March 18, 2014
第7話 歪んだ執着 Danny, Interrupted
監督／Gavin Polone 脚本／Stacy Rukeyser
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レイシーとホイットニーはニューヨークのクラブに行った帰り
男の愚痴を言い合う中、二人はキスする。
一方ヴィクラムの車からはホイットニーの父・ジャックのDNAが
見つかって疑われて署に連行されていた。パパはカレンのこと
を愛しているとし、ママとの離婚もそれが原因だったことを
語る。レイシーは確信を持っておじさんは殺していないと語る
が、ホイットニーはその主張の根拠が知りたがる。
ジャックを取り調べるカイル。
取り調べ室には公選弁護人が同席していたが、ジャックには
隠し事はないとして何でも答えていく。ヴィクラムの車に細工
をしたのか?事故を起こした車には乗っていないという。
それならばDNAがその車から出てきたのは何故だと問われ、保険金
目当てでカレンと一緒になる為に殺したのだろうと問われる。
そんな中、カレンとダニーも署にやってくる。
カレンはダニーはレイシーとホイットニーを自宅に送っていく
様指示する。ダニーたちはこうなった時の警察の対応・事情を
よく知っており、今すぐにジャックが釈放されることはない
ので休んで置いた方が良いと言われる。
ダニーはレイシーとホイットニーを自宅まで送っていく。
ホイットニーはレイシーに感謝しているとしてキスすると明日
の朝電話すると語る。レイシーはダニーと二人きりになると
まだ誰にもヴィクラムの件は話していないがダニーが何とか
しないといけないことではないのかと問う。するとダニーは
ニューヨークで一番の弁護士を呼んだと語る。
チャーリーとジョーは思わずソファーで居眠りをしていた。
二人は目覚める中、チャーリーはジョーに対して眠れる程
安心してくれたことが嬉しいと語る。そんな中テスが帰宅する
と何もしていない二人だが違和感のある行動を取ってしまう。
テスはジョーにジャックがヴィクラム殺しの容疑で捕まった
ことを語る。ジョーはダニーと話さなければならないとして
出て行く。
カレンはカイルから聞きたい事があると言われる。
君とジャックが不倫していることは知っているというカイルは
ジャックに生命保険の話をしたことが有るのかと問う。カレン
はヴィクラムの遺体が見つかった夜に初めて話したのだという。
しかしカイルによると死亡していたのは自動車事故が起きる
48時間前のことで、車は谷底に暫く駐めてあったのだという。
ジャックはヴィクラムの部下だったことも有り金のこともどこから
か聞いて知っていたのではないかとすると、カレンはそこまでは
分からないという。ジャックは人を殺せるような人なのかと問われる
がカレンには分からなかった。カイルは保険金を得る為にわざと
遺体を発見させたのではないかとし請求する為だという。
するとカレンはヴィクラムはテスに対して命を狙われていると
話していたのだという。ジャックは聖者ではないという。
父さんを殺したのは俺だというダニー。
ジョーがダニーの元にやってくる。ジャックは何もしていない
のだから刑務所にいかしてはいけない事を語る。ダニーはそれ
よりも問題はチャーリーであることをジョーに告げる。この件は
俺に任せて欲しいというダニー。
チャーリーはヴィクラムの携帯を密かにジャックのボートハウス
の中に置きに行く。
翌朝、テスはカイルに対して養子先の母親の元に行き子供を
見た事を告げる。とても綺麗な子だったこと。メモを残して
来た事を告げ、そしたら意外にも相手側も逢いたいと言って
くれたとし、今日グリーン・グローヴに来る事を語る。カイルは
良かったと思うが気持ちは複雑で自分としても混乱している
状況を語る。そろそろジョーには姉がいる事を話しておかねば
成らないことを語る。
ホイットニーはジャックの件で心配していた。
特にレイシーとダニーとカレンが何か知りつつ陰謀めいた
ことをしていることを指摘する。ホイットニーはあの時
レイシーとは繋がったと思ったことを語るが・・そんな中
突然警察はジャックのボートハウスを家宅捜索にやってくる。
テスはジョーに対して姉が居ることを語る。
パパにも内緒にしていたこと。今まで嘘をついていたが
その結果話しづらい状況になっていた事を語る。ジョーは
自分も同じ経験をしていたことも有り母親には同情的で、
ママ一人で苦しんで欲しくはない事を語る。姉のことを
聞かせて欲しいと語る。
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ヴィクラムの事故車に対して処分されそうになる車を見た
カイル署長は異変に気がつく。事故車は窓が開いており
この寒い状況の中何故窓が開いていたのか。改めて調べた
