特定する為に歯や骨折の治療跡、
入れ墨など調べるよう命じる。
DNAの結果が出るまでは遺体だけが手がかりだ。
解析用の写真を撮ってくる。
ブルームは目撃者がこんな場所で散歩している事に疑問だと
指摘。
ホセもブルームに同調し確かに妙な話で、通報に時間がかかったのに
状況を鮮明に覚えている事に違和感を唱える。
目撃者の事は管轄外だとアンソニー。
■MAKGAL OCAKBASI Restaurant
ブルームはケメルファミリーが居る街の変哲の無いレストラン
に入っていく。そこにはハリトとアディルがテーブルについていた。
ブルームはアディルを外に連れ出すと「ニュースを見たか」尋ねる。
「例のセメント工場から死体が5つも見つかった」(Bloom)
「昨夜の連中は誰だ?」(Bloom)
「クルド人よ」(Adile)
ボスはクルド人を嫌っているハズ。
しかし兄はなんでも利用する。
奴らは過激派(KRC : the Kurdish Radical Coalition)の一味よ。
資金提供をして雇ったんだな?
兄が逮捕された後すぐに契約したのよ。
父が知ったら許さないでしょうね。
連中の事は名前すら知らない。
■検視室
遺体を埋める場所は周到に計画されている。
現場の土は水分と酸素が多い分解が速いこと。
ある一体の遺体からは心臓疾患が有ったとされるペースメーカー
が摘出される。高級品だ。
「素材はリチウム電池?」(tessa)
「外側はチタンで出来ている」(Crawford)
「シリアムナンバーがあるはず」(tessa)
■ロンドン警視庁・特別捜査班
・捜査会議室
遺体の画像を一枚ずつ見ていく。
注意深く手がかりを辿れば必ず身元は割れる。
「共通しているのは白人で黒髪」
「ここ一年の間に死亡」
「肌の色から推測すると南ヨーロッパ系と考えるのが妥当」
・遅れてブルームがやってくる。
テッサの遺体に関する話は続く。
2体には銃の治療跡が有った。
「南ヨーロッパのいい線だ。遺留品の中に魔除けの装飾品が
有った。トルコのお守りだ」
「身を守るものとしてはトルコでは一般的なもの」(Anthony)
「一番新しい遺体の胃からはコーヒーのピスタチオ」
「トルコでは一般的に食べられている」(tessa)
・会議室の外
アディルに連絡を入れるブルームだが、留守電になっていて
繋がらない。
電話しようとしているブルームの元にアンソニーがやってくる。
アンソニーは自分の見解をどう見るかと語るが、早まるなとし
被害者の人種のことだと告げるブルーム。
確かに確証が必要だとその点はアンソニーも同調する。
彼はグリーンレーン周辺で被害者の情報を集めようとブルーム
を誘う。
トルコ人が多い地域か・・
何をぐすぐずしているのかとアンソニーは態度を決めかねて
いるブルームを責めるが、聞き込みには同行するという。
■ロンドン・グリーン・レーン
アンソニーとブルームは共にトルコ系の多い地域で被害者情報
の収集に向かうが、ブルームは彼とは少し距離を取っていた。
「写真の男に見覚えはないか」
雑貨店に入ると店主(Taylan Halici)が一人の被害者の男の事を
知っているという。お抱え運転手だった。悪人で今は刑務所
に居る。
アンソニーは更に彼の事を知る為に「店の所得税の支払い」
「防火設備の不備」を理由に脅そうとする。
「彼はナザール・ケマルで運転手はその一味だ」
店主はブルームが立ち去る際に「見た顔だ」と指摘する。
・アンソニーはマーサに報告の電話を入れる。
ブルームはこの街に知り合いが居るので聞いてみようとして
アンソニーを連れていく。彼は聞き込みはもう良いとするが
ブルームはまだ被害者(運転手)の名前が分かって居ないという。
ブルームが向かったのは街の寂れた場所にある一軒家。
地下室へと入っていく。
緊急用に用意しておいた銃。机の上にはビールを出してアンソニー
に勧める。
「手の内を見せろ。嘘をつくな」
「俺に何かあればお前の仕業だと分かる」
「たわごとは良い。さっさと吐け」
アンソニーはブルームが遺体を引き渡した時の画像とカメラを見せる。
