ウェールズ連続少女殺人事件~30年目の真実
(Steeltown Murders 2022年・英国)
監督:マーク・エヴァンス Marc Evans
脚本:エド・ホイットモア Ed Whitmore
プロデューサ:Hannah Thomas
製作総指揮 Jonathan Hill、Ed Whitmore
第4話 残酷な結末
【STORY】
●前回までのあらすじ
家族のDNAで犯人を特定できれば歴史に名を残す。
データベースに無いなら血縁者のもので特定を・・
特定の遺伝子マーカーを受け継いでる。
ポール・カッペン26歳。窃盗罪でDNAを採取されている。
父親のジョセフ・カッペンは過去の容疑者リストにある。
クリスティンにご主人(ジョセフ)の事を尋ねると、死んだと聞く。
ジョセフは興味深いねとコリン。
ジョセフのと思われるDNAが75%一致している。
「75%」・・誤差の範囲とは言えない。
ジョセフの墓/墓標の前にいく。このままでは十分ではないと
ポールは感じる。
●ランドーシーの森
シータは車で被害者が見つかった犯行現場・ランドーシーの森
に独り赴く。
シータは地に触れると1973年の事を思い出す。
ポーリンとジェラルディンと一緒にいたものの父親によって
彼女だけが家に呼び返されたもの。
そして当時落ち込むシータの前にポールが訪れ、犯人は必ず
捕まえると約束すると言われたこと。
それはポールも同様だった。
容疑者のジョンについて何時までも纏わりついていたこと。
刑務所ではどんな暮らしをするのか?
1日3食でラウンジでテレビ鑑賞。
そんなことは罰には入らないと被害者家族は語る。
●遺体
「ジョセフ・カッペンの遺体を掘り起こしたい」
ポールは上司のジャッキーに懇願する。
「遺族が75%という数字をどう感じているとおもうか?」
●ジャッキーのオフィス
事件発生から30年の時を経て私は遺族に伝えなければ
ならない。
「彼が犯人で100%間違いない」と。
その為に遺体の発掘が必要だ。
遺族・関係者、地域社会、被害者たちの為に遺体を掘り出し
確認すべきです。
説得力はある・・正気とは思えないけど。これは異例どころ
じゃない前代未聞よ。実際に掘り起こすなら家族の同意が
必要になる。カッペン家にも・・だ。
地域社会ためとは言ったが一歩間違えば世間を揺るがすこと
になる。
●三人の警察署
上層部の承認も得なければならない。
そこはジャッキーに任せよう。
フィルはどう思うのか?
間違ってたらどうする?カッペンではないかも知れない。
それを確かめるんだ。
それは分かるが遺体の発掘は反感を買います。
上層部、遺族たち、カッペンの家族が騒ぎ出し、マスコミ
が嗅ぎつけ世間をにぎわす。
フィルに続いてゲラントもまたカッペンが犯人でなかったら?
と心配する。
●ウィリアムズ家
フィルとゲラントはダイ(継父)とパットに会う。
捜査の進展か? ポールは合わせる顔がないのか?
・ポールは別の被害者家族ジェラルディンの両親の元にいた。
私たちにはいい知らせだ。真実が明らかになるもの。
カッペンのことを見てみた振りをしてた人々も認めざるを
得なくなる。
発掘を望んでいるが実現できるかは分からない。
あなたたちも支持してくれるか?
もちろん支持するというジーン。
デンバーにも同意を求めるが少し気が乗らない様子。
●クリスティンの家
フィルとゲラントが彼女に会いに行く。
「ジョセフの遺体を掘り起こし、その後何をするつもり
なのか?」
掘り起こした後、遺体安置所に運びDNAを抽出する。
それでクリスティンにも頼みが有る。今も彼の家族と連絡
をしているのか?