結果ジャックのものだというDNAが検出され、一度もヴィク
ラムの事故車に搭乗したことがないというジャックの話と
食い違いが出てくる。ジャックがヴィクラムを殺していない
事を知っているダニーとレイシー、そしてジョーは何とか
しないといけないと考えるが・・・
いよいよチャーリーの本性が明らかにされたけど、何一つ
すっきりとした感覚はない。
ただ一話でネタ振りしていた”ソシオ”とは何かということの
一端にたどり着いた感覚はあり、今までダニーの人物像を中心
としたソシオの流れが有ったものが、実際にはそれとは全く別の
他人に寄生してあわよくばその状態を入れ替わってしまうと
する”パラサイト”的新たなシナリオの方向性と大胆なシナリオに
面白さを見出した感じもする。
このキャラクターとの化かし合いには一筋縄ではいかない
ところがあるのかに思われた。
チャーリーの狙いの中心がダニーに有るのであれば、今回
何もしなくてもダニーが自滅していきそうな気配も
有る中で、突然ジョーに対して本性を現してしまうところは
ちょっと・・というかかなり腑に落ちない所が有ったかも。
今の所完全にチャーリー側にイニチアチブがあると思って
いたのに、わざわざ同じようにダニーに襲われた説を作り上げて
しまうところはちょっと考えづらいところも有った。
チャーリーがこの街に来た本当のところの意味合いが分かる
まではなんとも言えないね。単なる精神異常で片付けて
いいものなのかどうか。
都合良く出てきた精神科医のバーガー医師。
「プリティ・リトル・ライアーズ」ならば完全にこの医師さえも
操られていそうだけど、そこまでチャーリーが操っているとも
思えない。
若者なので何度も同じミスを繰り返してしまうのも分かるけど、
レイシー、ジョー、ダニーは毎回同じトーンで語られるので
この三人が顔を合わせると同じ表情しか見せないのが辛い。
そんな中で、ジョーは母親テスがウソや悩みを抱えていることを
知ってその辛さを知っているが故に話の聞き手役側に回るところ
は成長したことを感じさせるのかな。ただこの子の男を見る目の
無さには正直ゲンナリさせられるのだけど(笑)
ホイットニーは思いっきり思わせぶりだった。
この調子でシーズンが続けばまた違った感じに使われると思われたけど、
先週、このドラマの打ち切りが決定されたようなので、発展させる
こともないのでしょうかね。
レイシーが再トライするけどやっぱり無理。それでもホイットニー
は何の陰りも屈託のない顔をしてレイシーと接する姿が有った。
テスの娘の件はもう少しその流れを見守って見たかったな。
スーザンという名前で育てられたが、2歳の時に遊び場の滑り台
で事故って亡くなったという。この三人が幼い時に一緒にいたのが
ブランコだったので、因縁という形ならばブランコの事故という
ことにしても良かったのかも知れないが、別人だったと判明。
キャサリンと名付けたかったといっていたけど、赤ちゃんの写真に
は病院で出産したタグが付いていたので別人だと判明した。
しかしヴィクラムの不動産の件とか架空の会社の件などどうなる
んですかね。
万が一に備えて文章にしておくと語るダニーは一体何を書いていた
のでしょうか。
チャーリーの家の壁にはアメリカンな連続殺人犯のような写真や
記事がどっさりでしたね。「Life 真実へのパズル」のチャーリーも
同じことやっているよな。デジカメとか携帯、ネットクラウド
全盛の今でもやっぱりアナログ的に壁に貼り付けるというのが
その世界ではトレンドなのか。
■使用された曲
・Be the Song by Foy Vance
レイシー・ポーター (Kylie Bunbury) 高校生、”女王”
ジョー・マスターソン (Maddie Hasson) 高校生、地味
リコ (Ashton Moio) ジョーの友人
ダニー・デサイ (Avan Jogia) レイシーとダニーの元親友、叔母殺し
カレン・デサイ (Denise Richards) ダニーの母
カイル・マスターソン (Sam Robards) ジョーの父、警察官
テス・マスターソン (Kimberly Quinn) ジョーの母
ジャック・タイラー (Ivan Sergei) ヴィクラムの元部下、カレンと不倫?
エディ・ギャレット (Aaron Hill) 警察官
チャーリー・マクブライド (Jack Falahee) 転校生、ダニーと刑務所仲間
ホイットニー・タイラー (Brianne Howey) ジャックの娘
Dr.バーガー (Joseph Will) 少年院・カウンセラー
— (Holly Hannula) Reporter
スーザン・バクスタン (Mandy June Turpin) 養母だと思われたが。
— (Joshua Sawtell) Public Defender
— (Susan Angelo) Expensive Lawyer
アーチー (Grey Damon)