NCIS ~ネイビー犯罪捜査班 シーズン8 第23話 白鳥の歌 Swan Song

リンク広告 テスト




第23話 白鳥の歌 Swan Song
「aka.フランケンシュタイン作戦」

監督/Jesse Stern
脚本/Tony Wharmby

【ストーリー】

雨の中、ギブスは立ち尽くしていた。警察は辺りを封鎖。
ダッキーとジミーは現場を調べていた。トニーは他にも薬莢
が見つかったとし血痕はこの雨で流れたという。

(マイク・フランクス(Muse Watson)はギブスに説明してくれ
というと、彼は状況が分からないという。するとギブスは
俺もだ・・と)

・検視局
ギブスはモルグで遺体を前にする。どうして何だ・・と
検視台の前で呟く。話してみろ頭から全て・・とマイク。

●昨日
昨日は晴れていた。ジヴァはトニーに対してモンスーンに
備えて来たのか?と問う。トニーは雨の予報が出ていると
いう彼に対して「降雨?」とジヴァ。違う「豪雨」だと。
マクギーは何処でそんな予報が?と問うとマクギーが教えて
くれたアプリだという。トニーはもしかして偽アプリなの
かというと、マクギーは深読みしすぎだという。確かにお前
が思いつく恥がないし簡単に俺はダマされないというトニー。
頭に霧がかかっていると思ってたとマクギー。雨雲じゃない
の?とジヴァ。何処かの予報を信じるのか?と問うと、彼女は
自分の目を信じるという。
ギブスがオフィスにやってくる。(マイクはいつもなら事件
だというだろうと語る)。部下たちも事件ですか?というが
バレットが出勤しているという。スペイン、オーストラリア
ハワイ・・レヴィン(Alimi Ballard)は行き先は?と問うと
バージニアだというバレット。死体は死後何週間か?と問う。
ケイド(Matthew Willig)はマイクのことを見て誰なのかと
するとNCIS捜査官らしいという。ギブスも出動する。

レヴィンによると被害者は白人男・30代半ば。喉をざっくり
切られていた。財布
と鍵はなく所持品はゼロ。ケイドは指紋スキャンで改めて
指紋で身元を確認したという。被害者はアール・スターク
捜査官(Jesse Stern)。ノーフォーク支局で休暇中。ラップ
もロープも置き土産も無いのか?バレットはジヴァが来ると
遺留品を調べてと頼む。

(「あの小娘は?」「ヴァンスのお気に入りだ」「トニーと
よろしくしているのか?」「そこまでお前に似なくてもな」
「連続殺人犯の捜査指揮をしている」)

バレットはポートキラー殺人の手口が段々変わっていること
を告げる。ハワイではどうだったのか?失敗に終わったが、
被害者の名はケヴィン・ジェリコ軍曹。病院で会ってきた
という。ノーフォークからパールハーバーに転属したばかり
の人物だと。ある人が軍曹を助けたが、その代償に片眼を
失ったという。病院にはもうジェリコしか残っていなかった
こと。ポートキラーがドジをしたのか?あいつも人間かと
いうトニー。ポートキラーは人間じゃないというバレット。
切り裂き方はまるでサインを残して居ること。NCISを狙って
いるしコッチにも来ていると語る。

●現在
ギブスは検視官室にいた。
ダッキーはコブハクチョウは黙ったままで一生を送ること。
いまわの際にたった一度だけ朗々と鳴くのだという。動物
は死期を知って居ると。(マイクは何年か前にヨボヨボの
犬が住み着いたことが有ったが有るとき浜辺で自分で穴を
掘って死んだと語る。俺たちも動物だという)

●昨日/ギブスはヴァンス局長の下へ。
ノーフォークのスタークの上司と電話した。EJのチームが
セキュリティ記録の不審点を調べていること。
ダッキーによると死後20日経過、年次休暇中だったこと。
何故か二週間のウチに数回建物/本部に入った記録があり
IDが使われたという。去年短期配属で入館許可を取った人物。
ヴァンスにバレットが責任者なのは分かって居るが捜査
したい事を告げるギブス。補佐してくれるか?とヴァンス。
バレットからの報告書だとして【パールハーバーでの事件】
のものだとし、見直してくれとギブスに告げる。

