キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 Castle シーズン6 第14話 ドレスに魅せられた悪魔 Dressed to Kill

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第14話 ドレスに魅せられた悪魔 Dressed to Kill

脚本/Elizabeth Beall
監督/Jeannot Szwarc

【ストーリー】

ローラ(Angelique Cinelu)とジャスティン(Danny Max)は
ジャブロンスキー先生の課題の為に
ゴミから布きれを集める。先生のチュニックを見たか?
メチャメチャでヤバイというローラ。まるでネコ屋敷の
デヴィッド・ボウイって感じだったなと。この課題は一体
何なのかとしてローラは愚痴る。「ゴミから拾った布でオー
トクチュールを作りましょう」ということ。ふざけていると。
しかしジャスティンはある人に取ってはゴミでも別の人に
取っては宝だと語る。いいものを見つけたとして二人は
同じ物を取り合うとそこにはブロンドの女性の遺体が見つか
る。

マーサはケイトに対してブライダル雑誌を見せる。
ドレスについてマーサは説明することにケイトも困惑。
リックは僕の婚約者を困らせないでくれと語る。マーサは
ケイトが結婚情報誌を読まないからどんなものかを見せて
いただけだという。凄く乙女チックな雑誌だとし、恋する花嫁
がうっとり遠くを見つめている写真ばかりって感じだとケイト。
離婚率の高さについて考えて居るのかもとリック。こういう
雑誌はおとぎ話みたいに甘いものだが結婚式のプランの資料
として見れば良いというマーサ。そこにコルドヴァ・ハウス
の写真が写っていて、リックとケイトは”良いね”と思わず
ハモる。初めて意見が一致したこと。
「スパニッシュ・リバンバル様式の屋敷、外観はキャリッジ
ハウス風」だってとケイト。「マンハッタンに20世紀初頭に
建てられ後世に残る美しい建築となりました」と書かれている
とリック。マーサは70年代は文化施設として使われていた
としパーティーをしたという。改修されて結婚パーティーも
受け付けているという。ここが良いかもと二人は一致し、
マーサのお陰だと語る。しかし事件の知らせの電話が鳴る。

現場に行く中記事を見た人で問い合わせが殺到しているみたい
だとリック。

・現場
エスポから事情を聞く。ゴミを漁っていた服飾学校の生徒
が遺体を発見。被害者はエラ・ヘイズ(26歳)
(Meredith Richardson)。免許証によるとブルックリンに住
んでいたという。ここには仕事で来たのか。名刺によると
雑誌社”モダン・ファッション”の編集長のアシスタントを
しているというエスポ。マティルダ・キング(Frances Fisher)
ねとケイト。リックはエスポに知らないのか?と問う。
普通の男は知らないだろうというが、無知な男って意味じゃ
ないのかとリック。ファッション界のカリスマだが、悪い評判
も有り元アシスタントが暴露本の中で「悪魔」「こき使いすぐ
に首を切る」と書かれているという。首を絞めるではないの
か?と。
ラニによると凶器はスカーフかタスキなどその手のものだと
いう。犯行時刻は死斑から見て午前24時から26時の間。
首には青い毛がついていたので多分犯人のものだという。
犯人はお婆ちゃんかケイティ・ペリーだなとリック。人の毛で
はなく青く染めた動物の毛だというラニ。ドクター・スース
のキャラが殺人したのか?というリックに対してどのキャラも
人殺しはしなさそうだけどとケイト。力の強い犯人が遺体を
持ち上げてゴミ収拾箱の中に入れたのねと。エスポに目撃者
探しを警察官にさせてとし私たちは彼女の職場に行くので
エスポたちは彼女が何故ここに来たのかの手がかりを調べて
と告げる。

エラのルームメイトのリリアン(Denyce Lawton)から話を
聞くライアンとエスポ。エラとは大学時代に知り合ったこと。
ルームシェアを始めてから2年くらいだという。
最後に会ったのは昨日の朝。彼女は朝5時に起きてマティルダ
のコーヒーとスコーンを買ってから会社に行くとのこと。
帰りはリリアンも遅いので会っていないと。交際していた人物
について尋ねるが、エラは24時間マティルダの対応をしていた
のでデートする暇などないという。本当にしたいことも出来て
いなかったとのことで、デザイナーになる為に今の仕事に
就いていることを聞く。トラブルが無かったかを尋ねると、
最近ストレスがたまっているようで話を聞くと「仕事だ」と
しか言わなかったという。ライアンは電話しようとして携帯
をかけようとするが繋がらず固定電話を借りるが、電話には
雑音がして盗聴器の存在が示唆される。
エスポは何か分かったら知らせてくれとして名刺を渡す。

