バーン・ノーティス 消されたスパイ Burn Notice シーズン6 第3話 最後の望み Last Rites

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第3話 最後の望み Last Rites

脚本/Ben Watkins
監督/Nick Gomez

【ストーリー】

『監獄では目立っても得することなんか何も無い。番号で呼ば
れる方が良いくらい。』
フィーはミルズ所長のオフィスに呼び出されると、あなたの
部屋は第9ブロックの独房だという。危険性の高い犯罪者が居る
場所で先日のドネスキーとの一件は耳に入っているとし、提案
だがこの保護拘置の申請書にサインしてくれれば隔離房に
移すことが出来るという。しかしフィーは必要はないとして、
お気遣いに感謝するという。忠告はしたわよとして、死ぬならば
別の場所でしてちょうだいという。私にも選ぶ権利はあるんでし
ょというフィー。また面会の申込書がマイケルから来ている事を
告げ、面会は水曜日だという。それまでは生きてることねと。

『命を狙われてる場合、隠れる場所は一時しのぎにしかならない』
アインが調達屋だと知り、フィーは声をかける。
何でも欲しいものは手に入れることが出来るという彼女に、フィー
は私を殺そうとしているのが誰かが知りたいという。その前に
新入りのあなたは何処から来て何の罪で何年喰らったのか話す
べきだと言われ、アイルランド、無実の罪で刑期は見当も付かない
と語る。やってくれるかと問うとその手の情報は高く付くという。
いくらでも良いとするが、新入りだから問題だとし、ここでは
食券が金代わりになるという。お礼の方法ならば他にも有るので
はないかとする。

一方マイケルとジェシーはピアースから連絡を受けて待ち合わせ
場所にやってくる。マイケルは落ち着きがなく時計ばかりに
目を向ける。ピアースがオフィスで呼ばずにここで逢いたい
なんて何か有ったんだという。フィーとの面会のことか、アンソン
の情報が入ったのか。するとそこにピアースがやってくる。
何が有ったのかと問うと。ランチから戻ったら携帯にメッセージ
が入っていたという。アンソンからのもので、再生して聞かせる。
「君もここのところ私のことを邪魔してくれるね。私はそんなに
怪物じゃない。休戦の贈り物だとして、君のファイルを調べた
際にジャンセン・タンバーグに何が有ったのかを何年も調べて
いるだろうとし、手助けするよ」というもの。ジャンセンは亡く
なったピアースの婚約者だという。ピアースは家に帰るとこれが
有ったとし、アーメッド・ダムールの資料だという。彼が婚約者
を殺した男だという。

ファイルの通りジャンセンはシリア軍の情報を得るために潜入
していたこと。素性がバレて救出前にアーメッドによって殺され
たこと。最悪なことに今、アーメッドがCIAの協力者になって
いるとし、ジャンセンから盗んだ情報を売りリッチになってCIA
に守られているのだという。殺人犯の癖にバミューダ諸島で
贅沢な暮らしをしているのかというジェシー。ボスにはこの件は
言っていないというピアースは、手を出すなと言われるだけだと
いう。アンソンはアーメッドがCIAの保護にあるのを知っていた
とし、君がフィーの出所に協力していることも知っていること
はアンソンは君を首にしたいのだというマイケル。人は仕事より
も大切なことがあるというピアース。しかし他にも方法がある
とし、CIAがヤツを守るのは情報を持っているからで、そいつを
奪えばCIAの保護を失うだろうと語る。俺たちが協力すると
マイケルは語る。

サムはその資料を見るとCIAはアーメッドには触れてはいけない
ことになっているという。CIAが執着しているのはヤツではなく
情報だという。情報をまとめたデータがHDDに入っていること。
そいつを見つけてCIAに渡せばアーメッドとはさよならだという。
しかし2008年にCIAのチームがヤツの屋敷を探しているがHDDが
見つからなかったのに、何で俺たちが見つけられるのかという
サム。手を貸さなければピタースは道を外し、今CIAを辞められた
らフィーを出してやれなくなるのだという。

■今回も二つの流れ有り

1つはフィーを主役とする刑務所関連の流れ。
1つはマイケルを主役とする流れ。

最近マンネリ化していて、どうもシーズン5は全体的に見て
飽きていたところもあったのだけど、シーズン6はとりあえず
現在のところ全てのエピソードを面白く見ることが出来ている。

■このシーズンで最も懸念すべき事

フィーが居なくなったことで、チームマイケルの戦力がかなり
激減してしまったこと。フィーは武器を用意していた人物だし、
銃器を使うことに長けていた。
色々とコネクションも多かった。そして何よりも今回は
マデリンとかネイトを利用することになるけど、人数的に
より少なくなってしまったというのが欠点だと思う。

ただその代わりと言っては何だけどピアース捜査官は信用に
おける人物だということが分かってきたし、何よりもマイケル
は正式にCIAであることからも表と裏の一面を使い分けること
が出来るという利点も生まれた。