・NCIS
バレットは今までの被害者全員海軍と何らかの関わりがある
という。スターク以外。6人目でIDを奪う為にスタークを
殺したこと。そしてそのIDを使ってこの施設に入ったのは
ポートキラー本人の可能性があること。レヴィンはそうだと
しケイドにスタークが死後入館したことになっている時の
時刻のカメラ映像を集めているという。どうやってあっさり
入れたのか?とバレット。レヴィンは被害者の同僚と友人に
話を聞くという。

ギブスはバレットの報告書を読んでいた。
ジェリコは兵舎に戻ろうとしていて路地から聞こえる妙な
物音に気がついた。ゼンマイ式のクマの太鼓。みて居ると
後ろから襲われ争った両手と手首に幾つかの裂傷を負ったこと。
最後の記憶はハゲ頭の男が路地に入ったという。悲鳴を聞いた
人が集まり犯人は逃げハゲ頭の男は目玉一つ失ったという
トニー。入院記録によるとギャヴィン・オライアン。退院
許可前に消えたというジヴァ。マクギーはハワイ州の人では
ない。事件前後に飛行機の乗客リストにもそのような人は
乗っていないこと。アビーと更に調べるという。トニーは
古いやり方で調べるという。ジヴァはダッキーに会いに行く
振りしてバレットをつけ回して彼女の捜査状況をうっかり耳
にしちゃうとギブスに語る。

■事件

雨の中警察のパトランプと規制線が張られる中でギブスは
傘も差さずに一人立っていた。部下たちは次々と現場で
証拠を採取していくが血痕など雨で流れてしまった所も
有った。フランクスは一体何が有ったのかギブスに説明して
くれと語るがギブスにも何が起きたのか頭の中が整理仕切れ
ていなかった。
検視台の前に立ちながら彼は、今回の事件が起きた昨日の
ことまで記憶を遡って考えて見る。

■感想

マイクの死は冒頭のタイトルバックまでに想像出来る所が
有ったけど、何故ギブスがマイクをわざわざ呼び寄せたのか
という所が謎だと感じていた。

過去のフラッシュバックシーンと現在進行の流れが溶け込み
過ぎていて途中でどちら(過去か現在)のことなのか分からな
くなりそうなシーンも有る。
冒頭からトニーがアプリをいじってこれから雨が降ることは
予想していたのでその雨は捜査官の死を予期して心の汗の
ような流れを想像するのは固くないところだが、現実には
昨日は晴れていて明日は雨になっていることを色分けした
ようにも感じる。

いつもならギブスの登場は事件を知らせるものだけど、先日
の時と同様に今回も少し間を置いての事件の知らせがある。

何と言ってもこの案件は”Port to Port”キラー殺人。
もう長いこと扱っている案件でありそろそろ片付けて欲しい
ところだけどドラマは今回を入れて2話しかない。
今回解決せず来週に持ち込まれることもまた想像に難くはない
のだけど、チームの最後は誰が残っているのかということ
も気になるところだ。

■被害者

ポートキラーで殺された人物は今回で6人目、7人目。
ただポートキラーはこれ以前にも殺人を犯しているし、
他にもまだ居る可能性はある。

・1人目 Douglas Johnson
・2人目 Steven Barreti
・3人目 Arthur Reed
・4人目 Nathan Finney
・5人目 Derek Balfour
・6人目 Earl Stark 捜査官
・7人目 今回の人

昨日の事件で被害者として浮かび上がったのがアール・スタ
ーク捜査官。
先日ハワイで起きたポートキラー殺人鬼の件(パールハーバー
事件と命名されていた)を調べるとして、不在だったことが
有ったけど、そこではすさまじいまでの死闘が演じられて
いたようだ。ジェリコ軍曹を助ける為に目を失ったものが
ある。
こう言っては何だけど自業自得感も有ったりして・・

バレットチームがこの事件の担当だけどギブスも捜査に加わ
っていく。ギブスがマイクを呼んだのはヴァンスに色々と
圧力をかける為の駒みたいな感じにも思える。

今回バージニア州で事件が発生した為にギブスたちも加わる。

■ポートキラー殺人鬼、バージニアへ

色んな怪物が都心部に出てくるね。
彼はここに戻って私たちを狙っているとしていたけれど、
こっちも相当訓練を受けている捜査官たちだ。そんな人物
に対抗するのは居るのか!?