一度も取ってない。不仲ではなく彼が私を家族に紹介
してくれなかった。妻と家族は別だったのよ。
家族の許可がいるんだ。
親戚のスージーからクリスマスカードが来たことがある。
彼女の電話番号なら分かる。
クリスティンはどこか落ち着かない様子だった。
ジョセフがサンドラを殺した可能性があると言ったわよ
ね。サンドラが消えた翌日彼はリンカーンに住む従妹
の家に行っている。
昔の事なのによく覚えていますね(Geraint)
滅多に行かない場所だから。9:02
妙だと思って覚えてたの。
色々判明した今改めてその時のことを考えた?(Phil)
そうだ。
彼が戻ったのは?(Phil)
3週間後くらいの金曜日よ。彼は何も言わず、私も聞けなかった。
・離れの鳥小屋を見に行く。
彼の記録が無かったのはリンカーンに身を隠してたからだ。
単純な方法ですが功を奏し奥さんの偽証で(Geraint)
彼女を責めるのはよせ(Phil)
仕方が無いと?
彼女の目には恐怖の色が浮かんでた。彼女も被害者と
言える。積みを犯したのは卑劣なカッペンだけだ(Phil)
●ジャッキー
行政に問い合わせたら警察だけの問題ではないと、誰の許可を
得ればいいか尋ねたら”冗談抜きで分からない”と。
どうすればいいのか。(Paul)
彼らは世間の信頼を失う事を懸念してる。
では各所に連絡を入れます(Paul)
できるだけ多くの人から許可を得て。
ゲラントが言った「間違いなら後戻りはできない」と。(Paul)
怖い?
周囲への配慮がつい疎かに(Paul)
余計な心配はしなくていい。カッペンが犯人じゃなかったに警察
が責任を取る
**********************************************************
**********************************************************
■感想
30年前の連続殺人事件で被害者が殺される前に暴行を受けた形跡
から犯人側のDNAサンプルが入手される。
当時の目撃証言や可能性のある容疑者リストから地道な捜査に
よって徐々に人数が絞られ、ついに当時から容疑者として浮上して
いた2人の男性にまで追い詰める。
一人はDNAの提出を拒否して逃げ回るトーマス・ウィロービー。
そしてもう一人は最も有力な容疑者であるジョセフ・カッペン。
ジョセフの息子・ポールが窃盗罪で捕まった際にDNAを採取されて
おり、75%の確率で繋がりを持つDNAであることが分かったことから
その男はジョセフ・カッペン。妻のクリスティンから話を聞きに
いくが彼は1990年に肺がんで亡くなっていることが判明する。
僅か4話のドラマだが私は見ている内に、ダイだかデンヴァー
だかジョンだか分からなくなってしまい、書いていてもその辺が
混乱しているかも知れないのでご了承ください。
会話の中で名前を言ってくれないと確認のしようがなくて
ちょっと困りました。
人生の30年を事件によって縛られたものにとって「75%」では
終わりを迎えることが出来ずにいる。
「75%」では安心することが出来ない為に、実際に本人のDNAを
入手し照合する必要がある。そして「100%」「絶対」という言葉
を添えて犯人を見つけたと報告する必要があるのだ。
驚くべきはパットの発言だ。
彼女は関係者の中でも娘を失う母親の立場なのに、
「事件解決に何の意味が有るのか」という言葉を発する。
解決した所で殺された娘のサンドラは戻ってこない。
ましてや犯人が死んでいると聞けば罰することも出来ず
達成感よりも無慈悲なまでのピリオド的言葉を聞くのみである。
彼女の隣にいる旦那のジョンはその言葉に驚いていた。
彼はタクシードライバーの仕事を今でもこなしながらも
職場での苦労を口にする。
一度容疑がかかった彼にとって客からは容疑者の視線で
見られているという現実。そもそも警察からあれだけ
