監察医 朝顔 第7話 母の手がかり…朝顔は裁判で窮地に

監察医 朝顔
(2019年7月期・フジテレビ・月曜21時枠)

原作 – 香川まさひと(原作)、木村直巳(画)、佐藤喜宣(監修)
脚本 – 根本ノンジ
音楽 – 得田真裕
主題歌 – 折坂悠太 「朝顔」
プロデュース – 金城綾香
演出 – 平野眞、澤田鎌作

https://www.fujitv.co.jp/asagao/

第7話 母の手がかり…朝顔は裁判で窮地に

【ストーリー】

朝顔の元に仙ノ浦市役所からの連絡で万木の名前が書か
れた手袋の中に白いものが入っていたという。それが
骨なのかどうか。
茶子はすぐに平さんに伝えないといけないと語る。
つぐみを迎えに行って自宅にいた平の元に朝顔から
先ほど聞いた話をそのまま父にも伝える。父は朝顔に
すぐに戻るよう告げると、彼女が帰ったのと交代に
平は車で出かける。朝顔は爺ちゃんにも連絡をしておく
と父に伝える。平は山倉に事情を告げてすぐに被災地へ。
桑原に対して後を頼むと語る。

・仙ノ浦広域交流センター

到着したが施設が開くまで平は車の中で待っていた。

・万木家

朝、桑原は朝顔を心配する。こういう時だからこそ仕事
に集中するという。

・興雲大学法医学教室

絵美と藤堂、熊田が居た。
光子と高橋は研修で朝顔は裁判だというとクマだは逮捕
されたと勘違いする。この仕事で出廷はあることだとし
司法解剖で記録をとるのは裁判の為だという。今回は
再鑑定のもの。他の法医学教室が解剖したものをもう一度
調べたという。日本は一度司法解剖すれば火葬するのが
殆どだから・・と。

・神奈川県高等裁判所

鑑定証人として石田検事に頼まれた朝顔。
高橋と光子も研修と称して裁判の傍聴席で行方を見て
いた。

事件は白川亜里沙が結婚した資産家2人が次々と亡くなり
10億円を手にしていたことで警察も動いていた。
東横大学の法医学教室が司法解剖で病死と判定したもの。
一人目は3年前に結婚後に亡くなった野田登、そして
その一年後に再び資産家池内正(当時63歳)が亡くなり、
その件で今回は争点となっていた。
丸屋がやってくると必ず警察の威信の為にも勝利するよう
朝顔に告げるが、検事の石田を負けさせるなという意識
の方が高いようだった。

■感想

今回は法医学版のセカンドオピニオンだった。

裁判ものを見ている人なら当たり前の事だけど、
検察や弁護士が専門家証人として法医学教室の解剖医
などを呼ぶことはある。

アメリカなどの土葬文化に比べて日本は火葬文化故に
細胞の一部を一定期間は補完しておく義務みたいなのが
有るのかな。ただ当時は殺人とは認識しておらず1件目
の事件では細胞は残されていなかったのか。

骨や臓器、血液や毛髪などから生きて居た頃の人間の
行動・生活行動がかなり詳しく分かる様になっている。
断定出来るものもあれば推論も交えたところもあるのだ
けど説得力のある資料を揃えればそれに抗うのは難しい。

一度目は下手な三文芝居で切り抜けようとした被告人だ
けど大抵この時間内に弁護士ならば打開策を見出すハズ。
単なる時間稼ぎにしかならず寧ろ証拠・検査をしていた
朝顔側に有利に働く休廷だったとしか言いようが無い。

さて今回を見ても分かる様に骨から何処まで分かるのか。
それと同時に被災地で見つかった手袋と骨。
今回は朝顔の裁判の流れでも母親のDNA鑑定でも鑑定書
がかなり待ち遠しいものとして存在していた。

母親が当時していた手袋と近所の瑞枝のものだった。
それを見て寒い日だったので最後まで母親は他人に対して
優しさを見せていたことを見出すものたち。
想像の域はここでも超えない。寧ろ白川亜里沙が殺人を
犯した証拠の方が多く出て来た。

水銀を飲ましていたこと。
長期間に渡って殺し積み重ねていた殺人の証拠。
同様に長期間に渡って母親の遺骨を見つけている彼ら
には何か見つけることは出来るのか。

面白いといえば面白いのだけど、やや物足りなさも
あるかなぁ。

・事件

3年前、野田登(当時65歳)が死亡、病死。遺産は4億。
一年後、池内正(当時63歳)が死亡、遺産は6億

容疑者:2人の男性と結婚していた10億の美魔女・
白川亜里沙。

・アレルギー反応の4つのパターン

・I型・・即時型
・II型・・細胞傷害型
・III型・・アルサス型
・IV型・・遅延型

今回はIV型だとされる。

・その他

・桑原は県警の捜査一課に異動
・仙ノ浦市役所からの連絡で朝顔の手袋が発見。その
中に誰かの骨が入って居る。
・骨は瑞枝のDNAだった。

■出演者

万木朝顔 …… 上野樹里 (興雲大学法医学教室・新人)
安岡光子 …… 志田未来 (興雲大学法医学教室・学生)
高橋涼介 …… 中尾明慶 (興雲大学法医学教室・検査技師)
藤堂絵美 …… 平岩紙 (興雲大学法医学教室・歯科)
万木平 …… 時任三郎 (野毛山署強行犯係・朝顔父)
桑原真也 …… 風間俊介 (野毛山署強行犯係・朝顔彼)
愛川江梨花 …… 坂ノ上茜 (野毛山署強行犯係・新人)
岡島浩司 …… 斉藤陽一郎 (野毛山署強行犯係・メガネ)
森本琢磨 …… 森本慎太郎 (野毛山署強行犯係)
山倉伸彦 …… 戸次重幸 (野毛山署強行犯係・係長)
渡辺英子 …… 宮本茉由 (鑑識)
沖田宗徳 …… 藤原季節 (鑑識)
藤堂雅史 …… 板尾創路 (興雲大学法医学教室)
夏目茶子 …… 山口智子 (興雲大学法医学教室)
嶋田浩之 …… 柄本明 (里子の父、釜石地区・仙ノ浦)
万木里子 …… 石田ひかり (朝顔の母)
熊田祥太 …… 田川隼嗣 (医学部、実家は歯科医)
桑原つぐみ …… 加藤柚凪 (娘、4歳)
丸屋大作 …… 杉本哲太 (鑑識、伊東純の変わりに来た)

松永 …… 佐伯新 (仙ノ浦災害復興センター)
白川亜里沙 …… 有森也実 (資産家殺害容疑者)
石田季子 …… 山本未來 (検事)
大原 …… 戸田昌宏 (亜里沙の弁護士)
池内正 …… (当時63歳、資産家)
本宮 …… (県警)
瑞枝 …… 千葉登喜代 (被災者)
本山省吾 …… (不倫芸能人?)
富坂ゆり …… (不倫芸能人?)
野田登 …… (当時65歳、資産家)
裁判長 …… 宮地大介
弁護士 …… 高松克弥 (亜里沙の弁護士)
鈴木教授 …… (東横大学の法医学教室)

前田ばっこー、清水ヨネタロウ
松木研也、齋藤正和、黒川なつみ、鈴木咲

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