「お前は罪を犯したがもし監獄送りにすればチームはおしまい
だ」
「お前のせいで仲間が犠牲になる」
「警官を辞職して、二度と姿を見せるな」(Anthony)
「脅しか?」(Bloom)
「お前は殺人犯だ。刑務所に行きたいか?」
「チャンスを与えてやっているんだ」(Anthony)
「殺しはやっていない」
「ミイラ取りがミイラさ」
「俺には脅しは通じない。いいな」(Bloom)
更にブルームはアンソニーに銃口を向けると
「ちゃんと真実を話せ」
と迫っていく。
■感想
いよいよブルームが関わって来たマフィアの件で、真実・真相が
明らかになっていく。
ドラマの第二シーズンを念頭に入れた物語ならば、クリフハン
ガー的な展開を用意するはずであり、またイギリスのドラマが
良い意味で裏切りを見せるのであれば、このままブルームは
罪を重ねてでも現状を維持する為に今度は人殺しをしてしまう
可能性も否定できない。
展開的にはシーズン2の可能性は幾らでも作れる内容だった。
ドラマを見た限りではチームという割にはチームワークらしき
ものがなく、最後にきて少しその可能性は見せただろうか。
このシーズンでは互いに疑心暗鬼の状態でチームとしての能力が
発揮出来きず、個性はあまり無い。
途中で出てくるアンソニーがやたらとブルームを意識する
素振りを見せて来たし、マフィア内でも密告人がいると
された際には、同様の傾向になって裏切者の存在に触れて
いくという二つの流れがどう展開を左右していくのか面白かった
ように思う。
少し気がかりなのはアフィーフとの件では確かに殺したのは
アディルなのだが遺体が見つかってしまうと、指紋は消したと
してもアティーフ殺害当時、小競り合いを見せ
ブルームの顔には結構なひっかき傷が残されていたので
あれで発覚しないのかなというところが違和感が有る。
このドラマでは多数の遺体が見つかり、化学分析的に一面を
見せるところもあるのだけど、それらが全く活用されずに
進行してしまうところは相当違和感しか残らない。
遺体の処理をクルド系の人物に任せていることも有ってその辺
の解明がどうなるのか気になるところが有った。
真実にたどり着くのは複雑な経緯が有り難儀を極めたこと。
複数の遺体が発見され、警察が色々と市民に追い立てられる
姿を目にしたブルームは逃亡する用意をしつつ、どのように
感じたのか。
『「どこかの誰か」ではなく両親に与えられた名前を取り戻す
為に・・』
(We can give them back their identities,
the names their parents chose for them before life took its hold.
the names their parents chose for them before life took its hold.)
会見の場で遺体の身元を明らかにするとした時のマーサの
セリフだが、まさにこのドラマを象徴するセリフだった。
この短いドラマの中でブルームとマーサの間に愛情を持たせる
というのはスパンが短く少々感情移入は出来ないのは残念だ。
しかし少なくともこのチームの中のメンバーに潜入の辛さや
それに伴う難しい決断を強いられた結果というものを改めて
実感させたことも有り、ブルームの事だけを避難できる立場
ではないと思わせたところは良かったと思う。
執拗にブルームを追いかけていたアンソニーと人を殺めて、
自らも殺されかけるマーサが主に該当する。
そして過去にはアディルも自分の運転手であるアティーフを
殺害しているし、ブルームの潜入は過去15年だとされていた
ので、それだけ組織に浸かれば、非道な事に対して実行を
させられているのかも知れない。
ブルームが残る決断を見せたのもマーサの事件解決後に見せる
微笑みが、素直に笑っていないことを感じたからではないかな。
どんな事情で有れ人を殺めれば人生の価値観なんてものは
全て吹き飛んでしまうものだと思う。
・アンソニーの正体とは?
