エージェント・オブ・シールド Agents of S.H.I.E.L.D. シーズン3 第3話 ファイト・クラブ A Wanted (Inhu)Man

リンク広告 テスト




第3話 ファイト・クラブ A Wanted (Inhu)Man

脚本/Monica Breen
監督/Garry A. Brown

【これまでのあらすじ】

デイジーはあの岩は時空の扉なのかと問う。フィッツは時空の
裂け目がシモンズを他の惑星へ連れ去ったという。フィッツは
モノリスの謎を解いて時空に入り、そしてシモンズを連れ戻す。
ウォードはヒドラは崩壊したので立ち直すとキーボに告げる。
メイはハンターに対して潜入するのかと問うと、彼はまずは
忠誠を誓い下っ端からのし上がるという。その為の手土産として
密輸兵器を盗むのでメイに手伝って欲しいと頼む。リンカーン
に接触するデイジーだが彼は普通に生きたいとして彼女の誘い
を断るが、シンシナティの病院で巨大な能力者との戦いによって
病院は滅茶苦茶。エリス大統領は異星人による脅威から我が国を
守る為に高度危機抑制部隊/ATCUを組織したと国民に発表する。
リンカーンに一緒に来てと改めて言うが、デイジーたちが来た
せいで生活が滅茶苦茶になったとする。

【ストーリー】

ATCUの兵士たちは森に逃げるリンカーンを追いかける。
隊長のバンクスはあそこだとして追いつめていくが、リンカーン
は送電線を利用し能力を使って派手に追跡をかわす。バンクスは
総員体制でないと無理だとして報告する。

シモンズは目覚める。
コールソンはマックたちと協議しシモンズのことを隔離する必要
がないのがせめてものことだという。何が心配なのかというマッ
ク。ボビーは地球じゃない惑星に数ヶ月もいた影響があるという。
フィッツは大気の組成も酸素濃度も重力も地球とは違うことを
告げ体中に異常があるかも知れないことを語る。心臓血管、呼吸
器官、聴覚・・全てが地球でない環境に慣れてしまっていること。
ボビーは活性化酸素のバランスの崩壊、ビタミンDの欠乏、
呼吸器系の炎症が見られると語る。シモンズは生命体との遭遇は
有ったのかと問うコールソン。植物だけで動物は無いという。
フィッツは襲われたと言っていたが誰かは言わないのだという。
コールソンはガーナー博士を呼んで心のケアも必要だと語る。
くれぐれも無理は禁物だと。

デイジーはリンカーンが大変なことになっているとしATCUが彼を
全国指名手配にしたという。FBI、国土安全保障省、警察機関
にリンカーンの顔写真と経歴を配布したという。見つかったら
ロクなことにならないので助けなければならないというデイジー。
しかしマックは助けようとしたのに断っただろうと語る。デイジー
はそれでも放ってはおけないというと、謎の大男も彼を殺そう
としているのだからと。コールソンは保護しようというがデイジー
は彼は何処に居るのか・・と。コールソンは見つけられると
いう。リンカーンと接触した際にマックが彼の体にチップを埋め
ていたのである。
デイジーはリンカーンの携帯に電話する。なんでこの電話番号を
知っているのかとリンカーンは尋ねると、35分前にビンフォード
の71丁目で購入したのでしょと。あなたの写真が全米の捜査機関
に配られていること。助けにいくというが、リンカーンはチップ
が埋められたことに気づき自分の体に電流を流してそれを破壊
する。これで追跡出来なくなってしまったと。デイジーは怒るが
いきなり現れたら寧ろ不安だろうとしてマックたちも彼女を
宥める。

マサチューセッツ州オールストン。
メイとハンターはあるバーにやってくる。
イギリスでヒドラと繋がっている人物でアメリカに来てから
こっちのヒドラと接触しているスパッドという人物がいるという。
スパッドと遭うハンターは仲良さそうにハグする。
ビールを飲みながらかつての悪事について語り合う。
闇ルートのコグニウム・スチールを50kg運んだこと。その際に
ラジオで流れたデフ・レパートのラヴ・バイツを聞いてスパッド
が涙していたこと。結婚を約束していた女に振られたばかりで
弱っていたのだという。メイは武器を売りたいとして、次世代
の殺傷能力抜群のものを金を持っていてあくどいヤツに売りたい
と語る。紹介料ははずむというと、アテはあるが信用がないと
無理だという。俺の紹介だけでは無理だと。拳で勝ち取れという
スパッドは最後まで立っていたら遭わせてもらえるという。

