相棒17 第6話 ブラックパールの女

相棒17
(2018年10月期・テレ朝・水曜21時枠)

プロデューサー:伊東仁、西平敦郎、土田真道
音楽:池頼広

http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/

第6話 ブラックパールの女

脚本/山本むつみ 監督/権野元

【ストーリー】

谷岡麻子は犬の散歩から帰宅してドアを施錠する。
犬が吠える為に風呂場に行くと夫の谷岡邦夫は浴槽内で
お湯に浸かりながら亡くなっていた。

・特命係
青木と右京はチェスをする。
「キングは戦う駒だ、使え!」。これはチェスの初代世界チャ
ンピオン、シェタイニッツの言葉だという。
冠城は週刊フォトスを読みながら「入浴中の死亡者は
年間19000人」だとし交通事故の死者数よりも多いという。
風呂場は路上よりも危険だという。

角田が特命にやってくる。東都バイオラボの研究者
が風呂場で溺死した件か?と問う。亡くなった谷岡邦夫 (52歳)
は世界バイオテクノロジーを牽引する気鋭の研究者だという。
まだ若いのに呆気ないという角田。しかし風呂場で気持ちよく
眠りながらあの世にいけるので悪い死に方ではないかも知れ
ないと。冠城は溺れるものか?と問う。寝ていてもお湯を飲めば
目が覚めそうだという。しかし右京はこの場合失神状態だ
という。原因は血圧の急な変動で脳が虚血状態を起こすのだ
という。
そんな中右京の携帯が鳴り呼び出される。

久しぶりだとして右京と冠城が逢うのは弁護士の連城建彦
だった。右京にお願いが有るとして、依頼主は遠峰小夜子
だという。あの連続殺人犯のか?と青木。

連城によると彼女は連続事件の被告。
「昨年11年あきるの市の会社員・足達博史(当時56歳)・睡眠
導入剤が検出されており、交際相手の女性(40歳)が練炭を
使い11月15日に殺した」とされるもの。一審では3人の殺人が
認定されて死刑判決。現在は控訴を準備中だという。殺された
のはいずれも真珠養殖詐欺の被害者「南洋ブラックパール」
の養殖に投資すれば1千万が1年半後に1200万円になる増える
と言ったこと。詐欺だと気がつき返却を求めた所殺された
という。殺された3人の被害者の多くは中高年の独身男性。
一時話題になった男を手玉に取り命まで奪う「平成の毒婦」
だという冠城。あなたはこの裁判に関わっていないのではない
かという右京。
連城は私が顧問弁護士をしている出版社の刊行物で小夜子は
本書の記事が名誉毀損に当たるとして出版社相手に民事訴訟
を起こしたという。拘置所内で民事訴訟。しかも弁護士
は代理人を立てない本人訴訟だという。法廷闘争に持ち込まれ
ると出版社側は弱い立場で、大衆の劣情を煽り情報源が定か
ではない記事の真実性を立証するなど不可能だからだという。
確かに扇状的だという右京。和解の申し立てをしているが、
昨日和解を健闘しても良いとしてきたという。ただし条件は
1つ。刑事と話がしたいこと。事件に関わりがなく有能で実績の
ある刑事を希望しているのだという。

■感想

S16-6に出て来たくせ者弁護士・連城建彦の二度目のエピ。

相棒16 (2017年10月期・TV朝日・水曜21時枠) EXプロブューサー:桑田潔 チーププロデューサー:佐藤凉一 プロデュー...

今回出て来た遠峰小夜子は、今後のスペシャル版とか
連続殺人に於ける犯罪ゲームで利用する為に一話限りで登場
させたキャラクターではない感じの登場の仕方だね。
人を操ることに長けている人物。
それも独身男性を虜にして金を引き出すことが出来る。

サイコパスは自分の犯罪とは違う事件に関しては、それを否定
する為に犯人を突き出すみたいなシナリオは結構多い。
クリミナル・マインド辺りでは何度もこんな感じのエピソード
を見るような印象がある。

今回のエピソードではまず日本のバイオ技術が先端だと誇大
的に報道されるが実際にはそうでもないこと。
また出版される雑誌などは嘘と事実が混在していてとても
信頼於ける情報誌としては不足であることなどが描かれる。

そんな流れからして「嘘(偽)と真実」という流れがテーマと
して浮かび上がってくる。

コミュニケーション不足が招いた事件だけど、この妻はどう
いう経緯でこの研修肌の男性を好きになったのかがまねで
見えてこないので不自然。同じ夢を見て居たのであればまだ
しもどうも女性の狡猾さを見せつけるシナリオだった割に
奥さんはあまり賢くはない。もっと早くに別れていれば変わ
った人生になれたのにね。仮面夫婦・・偽物夫婦という感じ
を臭わせる。

色んな嘘を解いていく流れが有る中で、誰もが助手が容疑者
としてしっくり来るのではないかと思ったのではないか。
買い与えていたのではないかと思っていたブラックパールは
実はミスリードの流れだし、情報漏洩の流れもまた同様だ。
助手が持っているパールは完全なるイミテーションで、
テーマ性からも外れていない。

未決の段階で殺人犯として断定して書くのも許せないという
辺りの拘り。マスコミとか掲示板の書き込みだと確かに容疑
の段階で既に犯人だと扱う向きがある。
ただ今回の件では自分の無実を晴らすのが目的ではなく、
一度見た相手の顔を覚えておける相貌認識能力に長けた人物
ということを誇示すると同時に夫婦の関係を壊すこと。
またどれだけ遠隔的に人を操れるのかの実験的流れで利用
された感のする話でした。

■出演者

杉下右京 …… 水谷豊 (警視庁・特命係)
冠城亘 …… 反町隆史 (4代目相棒、総務部広報課->特命係)
月本幸子 …… 鈴木杏樹 (2代目”花の里”)

伊丹憲一 …… 川原和久 (警視庁刑事部捜査第一課員)
芹沢慶二 …… 山中崇史 (捜査一課。伊丹の後輩)
角田六郎 …… 山西惇 (組織犯罪対策五課)
小松真琴 …… 久保田龍吉 (組織犯罪対策部)
内村完爾 …… 片桐竜次 (警視長・刑事部長)
中園照生 …… 小野了 (警視正・参事官)
青木年男 …… 浅利陽介 (特命係・サイバーセキュリティー)
益子桑栄 …… 田中隆三 (鑑識)
甲斐峯秋 …… 石坂浩二(警察庁・長官官房付)
衣笠藤治 …… 杉本哲太 (警視副総監)
大河内春樹 …… 神保悟志 (警務部 首席監察官・警視正)

連城建彦 …… 松尾諭 (弁護士)
遠峰小夜子 …… 西田尚美 (詐欺師・連続殺人容疑者、”平成の毒婦”)
谷岡麻子 …… 宮田早苗 (邦夫の妻、夫は家庭に無関心)
谷岡邦夫 …… 谷藤太 (52歳、東都バイオテクノロジー)
沢村洋二 …… 野中隆光 (東都バイオテクノロジー)
野添絵里香 …… 上野なつひ (東都バイオテクノロジー)
足立博夫 …… 浜田道彦 (56歳、詐欺被害者、あきるの市会社員)
吉川誠 …… 恵有一 (49歳、詐欺被害者)
飯田文雄 …… (詐欺被害者)
川崎悠吾 …… (東明医科大病院法医学・谷岡の解剖医)
大矢英範 …… (50代、溺死、谷岡の死に似ている、遠峰が殺した容疑)
刑務官 …… 山口ルツコ

大月秀幸、浦崎宏

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