バーン・ノーティス 消されたスパイ Burn Notice シーズン6 第7話 再会と別れ Reunion

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第7話 再会と別れ Reunion

脚本/Rashad Raisani
監督/Craig Siebels

【前回までのあらすじ】

ネイトが暫くマイアミに戻ってくる。レベッカはアンソンに
偽造パスポートと現金を定期的に渡していたことをマイケル
たちに話す。アトランティックシティのモーテルだという。
フィーにレイチェルの情報源でアンソンが捕まりそうなことを
話すが罠ではないかという。しかしマイケルはこのチャンスに
賭けたいことを語る。ついにアンソンを追い詰めたかと思った
がアンソンは空港近くに逃げていた。ネイトが近くにいたので
監視してくれとマイケルは語り、危ないので決して近づくなと
忠告する。その忠告を破ってネイトはアンソンを捕まえる。
アンソンはどうせ一週間で釈放されるとしていたが、マイケル
たちが駆けつけるのと同時にアンソンとネイトは何者かによって
撃たれて殺されてしまう。マデリンにマイケルは話すとショック
で彼にビンタする。フィーは釈放されるが、マイケルたちの様子
がおかしいことを知り何が有ったのかと尋ねる。

【ストーリー】

『スパイは任務に失敗してもすぐに次の手を打つ様訓練される』

フィーとマイケルは二人で砂浜で再会をかみしめる。
フィーはこんな綺麗な日の出はもうもられないと思っていたとし
マイケルに諦めないでいてくれてありがとうと語る。マイケルは
寧ろ君がずっと見捨てなかったお陰だと語る。フィーはサムが
待っているので行こうというが、フィーには今回のケースは危険
だとして関わらないで欲しいという。オレのために刑務所にまで
入ったのだとし、今回も何が起こるか分からないという。何で
君がこんな目に遭わねばならないのか。あなたの傍に居たいだけ
だとし、二度と離れないというフィー。逢いたかったとして
マイケルも彼女を抱きしめる。フィーはネイトを殺したヤツを
探しに行こうと語る。

サムはFBIがアトランティックシティでハデに捜査しているが
収穫がないという。レベッカに連絡してアンソンを殺しそうな
ヤツを聞いて見ようというマイケル。しかしアンソンの件が済む
までは一切コンタクトを取らないのが取り決めだとし、CIAに
レベッカとの件がばれたら俺たちがヤバいというサム。

マイケルはマデリンに電話するがずっと留守電の為に心配する。
今度はのことは済まないとしちゃんと話し合いたい事を語る。

サムはレイチェルが緊急用の電話に出ないと語る。
彼女に付けた発信器も動いていないとすると、アンソンを殺す
ヤツならレイチェルを簡単に殺すはずだという。
エルサのホテルにいる為に連絡を取ってくれという。
ドアマンのハビエルは室内からロックがかかっていてレベッカ
からの反応はないという。
マイケルとサムは室内に強引に入ると襲われたような後が有る。
レイチェルは窓から逃げたであろう形跡が有った。レイチェル
にしてやられたというマイケル。発信器が見つかったという
フィー。発信器と共に”甘いわね”とメッセージが書かれていた。
ブーツのヒールに仕込んだのに何故ばれたのかとサム。テレビ
回線からセキュリティシステムをハッキングしているとし、
カメラを避けて裏から逃げたのだろうと。フィーは最近マイアミ
では雨が降っていないのにカーペットが濡れている事を語ると、
やはりレイチェルはアトランティックシティに来て二人を撃った
のか。フィーは”蛇と遊んでちゃいつか噛まれる”と語る。

『普通高層ビルの電話には各階ごとにIDFと呼ばれる中間配線盤
がある。』
マイケルはサムにエルサに頼んでこの階の通話記録一週間分を
取り寄せて欲しいと頼む。
サムはエルサの元に行くと、電話口で日本のロックスターに触れ
られてとして激怒。エルサはサムに頼まれていた通話記録を渡す
とサムは彼女がピリピリしていることに気がつく。理由を聞くと
息子のエヴァンが独立させてから酷い素行を繰り返しているのだ
という。今も電話で金の無心をされたところで、それを断ると
ウチに来て私のダイヤのブレスレットを盗んでいったのだという。
1万ドル相当のものだという。金よりも何が有ったのか気がかり
だという。サムはマイケルの件で忙しいがエルサに頼まれてエ
ヴァンの様子を見に行くことになる。