犯人はNCISの施設内に入り込んでいる。
殺された人物がNCIS職員だと考えればそれも合点がいく。
ヴァンスはギブスに事件捜査を手伝うよう頼む。
その為にパールハーバーでの資料を全て渡していた。

問題は殺人鬼の手口が変わっていること。
先日の一件ではポートキラーに似せたフェイクの流れが
有ったのでその辺は上手いやり方だったかな。
今回は軍人ではなくNCISの人間・アール・スターク捜査官は
果たして何を意味するのか。

・パールハーバーでの報告書を再分析

テディベアが置かれていてその隙を突いてスタークはやられ
たが助けるものが居た。ギャヴィンという男。しかしその男
はあらゆるところに記録が残されていない。

・ギャヴィン・オライエンとは?

スタークを助けて目に傷を追った男。病院に運ばれ数少ない
言葉に訛りがあるという。イギリス訛り。
なんとギャヴィンはCIAのトレント・コルトだった。
左目に眼帯をしている姿は痛々しい。
CIAが掴んでいる情報はポートキラーの名前がジョナス・
コップ大尉。コルトが疑問に思っているのが何故ギブスが
捜査していないのかということ。

・NCISの施設に入った?

何の為に施設に入ったのか。
2011年5月3日にその人物が施設に入っていること。
またスターク捜査官の殺害映像を送っている。
アビーに画像認証をしてもらうことに・・

・ヴァンスとギブス

このシーズンを通してどうしても二人の間に蟠りのような
シーンが数々有った。理由は色々とあるのだろうけど、
隠し事が互いに多いことで信頼関係が築けていない。
しかし事の重大さが発覚する内にコルトから受けた情報を
バレットやヴァンスにも話す。ただしコルトのことは信用
出来ない為に容易ではない。しかもコッブの情報をCIAは
なかなか教えようとはしない。

・マイクが合流

ギブスの元に訪れたマイク。
デッカーの保険証券はギブスに託す事を語る。
これを持っていればヴァンスと上手くいくぞとのこと。

マイクがNCISを訪れるのは本日だった。勿論マダ生きて居る。
最初に逢ったのはアビー。彼女もの凄く普通の格好をしていて
ミニスカートを履いていた。ジョナス・コップの件も顔認証
の流れから見つけ出していた。

ヴァンスのオフィスでコルトやバレットと会話していると
聞いた際にマイクを利用した。

■フランケンシュタイン作戦

候補者を集めて筆記、心理テスト、体力テストを行う。
究極の状況に置かれて精神的な限界値を測る。

コルトによると作戦は冷静時代の覚え書きを改定したもの。

アメリカ兵を海外に派遣することで諜報活動の可能性が
広がる。軍人をスパイ・暗殺者にする。CIAの刺客にする
作戦。コッブがモデルだったこと。

“人を殺せるか”

アルカイダの工作員相手に人殺しをさせ成功したかと思った
がそれ以降殺人のショックが襲い彼は壊れてしまった。
CIAの不始末を自ら片付けようとしていたらしい。

■現在の事件

ほぼ検視台でのやりとりだった。
その中でダッキーはコブハクチョウのことをトリビア的に
語る。この鳥は生涯を通して殆ど鳴かず死ぬ前にたった
一度歌うという伝説がある。
マークも雑種犬を育てていたが死期を悟った時に浜辺で
自らの墓を掘っていた。