疑われて扱いも邪悪なものだった。
過去の取調室でのトニー・ウォレンのジョンに対する扱いは本
当に適当なものだ。70年代くらいまでの捜査となると
どの国も似たようなものが有ったのだろうね。
こんな形で犯人を決めつけて整合性を合わせていくすり合わせ
のような捜査方法では冤罪を生むばかりである。
起訴すればほぼ間違いなく有罪になる日本の捜査システムも
世界的には異例のような扱いをされるし、過去には何度なく
冤罪を生んで来た。今とは違い凶悪犯の多さが有ったのだろう
けどね。
最終話はこれらの被害者家族や知人、そして捜査官らの後遺症
を描いたものがテーマとなる。
皮肉に感じるのはジョンと同じくして加害者の妻として
クリスティンはジョセフの暴行の影におびえながら暮らしている。
クリスティンの家に行く際には寂れた離れの鳥小屋の光景が映る
が、そこから覗くジョセフの監視の視線の残存が消えてなくなって
こそクリスティンの心情が分かるという。
三者三様の事件解決への流れで、その辺は面白く出来ていた。
が、それがほぼ実在した事件を元にアレンジを加えて描かれた
ドラマというと面白いという言葉は失礼にあたるのかも
知れない。
■最後に広げた大風呂敷を回収する
ドラマをより盛り上げる為だろうか。
このドラマの中では最後までもう一人の容疑者を残して
置いて、プランBと称した流れを作っていた。
ただ苦しいのは加害者のDNAが被害者から検出されている事実
があるのにも関わらず、4話になってからとってつけるような
捜査になってしまったこと。
ポールの一直線な捜査方針に対するリカバリーのような形に
したかったのだろうが、捜査令状もなく、また上司に報告なし
に捜査を続けることは逆にリスク以外の何物でもなかった。
私は可能性としてこの流れは共犯説を作り出すような流れに
したいのかなと思ってみていたし、また事件の全貌を知りな
がら黙っているものがあぶり出される仕掛けになっていると
勘ぐっていたが考えすぎだった。
■30年目の真実
あくまで私が印象に残ったシーンです。
過去のエピソードの感想に書いたことも有りますが、幾つか
整合性を合わせたようなものが有ったので改めて書いて
みます。
・シータのこれまでの行動
シーバンク・ホテルというところによく足を運んでいたので
自分はここに父親が泊まっているか、近くに住んでいるのか
入院している病行の近くなのかと思っていました。
実はこのホテルのパブで過去3人が話し合っている場所だと
今回分かります。
シータだけは父親の厳しい教育にあり、連れ戻された結果
今を生きて居る。
父親はシータに「善人で居ろ」と教育している。
その結果 学校の校長に上り詰め、そして教育の改革をした女性
の一人となった。
これは警察官であるポールと対照的な結果になったかな。
・シータが着ていた服
1話の感想の中で二人の友達の葬式に場違いだと思う青緑の服を
着ていたことに言及したが、今回その服の出所が判明する。
当時ポーリンが勤めてた店に青緑のドレスが売っていた。
三人の中でポーリンだけがアパレル業に従事していて、
他の二人は工場で働いていた。シータが当時その服を欲しがって
いたがお金が足りなくて月曜日までには払うと語っている。
その時の服を着ていたので余程気に入った服だったのだろう。
そして払い終わっていない代金はどうなったのか。
・シータの態度
このドラマでは何人かの人々が意味深な行動を取っている。
会いたくない人も居るだろうし、そこには色んな念が渦巻いてい
る。シータがジェラルディンの父・デンヴァーを避けている
ように思われた。デンヴァーは今回率直にその疑問をシータに
ぶつけると、「私と会えばジェラルディンを思い出すかと
思って・・」と語る。
・三人の喧嘩
三人の喧嘩とはシータ、ポーリン、ジェラルディンの事だが
1973年当時、シータの服を巡り喧嘩になったことがある。
しかし事件の晩に仲直りしたところは唯一の救いなのかも。
