TRUE DETECTIVE ロサンゼルス シーズン2 第6話 幻影 Church in Ruins

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第6話 幻影 Church in Ruins

脚本/Nic Pizzolatto、Scott Lasser
監督/Miguel Sapochnik

【前回までのあらすじ】

キャスパーのことを盗み撮りした写真がヴェラの元に送られて
くる。脅迫のネタにしていたのかというレイ。キャスパーを殺した
のはメキシコ人と思うか?というアニー。フランクはレイにブレイク
を尾行してくれという。彼はトニーたちと逢っていた。
盗品のブルーダイヤのことを調べていたポールに質屋の男性は
前にも警察が調べに来たとして渡された名刺にはディクソンと
書かれていた。アニーは妹のアシーナにパーティーに潜り込みたい
として手はずを付けて欲しいと頼む。デイヴィスは特捜班を集めて
いるとし、狙いはイリーナ・ルルフォだという。真の目的は何か
と尋ねると、市警と州組織との共謀の解明だという。フランクの前に
サントスと取引していたというメキシコ人売人が取引の相談に来るが
仲間は必要無いと追い返す。ジーナはレイに対して強姦犯人を殺した
話は嘘だったのかと問われ、レイはハメられたと語る。レイはフランク
の家に行くと話が有るとしてドアを叩く。

【ストーリー】

レイの形相を見てフランクも警戒心を持って室内に入れる。
ブラックのコーヒーを出すと二人はテーブルを挟んで向かい側に
座り合う。二人とも右手には銃を持っていつでも応戦できる体制
を整えていた。用件は何かと問われ、レイは昔ある男の名前を紙に
書いて渡したことが有っただろうとし、結果を見越して渡したと
指摘。お前が何をするかまでは分からないというフランク。
あんたにとってヤツは何者だったのかと問うと逝かれたヤク中だ
という。情報が来たので回したまでだという。それは巡査を脅迫
出来るようにするためかと問うとそれもあるが、オレは正義感が
強いというのは承知しているだろうと。だからこれは驚きだという。
紙に書いた男が何者か分からないが、強姦犯ではないとし、犯人が
先月捕まったのだという。DNAが一致したこと。フランクはそれは
知らなかったとして情報は確実だと思っていたという。これが
無ければ今とは別人になれていたというレイだが、それは自分を
ごまかす嘘だろうとし誰もが口にすることだという。あなたは
オレを騙したとし無駄に魂を売ったとすると、買ったのはオレじゃない
というフランク。妻の悲劇を利用しオレを引っかけ人を殺させた
というレイに対して、オレは何もさらてないとし名前は渡したが
お前が選択したのだという。そしてその選択も奥さんとは関係ない
ことで、ずっとお前の中に有ったものだという。事件を利用して
願望を叶えたのだとし、奥さんのことはただの言い訳だという。
自分をスーパーマンだと思っていただろうとし、そして見事なった
という。オレの手も汚れているがそれで天国に行けないなら行く気も
ないという。誰があんたに名前を教えたのかと問うと部下の知り合い
だという。強姦を自慢するヤク中の話を聞いたこと。お前のことは
その時に知ったのだという。そのヤク中はクズだという。オレは確か
めもしなかったとすると、抜けたいのかと問う。それならば好きに
しろというフランクは最近のお前は柔になったという。自宅で
銃撃戦はゴメンだとしてお前を死なせたくないという。俺の手や部下
の手でもなと。オレはハメていないとし自殺行為は辞めろというフラ
ンク。

その頃拷問小屋を発見していたアニーとポールは地元のソノマ保安官
や鑑識、デイヴィスを呼んでいた。古い小屋で戦前からあるという
ソノマの保安局。鑑識によると犯行は数週間前で分析するがあまり
期待は出来ないという。血液は女性のもので淋病菌も検出されて
いるという。

レイはフランクにこれまで判明しているブレイクの事を報告。
ブレイクはクラブ害で売春を仕切っていること。チェサーニの息子と
組んで本格的にやっているという。東欧の女をピトラーの病院で
整形させていること。フランクは後でブレイクから聞くという。
パーティーには金持ちや政治家や開発業者が集まること。キャスパー
はそこで取引をまとめていたのだろうという。レイはフランクに
強姦犯の情報を流した男を引き渡せと語ると「時間をくれ探し出す」
と語る。オレは必ず表の世界に戻るとし、お前が憤る過去の災難
もいずれ過ぎゆくだろうとフランクは語る。州側も秘密裏に捜査を
しているぞと語り、盗品を質入れした女を捜せと言われたことを
話す。イリーナ・ルルフォかとすると、オレも探しているのだという。
今から右手を上に出すので撃つなよと語る。レイのハードディスク
を探せとし、男の名前を教えるという。誰がハードを探しているのか
と問うと某会社の男だという。まずい映像が入っているとか・・。
レイはある男を殺す算段を立てている事を語る。オレに二度と銃を
向けるなよとフランク。オレも避けたいというレイ。フランクはレイに
最後の友人だとすると、それは哀れだと語る。
レイが去った後、奥で話を聞いていた妻のジョーダンは心配して
フランクの元にすり寄ってくる。