・モダン・ファッション
ケイトとリックは雑誌社へ。流石に超美人しか働けない
職場だというが、リックは彼女に結婚間近だと自覚している
事を告げる。別に好きに観て良いと言われるとモデルのことを
マジマジと観察するリック。モダンファッションに合う人しか
雇わない人だという。

受付しているキャリー(Abigail Klein)に自分たちはNYPDだ
と告げマティルダに会いたいことを語るが、予定を変えたら
マティルダに殺されるという。前のアスタントがどうなった
か知っているのか?と問う。そんな中電話しているマティルダ
がやってくる。マティルダはケイトを見て彼女のことを知って
いた。ケイトはリックに実はモデルをしていたことが有った
とし15分くらいだったという。するとマティルダはニコール・
キッドマンが表紙になった1999年1月号の特集で使いたかった
が断られたのだという。ノーと言ったのはあなただけだと語る。
エラについて聞きたいとすると彼女は元アシスタントで昨日の
午後に首にしていることを語る。私のスケジュールを間違えて
重役会議に遅刻しそうになったとし、先週もまたミスをした
という。そこにジュリアン(Rob Estes)から、「The FAB FIVE」
り特集の写真があがってきたことを言われる。これは殺人の
捜査なのわとし、彼女にトラブルは無かったのかと尋ねる。
するとグレイス(Emily Wilson)との一件ではないか?という。
スケジュールミスの連帯責任を取ってエラが首にした人物
だというジュリアン。大喧嘩していてカメラマンのサージ
(Jonathan Roumie)が撮影中に背後にケンカしている光景が
写っていたのだという。
それを見るとエラは青いスカーフで絞められていたとし、グレ
イスは凶器を巻いているというリック。

■事件

ファッション界で有名な雑誌「モダン・ファッション」誌の
編集長マティルダ・キングのアシスタントとして働いていた
エラ・ヘイズ(26歳)が首を絞められた状態でゴミ箱の中で
発見される。死亡推定時刻は0時から2時。首には青い動物
の毛が付着して居たとのことだった。
取りあえず職場で話を聞きに行くと、マティルダは昨日の午後
彼女のことは首にしたことを聞かされる。スケジュール管理
もまともに出来ないからだと。自宅を調べると彼女の自宅に
は盗聴器が仕掛けられていて何者かが監視していたことが
分かる。

■事件

ゴミ箱で首を絞められて殺されていた女性は雑誌「モダン・
ファッション」の編集長・マティルダのアシスタントを
しているエラ・ヘイズ(26歳)。スカーフやマフラーのような
もので絞められた跡が有り首には青い動物の毛が付着して
いた。
ガイシャとルームシェアしていたリリアンによるとマディルダ
の対応で24時間忙しかったとのこと。しかし彼女は本来
デザイナーを目指して仕事をしていたとし、最近仕事上の
ストレスがたまっている感じだったとのことだった。

■感想

華やかなファッッション業界に於ける醜い裏事情なんかが
描かれたエピソード。ファッション業界ネタというとどう
しても「アグリー・ベティ」を思い出すな。

アイデア盗用、引き抜き、成功のために足の引っ張り合い
など様々なところで陰謀が渦巻いている訳だけど、色んな
ところでぶつかり有っているにもかかわらず、犯人は
ジュリアンしか居ないだろうと思わず確信に近いものが
有って、少々呆気なかった。

ケイトとリックの結婚式の流れは今すぐに何が有るって
訳では無いのだろうけど、少々ダラダラっとした印象がある
な。秋だの春だの言っているので最後まで引っ張るんだ
ろうけど・・

ケイトがかつてモデルもどきみたいなことをしていたという
話が出て来た。
マティルダによると彼女を起用したかったのは1999年1月号
だとしていた。ただ1999年1月というと彼女の母親が殺害
された時なんだよね(S4-23で墓参りに行った際に墓標に
そう刻まれている)。そこから急展開して彼女は警察を
目指すようになったみたいだけど・・・

第23話 対峙 Always 脚本/Terri Miller Andrew W. Marlowe 監督/Rob Bowman ...

