クワンティコ Quantico シーズン2 第2話 見えない脅威 LIPSTICK

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第2話 見えない脅威 LIPSTICK

脚本/
監督/

【これまでのストーリー】

ファームへようこそ。CIA唯一の訓練施設だという。ライアンは
元FBIの2人をCIAに潜入させるなんて正気ではないとミランダ
たちに告げる。オーウェン・ホールはここファームで主任教官
を勤めるという。検問所のカールにアレックスはFBIとして
来たのかとされるが今は民間人だという。人質は何百人もいる。
さばけないだろうとライアンは訴える。レイナがテロリストたち
の言葉(スワヒリ語)を通訳する。「テロリストの仲間をもっと
いる」と。
きっと人質の中にも居るのだと。大統領はアメリカがテロリストに
屈することはないとする中、それなら妻を処刑すると言われる。
囚人を解放したにもかかわらず夫人は処刑される。

【ストーリー】

・現在
全員立てとして人質にされたものたち。アレックスはファースト
レディが処刑される場を覗き窓から見ていた。そして急いで外部
と連絡しようとするが圏外となる。銃を用意すると何とか外部と
連絡する方法を模索する。

ミランダはとにかくどんなものでも良いからあらゆる情報を
集めてと電話で話す。隣にはポール(Aaron Lazar)が居て悪夢で
あると語る。悪夢なら冷めるとして二人は手を握る。

●ニューヨーク金融街占拠区域内
スワヒリ語で犯人は指示する。「全員この部屋から出るな」と。
レイナはそれを通訳する。一人でも逃げようとすれば首につけた
ワイヤーを締め上げるとし全員が死ぬことになるという。
人質とされているライアンとレイナは隣にいた。ライアンは
ダイアナ・マンパシ(Pearl Thusi)が居るとするとレイナは知り
合いなのかと等。他にも何故か知っている顔が人質にいるとして
ハリー・ドイル(Russell Tovey)、リディア・ベイツ
(Tracy Ifeachor)、レオン・ベレス (Aaron Diaz)、セバスチャ
ン・チェン (David Lim)がいるとしファームで一緒だったという。
CIAの諜報員が6人が偶然居合わせると思えないというレイナ。
同感だとしここで信用出来るのは君だけだというライアン。
アレックスはまだこの建物の何処かにいるのかも知れないことを
語る。

・1年前(377日、54週)
ライアンとアレックスはHしていると電話が鳴る。10分後に
お届けしますとして”料理”が届くという。ライアンはそんなの
良いとするがこれは暗号だとしてミランダが来るのよと語る。
それならそれまでに腹を減らさないといけないと。

●ファームから13km・FBIの面会場所
ミランダは宿舎に入ったのねとライアンとアレックスに告げる。
このウチの誰が引き入れられると思うかと問われると、アレックス
はハリーは成績でライアンとトップを競い合っていることを
報告。頭が良く人に好かれる術を知っていると。セバスチャンは
さわやかな好青年だができすぎて嘘くさいという。レオン・ベレス
はライアンのルームメイトだとし刑務所にいたことがあるようだ
と語る。今調べているところでレオンはつかみ所がないとのこと。

その頃ダイアナは事務所と電話で話合っていた。

ミランダはアレックスのルームメイトは?と尋ねる。
ダイアナはピリピリし過ぎているので組織を裏切る人に見えない
という。レオンとダイアナについてFBIに情報はないのか?一部
だけだとしファームに入る訓練生の個人情報はCIAが改ざんして
しまうのだというミランダ。

■感想

うーん、1年後のエピソードは面白いんだけど、1年前のファーム
での駆け引きはまるで面白さを感じてない。
そもそもこのドラマ、シーズン2は22話構成なので、現在目にして
いる内容/エピって大抵は最終的には意味がないようにしか思え
ないからね。
「24」のように次々と流れるようなシナリオになって、犯人を
追いつめている感じがしていれば楽しいのだけど、籠城している
状況は暫く変わり無さそうだ。

ファームの1年間の流れにしても誰もが怪しさを感じるような
流れが有って、人間不信のような状況を作っていくのだろう。
だからこそ1年後の今も信頼関係は生まれていないのだろうし、
結局FBI時代の訓練生の時と全く似た様なことを繰り返している
感覚しかない。
そもそも訓練を受けていない民間人らしい人も多い。
それにも関わらずアレックスは任務に集中しているのかどうか
分からないがとにかく落第点ばかりの状態。常に落第点のボーダー
ぎりぎり。

CIAにはそれぞれの任務があるとされていることからも、あの
中に居るものたちは、それぞれに行動を求められて何かミッショ
ンが有りそうだ。

しかしそもそもCIAって国内での活動は行わないのではないのか?