このドラマのチームは正直誰も自分たちの過去や私生活を見せず
に進む。
スキル、役割などは仕事を見て視聴者が見極めていくもので
有り、一番描かれているブルームでさえ潜入捜査官だという
事くらい。
中盤になって初めてアンソニーとブルームの間に蟠りや不信感
がある事が直接相手に伝わり、色々と脅しや牽制したりする
流れがある。
どちらが主導権を握っているのか。
そもそもブルームが潜入捜査官だったという事を知って追及して
来るのはフェアなのか。警察官としての使命と潜入捜査官の
それが衝突するというのは興味深いものではあるのだが・・
アンソニーは言い方は解せないが素直に認めている。
「俺は潜入捜査の重荷を知らない。お前のように命の危機に直面
したことも、麻薬の売人を演じたこともない。ただの警官だ」
「規則に縛られながらつまらない毎日を送っている」
「お前はただの犯罪者でマフィアの女がお似合いだ」
その後一人でブルームだけが地下室から出てきた事や警視庁
に戻って来たので殺されたか地下で縛られたかしたかと思って
いたが、流石にそうはならなかった。ここでアンソニーが殺される
ならば、アティーフだって殺せるからね。
・アンソニーと協力するブルーム
参考人聴取とはいえアディルが警視庁にいる以上は流石にブルーム
も容易に動けない。
警視庁に戻って来たアンソニーにブルームは頼みごとをする。
しかしアンソニーの手は震えているようだった。
ナザールは部下を使って麻薬密輸を継続している。
逮捕前と同じく精製場所はトルコのシバス。
そこはナザールの出生地。倉庫はロンドンの何処か。
彼は周到に準備している。
ナザールはテロ行為を繰り返すクルド過激派と組み、北ロンドン
を根城にしている。セメント工場の遺体は過激派二人の仕業。
グリーンレーン付近で不法滞在している。
被害者は麻薬の売人以外に一般人も含まれているハズ。
しかしアンソニーはその事実をマーサにメモにして伝えた。
マーサではなくアンソニーに先に事実を話したブルーム。
それを行う必要性が有ったにせよ、潜入についてはマーサの
方がブルームに近づいていたので複雑だったように思う。
ブルームは全てを話すと自分から出ていった。
「引き止められるだろうからあなたとは話したくない」
現状が把握できずパニックに陥るマーサ。
・被害者
一番最近殺害されたという遺体はアディルの運転手だという事が
判明し、彼女は事情聴取を受けている。
もう一人も心臓に埋められていたペースメーカーから身元が判明。
トルコ人で資産家のライチェック。
彼女の兄・ナザールに金を払っていた人物。
・アディルから事情聴取
少しずつ組織の実態が明らかになる。
アディルの父親が収監された後に彼女は叔父と同居。
叔父はアディルに性的暴行を加えていた。
当時11歳の兄・ナザールが刺殺している。
兄も叔父から怯える立場。兄妹は固い絆で結ばれている。
彼女はレストランで警察から事情を聴かれたことをブルーム
に語る。
「駆け落ち」
追跡される心配のないボートの用意。
過去を捨てて家族とも会えないことになる状況に覚悟が
出来ているかを問う。
特捜班に追跡されていたアディルの携帯を不通にする。
・新たに7人の遺体が発見される
これで遺体は12体目
テレビの前で報道を見ていたアディルと父のハリト、そして
ブルーム。ナザールの仕業だと知りハリトも信じられないと頭を
抱える。
「頭のいい子だったのに何故こんなことに・・」
ハリトは二人のクルド人(Sam Vincenti)(Dion Pala)に、店から
出た後、ブルームとアディルの尾行を命じる。
・マーサとブルーム
二人のクルド人が尾行している中でマーサに会いに行ってしま
うのがこのドラマの緩さ。
マーサとしてはブルームに賭けていた。
「気骨のある人材を得るチャンスだった。鋭敏で有能なスパイ」
「15年間犯罪者側に潜入していたがあなたは誰よりも警察官らしかった」
ブルームが去った後にハリトらがマーサを襲う。
電話がかかってくるがマーサの悲鳴が鳴り響く。
アンソニーとホセにも協力を求める。
更に警察中が大騒ぎになり、テッサが連れ去られた車を見つけ出す。
トンネル内で消えた車。衛星で確認する。
クルド人が乗って来た車は現場で燃えていた。
「ダルストンの倉庫を売れと兄に言われた」というアディルの言葉
を思い出す。
マーサは手を縛り上げられ吊るされる。