確かにケイトは綺麗ですよ。でも何だか刑事とモデルでは
全く職種が違うし親は弁護士だったのだからどういう経緯
でそういう仕事をしようとしたのか謎だな。

■捜査

うーんあんまり面白さは感じなかったな。

争っている人を見たって証言が多かった感じ。
家政婦は見たならぬ、業界人は見ている。

容疑者として浮上するのは・・

・ジュリアン
マティルダのアシスタントのようなことをしていた。
マティルダとのアシスタントの座を巡った争いでも有った
のか!?

・ユミ
デザイナー「ファブ5」の特集で取り上げられる人物。
ガイシャがデザインをしていただけ有りデザイナーが容疑者
と見るのも自然かも知れない!?

・サージ
カメラマンの男性。私はあんまり疑っていなかったけど、
大抵カメラマンがモデルに何かを強要したりして事件を
見てしまったみたいな感じの流れは考えられなく無い。
ただ彼は寧ろ逆に彼が撮影した写真の中にガイシャとグレイス
が争っていた。

・グレイス
マティルダは自分のデザインを他人に見せる/売り込みばかり
でスケジュール管理を疎かにし、一緒にマティルダから
連帯責任として首になったという人物。

■捜査の流れ、そして重要なアイテム

・青いスカーフ

グレイスの首に巻かれていたので容疑者に思われた。
ただ早い段階で疑われる人は大抵無実(笑)
ちなみに青いスカーフはアルパカの毛みたいだ。
クリスマスプレゼントとして従業員全員に渡されたものだと
いうこと。
グレイスによれば店の外で誰か男と争っていてエラのこと
を脅しているみたいだったという。顔も覚えていたので
似顔絵が作成された。

・ガイシャの家に盗聴器

今時ニューヨークでも携帯の電波が通らないところがある
のかって感じ。固定電話にもノイズが走るということで
疑うと近くから盗聴器が見つかる。

盗聴器を仕掛けたのであれば内部に入ることが出来た人。
管理人によると一ヶ月前に害虫駆除会社が来たが、その会社
は存在しない。

・靴底には黒珊瑚

ラニからの連絡で靴底に付着して居た黒珊瑚。熱帯地方の
もの。

・突然の目撃者

テレサ(Gina Alvarez)という人がブロードウェイのコーヒー
ショップの傍で24時過ぎに濃い色のスーツと上質でウール
ブレンドストライプのネクタイで色は深紅と紺で金の三角が
入っているものだとされた。
それを聞いて社交クラブのものだと推察。

・カールトン・クラブ

リックは会員なのかなと思ったけどテレサの話を聞いてすぐに
会員の人物だと判明。その人物はケラーマン・グッドフレンド
事務所の弁護士のマーカス(Paul Cassell)。
雑誌社”クチュール・チック”の顧問弁護士だった。
似顔絵の男でもある。

・ガイシャが口にしていた言葉

会社にとって致命的な情報がある。表沙汰になればモダン・
ファッション誌は終わるという程の強烈なネタとのこと。
となると、マティルダがまさかデザインを盗用していたり
したのか!?

■捜査2

時代の流れからかモダンファッションがIT投資家のグレン・
カーターによって買い取られていた。デジタル時代に
合った雑誌作りを考えて居たマティルダにとっては邪魔なもの。

・盗聴器の製造番号

正直盗聴器の製造番号なんて調べて購入者が分かるものなのか?
現金を持たずにクレジットカードで支払うことの多い国なら
ばそれも可能なのだろうか。ジェームズ・カヴァナー
(John Eric Bentley)が購入していた。モダンファッション誌
の警備主任。
しかし監視はマティルダの指示だという。
マティルダは誰かが自分の椅子を奪おうとしている流れに
気がついていた。
マティルダは新オーナーになり人事異動の噂が有ったので
慎重を期して部下の忠誠心を試していたという。
以前にも問題が有ったので盗聴器の件では雇用契約にも自宅
を監視する条項が入っているとのことだった。
マティルダはエラが殺された当時急いで居たのはオスカー・
デ・ラ・レンタと飲む約束をして遅れそうだったからだと語る。

