第23話 本当の嘘 The Woman
脚本/Robert Doherty
Craig Sweeny
監督/Seith Mann
【これまでのあらすじ】
アイリーン・アドラーはアパートで殺されていた、モリアーティ
の仕業だというモラン。ホームズの元に電話が鳴る。私はモリ
アーティだと。アイリーズを何故殺させたのか?と。
ジョーンはアイリーンはどんな女性だったのかと尋ねると、ホー
ムズは彼女は究極の女性、ひときわ輝き、全女性を凌駕する程
の人だという。モリアーティの課題をクリアしたホームズが
連れて行かれた場所は大きな屋敷。そこにはなんとアイリーンが
生きて居る事が分かる。
【ストーリー】
ホームズはアイリーンを見つけて抱きつくがアイリーンはそれ
を解こうとして藻掻く。
●ロンドン、2年と少し前
アイリーンの家にホームズがやってくる。私立探偵なのかと問う
彼女にホームズは捜査顧問探偵だという。私立探偵とは何が
違うのかと問う中、クリスティーズの競売棚問うの友人に頼まれ
た件で大英博物館のカービー氏から絵画修復の第一人者である
あなたに会うように言われたという。アイリーンは光栄だと
すると、アイリーンはホームズを見た瞬間あなたは美しいわとし
左右対称だという。私は「対称の美」には敏感なのだという。
あなたがメールしてきた絵を見たがあれはどれも本物のターナー
のじゃなく質の良い贋作だという。「戦艦テレメール号」の秀作
だが色の中にミディアムオレンジとオーカーが含まれていること。
当時オーカーの絵の具を作るにはターメリックを使っていたが
1839年にイギリスはアフガン戦争で軍隊が食料の保存の為に
ターメリックをかき集めたのだという。戦艦テレメール号
にオーカーが使われて居ないこと。当時のどの絵にもそうだと
いう。ホームズは気がつかなかったとすると、新しいターナーが
見つかれば世界はもっと面白くなるのに・・と。ホームズは
部屋に有るのは君の描いた複製画なのかと問うと見事な才能だと
語る。ただ自分の絵はないのか?と問う。「傑作がこんなに
あるのに出る幕はない」というアイリーン。
ここにある複製画だとされるブリューゲルが描いた「盲人の寓話」
だがこれはオリジナルであり、何故ここにあるのか?という。
ベルギー国立美術館は何と言うかなと。君が描いた複製画の方
を本物として返したと知ったならとホームズ。オリジナルは
第一次世界大戦中に爆撃で傷ついたハズ。その時の小さな溝と
修復家の君が直さずに再現するはずはないという。売る気も無い
のに何故リスクを冒しているのか?溝周辺の絵リグだけ削って渡
すだけで良いと言われたこと。それでは画家の意図と違ってしまう
と言っても理解しようとしなかったからだという。その他の幾つ
かも保護したのか?というと、ホームズは取引しないかという。
この中の絵画の中でどれが複製でどれが重窃盗にあたるものか
当てるので俺が全部見抜いたらロンドンの夜を一緒に過ごさない
かと。通報はしないのか?というと、現代の蛮行を食い止めよう
とする努力は立派だという。俺たちは絶対に気が合うとするが
決して無理強いはしないという。一つ質問が有るというと、
私はあなたを美しいと言ったしあなたは熱い目で見ているのも
分かっているが、それなのになぜわざわざアパートを出る必要
があるのか。
●現代
医者はアイリーンに対して混乱は分かるが今は2013年だと語る。
ステイプルトンさんは私の誕生日が7回来たと言ったという。
ジョーンはホームズに対して話を聞くわよと語る。
そんな中グレッグソン警部もやってくる。
手がかりはと尋ねると屋敷は鑑識が調べているという。彼女が
アイリーンなのか?
医者が来ると、体に異常はないとし診断名は重篤な心的外傷後
ストレス障害。よく覚えていない様だが彼女は拉致され転々と
移動されていたこと。5カ所は行っていただろうと。圧迫による
高度な心理操作で組織的に人格を破壊しようとしたのだという。
ステイプルトンと名乗ったこと。昼は彼女の心を操り夜はベッド
に白いボタンの花を置いていたこと。罰と報酬。監禁当人に
依存するようになってしまうのだという。ステイプルトンは白人で
180cm弱、いつもお面をつけていたとしその似顔絵を見せる。
数日の保護入院をさせるという。
ホームズは全て俺のせいだと語る。
●現代・3日後
●ロンドン・2年前
●現代
●ロンドン・22ヶ月前
●現代
●ロンドン・21ヶ月前
●現代
■感想
■使用された曲
・Elementary Main Theme
Written by Sean Callery
・Elementary End Theme
Written by Sean Callery
・Start Anew by Beady Eye
■出演者
シャーロック・ホームズ (Jonny Lee Miller) 捜査コンサルタント
Dr.ジョーン・ワトソン (Lucy Liu) 薬物依存サポート
トーマス・グレッグソン (Aidan Quinn) ニューヨーク市警警部
マーカス・ベル (Jon Michael Hill) 捜査官、クイーンズ116分署
アイリーン・アドラー (Natalie Dormer) ホームズの恋人、美術館
アイザック・プロクター (Erik Jensen) “ステイプルトン”
デュエイン・プロクター (Lucas Caleb Rooney) 武器による暴行・弟
— (John Bedford Lloyd) Lieutenant
Dr.ブル・サント (Christopher McCann) 精神科医
マイク・マルドゥーン (Frank Deal) 捜査官、アイザックに撃たれる
— (Kevyn Morrow) N.D. Detective
ヘレン (Natalie Gal) NYPD
— (David Boston) Hospital Patient
アルフレード
カービー
モーリー・ゴールドバーグ