サムはジェシーを連れて行く。今、マイケルに手伝うと言った
ばかりだという。ブレスレットを取り戻して息子が何をしている
のか聴くだけの任務だとしてすぐに終わるという。ワルぶった
金持ちのボンボンで、パーティーはパトカーに常に乗っている
人物だという。
エヴァの元にいくと、彼は何処かに行こうとしていたのか大荷物
をまとめていた。どうして1万ドルのブレスレットを盗んだのか
と問うとヤバイ奴がいて、オレを探しているのだという。大金
を借りたとすると、モリスという高利貸しのことだった。

■今回は2つの流れ

・アンソンはともかくネイトを暗殺した人物を捜すフィーと
マイケル。
・マイケルの捜索に協力する形でいたサムとジェシーは、サムの
恋人のエルサの息子・エヴァンが抱えている問題を解決する。

■ドラマに飽きたかと思ったけど・・

意外とここにきて楽しんでみているな。
逆に食傷感を感じているのは同じ日に放送している「ホワイト
カラー」。どちらのドラマも次のシーズンで終わってしまう
ドラマなので末期的状況ではある事は明らかで、引き延ばし感
はある。

■フィーは解放される

色々と不可解すぎる強引な状況設定が加えてられているのは
確かだ。特にフィーの件など、イギリスの領事館を爆破して
職員を殺害させてしまった容疑がかかっているのに、それを
証明せず釈放してしまった。アンソンが殺害されたことで
真実は闇の中に・・って状況だけど、それでも釈放された訳
だからね。

そしてマイケルのCIA復職に伴い、まるで捜査機関に縛られる
ことなく捜査をしていること。そもそも現在でもCIA職員
なのかどうかもよく分からない。ピアースがこの辺は容認して
いるのかな。

■マイケルとフィー

いつまでもフィーはマイケルの傍にいると宣言した彼女と
これまで辛抱強く付いてきてくれた彼女に感謝したマイケルが
改めて関係を確認したという冒頭での砂浜でのシーン。
フィーがあんまりネイトのことを話さないところはマイケルに
気を遣っているのかな。フィーがマデリンの元に行けずにいる
っていうのも自分にもその責任の一端があると感じているの
だろうか。

マイケルとフィーはレベッカからアンソンを暗殺しそうな人物
を聞き出そうとすると、彼女が逃走していたことから、彼女
を疑う。レベッカもGPSの信号の件でなんだか置き手紙の中で
挑発的にも思えるような言葉を残しているので、なんだか
感じが悪いなと思いつつ、彼女に全ての疑いを向けて追いかけ
る。
アンソンがあれだけ策士で、いつも目の前で起きていたことが
全てアンソンによって仕掛けられていたという設定が多かった
ので、レベッカ自身の存在自体が相当きな臭く写ったのも確か。
彼女が偽造パスポートを作って逃走しようとしていることを
知り、張り込みした後、彼女を見つけ、彼女がマイケルに発砲
してきたことで最早犯人なのは疑いの余地がないかにも
思われた。マイケルも撃たれたけど、マイケルもしっかりと
肩口を狙って撃っていた。バイクで逃げた彼女にしてやられた
かと思ったけど、レベッカがマイケルの自宅にやってきて、
降参宣言。ただ彼女は疑われると思ったことを理由に逃走した
だけで、自分が発砲した訳ではないと語る。その中で一番説得力
があるのはアンソンを殺すならば自分の手で殺すとしていた
ことだけど、レベッカの弟・トレントって写真でしか見て居ない
ので本当に実在するのかよく分からないんだよな。

最後にレベッカとマイケルが話し合いになる中、フィーはレベ
ッカを撃つべきことを語る状況が訪れてしまうことで、マイケル
とフィーの間での何かが狂ってしまわないかちょっと不安だった
けど、歪みは起きなかったので良かったか。

■エルサが初めて登場

正直サムとマダムの恋物語ってどれだけ本当のことなのか
話だけでよく分からないんだけど、エルサは実在する人物だった。
しかもエルサは凄い金持ちで、旦那が亡くなってから、何か
事業を引き継いでいる感じだね。
ホテル業を経営している人物なのかな。
冒頭で日本のロックスターが・・みたいな会話をしたので、
何事かと思ったけど(笑)