またエラは事件当日に奇妙な電話があり、助けを求める電話
が有ったことを語る。

・スケジュール管理の改ざん

エラにかかってきた電話は社内番号のもの。内線を調べるのも
容易ではない。ダイヤル音でNYPD技術班が調べることに。
アルマンド・モントーヤというIT技術の担当者が関係して
いる疑いが出る。

しかしアルマンドの話だとエラからはスケジュールの件で
調べて欲しいと言われていたこと。エラとは友達だった
という彼。

■結論

事件はエラが描いたデザインの盗用ではないかとされた。
そしてそれを盗用したのがユミではないかと。
デザインが盗まれたのを知ったら首に出るものが沢山出る。
その件でマティルダは相談を受けていた。

デザインを盗んだのはジュリアンでそれをユミに渡していた。
ユミは司法取引に応じることになり、ガイシャの首のマフラー
からジュリアンのDNAが検出されたことが分かる。

まるでマフィアも真っ青のファッション業界に嫌気をさして
ケイトは辞めたとしているけど、ケイトはそこまで内幕を
知る程に業界には居なかっただろうにね。

・ケイトのドレス

1999年にケイトが出来なかったこと、そしてマティルダが
ケイトを使って出来なかったことを今行おうとする。
モデルが来られなくなる中で、ケイトにドレスを着てもらうと
ピッタリだった。娘がいたらこんなドレスを着て欲しいという
マティルダのセリフ。

■その他

・彼女は「ニキータ」じゃない?

リックはこの事件に盗聴器、謎の男、脅迫、殺人が絡んでいる
ことでニキータを引き合いに出していた。

・エスポは意外と根に持つ

冒頭で被害者がモダン・ファッション誌の従業員でマティルダ
のアシスタントだとした際に、エスポはそれが誰だか知らな
かったがリックは普通の人なら知っていると語ったことで
エスポの勘に触れたのか。
次に会った時にエスポはリックとケイトが居るのに、
「よう、ケイト!」と語る光景がある。
リックはオレは?と自分との挨拶がないことに違和感を覚えて
いた。
これは日本のコメディアン・アンジャッシュのネタ
「渡部ーーー。児島は?」に繋がるものがあるな

・ケイトの結論は!?

今回は事件のせいで会場を見に行けないのはケイトの方だった。
そしてドレスを着たケイトは自分の姿を鏡に映した時に
母のことを思い出したという。母も結婚式の準備を一緒に
したかっただろうこと。今回マティルダはそんな母親のような
存在としてケイトには写ったのだろうか。
結婚を断りそうな気配も有ったけど、母に見せたいとして
結婚相手であるリックのことを・・と語る光景。

・受付のキャリー

もの凄い美人な方でしたね。演じていたのはAbigail Klein。
「ゴードブラック」にも出演されている女優さんだ。

■使用された曲

・Castle Theme

■出演者

リチャード(リック)・キャッスル (Nathan Fillion) 作家
キャサリン(ケイト)・ベケット (Stana Katic) NY市警12分署殺人
マーサ・ロジャーズ (Susan Sullivan) キャッスルの母親。女優
アレクシス・キャッスル (Molly C. Quinn) キャッスルの一人娘
ハヴィエル・エスポジート (Jon Huertas) ベケットのチーム
ケヴィン・ライアン (Seamus Dever) ベケットのチーム
ラニ・パリッシュ (Tamala Jones) 検視官
ヴィクトリア・ゲイツ (Penny Johnson Jerald) 主任・警部

マティルダ・キング…… モダン・ファッション編集長
ユミ…… デザイナー「ファブ5」特集抜擢
ジュリアン・ブラックナー…… モダン・ファッションアシスタント
ジェームズ・カヴァナー…… モダン・ファッション警備員
マーカス・コンウェイ…… ケラーマン・グッドフレンド事務所弁護士
アルマンド・モントローヤ…… IT技術担当者
グロリア・ロビンズ…… クチュール・シック編集長
リリアン・エルナンデス…… エラのルームメイト
グレイス…… エラとケンカ
テレサ・ゴメズ…… 目撃者
レスリー…… コルドヴァ・ハウス案内係
ローラ…… 服飾学校生徒
キャリー…… モダン・ファッション・受付
ジャスティン…… 服飾学校生徒
サージ・ベルモンド…… カメラマン
エラ・ヘイズ…… 26歳、デザイナー志望
…… アシスタント
…… グレン・カーター

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