リンカーンのことがテレビで指名手配犯として流れる。
シンシナティの病院が異星人テロリストに襲撃された件で容疑者
の顔写真だという。長距離バスに乗っているリンカーンのことに
気がついた帰還兵はお前が犯人だろうとして擦り寄ってくる。
リンカーンはバスを停めて逃走する。

コールソンは最後に目撃された付近を監視しようという。
ATCUが目を光らせているハズ。居場所確認までデイジーは居る
んだと語る。追跡チップなんて埋めなきゃ説得出来たかもしれ
ないのに何で隠していたのかと責めるが、コールソンは君は当事
者に近すぎるからだという。近いに決まっているとし、あなた
に頼まれて能力者のチームを作ろうとしていたのだから・・と。
コールソンはATCUがまさかインヒューマンズを追い回すなんて
予想してなかったという。マックに対してロザリンドの経歴を
突き止められたのなら次は電話を調べてくれと語る。

シモンズはまだ地球の重力に慣れていないという。
ボビーは嬉しい人が戻ったと励ます。シモンズがモノリスの欠片
を気にするとボビーはもうそれは時空の扉じゃなく宇宙のガレキ
だという。フィッツも僕が徹底的に分析して安全性を確認したと
いう。シモンズは携帯音に敏感に反応する。
フィッツはシモンズを元の彼女のデスクに連れて行く。消えた
時のままにしてあるという。しかしシモンズは色んな音が聞こえ
るとし集中出来ないことを語る。惑星では怖くて好奇心なんて
吹っ飛んでいたという。まだ正直きついというと、これは単なる
見識障害で酸化ストレスが原因だと自ら分析する。フィッツも
それだけ自己分析出来るのは良くなっている証拠だと語る。

■感想

人は変わるということをテーマとして暗示しているのかな。
性格的な内面の変化だけでなく、外的なもの、人との繋がりなど
かつてとは違うということを色んな所で示してくれる。

悪党たちの間ではかつての仲間が必ずしも再び仲間としてすんなり
と受け入れてくれるとは思えないけど、信頼関係の絆に於いて
ちょっとした環境の変化によって人との間で今まで築き上げてきた
信頼さえも揺らいでしまう。

今回のエピソードを見てもスパッドとハンターの件はどうでも
良いとしても、リンカーンとドネリーの関係がそれに該当するし
メイとアンドリューの件も同様で、ハンターがメイに二人の関係
が、シーズン2の終了後、どういう経緯を経て今の状態になって
いるのかを尋ねていたけど、その辺は視聴者も知りたい所なので
代弁してくれているかのようだった。因みにハンターはメイが
アンドリューを捨てたに大金を賭けたとしていたけど、メイに
よると・・

「大損ね」と。

更に何と言っても足並みが崩れ始めたのがコールソンと能力者
であるデイジーたちの思惑の違い。デイジーら能力者の間でも
必ずしも上手く行っていないけれど、コールソンの行動はメイ
との間にもヒビが入ったようにデイジーとの間でも崩れてしまい
そうだ。

そして何と言ってもフィッツ・シモンズ。
前回のラストではシモンズがフィッツにもたれかかって安心して
寝ている光景が有ったけど、当然ながら彼女の身に何が起こり、
そして彼女の中でどんな変化が訪れているのか分からない。
フィッツは必死になってシモンズのことを軌道を修正して今まで
の彼女の姿に戻そうとするが、一度経験してしまうと戻せない
ことってあるんだよね。それでも二人で約束していたレストラン
に行くシーンは良かった。出来ればこのシーンだけは素直にその
まんま食事を楽しんで終わっても良かったのではないか?
この二人、シーズン2とは逆の立場になったね。

ボビーもかつての自分に戻ろうとしてリハビリをしているけれど
痛々しいまでのヒザの補助具。そしてコールソンだって腕を
切断されているからね。フィッツはリハビリの必要性・有用性
を理解しているからこそボビーにも助言していた。