そういうルールが嫌で本当に行動を起こしているのか?

とにかくずっとあの中で籠城しているものとの戦いっていうのも
あまり代わり映えがしなくて辛い。場面転換をして欲しい。

■ミランダからの1年前のミッション

アレックスとブースにはミランダからなるべく多くの情報を
手に入れるということを命じられる。

・アレックスのルームメイトの女性・ダイアナ・マンパシ。

彼女はバーバード大ロースクールを卒業してNGOで2年働き、父親
の法律事務所へ。コンゴでの人道問題に取り込んできたというが
彼女は事務所らしき所から任務中にも何度も電話の受け答えして
いるので何故首にならないのか分からない。

・ブースはレオンに接近した。

CANONのイオス5D mrkIIIというカメラを使用している。
世界報道写真賞を取り、ピューリッツァー賞の候補にもなって
いるとブースは告げる。ネット閲覧で来る経歴のようだ。2014年
~今年の4月までの作品が掲載されておらず燃え尽きたのか?
としていた。最後の写真がメキシコのモントレイで撮ったギャング
の写真故に刑務所に入っていたのか。

■キャンプピアリー軍事基地での課題

今回が一応初日ということのようだ。
FBIでも監視のエピソードって有ったよな。
何だか当人たちは自由に行動しているが監視されているという
感覚ばかりがある。この状況からすれば常に何処からでも監視
されているのが当たり前のことなのでもう少しアレックスと
ライアンは気を使いましょうぜ。

・呼吸/ウォーミングアップ

これは完全に視聴者サービス的エピ(笑)
アレックスの胸の谷間を見せる為だけにヨガが取り入れられた。
教官は体良くギランスと集中力、自己認識力を学ぶ。気分が
よくなり直感が磨かれ雑念を振り払うのに有効だとしていた。

・監視探知術(SDR)

監視活動は情報収集活動の基盤。忍耐力・集中力・察知する力が
いること。FBIやNSAなどの政府機関では監視技術ばかりを磨く
がファームでは監視の回避技術も磨くという。

色々と専門用語の説明も有った。

・監視するのは基本的にボックスと呼ばれるフォーメーション。
・監視対象者はラビット。
・アイズとは監視する側のチームの名前。
・トリガーはボックスの内部からラビの動向を常に確認して
相手に気がつかれることなくく至近距離で追跡させること。

・いざミッションスタート

このドラマ、色々と自由に動き回れるので監視されているかどう
かはよく分からない。そもそも最初のファームに来た段階から
生徒達は監視されていると思うし・・。

ウィリアムズバーグの街でSDRを行う。
FBI時代にも似た様なことが有った気がするぞ。
この街の人はもうその訓練になれたものたちで構成されている
様で・・。

・あっさりアレックスは罠に引っかかる

結果成績は・・・

20位ダイアナ
19位ブラディ
18位アレックス
17位ウェイド

こんな順位になっていた。
毎日の様にこれからも尾行を交わす訓練をするという。存在を
消すのがあなたたちの仕事だと。

ライアンはダイアナに対して訓練は辞めるなと結果とは逆のこと
を言いにいく。自分の体験談を語り弁護士などいつでも戻れる。
こんなチャンスは一緒に一度じゃない奇跡だと。

一方アレックスに対して励ましたのはリディアだった。
私が新人の頃よりもよくやっているという。女性は褒めた方が
伸びる。男性は叱られた方が伸びる。見所がなければ厳しくはし
ない。これまで爆破やクワンティコでの事故の対処仕方を
見て来たがどんな時でも諦めなかったという。

