March 18, 2014
第8話(19) それぞれの告白 A Tale of Two Confessions
監督/Gavin Polone 脚本/Charles Pratt Jr.
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ジャックを連行するカイルはヴィクラムの車に細工したのかと
問う。車からはDNAが出たのだという。カレンはジャックは
聖者なんかではないとダニーに語る。テスはカレンにジョーを
出産する前に子供がいた事を告げると、カレンはヴィクラムが
養子縁組の書類を持っていた事を語る。そんな中ジャックの
ボートハウスにヴィクラムの血痕のついた携帯が入って居た事
が判明する。ダニーはチャーリーがハメたのだろうとして責め
る。ジョーがチャーリーの元に会いに行く中、チャーリーは
ドアに頭をぶつけてダニーに殴られたとするが、ジョーは
ダニーが言っていたようにチャーリーは異常なところがあると
感じて部屋を飛び出す。ダニーはカイルの元にいくと、署長
に対してジャックの逮捕は間違いだとして、自分はヴィクラム
を殺したヤツを知っている事を語る。
ダニーがカイルに罪の自白をする。
カイルはチャーリーの元にいくと君に用があるのでちょっと
ドライブしようと語る。
ジョーはテスに対してヴィクラムが襲って来たのでダニーが
私を助ける為に突き飛ばした結果崖から落ちたことを話して
いた。それならば正当防衛だとして何故すぐに言わなかったの
かと問う。信じてもらえないと思ったこと。しかも死体が
その後動かされて事故は偽装されたので、言えなかったが全ては
チャーリーが関係していると語る。
チャーリーはカイルとドライブする中、自分の顔の傷はダニー
によって襲われたものだと主張する。警察に向かわずに何処に
行くのかと問うとカイルはヴィクラムが殺害されたという崖に
来ていた。この場所に見覚えはあるのかと問うと、ダニーは
ヴィクラムはここで死んだと話しているのだという。ダニーが
殴りヴィクラムが落下したとしているが、ダニーはチャーリーが
目撃したと言っている事を語る。チャーリーはダニーとオヤジさん
が口論してダニーが殴ったのだという。正当防衛だったのかと
問うとそれを否定するチャーリー。言わなかったのは面倒なことに
巻き込まれたくなかったからだという。ダニーは父親に対して酷く
怒っていたのだという。カイルは何故チャーリーはここに居たのか
と問うと、ダニーに会いたかったのだという。車から遺体が
見つかったのを見てどう思ったかと問うと、ダニーが動かしたの
だろうと思ったという。カイルは以上の話を聞くと、今後は
家の娘・ジョーに近づくなと警告する。
カレンは拘置されているジャックの元へ。
ジャックはダニーの望むように動く事を告げ、結果はダニーが決める
ことだと語る。ダニーには君や世間に父親とは違うということを
証明して欲しいのだと語る。
エディはカレンの元に来るとカイルが探していた事を語る。
カイルは全署員に対して逮捕や自白のことについては誰にも
何も公表しないよう告げる。特にマスコミを近づけることは
するなと語る。
そんなカイルの元にカレンはやってくると、カイルはダニーが
自白に来た事を告げ一人でやったと話していることを告げる。
カレンに対してそのことを知っていたのかと問うが、ダニーから
は何も聞いていないと語る。もしかするとダニーは今回の件で
成人として裁かれる可能性があるが正当防衛と扱われるよう、
全力で守ると語る。カレンは涙する。
ジョーとテスがカイルの元へとやってくる。
カレンはダニーの元にいくと一人だったと言ったのねと語る。
現在ジョーが署に来ているので恐らく全てを話しているハズだ
と告げると、ダニーはジョーを巻き込みたくなかったのだと語る。
一方カイルはジョーにも話を聞く必要が有るとして勾留すること
になると語ると、テスは一度で良いから警察官としてではなく
父親として娘のことを考えて欲しいと告げる。しかしジョーは
嘘を付いていたのだとし、目撃者であり、そして森に遺体を遺棄
した共犯者であること。すぐにここから出られるようにはすると
約束する。ダニーが言っていることは本当の事で正当防衛だと
思うが、すぐに出頭してくれればどれだけ良かったかと呟く。
弁護士のケイトが同伴の元ジョーは警察に事情を話す。ジョーは
父・カイルに対して迷惑をかけたことを謝罪する。
ジョーは帰宅することになるが誰かに見張られているような
感じがする。
一方ダニーも釈放され自宅拘禁の形になるが、街を出ること、
車の運転をすること、10時以降の外出は禁止である事を語る。
ダニーはチャーリーは逮捕しないのかと問いウソの目撃証言を
したことを訴えるが、谷からも教会からも何も出ていないのだと
いう。チャーリーへの接触は証人への脅しと見られるので禁止
でありジョーへの接触も同様だと言われる。家と学校、図書館
以外の場所には行くなと指示されるダニーだった。
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ダニーはチャーリーに踊らされた結果ジャックが自分の変わり
に殺人犯の濡れ衣を着せられることに我慢出来ず、自分から
名乗り出てヴィクラム殺害を自白する。自分一人でやったこと
だとするが、ジョーも告白し、ヴィクラムが亡くなった時に
私もその現場にいたことを語る。
チャーリーは次々と都合良くダニーをハメる為に嘘をつき続け
