エージェント・オブ・シールド Agents of S.H.I.E.L.D. シーズン3 第8話 いくつもの首 Many Heads, One Tale

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第8話 いくつもの首 Many Heads, One Tale

脚本/Daniel J. Doyle
Jed Whedon
監督/Garry A. Brown

【これまでのあらすじ】

マリックはウォードに対して君はいくつもの過ちを犯したこと
を語る。
しかしウォードは俺のゲームが分かってないようだと告げる。
フィッツはボビーにこれに覚えはないかとしてウィルのワッペ
ンを見せる。ドアにマークを刻んだ連中がウィルたちを時空の
扉に送り込んだのだとしたら?と。ガーナーは僕に殺されたもの
には理由が有ったことを語る。リンカーンは何でお前がそれを
決めるのかとして激怒し何様だという。ロザリンドはガーナー
を眠らせれば変化を遅らせられてその分治癒する可能性が高く
なると語る。ロザリンドはコールソンと関係を持つがマリック
に対してノーラッドで会えずにゴメンなさいと連絡する。彼を
近いうち連れて行くとするとマリックはタイミングが肝心だと
語る。

【ストーリー】

マリックはウォードと会話する。タコはヒドラの大いなる象徴
の一つ。非常に知能が高く、適応性に富み殺すときには実に
容赦がないと。ウォードはすごみはあるが食いたくはない
という。確かに俺には適応力があると語る。あんたもそうだが
君の出方次第だとし、ヒドラの幹部は殆どが死んだこと。原因
の一端は君だとウォードに告げる。余計な連中を消したのだと
いうが、マリックはそれだけではないとしストラッカーの息子に
まで手を出して探っていること。君は噂を追いかけていること。
ストラッカー家の「金庫室」など存在していないというマリック。
信じたいがあんたはストラッカー家最後の一人を売って金庫を
支配下に置いたこと。そして最強の力を手に入れていると
いう。2人で有効に使おうと語る。するとマリックはヒドラとは
実に複雑な組織だとし、私には長年温めていた計画がありついに
実行に移すという。君の復讐ごっこに付き合う程暇ではないという。

君は利口な捕食者。だが食物連鎖の頂点にはいないというマリッ
クは外に出て行く。

そんなウォードにヒドラの構成員が襲いかかってくる。
しかしウォードはそんな人物を制圧すると、折りが知りたいのは
金庫の場所ではなく入り方だという。マリックと一緒に行った
ことがあるヤツハ生き延びられるチャンスだと。協力する気
などないというヒドラ構成員。

コールソンはあのモジュールでガーナーを沈静化させたこと。
タンクが備え付けられてあるから必要に応じて眠らせることが
出来るという。ホントなこれで良いんだなとゴールソン。
人間の状態のままで昏睡にするのだというロザリンド。
治療法は全力で見つけるという彼女。彼は良い人間だったのだ
というコールソン。進展したら逐一報告するという彼女。2、3日
後に基地に来て欲しいとしその時話を聞きたいという。
マックは彼女の話は誰がするのかとするが、コールソンはメイの
ことはソッとして置こうという。

フィッツに対してシモンズはこの変は何かと尋ねる。
象徴人類学と図像学の本をありったけ集めたという。雄羊の
マーク。ウィルの制服のロゴもそれだけと思うという。
モノリスを研究していた人がお城の床にこのマークを彫ったの
は200年も前でしょ?とシモンズ。偶然とは思えないと。ここから
辿れば手がかりが見つかるかも知れないというフィッツ。
シモンズはメスが気の毒だとし、私ならば耐えられないと語る。
リンカーンはここに来てからずっとあの顔で睨まれているんだ
とし、いつも片眼を開けて寝ているとデイジーに語る。しかし
地下の秘密基地でも十分だと思えるという。一つ屋根の下だが
狭くはないという。プライバシーは必要だが・・。リンカーンは
転がり込んでごめんとしやりずらいだろうと。何よりもキスした
ことを話し合わないといけないという。無理に話さなくても良い
とし成り行きに任せようという。あなたはもっと難しい決断を出
さなきゃいけないとし、コールソンは必要な人しか基地には置か
ないのだという。