マイクがギブスの家に居るときにマイクは外で喫煙。
ギブスはファイルを読むために地下室に居るとファイルの中
に一個の銃弾が有った。マイクは異変を感じる。その時には
もう辺りに雨が降っていた。

マイクの前にコッブ。
コッブはメスを持っていた為に銃よりも早くマイクを襲うこと
が出来た。

その後検視台のマイクの遺体がご開帳になる。
「さよならマイク。」

■ダッキーの検視

凶器の指紋はコッブ。
マイクの銃がない。聞こえた銃声は5発。弾倉に8発、薬室に
1発入っていたという。一発はコッブに命中している筈。
マイクの白鳥の歌だとした際に、ジヴァが悲しみで退室して
いた。

ジヴァはこんな仕事に耐えられないとする中トニーとジヴァ
で寄り添う。マクギーとアビーもエレベーターが開くと
寄り添っていた。4人で改めてハグし合う。

コッブは直接的な戦いには自身がない。
そこで罠をしかけたりする。
コッブがギブスの家に言った理由を考える。

コッブはギブスの家に行ったのは殺しではないだろう事。

■ギブスとヴァンス

互い本音で語っていた。
信用出来ないこと。ギブスは俺が捜査すべきだったんだ
と語る。マイクを呼んだ理由はヴァンスの弱みを握っている
から。しかしヴァンスは弱みなど無いとして否定する。

距離を置いたのは友情よりも職務を優先したからだという
ヴァンス。新人を出世させたのは俺の判断出はないという
ヴァンス。

コッブが嫌悪しているのはギブスではなくバレットだった。
バレットがコッブと同様に出世を出し抜いたことにある。

■結論

コッブ捜索の為にビルに入っていく。
ビルの中には写真だらけで如何にも殺人鬼らしい。
こういう的にバレットは一人にさせられるんだよな。
バレットの部下の二人が撃たれ、バレットが一人で中に入る。
そこでバレットには銃口が突きつけられる。

■その他

・トニーの好きになる人は・・

みんな死んで逝くとか別の意図が有って近づいてくるという
人が多いね。やっぱりトニーにはジヴァ。
ジヴァさんとコッブが戦っていたらどうなっていたかな。
白兵戦ではジヴァさんが強いと思うんだけどね。

・映画ネタ

・「裏窓」のジミー・スチュワート

匿名の情報が来た。しかも女性が話した。
その際にレヴィンが裏窓のことを引き合いに出した。
初歩的な引用だぞとトニーは密かにライバル心。

・グレイス・ケリーは?

ブロンドのバレットのことをトニーがそのように呼んだ。
コルトとMTACに居る。

■使用された曲

・NCIS Theme by Numeriklab

■出演者

リロイ・ジェスロ・ギブス (Mark Harmon) 主任
アンソニー・ディノッゾ (Michael Weatherly) “トニー”
ジヴァ・ダヴィード (Cote de Pablo) 元モサド、NCIS
アビゲイル・シュート (Pauley Perrette) “アビー”分析・解析
ドナルド・マラード (David McCallum) “ダッキー” 検視
ティモシー・マクギー (Sean Murray) コンピュータ
ジミー・パーマー (Brian Dietzen) ダッキーの助手、検視
レオン・ヴァンス (Rocky Carroll) NCIS局長

エリカ・ジェーン・バレット (Sarah Jane Morris) “EJ”、NCIS
サイモン・ケイド (Matthew Willig) NCIS、チームバレット
ゲイン・レヴィン (Alimi Ballard) NCIS、チームバレット
マイク・フランクス (Muse Watson) 元ギブスの上司

トレント・コルト (David Dayan Fisher) CIA
ジェイコブ・コッブ (Kerr Smith) 元海軍・大尉
アール・スターク (Jesse Stern) NCIS捜査官、ノーフォーク支局
ケヴィン・ジェリコ軍曹。ハワイでの被害者、パールハーバー
ギャヴィン・オライアン トレントの別名
デレク・バルフォー水兵、5人目の被害者
レイ・クルーズ CIA、ジヴァの元彼

スポンサーリンク
レンタグル大336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大336