■現在(1年後・377DAY / 54週)

・フェデラルホールに捕らわれている人質。

話によると人質は1000人以上。
アレックスがテロリストに捕らわれることなく自由に動ける
ことが出来る状況。
カールというNYPDの男から外部と連絡を取りたい事を告げると、
地下シェルターからFBIに連絡する方法が有るという。

シェルビーはアレックスと連絡が取れないことに心配していたし、
人質にされていたレイナはアレックスがまだこの区域内にいる
のではないかとしていた。

・ファーストレディは殺される

ボイヤーは釈放されたけど単なる陽動作戦だろうと。
人質になっているものたちが要人ではなくてCIAのファームの
メンバーばかりになっているところが気になるね。

今にでも市警報部長(Donnie Kehr)は強攻策を求めているが
ミランダは内部の情報を掴むべき事を告げる。人質はリバティ
ビルの39階の窓際に並べられていること。侵入ポイントには
生物兵器、フェデラルホールの全ての出入り口には爆弾が仕掛け
られているという。

・エリザベスとポール・バーク

この二人はイギリスの関係者なのかな。
統合参謀本部はネイビーシールズとデルタフォースを招集していて
ブルックリンのフォートハミルトンに待機させているという。
副大統領の出動命令を待っているところ。
ポールが勝手に行動を取っている。テロが動くのを待っている
だけにはいかないという。

・救世主アレックスと市警のカール

何とか外部と連絡を取るために市警の通路を使って行こうとする。
そして何とか三人の見張りをかいくぐって行く。
カールはイラクに2度派兵した経験が有るがケガしている状況。
そんなカールはイラクでも似た経験をしてアレックスみたいな
隊長がいたことを語る。

・レイナの作戦

人質は定期的に入れ替えられる。
そこでレイナは手に後をつけて入れ替わる際に誰が犯人かを確か
める為に印をつけていた。
しかしその作戦はバレた。この辺は尾行に気がつく訓練のたまもの
なのか。レイナたちにとっては厄介な相手ということになる。

■その他

・リディアとアレックス

アンジーはアレックスにあなただけまだ活動用の銀行口座の開設
が済んでいないという。リディアには伝えたという。
リディアはアレックスに対して何を考えているのか。

・アレックスの涙と混乱

クワンティコでこれまで教わったのが正義。そしてファームで
教わっているのは人を操り騙す方法。道を誤ったらどうするのか
としていた。シェルビーはそうはさせないとして約束する。

・それぞれの管理官

ファームの時にはライアンとアレックスは別々の管理官の元で
仕事をする。アレックスはシェルビー。ライアンは誰が付くのか
なと思ったら、なんとニマだった。現在の世界で人質にされて
いるレイナの双子の女性。

・不審なミランダの行動

アレックスが区域内にいるというやりとりをしていた。
ミランダが何かミッションを行っている様だ。

■使用された曲

・Tough Love by Jessie Ware
・From Above by The Delta Riggs
・Share It All by Jessie Ware
・Dangerous Game by Sam Tinnesz

■出演者

アレックス・パリッシュ …… CIA
ライアン・ブース …… FBI / 大統領警護
ミランダ・ショウ …… FBI長官
ニマ・アミン/レイナ …… FBI
シェルビー・ワイアット …… FBI

ハリー・ドイル …… ファーム訓練生/イギリス人
ダイアナ・マンパシ …… 訓練生、弁護士
オーウェン・ホール …… 指導教官、リディアの父
レオン・ベレス …… ファーム訓練生、カメラマン
リディア・ベイツ(ホール) …… ファーム指導副教官
セバスチャン・チェン …… ファーム訓練生
ジェレミー・ミラー …… 小説家 / テロリスト?
アンジー・レイノルズ …… 女性インストラクター
ジェイソン・ボーリング …… ファーム

カール・アダムス …… NYPD・27分署警備
ポール・バーク …… 国家安全保障会議
…… 補佐官
市警本部長 …… ミランダに断固とした対応を求める
…… テロリストリーダー
エリザベス・ハーニー …… イギリス大使

…… テロリスト
ミリー・メッツガー ……
…… 捜査官
…… ハリー副大統領

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