拷問部屋での事件。これはキャスパーのパーティーと関係が有ると
いうアニー。ヴェラはロッジから最後の電話をかけているし、GPSの
記録もここなのだという。女の惨殺現場、パーティーが共謀の舞台かも
しれないという。今後はウチが捜査するというソノマ保安官だが、
デイヴィスは州の失踪人の事件と関係が有るという。情報は回すという
保安官。
近くのロッジでパーティーをしていなかったのかと問うポールだが、
ソノマの捜査官はここは私有地で州が森を数年前に売却しているので
分からないとのことだった。アニーはパーティーを、ポールはダイヤ
を追ってくれというと、出所が分かれば背任も分かるという。レイは
何をしているのかと問うデイヴィスにイリーナを追っていると語る。

レイはその頃刑務所に行き、元妻を襲ったという強姦魔に会いに行く。

■引き上げられた視聴年齢

このドラマ、内容からして常に12歳以上の視聴制限が設けてある
のだけど、この6話だけは視聴年齢は15歳以上に引き上げられている。
娼婦の館に行く描写があるからなのか、それともドラッグを注入する
シーンがあるからなのかな。グロイ描写はなかったなとか思っている
私はこういうドラマ見過ぎているせいなんでしょうか?
拷問シーンでメキシカンでサンタムエルテ会の男を拷問するシーン
は確かに痛々しいのだけど、直接的な描写はなかったよね。
おっぱいも少なかったですし!!
「ハンニバル」は12歳以上、最近放送している「アフェア 情事の行方」
は15歳以上となっていることからも性的描写が映倫に引っかかる
事が多いのかな。

■今回は痺れる展開が続いた

冒頭でのレイとフランクの会話からして相当緊迫感のある状況だ
った。レイが朝から自宅まで来た背景にはただ事ではないことを
フランクも感じたのだろう。互いに袖の下・テーブルの下で
銃口を向け合い、いつでも自分のかんに障れば発砲するとばかり
の状況として描かれる。
レイの質問に対するフランクの答えは、レイからすれば言い訳に
しか見えないものになるのかなと思ったけど、こういう切り抜け方
は流石に裏街道を歩んで何度もピンチを迎えてきたであろうボス
らしい肝の据わった対応だった。

「オレは情報を回しただけ」
「事件を利用して願望を叶えたのは寧ろレイの方」

レイのヒーロー願望を見抜いていたフランクも流石。
フランクはゲスなヤツにしか見えないところも有るけど、味方だと
している人物には手厚いところもあるんだよね。
妻がフランクを愛しているところも、その中にある人となりの人格
なのだろうか。

■少し好感度アップのフランク

スタンの妻・ジョイスに金を渡しに行く。そこで息子のマイキー
にも良い奴だったとして、スタンを好きだったことを語っていた。
ジョイスによるとブレイクが変なことを話していたということで
益々ブレイクはクロになってきた。

■拷問部屋で殺されていた女性は?

管轄はソノマ保安局にある場所で私有地として州はその森を売却して
いる。
ヴェラはもう殺されているものだろうと思っていたけど、
最後に生きて居ることが判明。イリーナ・ルルフォがどの流れに
繋がっているのかが気になっていたけど、今回ラストでは殺されて
しまったけど、メキシコ人に繋がっていた。

結局あの拷問場所は娼婦たちが亡くなった時に利用していた場所って
ことになるのかな。

■レイは強姦魔と面会する

フランクとの会話で「ある男を殺す算段を考えている」としていた
けれど、ある男とは、強姦魔のことなのか、それとも自分自身のこと
を指していたのかな。レイは結局自分の存在を息子の前から消えるの
を条件に父子鑑定をしないこと、生まれた経緯を話さないこと、そして
親権をジーナに譲ることを語っていた。その際彼は酒とドラッグと音楽
をかけまくってハイになっていた。

■イリーナを探せ

キャスパーから盗んだ物を質屋に流していた彼女。
銃撃戦で殺害したリドの流れから仲間の男を拷問し、次は目を刺すぞ
と脅したことで相手も白旗をあげた。
エルモンテに家がありそこにいるとのことだけど、そこに居たのは
先日フランクの元にやってきたドラッグディーラーたち。
リドの逮捕劇に於ける銃撃戦の際に、ドラッグの製造工場が有ったので
メキシカンが絡んでいることは明らかだと見るべきだったのか。

メキシコの組織とフランクたちがまたしても緊迫感のある対面になり、
イリーナとの会話と引き替えに、二つあるクラブでの麻薬の売買を
許可する行動を容認する。

「夢が一つかなった。メキシコ人と銃の構え合いだ(メキシカンスタン
ドオフ)。」

電話が鳴る中で、イリーナは警察署の白人の偉い人から盗品の売買
を頼まれた事が判明する。
逢おうとして電話したが、結局メキシコ人によってイリーナは
殺されてしまった。