■ピアースの婚約者殺しの復讐

ピアース捜査官がこれだけ長くドラマに関わってくるとは
思わなかったのだけど、随分とマイケルたちと深い関係になっ
ていっている感じがするな。アンソンからの情報だという辺りが
気になるけど、ピアースの婚約者のジャンセンはパリの科学者
で、マスヤーク郊外にあるシリアの衛星設備についての報告書
を書いていた時にその情報を奪って逃げた男がアーメッドだと
分かる。それ以外にも情報は有るのだろうけど、HDDの中に
入っているシリア関連の情報はCIAにとっては有益で、取引
した末に大金とCIAの保護を得ている事が分かる。
ピアースとしては、マイケルがおかしくなってしまった時と
同じで、犯人の男の居場所が分かった途端にかなり感情的で
暴走しそうな気配も有ったけど、その感情を抑えてなんとか
非公式任務を行い、アーメッドを裁きにかけることが出来る
のかということだった。

■マデリンとネイトを協力者に・・

マデリンは元々看護師をしていたので、こういう役はお手の物
って感じだろうけど、そもそもこの任務に就く前に、自分たち
が何をしようとしているのかその全貌を知りたがっていた。
マデリンはフィーを助ける為の任務ではなく、ピアースの個人的
事情が絡んでいることを知るが、婚約者を殺されたという
ことを聞いた途端にそれ以上言及する必要はないとして、
協力することを約束。マデリンは心の傷のある女性にはとことん
命を張るね。
マデリンはこれまでに何度も危機を経験しているので大丈夫
だとは思っていたけど、心配なのはネイトの方だよね。

■途中よく分からない流れ

サムとマデリンとネイトはアーメッドの息子のシャリフの件を
担当。マデリンはシャリフの体調管理をモニタリングするという
名目でGPS装置を取り付けた。オムロン製の測定器だった(笑)

サムとネイトはアーメッドのオフィスに盗聴器をしかけるという
任務だったけど、結局オフィスに仕掛けることに失敗したのに
なんで上手く盗聴できたのだろうか。

作戦変更の過程で、アーメッドに渡した携帯がみんなに聞ける
ような設定がしてあったのか?

■計画の変更・Bプラン

いよいよアーメッドは感染症にかかり、命は危ないと知った際に
息子に色々と指示していた。予め取り決めしていたのだろうけど
予定外のことに息子のロシアの諜報機関の残党に情報を売ろう
としていたことが判明。
サムとネイトだけでは5人は相手に出来ないということで、
マイケルに報告すると、ピアースとマイケルがしかけてウイルスが
ロシアのサンクトペテルブルグ型だと嘘を流して、上手いこと
味方同士で相打ちさせた。

■フィーの流れ

アインという調達屋にフィーは接触。自分を殺そうとしている
ものが誰かを尋ねることに。金ではなくアインからの要求は
看守が入るのを2分間止めて欲しいというものだった。

ソーダのパック、ツナ缶3つ、石膏、爪やすり、花火。

時限式に火が付くようになっていたようで、2時15分の看守の
交換の時に上手く発火していた。

アインが求めていたのは、房内の同業者の牽制だった。
フィーは殺しをするのではないかとして、越えてはならない
一線があることを口にしていたけど、意外と大がかりなことを
しつつ大したことではなかった気がするのは気のせい?

■面会

マイケルとフィーの面会シーンは泣けるな。
つもる話もあるのだろうけど、気になったのは会話の中に何か
二人の間で通じる暗号でもあるのではないかと疑ってしまう所
がある。

ベルファストの亜過ぎた内バーを思い出していた。
ブラックサンドパブ。初めて出会った店。声のかけ方を間違って
いた。「俺と踊らねぇか」と。そしたら銃を突きつけられた。
「それってイエスって意味?」と言ったこと。

■犯人

マット・スタージェス

■使用された曲

・How We Roll
Administered by Bob Mair

■出演者

マイケル・ウェスティン (Jeffrey Donovan) スパイ
フィオナ・グレナン (Gabrielle Anwar) 元・彼女”フィー”、武器

商人
サム・アックス (Bruce Campbell) 元相棒
マデリン・ウェスティン (Sharon Gless) マイケル母
ジェシー・ポーター (Coby Bell) 民間の警備員

ネイト・ウェスティン (Seth Peterson) マイケルの弟
アンソン・フラートン (Jere Burns) 声のみ
ピアース (Lauren Stamile) CIA捜査官

アイン (Zabryna Guevara) 刑務所、調達屋
アーメッド・ダムール (Faran Tahir) CIAの情報屋、裏切り
シャリフ・ダムール (Dominic Rains) アーメッドの息子
— (Nestor A. Lao) Bodyguard
エフゲニー (Gregg Weiner) ロシア連邦保安庁
ミルズ (Peggy Sheffield) 刑務所長
Dr.ウィニック (Sope Aluko) クルーズ船・船医
— (Jamil Malik) Damour Guard
— (Jannette Sepwa) Irritated Guard
(Sonya McCarter) Trustee
— (Ben Clerveaux) Featured Taxi Driver
— (Mariam Devash) Inmate
— (Heather Lange) Guard
— (Kimberly m Murphy) Prisoner
— (Chris Sundlee) Bermuda Tourist

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