て行く中で、真相が究明されるまではダニーも自宅での拘留
という形になり、ジャックも保釈されることになる。
ホイットニーの母が迎えに来て転校することを示唆するが、
ホイットニーはレイシーに対して母の恋人から言い寄られて
来た為にこの町に来た事を語る。
ジョーもダニーもレイシーも取りあえず全ての事を話した状況
の中、また元の友達の関係になれるのか模索していくが・・・
色んな意味で中途半端な流れのまま終了してしまった感じ。
ヴィクラムが色んな所で怨まれているであろう流れを感じる
中、誰もがヴィクラムの残したものに群がる姿があり、
家に居座り乗っ取ろうとしているジャックとホイットニーの
姿があり、ヴィクラムによって殺害されたことへの復讐を
果たそうとしているチャーリーの姿がありと、結局の所
ヴィクラムを怨むものたちが協力して今回の件をでっち上げた
ということなのか。
カレンが以前にジャックは聖人なんかではないとしていた意味
が浮上してきたけど、カレンがジャックをそう思う過去のエピソ
ードが証されたわけでもないし、この辺は判断が難しい所。
チャーリーとジャックが協力していたのかどうかもよく
分からない。
チャーリーが遺体を動かしてその責任をジャックになすりつけた
という説が有力だったけど、ジャックにしてみれば自分がヴィクラ
ムの遺体を動かしたという事実をもってカレンのことを思っている
ということを伝える意図が有ったみたいだし、チャーリーの動き
が予定外であるようなことは口にしていた。
ヴィクラムが殺害された当時にチャーリーとジャックがそれぞれ
何処に居たのかが気になるね。
二人が共闘していたのであれば、ジャックに一度は責任の非を
向けさせて改めて潔白性を示すことで、追求の手を逃れようとさせ
る為の作戦にも思えるけど。
チャーリーがジョーに全てを話したい気持ちは分かるけど、ナイフ
をとって人質にする程のことではない流れが有った。
別にダニーたちが居る前で「俺はタラの娘だ」と語れば、ダニーたち
だって聞く耳を持っただろうし。
テスの子供の件もかなりいい加減なものが有った。
違法に養子縁組を組んだみたいだけど、里親はダニーの叔母さん
だという事を知らずに診療所のロバートは手渡したのか?
そもそも娘だと言っていた気がするんだけど、どこでどう
話がねじ曲がってしまったのか。
何故タラはチャーリーがテスの子だということを知ったのかも気に
なるけど。
ホイットニーも人格障害者のようで、転校続きの理由という
のもある意味では判明した格好だった。
レイシーに取り入ったのもダニーと近い関係に有る人物から
だったのか。ホイットニーの母親が語っていたけど、生まれな
がらの嘘つきだということで、ジャックの血を引いてしまった
ということなのか。
リコとアンディの流れも消化か不良って感じで、
結局やっぱりジョーだみたいな流れにもっていくのかな。
レイシーとリコが喫茶店”ジョニー・ケークス”で意外と良い
感じで絡み逢っているので、関係を持っていくのか。
ダニーはジョーのことを兄弟とでも思っているのかと思った
けど、兄弟なのはチャーリーとジョーだったというところが
皮肉だね。そんな二人が関係を持たなくて良かったな。
ウィロビーというところにタラとチャーリーは住んでいた様だ。
最後の銃声はカイルだったのか。
カイルにしてみれば、テスの子というのは邪魔な存在だけど、
チャーリーを殺したい人も中にはいる訳で、ヴィクラムが狙われて
いたのと同様に黒幕がいるってことも考えられなくはないかな。
なんにしても、何処かのテレビ局が版権を取って作成しない
限り続きはない。
ダニーがジョーに気持ちを伝えられたのが良かったのかなとも
思うけど、ダニーはチャーリーがレイシーに関心を持つと
レイシーと関係を持つし、チャーリーがジョーに関心を持つと
今度はジョーに方向転換していくのね。
■使用された曲
・Alissa BengtsonのLightning Crashes
レイシー・ポーター (Kylie Bunbury) 高校生、”女王”
ジョー・マスターソン (Maddie Hasson) 高校生、地味
リコ (Ashton Moio) ジョーの友人
ダニー・デサイ (Avan Jogia) レイシーとダニーの元親友、叔母殺し
カレン・デサイ (Denise Richards) ダニーの母
カイル・マスターソン (Sam Robards) ジョーの父、警察官
テス・マスターソン (Kimberly Quinn) ジョーの母
ジャック・タイラー (Ivan Sergei) ヴィクラムの元部下、カレンと不倫?
エディ・ギャレット (Aaron Hill) 警察官
チャーリー・マクブライド (Jack Falahee) 転校生、ダニーと刑務所仲間
ホイットニー・タイラー (Brianne Howey) ジャックの娘
グレッチェン・タイラー (Elaine Hendrix) ホイットニーの母
アンディ・ダン (Cynthy Wu) リコの彼女
— (Nicole Pettis) Waitress
Dr.ロバート・M・プリンツ (William C. Mitchell) エバートンの医者
デニス・ダン (Sharline Liu) アンディの母
ピーター・ダン (Jesse Wang) アンディの父
ケイト (Pamela Shaddock) 捜査官
— (Leigh Bush) Lawyer
アーチー (Grey Damon)