ブルームはクルド人のいる場所(倉庫)をアディルに聞きに行く。
「二時間経ったら必ず戻る。その後は一生離れない」
マーサはマイヤーズロード(Myers Road)の倉庫にいる。
「私は無事よ、予定は変更しないで」
ここに留まるか、それとも誰も知れない土地で身を潜めて
暮らすのか。
闇から救ってくれたのはマーサだと思うが彼女が闇に落ちそうで
シーズンが続けばその辺の心理的影響は興味深く映ったのでは
ないかな。
■その他
・Green Lanes
トルコ系住民がや多いとされる場所。
・Chinese burns
アディルが幼少期に虐待を受けた心の傷に対して、ブルームが
語るセリフ。
意味は子供の悪戯だとされ、イギリスBBCの記事では
イギリスで学校に通う成人のほぼ半数が校庭で意地悪な被害に遭った
ことがあるとされ、世論調査では27%がこの「Chinese burns」を
受けたことが有るという。
アメリカではIndian burnというとか。
腕を絞って相手が嫌がることをするアクションのことなのかな。
・NEW SCOTLAND YARD
・(君の部屋は)俺の部屋に似ている。俺たちは合わない
マーサの家に行った際にブルームが語るセリフ。
それに対してマーサが語る言葉。
「女をフルのが上手ね」
「相手は誰?」
「愛する人には自分をさらけ出すのよ」
「相手をその気にさせたなら愛情に答えないとダメ」
ブルームの立ち去る際の立ち回りが何処か90年代っぽい。
・面白い話
マーサを殺そうとする際にハリトが言った言葉。
「海でサメに食われる奴は襲われる前から死ぬ運命にある。
しかも原因はささいなかすり傷だ。サメは海の深い所を
泳ぎながらかすかな血の臭いを感じ取っているんだ」
「君もサメに狙われている。サメの餌になる運命だ」
( You know the interesting thing about shark victims?
Often they’ve let death in long before they meet the shark.
A nick or a cut is all it takes.
A grazed foot on a pebble.
Something so small you might not even feel it.
But the shark is already swimming through the depths,
drawn by that tiny speck of blood.
You were bleeding already, weren’t you, Martha? Worn out)
■使用された曲
・Prologue (Identity) by Alan Silvestri
・What Have You Done?
・Settling In
・Lou Is Dead
・Suicide Jumper
・It Was an Accident
・Bodies Disappear
・May 10th
・Rhode’s Secret
・Showdown
・Orange Grove
・No Second Chance
・Identity End Credits
■出演者
DI ジョン・ブルーム (Aidan Gillen) 警部補 元潜入捜査
DSI マーサ・ローソン (Keeley Hawes) 副警監 女
テッサ・ステイン (Holly Aird) コンピュータ捜査
DC ホセ・ロドリゲス (Elyes Gabel) 赤いシャツ、パーマ
DS アンソニー・ウェアリング (Shaun Parkes) 巡査部長 黒人
AC ヒュー・ウェインライト (Patrick Baladi) 警察の偉い人
アディル・ケマル (Agni Scott) ハリトの妻
ハリト・ケマル (Ken Bones) アディルの父親
アティーフ (Aleksandar Mikic) ブルームを”ブレンダン”と呼ぶ人
ナザール・ケマル (Tamer Hassan) アディルの兄、囚人
DCS メアリー・ブル (Lynda Rooke) 警視正
Dr.サイモン・クロフォード (Daniel Hill) 内務省の病理学者
(Sam Vincenti) クルド 1
(Dion Pala) クルド人2
(Taylan Halici) 店主
(William Key) アディルが事情聴取される時の代理人?