第14話 眠れる化石 Dead Clade Walking
脚本／ Jeffrey Paul King
監督／Helen Shaver
【ストーリー】
ホームズはドリルで頭蓋骨の標本に穴を開けようとしている
とそこにランディ(Stephen Tyrone Williams)からメール。
「今から話せる?」「忙しいので後で・・」「クスリをやり
そうだ」。そんな内容だった為にホームズはジョーンに
出かけると言って家から出ようとするとそこには謎の女性が
モニターを見ていた。ゲイ(Ashlie Atkinson)と名乗る女性。
同性愛という意味ではなくゲイという名前だとし、でも
実際にゲイなので一石二鳥だと語る。実に効率的だなとホー
ムズ。ランディ再発の恐れがあるので一緒にサポートグループ
に行ってくるという。ジョーンはホームズから以前渡された
未解決事件の箱の一つの案件を調べていた。暇なときに調べろ
と言ったでしょとし気になるものを見つけたという。
「ダグ・ニューバーグ事件」。自宅で射殺され家は荒らされて
犯人のDNAが出たものだが、一致するものがなかった。
メモが残されているが支離滅裂なのでクスリをしていた時かも
と言う。そのメモには「彼は遊び人、推理は妻を寝取られた
男の犯行の線。虎に注意」と書かれていた。現場にはマジック
のインクが飛び散っていて真っ黒。除光液を塗ってそれから
コーヒーで拭いてみたのでしょと。酸かインクを
分解するからなとホームズ。石垣を見て欲しいというジョーン。
全部灰色の石なのに端にあるのだけ黒だという。
そこでこの石を見てもらう為にNY大・地質学研究員のゲイを
呼んだのだという。この石、条線があるように見えるという
ゲイ、深い地層から掘り出されたものだろうが直接見ない
ことにはハッキリとは言えないという。
ホームズは喫茶店でランディと会う。
今の状況を話しても良いかというランディ。またクスリに手を
出されたら困るからなとホームズ。イヴという女性と2年くら
い同棲していたことがありヤクを始めたのはイヴと一緒だ
という。彼女が街を出て行くまで辞められずそのイヴがまた
戻って来たのだという。ヤクを辞めたいから助けてと言われ、
一緒に住みたいと言っているのだという。現役の常用者が
一緒に住みたいと?。だから困っているというランディ。
アドバイスが欲しいのかとする彼に、言う資格はないが
イヴとは縁を切るべきで、君の回復が第一。今はまだ悪い影響
を受けやすいだろうとホームズ。
ジョーンたちは石のある現場へ。
白亜層だ・・海洋石灰岩で年代はかなり古いもの。
その名の通り白亜紀(6500万年前)の層だと。石垣の一部?造園
用ではないのか?切り出されて輸送用の処置がされているとし
考古学の標本みたいだという。中に何が有るのか。
ホームズはメールでジョーンに「面白い盗め!」と語る。
石のCTスキャンをすることに。懐疑的態度を改めるとし恐竜
の化石がニューバーグの裏庭に有ったとわなと。
ロッキー山脈で発掘した世界で唯一のディメトロドン全身骨格
が有る博物館に話を聞きに行く。化石部門キュレーターの
ジェローム・トーマス (Jonno Roberts)からそのような
説明が有る。これは本物なのか?驚きだと。ナノティラヌス
は小型のTレッシクスで珍しい全身骨格だという。アメリカの
発掘現場では長いこと見つかってなく、モンゴルで最近発掘
されているという。石を見れば確認出来るとのこと。
これはアメリカに密輸されたものなのか。時価にして1千万
ドル近い価値が有ること。ダグの家は荒らされていたとし
犯人はこれを探していたのだというジョーン。
・ホームズの自宅
ダグに捧げるコラージュなのか?というジョーン。
ベルに頼んでニューヨーク市警の資料を送ってもらったのだ
という。殺されたダグは退屈な人物で密輸に関わっていた証拠
は何もないという。彼は闇市場に関わっていないという。
周辺の誰かだと。ジョーンは依存症の頃の仕事の見直しは
平気か?と尋ねる。ダグの両親から調査費を受け取ったか、
この時の捜査は逆で事件解決に最善を尽くせなかったので、
良い気分はしないだろうと。そこにまたランディからメール。
「イヴが来た・・拒めない」というもの。オレが悩みのはけ口
にならないと誘惑に負けそうだった。ルゴヒン川を渡ったら
そしたら親友だという。今突き放したら回復が危険だという。
「次は頑張ろう」と語る。石垣に置いたのは偶然じゃない。
そこにまたランディからメール。「クスリやりそうだ」と。
留守の間にコラージュを仕上げて置くわとジョーン。
■事件
■感想
■使用された曲
・Elementary Main Theme
Written by Sean Callery
・Elementary End Theme
Written by Sean Callery
・Le Nozze Di Figaro, K. 492: The Marriage of Figaro by Cecilia Bartoli & Michele Pertusi & Rundfunk Sinfonieorchester Berlin & Roberto Paternostro
・Better Now by The Vespers
■出演者
シャーロック・ホームズ (Jonny Lee Miller) 捜査コンサルタント
Dr.ジョーン・ワトソン (Lucy Liu) 薬物依存サポート
トーマス・グレッグソン (Aidan Quinn) ニューヨーク市警警部
マーカス・ベル (Jon Michael Hill) 捜査官、クイーンズ116分署
ゲイ (Ashlie Atkinson) NY大・地質学研究員
ランディ (Stephen Tyrone Williams) 薬物依存
ディエゴ・サルセード (James Martinez) ダグの親友、密輸
ジェローム・トーマス (Jonno Roberts) 化石部門キュレーター
C. (Jane Alexander) ホームズがエロメールし合う共通趣味
(Francesca Choy-kee) ウェイトレス
ウルフィ (Ross Degraw) 証拠保管庫の警察官
アイヴァン・カルシャヴィン (Jack Dimich) 考古学・DNA非協力
アンドリュー・ドネリー (Joel Hatch) 考古学、現場にDNA、車イス
(Kate Levy) ドネリーの弁護士
パーク (Adam McNulty) 捜査官
シャーロット・クレマー (Annika Peterson)
制服警官 (Christina Pumariega) 取調中に
エマーソン (Jeremy Rishe) 解析ラボ・CTで岩を検査
(Jim Watkins) リポーター
マルコム・ターナー () “かささぎ”
イヴ・ハーリー () ランディの元彼女・依存者