■ハンターの潜入の件

なんとかヒドラの幹部に近づこうとしてファイトクラブで戦う。
スパッドもハンターのことは友達というよりは単なる仕事仲間
程度の認識しかなかったのかな。

ボビーなんかハンターとは険悪な関係に何度もなっているけど
それでも離れないでいるからね。

メイが出ればハンターのようにボロボロにならずスパッドを倒せ
たのかな。メイに対してはタットとか言うザコを筆頭にした3人
が近づいてきたけれど、三人をフルボッコにして置きながらも
小さなアジアの女性に熨されたなんて話せないでしょということ
で、口止めする格好となった。
詰め寄るタットが一度断られもう一度メイを誘ったけど、メイが

「もう一回お断り」というところが笑える。

メイは確かにウォードに顔を知られているけど、ハンターも顔を
知られていなかったっけ?

最後に倒したハンターはキーボの元に連れて行かれた。
キーボって前回ウォードに見限られて死んだのかと思ってた。

■コールソンとロザリンド

この二人旧友のような口ぶりしていたけど、折角なら何処かで
繋がりがある設定にしておけば良いのにな。
なんか敵対しているばかりではちょっぴり惜しい感じもする。
車の名前を聞く際に「彼女は?」と尋ねるが、車は車としながらも
ロザリンドは「彼だ」と語る。

■能力者同士

デイジーとリンカーン。
リンカーンがもう逃げに逃げると結局その行動が信頼している
人まで巻き込んでしまっていることに気がつく。
デイジーの必死の呼びかけて彼女とキスするシーンまで見られて
Chloe Bennetファンの私としては、散々迷惑をかけたリンカーン
が美味しいところを持って行きやがった!と憤るも、コールソン
がデイジーかリンカーンかの選択に迫られてデイジーを取った。

コールソンはロザリンド相手に自分のエージェントを捉えたら
戦争になるぞとしていた。

■その他

・ロザリンドの車

1957年型、フォード社製のツーシーター、サンダーバード。

みんなハイテク装置を扱っているのに車だけはレトロなものを
追求する人たちね。

・シモンズ

デイジーが初めてシモンズのお見舞いの時に持って行ったのが
デイジー(花)。スカイと思わず口にしてしまったシモンズだけ
ど名前と共に覚えてと語っていた。

そんなシモンズは戻ってこられて良かったと思うのもつかの間、
またしても異国に行きたいようなことを口にしていた。
「戻らなきゃいけないから」。その義務感何処から来る?

■使用された曲

・Agents of S.H.I.E.L.D. Theme Song
Written by Bear McCreary
・Go Nowhere by Reagan Youth

■出演者

フィル・コールソン (Clark Gregg) S.H.I.E.L.D.の捜査官
メリンダ・メイ (Ming-Na Wen) エースパイロットで兵器の専門家
グラント・ウォード (Brett Dalton) ヒドラ家
デイジー・ジョンソン / スカイ (Chloe Bennet) S.H.I.E.L.D.、能力者
レオ・フィッツ (Iain De Caestecker) 兵器技術を専門
ジェマ・シモンズ (Elizabeth Henstridge) 生命科学に精通

ランス・ハンター (Nick Blood) シールドの傭兵
アルフォンソ・マッケンジー (Henry Simmons) “マック”、メカニック
ボビー・モース (Adrianne Palicki) ハンター元妻バーバラ

リンカーン・キャンベル (Luke Mitchell) トランジショナー
ロザリンド・プライス (Constance Zimmer) ATCU
ルーサー・バンクス (Andrew Howard) ATCU
スパッド (Daniel Feuerriegel) ハンターの古い仕事仲間
ジョン・ドネリー (Daniel Roebuck) リンカーンの命の恩人・友人
キーボ (Daz Crawford) ウォードの仲間
— (Brett Edwards) Army Private
— (Micah Fitzgerald) レフリー
タット (Devan Long) メイを強引に連れ込もうとする
— (David L. King) Maitre d’
— (Shannon Hollander) アシスタント
— (Jude Lanston) 兵士

スポンサーリンク
レンタグル大336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大336