コールソンのオフィスにマック。
コールソンは私がリトルリーグのオールスターに出られなかった
ことを話しに来たのかという。マックはロザリンドの件だとし
親しくなったのは知っているが寝ているのかと問う。本気なのか
それとも利用しているだけなのか。コールソンは私が女性を利用
するような見えるか?と問うと、それは問題大ありだという。ATCU
の責任者を家の秘密基地に連れ込んでいるのだという。
私は彼女が好きだが信用して良いが決めかねているという。
スパイは若い奴か死んだヤツ以外信用出来ないという。ロザリンド
を信用出来たら良いが・・それで直接見極められるように連れて
きたのだという。君たちは彼女に気がつかれないように動いてくれ
と。

コールソンは主要メンバーに対して今日から「スポットライト
作戦(Operation Spotlight)」を行うという、目的はATCUの影の
部分を一つ残らず明らかにすること。その為モジュールはATCU
の施設へ入れたがこのモジュールを使い施設内に侵入するという。
ボビーとハンターが実際に中に入り、デイジーとマックがゼファー
ワン(Zephyr One)から指示。ボビーとハンターの救出をメイと
リンカーンで行ってもらうという。あの施設には何が有り、治療
法の開発がどの程度進んでいるか、どんなインヒューマンズ
が収容されているか。最後にATCUが何をしようとしているかだ
と。どうして今のタイミングなのかというデイジー。ATCUのリー
ダーが私を信用し始めたからだとし、私も彼女を信じたいと語る。

■感想

やはりコールソンはなんだかんだ言っても慎重な姿勢は何処かで
持っている。
ロザリンドに好意を持っいたとしても当然相手に全幅の信頼を
寄せるハズもないしね。

段々とドラマのシナリオに占める異星人の色が濃くなり劇場版に
近づいて行っている印象も有る。異星人との戦いになってしまう
とどうしても一般のシールドスタッフが力押しされる場面では
無気力な状況になってしまうので、どういう所で整合性を図るの
か。

そもそも異星人を作ろうとしているものたちは、自分たちはそれ
を制御出来ると思っているのだろうか?

ウォードとマリックの間で会話していたことは、ヒドラや
テリジェンやモノリスの歴史について興味深いネタが詰まってい
た。

■シモンズとフィッツ

フィッツはシモンズの為、そしてウィルを救出する為に全力を
尽くしている。あの図形の意味を調べるために象徴人類学やら
図像学の本を集める。

雄羊の頭のマーク。
「シカゴ・ファイア」を見ている人ならば、現在はしご81小隊
がマークにしている羊のマークを思い出してしまうかも(笑)

なんだか二人の関係が切ないね。
どちらもいまわの際に気持ちを語っていたので、どうしてもそれ
が本当の気持ちだったのか分かっていない。

今のシモンズはウィルに関してフィッツに手伝わせることへの
罪悪感で一杯だが、フィッツも良い奴で、ウィルについて散々
悪い所を探し出そうとしたが非のない良い奴で、ボクでも好きに
なるくらいだと語っていた。

■謎多きもの

・そもそもヒドラって何さ・・どやさ

城のマークを彫ったのは200年前。
しかしそれと同時にヒドラという組織もまた形を変えては歴史を
持っている。
誰もが第二次世界大戦時にレッドスカルがナチスの財源を使って
その帝国を築き上げたとしているが、実際にはヒドラ設立の原理
に従っているだけで、100世代に渡って受け継がれている。

数千年前にこの星を支配すべきインヒューマンズがタン所。それ
らはあまりに強かった為に他の者は恐怖のあまり地球から消した。
その方法論が時空の扉で遠い惑星に送っている。

ヒドラはそんな彼を連れ戻すために作られた組織だということ。

もちろんヒドラとは今の世代の名前で有り、シールドにも前身
があるようにヒドラにはもっと長い歴史と名前があるようだ。

・そもそもモノリスって何さ・・どやさ

城のマークに関連して・・
モノリスの個々のものは巨大な岩から切り出したものだとして
いるけど何処かに巨大な力の岩が更に存在しているようだ。
モノリスは他の世界へ続く扉。
大きな岩は他の世界の財宝も所有していると。

マークは何千年も前から存在し、死や儀式的殺人に取り憑かれた
人たちのシンボル。異教徒の悪魔神話の期限と絡み合っている
こと。NASAのミッションに資金提供していた組織のマークでも
有った。

■スポットライト作戦

目的はATCUの影の部分を一つ残らず明らかにすること。
その為にシステムに潜入する為に行った作戦。

・ボビーとハンター

二人はATCUのバックドアを開ける為にFBIのサイバー犯罪特捜班
の緊急対応チームとして乗り込む役目。複数のサーバーが攻撃
された為に調べると称して、堂々と中に入る。
ボビーは捜査官でハンターがハッカー/コンサルタントの役目。
ハンターが「くたばれオンキース」Tシャツを着ていた為に、
ATCUのスティーヴはレッドソックスファンなのかと問うやりとり
が有った。
このドラマはこういう小道具は実に細かいネタとして利用される。