ただシータ本人は喧嘩しなかったら別の展開にもなった可能性
があるとして少し自分に厳しい見方をしている。
三人とか「3」の数字について言及した事も有るが、捜査官が
三人となり喧嘩しながら捜査を進めている。今回は最終回に
して分裂してしまうかと思われたが、その辺は長い付き合いで
あるポールとフィルという感じだった。
・ジョセフが持っていたタバコ
Winchelseaと書かれたタバコの箱。
墓から掘り起こすとスーツ姿の遺体が柩の中から出て来る。
ウェルズ地方では土葬文化なんですね。
そのスーツのホケットからはWinchelseaと書かれたタバコの
箱が入っていた。
元々捜査の当初から「犯人に共通するのはタバコの匂い」だと
言っていたからね。
後に肺がんになったとの事なのでこのタバコが原因だったの
だろう。
また上述した様にシータが着ていた服とこのタバコは
父親に見つかるきっかけとなり、家に連れ戻されることに
なるものでもある。喧嘩した流れからクールダウンする為に
店の外で一服吸いに出ていたシータを車で通った父親が見つ
けて連れ戻すというシーンが有る。
・ジョセフの靴のサイズ
色々と当時の現場捜査班が証拠を取っている。
靴のサイズが27.5センチで一致する。
車のタイヤ痕も採取していることを語っていたがそれらは
より犯人であることを固める有力な証拠たちだ。
・30年前とのシンクロナイズド
デンヴァーがポールの腕で涙するシーン。
被害者が見つかった現場に知らせを聞いて急いでやってきた
デンヴァーは現場を見て崩れる様に膝まづいてポールの腕を
掴んで涙する。そして30年後の今、犯人が確定したことを報告
に行くとデンヴァーはやはりポールの腕を握って涙した。
■その他
●ヒッチハイクは危険
DANGER – Thumbing Lifts Has Led to Murder Don’t
●墓を掘るVTR
2002年5月17日だと書かれている。
●褒められたい人たち
捜査をしている人たちも一般社会を生きる普通の人間だ。
ポールは30年間事件に掛かりっきりで出世も棒に振り、
この事件に拘った。
ポールは解決することで被害者夫婦からは感謝されると
思っていたが、決してそのような単純な展開ではなかった。
フィルもまたその一人で当時の捜査官だけど、彼の場合
1話の中でジェーンがどうとか語っていた気がするので
それが何だったのか気になる。
そんなフィルがポールの前で、
「いいや、献身的に働いている僕をたまには褒めてくれ
君は勝手な指示と言うが僕はフォローしてるんだ」と語る。
ポールのスタンドプレイ的捜査方針に関しては度々取り上げ
られたが上司だけでなく部下や同僚がフォローしてこその
ポールという人物が存在し続けられたというものである。
カリーナもまた献身的に夫のポールに尽くした人物だった。
車の中で二人が会話するシーンがあるが、タイミングが
悪く気の無いような返事をしてしまい、それに気が付いた
ポールは妻に謝罪し感謝を述べる。
■セリフを英語で・・
●ジャッキーとポールの会話。
・ポール、あなたが”頑固”だからこんなことに。
none of this be happening if you weren’t Paul,such
a stubborn bastard」
・「”熱心”と言ってください」
I prefer single-minded , but you know , I’ll take it.
Single-minded is not a compliment in my book
●ポールとコリンの会話 (柩を取り出す時)
・「この嵐も君の演出か?」
Bloody hell.You didn’t ararange that as well, did you?
・「違うよ」
I’ll meet Colin.
●ポールとカリーナの会話
・ブライアンは古風の名前?