エルサには息子のエヴァンがいるようで、金持ちの息子という
典型的な堕落した若者のように思ったけど、そのチャラさは
ネイトを感じさせるところも有った。親子が仲違いしている
のは、エヴァンは手を使う様な仕事をしたいのに、母親が
イェール大などに入学させ、自分の跡取りをさせようとしている
ことに反発している感じだ。

反発しているのは良いけど、独立して自分の主張を貫きたい
のであれば、そんな堕落した生活をしているなと小一時間な
感じだった。

エルサを愛するサムとしてはエヴァンとケンカする姿は父親
的視線を持っていた感じだ。

■エヴァンの借金を返すために・・

金を貸しているモリスは、借金の返済の代わりに
厳重に守られているクラブの駐車場のトラックを盗めと要求
してくる。たまたまエヴァンの説得に来ていたジェシーと
サムがエヴァンの仲間として引き込まれてしまいトラックを
盗む手伝いをさせられる。
モリスを演じているのは、「デスパレートな妻たち」で弁護士
をしているスーザンの元夫・カール・メイヤー役のRichard
Burgiだった。

ジェシーがガードマンを引きつける格好でその隙にエヴァンと
サムが二人してトラックを盗み出す。しかし何故そこまでして
トラックを盗もうとしているのか。モリスは仕入れたドンペリ
の代金を払わないので回収したいとのことだったが、トラック
内はちょっとした麻薬の生成ラボになっていて、合成麻薬、
エクスタシーなどを作れるようにしていたみたいだ。モリス
たちに追いかけられることになるがトラックを渡せば確実に
殺されると分かっているので、取引するも話は通じなかった。

■マイケルに助けを求める

まだレイチェルの流れが解決していない状況での助けを求める
流れだったのでどうなることかと思ったけど、マイケルは
盗まれたクラブのギャングたちにモリスたちと衝突させて
解決を図らせた。この辺の流れはそつがない。
ギャングを殺す為にギャングをぶつけるというシーンはこれまで
のこのドラマの流れでは何度となく出ているけどね。

■ネイトの葬式、マデリンの登場

最後はネイトの葬式だった。マデリンがずっと一人だったので
何処かに旅立ってしまったのではないか心配だったけどね。
葬式にネイトの妻・ルース(Kylee Cochran)と息子のチャーリー
が来なかったのが気になる(笑)
ネイトの登場はS1-4を皮切りに全15話の登場で、今回が最後と
なった。

ちなみに・・・
ネイトの本名ナサニエル・エリアス・ウェスティン。
ネイトの妻のルース役のKylee Cochranはs3-13に一度だけ
出演したブロンド美人さんだけど、ネイト役のSeth Peterson
とは実の夫婦。

■使用された曲

・Help Me Rock The House
Written by Richard Wolf and Brian Wayy
・By My Side by William Fitzsimmons

■出演者

マイケル・ウェスティン (Jeffrey Donovan) スパイ
フィオナ・グレナン (Gabrielle Anwar) 元・彼女”フィー”、武器商人
サム・アックス (Bruce Campbell) 元相棒
マデリン・ウェスティン (Sharon Gless) マイケル母
ジェシー・ポーター (Coby Bell) 民間の警備員

ネイト・ウェスティン (Seth Peterson) マイケルの弟
レベッカ・ラング (Kristanna Loken) 元CIA

エルサ (Jennifer Taylor) 金持ち、サムの恋人
エヴァン (Brando Eaton) エルサの息子
モリス (Richard Burgi) 高利貸し
KC (Eric Bivens-Bush) クラブ”Jeronimo’s”、ギャングリーダー
ウォリック (Greg Pitts) パスポート偽造屋
ボビー (Juan Santos) 偽造パスを受け取りに来る
ジミー (Michael Gordon) モリスの部下
— (Martin Amado) Hotel Employee
— (Russell Duncan) Club Guy
— (Aygemang Clay) Scowling Hardass
— (Robert Thompson) Pool Patron
— (Paul Aldane’e) Morris Henchman
— (Eric Perez) Morris Henchman
— (Randy Barco) Morris’s Henchmen
— (Christopher De Stefano) CIA Agent at Funeral

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