■アニーの潜入捜査

アニーは妹のアシーナからパーティーに行く段取りを付けてもらった。
土曜日の6時にカリクラブに集合。「ボグダンに逢いたい」と言って
入り込めるという。
その際にアニーのナイフの使い方がハンパ無い程、訓練に長けていた
ところがあったね。今のアニーはアシーナとは全く逆の立場になって
いる感じ。アニーに向けられた怒りは何なのかということだけど、
MDMAを飲んで娼婦のパーティーに行った際に、ヒッピーによって襲わ
れるアニーの光景が有った。

しかしそこでヴェラの姿も有り助ける事が出来たし、ポールたちは
彼らのオフィス内で重要書類を受け取る。

パーティーではホロウェイとかゲルドフなんかもいたね。

■セーブルファイン宝石店

1992年4月30日にマーガレット・オスターマンたちが経営する宝石店
を襲われて、ブルーダイヤが盗まれていた事が判明する。
250万ドル相当、ペルッツィカットのもので、92年当時はロス暴動が
有った年なので事件としてはうやむやになっているようだ。
しかしレナードとローラという子供は事件を目撃した子供だという
ことで、事件当時もキャビネットに隠れていたことが判明する。
犯人たちは覆面をしていたということくらいしか分からず、養護施設
へその後子供たちは送られているとのことだけど、この二人は大人に
なって復讐に走っているということなのだろうか?
その一人はフランクではないのかって気もするんだけど、23年前
で当時女の子が4歳くらいだ男児は少し上だったという事を見ると、
現在30歳前の人だよね。このどちらかがキャスパーを殺したという
ことになるのかな。

■使用された曲

・Nevermind By Leonard Cohen
・Black Grease by The Black Angels
・Harmonielehre: Pt. II: The Anfortas Wound by San Francisco Symphony & Michael Tilson Thomas
・Human Being by New York Dolls

■出演者

レイ・ヴェルコロ (Colin Farrell) 工業都市ヴィンチの刑事
アニー・ベゼリデス (Rachel McAdams) ベンチュラ郡保安局の刑事、長女
ポール・ウッドルー (Taylor Kitsch) ハイウェイ・パトロール、元陸軍
ジョーダン・セミョン (Kelly Reilly) フランクの妻
フランク・セミョン (Vince Vaughn) ヴィンチの裏社会
アシーナ・ベゼリデス (Leven Rambin) 妹、ポルノ配信
トニー・チェサーニ (Vinicius Machado) オースティンの息子
ティーグ・ディクソン (W. Earl Brown) ヴィンチの刑事
ブレイク・チャーチマン (Christopher James Baker) フランクの部下
オシップ・アグノフ (Timothy V. Murphy) 開発業者
ネイルズ (Chris Kerson) フランクの運転手
アイヴァー (Andy Mackenzie) フランクの部下・裏仕事
ジェイコブ・マッキャンドレス (Jon Lindstrom) スタリスト社
ホロウェイ (Afemo Omilami) 警察署長、レイの上司
ケビン・バリス (James Frain) 警部補、レイの上司
キャサリン・デイヴィス (Michael Hyatt) 州司法局
リチャード・ゲルドフ (C.S. Lee) 州司法局長官
エルヴィス・イリンカ (Michael Irby) ベンチュラ郡保安局、アニーの相棒

ジョイス (Sprague Grayden) スタンの妻
マイキー (Austin Chase) スタンとジョイスの子供
ディーフェンバハ (Josh Clark)
クリゴッド (Michael Adler) パーティーで
Mr.ワイマン (Brett Rice) 元刑事、ダイヤについての経緯を知る
ルッソ (Bill Kalmenson) ソノマ保安官
ボグデン (Joseph Gatt) パーティー
— (Marco Rodriguez) Gena’s Rapist
— (Bianca Taylor) Psychologist
ヴェラ・マキアード (Miranda Rae Mayo) ダニエルの妹
— (Linda DeMetrick) マダム
— (Eva Pepaj) Girl
— (Erin Spencer) Girl
— (Jamie VanDyke) Girl
ゴンザレス (Benjamin Benitez) サントスと取引していた
ゴンザレス (Robert Renderos) サントスと取引していた
— (Joshua Chang) Tech
— (Rodger Halston) ヒッピー、幻想の中でアニーを襲った
— (Miguel Izaghirre) ディーラー / フランクに拷問を受ける
— (Peter Katona) レンジャー
— (Bill Blair) High Roller Client
— (Ana Flavia Gavlak) Waitress
— (Taryn Jones) Escort
— (Erika Jordan) Escort
— (Halszka Kuza) Escort
— (Anne McDaniels) Escort
— (Katie O’Malley) Escort
— (Barbie B. Lange) Model
— (Mariano Mendoza) カルテル会員

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