第11話 指令 Our Man in Damascus
監督/Seith Mann 脚本/David Fury
【これまでのあらすじ】
キャリーは後はクインを探すだけだというと、アストリッドは
一緒だと思っていたという。一時だけでその後忽然と消えてしま
ったのだという。アリソンはダールに対して私の処遇はどうなる
のかと問う。今の時点では何とも言えないとダール。アリソンは
信じてくれとは言わないが今は仕事から外さないでという。
ドイツ連邦情報局のコンラッド・フラー(Morocco Omari)は、
あなたのことは信じないという。ローラはヨナスにファイサル・
マルワン(Ercan Durmaz)が到着したことを語る。この前釈放され
た囚人だという。ヨナスはマルワンに対して誰か聖戦の話をして
いたことないかと問うと、ベルリンを攻撃する話を聞いたという。
オットーはソールに電話するとテロ情報を持っていそうな人物と
偶然出くわしたが約束して欲しいとし、彼を公正に扱うこと。
ソールは了承するがマルワンが出頭して話をしにいこうとする
際にBNDの捜査官のハンスらが拘束する。キャリーは
アミン(George Georgiou)と話をしたいとしビズボラの司令官と。
ベルリンに潜伏しているとし、アミンは息子をお前たちに殺され
たのだから永遠に闘い続けるという。
そこにテロリストたちはテレビで予告する。
「アッラーの言葉は至高なり、国連安保理は今から24時間以内
にイスラム国を承認すること。さもなければヨーロッパに正義の
制裁が下される」という。ダールはその見せしめにされている
人物がウチの諜報員だと語る。テロ組織に潜入し彼らの道案内
をしてシリアに向かうという話だったこと。現地にはリーダーの
伯父のアブ・カドゥリがいるとの話だったという。アリソンは
名前はビビ・ハメッド(32歳)。ハンブルグ生まれ。今どこに
いるのかというダール。ビビはザヒール・シュラリに対して
サリンの化学/人体実験をしていたクインが生きて居ることに
対して彼がアトロピンを打ったのだろうとし、銃で殺害する。
キャリーはクインを見つけるとする中、ついにヌーマンらの手を
借りて現場を特定すると生きて居るのを知る。
【ストーリー】
●ラントシュトゥール地域医療センター
クインはエモリー医師(Rus Blackwell)の治療を受ける。
ソールとキャリーはクインの容体を尋ねると、解毒のため酵素
の再活性には時間がかかるのだという。命が助かったのは
アトロピンのお陰だと。ソールは論理的に見て意識が戻るのは
どのくらいか?と問うとエモリーは急性低酸素症による呼吸不全
なんだと語る。ソールは意識を戻してくれと頼むと、彼はテロリ
ストと行動を共にしていたのだという。6時間後にベルリンに
大規模テロを起こそうとしている連中だと。阻止出来る情報を
彼だけが持っている可能性が有ること。意識が安定したら
知らせるというエモリー。意識を戻す方法はないのかと問うと
方法はあるが脳損傷の程度によるという。MRIをしてみないと
分からないとのこと。行ける場合の副作用は?というキャリー。
重い発作に脳出血、死ぬ事もあるという。
クインはMRIで検査する。
その間テロリストたちはベルリン中央駅の地下鉄にサリンを
起爆装置に流す為の用意をする。タイマーをセットし検索する
と752775という数字が出てシステム作動との表示が出る。
アリソンはコンラッドに対して時間の無駄だと語る。
ダールが出席しろと言っているので意味はあるというコンラッド。
諜報組織の自慢大会のようなものだとし、現実にはテロが起きたら
責任の押し付け合いになり保身に走るのだという。
アリソンは駐車禁止のキップが切られているとし、外交官プレート
が見えないのかと文句をいうが・・・それをバッグに入れる。
テロ対策会議の為のホテルに到着するとアリソンはコンラッドに
対してその前にトイレに行かせて欲しいという。
アリソンは先ほど受け取ったUSBメモリーはスマホに接続して
指令を聞く。そして聞いた後にメモリーをトイレに流す。
個室から出ると、エルナ・リヒター(Stefanie Mueller)という
女性から声を掛けられ、指示は理解したのかと問う。私はドイツ
外務省のもの・・実は対外情報庁の第2総局だという。ロシアは
正気を失ったようねとし逝かれているというアリソン。指示に従う
気は無いと語る。指示をきちんと聞いていないようねとし名前を
あげたハズよと。ベルリン工科大学教授のことなのかとし、
アマン・アジズ博士(Rachid Sabitri)だという。何故その男が
関わっているのかというアリソン。シリアで化学物質が消えてから
がっと監視してきたこと。間違い無く彼が関与しているという。
あんたらそれを知ってて止めようとしないのかというアリソン。
そんな人にどうやって接触するのか?私が疑われるとし逮捕されて
も良いのかと問う。その任務が済めばねとしあなたの最後の
仕事だというエルナ。あなたはもう傷物だとし現場では使えない
という。疑惑は一度付くと消えないのだとし、今後はあなたの
情報は使えないというエルナ。クレムリンは本気でテロ決行を
容認しているのか?あなたがそれを実現させるだけだという。
我々の文明そのものが脅威だととらされてる西側に警鐘をならさ
ないといけないと。イスラム過激派は根絶やしせないといけない
としロシア首相もアサドもそのことを理解しているという。お宅
の大統領は違うと。アリソンはやらないというと、それなら数百
万ドルの報酬は没収するし別荘や名声も失うことになるという。
CIAの地下室に入れられよくて10年、不運なら20年は刑務所に入る
ことになるという。
■感想
しばしお待ちを
■使用曲
・Homeland Theme by Sean Callery Feat. Chris Tedesco
■出演者
キャリー・マティソン (Claire Danes) デューリング財団
ピーター・クイン (Rupert Friend) CIA職員
ソール・ベレンソン (Mandy Patinkin) CIAヨーロッパ担当部長
ダール・アダル (F. Murray Abraham) CIA職員
オットー・デューリング (Sebastian Koch) デューリング財団
アリソン・カー (Miranda Otto) CIAベルリン支局
ヨナス・ホランダー (Alexander Fehling) デューリング財団・弁護士
ローラ・サットン (Sarah Sokolovic) デューリング財団
アストリッド (Nina Hoss) ドイツ連邦情報局(BND)
ビビ・ハメッド (Rene Ifrah) イスラム教徒・リーダー
コンラッド・フラー (Morocco Omari) ドイツ連邦情報局、黒人
アドラー (Martin Wuttke) ドイツ連邦情報局(BND)
ユトゥク (Erol Afsin) イスラム教徒
カシム (Alireza Bayram) イスラム教徒
ザヒール (Tamer Arslan) イスラム教徒
ハニフ (Reza Brojerdi) イスラム教徒
ファイサル・マルワン (Ercan Durmaz) テロリストに携帯を売ってた
Dr.エモリー (Rus Blackwell) ラントシュトゥール地域医療センター
Dr.アマン・アジズ (Rachid Sabitri) ベルリン工科大学教授、生物兵器の研究者
エレナ・リヒター (Stefanie Mueller) ロシア・対外情報庁
アル・アミン (George Georgiou) ヒズボラ司令官
ハンス・ポドルスキー (Sebastian Hulk) ドイツ連邦情報局(BND)
フセイン (Mehdi Nebbou) 無料診療所
グレーテル (Franziska Weisz) アミンの妻
カジジャ (July Namir) フセインの無料診療所の受付
アントン・レンコフ (Oliver Schindler) 対外情報庁
ホルスト (Pierre Kiwitt) ERの医者