ポールとカリーナの間にはケイトという娘が居る様子。
その娘が今度付き合っている男性を家に連れて来るとした
際に相手の名前を聞くとブライアンだという。
日本人から見るとブライアンは古風でもなんでもなく
普通に格好いい名前の響きに聞こえるがウェールズでは
違うらしい。
「ブライアン、親は流行を追わず古風な名前を付けたんだな。
気の毒に・・ブライアンか」
Brian.Who in God’s name calls thier kids Brian in this day
and age? Poor bugger.Brian
■使用された曲
・Have a Nice Day (Decade In The Sun Version) – Stereophonics
■出演者
D.C.I.ポール・ベセル (Philip Glenister) 警部補 ヒゲ刑事
フィル・リース (Steffan Rhodri) “バッハ” ポールと旧知の仲で相棒刑事
カリーナ・ベセル (Nia Roberts) ポールの妻
D.C.ゲラント・ベール (Gareth John Bale) 新顔の刑事
コリン・ダーク (Richard Harrington) DNA捜査ラボ
ダイ・ウィリアムズ (Keith Allen) 容疑者、サンドラの継父
**D.C.S.レイ・アレン (Oliver Ryan) 警視正、70年代
D.I.トニー・ウォレン (Steve Nicolson) 警部 ボス、チリチリパーマ
ジョセフ・カッペン (Aneurin Barnard) ポール・カッペンの父親、車の持ち主
ジェラルディン・ヒューズ (Calista Davies) 工場の女性・犠牲者
ポーリン・フロイド (Jade Croot) 工場の女性・犠牲者、白い靴
D.S.I. ジャッキー・ロバーツ (Karen Paullada) 警視・ブロンド女
**ジェーン・マーチャント (Lisa Victoria) セブの妻
**D.C.ナイジェル・パーク (Morgan Hopkins) 若手刑事・雑務
**D.S.ジャック・グリフィス (Rhys ap William) 刑事巡査部長
**D.S.クリス・ウィン (Richard Corgan) 以前ニースに勤務、もみひげ
**ウォルター・ワトキンス (Wyn Bowen Harries) 犬を連れて散歩
ジョン・ディルウィン・モーガン (Rhodri Miles) 元サンドラの恋人
Mrs.モーガン (Caroline Berry) ジョンの妻
**A.C.C.ティム・ベイリー (Dewi Rhys Williams) 警視監補佐、2002年捜査指揮
フィル・ブラント (Matthew Aubrey) 2002年の事件捜査・DNA検査
セブ (Matthew Gravelle) シータの夫 ハゲ
シータ・アンワル (Priyanga Burford) 学校の校長、被害者の友人
**ジャン・スタイルズ (Maxine Evans) 刑事たちの協力者
**マヤ (Mia Khan) セブとシータの娘??
トーマス・ウィロービー (Nicholas McGaughey) 容疑者、DNA提出拒否
パット・ウィリアムズ (Sharon Morgan) ダイの妻、ブロンド
デンヴァー・ヒューズ (William Thomas) ジェラルディンの父、めがね
ジーン・ヒューズ (Mair Rowlands) ジェラルディンの母、ブロンド
**ヴィク・ジェンキンス (Richard Elfyn) 当時の警察
クリスティン・カッペン (Maria Pride) ジョセフの元妻、DV被害だった
デニス・ウィロビー
チャンドラー教授 () ロンドンの国立検視局
シルヴィア・カンブレイ (Amelia Donkor) 法人類学者
リス・ウェバー (Arwyn Davies) クムネド・ゴルフクラブの管理人
スージー (Francine Morgan) クリスティンの親戚
トニー
ケイト・ベセル () ポールたちの娘
ブライアン () ケイトの交際相手
ヴィンセント () 義父
ハーバート () 祖父
— () サウスウェールズ・クロニクルの記者
若い頃のDCポール・ベセス (Scott Arthur)
若い頃のカリーナ・ベセス (Elinor Crawley)
若い頃のフィル・リース (Siôn Alun Davies)
若い頃のジェラルディン・ヒューズ (Amy Morgan) デンヴァーの娘、被害者
若い頃のデンヴァー・ヒューズ (Gruffudd Glyn) ジェラルディンの父
若い頃のジーン・ヒューズ (Amy Morgan)
若い頃のジョン・ディルウィン・モーガン (Ben McGregor) サンドラの彼、容疑者
若い頃のMrs.モーガン (Rosie Sheehy) ジョンの妻
若い頃のD.S.ヴィック・ジェンキンス (Dyfan Dwyfor) 南ウェールズ警察で上級刑事
若い頃のローアン・アンワル (Kriss Dosanjh) シータの父親
若い頃のシータ・アンワル (Natasha Vasandani) ローアンの娘
若い頃のダイ・ウィリアムズ (Rhys Rusbatch) 1973年当時のダイ役
若い頃のクリスティン・カッペン (Remy Beasley)