当然ハンターがハッカー的容姿を持っていてもハッカーとしての
スキルはない。全てはデイジーからの指示で右から左に語る役目。
ただハンターは口裏を合わせれば良いだけだったけど、流石に
キーボードのタイピングまでは上手くごまかせずに、まるで
“アナログ世代”のロザリンドとコールソンが自虐的に語っていた
のと同じようにハンターも駄目すぎる(笑)

ボビーはホワイトハウスからの連絡と称して電話を掛ける振りして
中を調べるが、「科学部門」「能力者管理室」と書かれた部屋には
治療薬もインヒューマンズも一人も居ない。

それどころか中にはフィッシュオイルの錠剤がある事を知る。

・メイとリンカーン

この二人の組み合わせはリスクもはらんでいて読めない展開だ
った。そもそもメイは一番何を考えているのか分からない。
「ずっとあの調子で睨む」としてリンカーンはメイから発せら
れる無言の圧力に殺意みたいなものを覚えていたけど、寧ろ
逆で、今までメイはリンカーンのことを誤解していたこと。
ガーナーが怪物だったのに、リンカーンのことを疑って敵視
していたことを謝罪していた。

この二人はゼファーワンに乗って救出に向かうという役割。

・デイジーとマック

二人は飛行機内からボビーとハンターを支援していた。
久しぶりにデイジーのハッカーとしてのスキルを見せられた
感じかな。

■その他

・ウォードとマリック

マリックとしてはウォードを何処まで利用するのかな。
基本的にはマリックはあんまりウォードを信用していない感じ
だけど、彼はシールドのことをよく把握している人物だからね。

ウォードは冒頭ではヒドラの復活と共に、その復活のために
必要な財源をストラッカーの財宝から得ようとしていたのかな。

その財源がドイツのツェプコー(Zepkow)にあるという。

・ロザリンドが口を滑らせた

コールソンが彼女を信用しなかったのはタヒチ計画について
彼女の口から耳にしたことだった。

ただロザリンド自身も知らされていないことが多く、
ロザリンドとマリックの出会いは2001年。当時彼の会社は
コンサルタントをしていてNASAのことを担当していた。しかし
ロザリンドも10年以上一緒に仕事をしていたのですっかり信用
してしまったようだ。
バンクスはロザリンドの忠実な部下なのかな。仲間になってく
れると良いけどね。

・本物の怪物は?

「メイは俺を怪物と思っていたがあなたは本物だ」
とウォードはガーナーの前で語っていた。そんな彼のことを
クロロエチル硫化物/マスターガスで処分しようとしていた。

・怪物と言えばギエラ役として登場したのはMark Dacascos演じる
能力者。
「Hawaii Five-0」を見ていた人ならば、ウォー・フォット役
としてスティーブと因縁の関係に有ったので記憶に新しい
だろう。

■使用された曲

・Agents of S.H.I.E.L.D. Theme Song
Written by Bear McCreary

■出演者

フィル・コールソン (Clark Gregg) S.H.I.E.L.D.の捜査官
メリンダ・メイ (Ming-Na Wen) エースパイロットで兵器の専門家
グラント・ウォード (Brett Dalton) ヒドラ家
デイジー・ジョンソン / スカイ (Chloe Bennet) S.H.I.E.L.D.、能力者
レオ・フィッツ (Iain De Caestecker) 兵器技術を専門
ジェマ・シモンズ (Elizabeth Henstridge) 生命科学に精通

ランス・ハンター (Nick Blood) シールドの傭兵
アルフォンソ・マッケンジー (Henry Simmons) “マック”、メカニック
ボビー・モース (Adrianne Palicki) ハンター元妻バーバラ

リンカーン・キャンベル (Luke Mitchell) 能力者
ギデオン・マリック (Powers Boothe) 世界安全保障委員会?
ロザリンド・プライス (Constance Zimmer) ATCU
ルーサー・バンクス (Andrew Howard) ATCU
スティーブ・ウィルソン (Nelson Franklin) ATCU、セキュリティ
R.ギエラ (Mark Dacascos) 1972年6月9日、元海兵隊?能力者
アンドリュー・ガーナー (Blair Underwood) 教授、心理学者
— (Astrea Campbell-Cobb) Flight Attendant / ウォードがナンバ

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