キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 Castle 6 第22話 真理 Veritas

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第22話 真理 Veritas

脚本/Rob Hanning
Terence Paul Winter
監督/Rob Bowman

【これまでのあらすじ】

ロイ・モンゴメリー (Ruben Santiago-Hudson)は刑務所には
行けない。家族が苦しむと語る。ケイトは誰が私の母を
殺したのかと問うと、ロイは言えばその人を追うだろう
とし君は簡単に殺されてしまうという。君は逃げろとして
死なせる訳にはいかないというロイ。ロイは殺される前に
信頼していた友人にファイルを送ったという。そこに事件の
黒幕にとって都合の悪い情報が書かれてあり、君に手を出せば
ファイルは公にならないというリック。ジェリー・マドック
ス(Chad Everett)はファイルは何処に有るのかとして
スミス(Geoff Pierson)を追いつめる。スミスが鍵だとして
黒幕を知っているというケイト。
奴らがスミスは殺したことが判明。ファイルを捜し
ているというケイト。その口座の持ち主が母を殺した犯人だ
という。するとブラッケン上院議員(Jack Coleman)が浮上。
安全な場所はないという。ファイルの消滅をブラッケンは
知らないとし大事な人に危害を加えたらファイルを公表する
という。ヴァルカン・シモンズ(Jonathan Adams)は前に
逢ったなとし密売人だったのにどうしてここまで這い上がっ
たのか。シモンズは刑事は「ラザルス」の何を知っているのか?
としてケイトを拷問する。ライアンは麻薬で得た利益が
“特別政治活動委員会/未来前進”に流れている。ブラッケン
は私は大統領選挙に出馬する為の検討委員会を表明。シモン
ズの影に隠れて汚い金を集めて活動資金にしている。母・
ジョアンナの時のように邪魔者を殺害した。だけど証明出来
ないという。

【ストーリー】

ケイトはジェイソン・マークスを夜な夜な尾行し写真を撮って
いた。車がやってくるとその車に乗り込むジェイソン。
ケイトは彼の資料に目を通すと「車の迎えはAM1:14」と
資料に書き込む。

西12丁目で撮影したカメラ映像を分析するケイト。
一体誰の車に乗り込んでいたのか。
しかしそんなケイトの元にリックから電話が鳴る。彼は
シカゴまで本(Wind Storm)のサイン会に来ていた。残りの
サイン会は結婚式の後に延期してもらったという。
もう帰れることを語るリック。そんな電話口で眠そうにして
いるケイトに捜査していたのかと問う。”例のこと”を調べて
いた事を告げるとリックは危険だろうと語る。しかし行くし
かないとしジェイソンが戻って来たのだという。深夜12丁目
に迎えの車に乗って誰かに会いに行っていたというと、危険
なことはおかしていないという。ライアンとエスポに協力して
もらおうというリックだが、話せば2人の将来も危なくなる
のだという。結婚式は二週間後だぞとして危険なことはしな
いよう釘を刺すリック。

ケイトの元にライアンは電話する。朝5時に遺体を発見。
清掃員からの通報だという。
現場で詳しく尋ねると財布は有ったとし名前はジェイソン・
マークスだという。財布には名刺も有りワシントンD.Cで
政治コンサルタント会社を経営。留守電に入れて会社の人
からの返事待ちだという。撃たれていたのか?というケイト
にラニは胸に2初至近距離からだという。何時に殺されたのか
と問うと、多分午前24時から26時の間。血の少ないことから
殺されたのは別の場所だという。交通違反カメラに何か写って
いるかも知れないのでエスポは確認を始めていて、西17丁目
通りを行ったり来たりしているという。2ブロック圏内の
映像を入手するとするが西17丁目だと知り昨夜は西12丁目に
いたのを確認しているので5ブロック圏内まで広げて欲しい
と告げる。後で分署で逢おうというケイト。

ケイトは画像を補整してなんとか昨夜撮影した車の映像から
ヒントを得ようとする。ケイトはリックに空港についたら
すぐに分署に来て鷲医と頼む。

ジェイソンが勤務していた会社から連絡は有ったのか?
ライアンは会社も家族もジェイソンがニューヨークにいる
のは知らないとし秘密の用で来ていたようだと。ミッドタウ
ンのホテルに泊まっていたこと。通話記録から来客を調べて
もらっているという。エスポは手がかりを見つけたとして
5ブロックに捜査を広げたのは正解だったと語る。12丁目の
映像に映っている一緒に居るのは?ヴァルカン・シモンズ
(Jonathan Adams)だった。遺棄現場の5ブロック先。自国は
1時16分、殺されたのはその何分か跡だという。麻薬組織
とジェイソンは何をしていたのか?とケイト。

■事件

ケイトは母親・ジョアンナ殺しの黒幕がブラッケン上院議員
にあると思い、その関係者である政治コンサルタントの
ジェイソン・マークスを尾行していると、尾行を解いた
1時間内に殺害されて発見されたことが分かる。
ケイトが撮影したカメラには車は写っていたが運転手は写って
おらず、交通カメラ映像からヴァルカン・シモンズという
麻薬組織の人間が写っていた。S3-13、S6-17と追って来て
彼の悪事を阻止した格好だったが、シモンズの金はジェイソン
を通してブラッケンに流れていたのではないかと考える。
しかし相手は元地方検事補出身で現在上院議員で大統領選に
も出馬を考える権力者のブラッケン故にとても危険な任務
だった。取りあえずケイトとリックは別行動でこの事件を
追いかけるが、ゲイツはシモンズとケイトが因縁の関係に
あるとして捜査から外すと命じる。

■感想

ようやくベケットの母・ジョアンナの事件が解決しましたね。
殺害犯は見つかって居たし、事件の全容をしてケイトの
味方になってくれていたモンゴメリーとかスミスとか次々と
殺害されたことでなかなか解決するのは難しいだろうなとは
思っていた。打開策はあるのかなと思っていたけど、大抵は
殺害した当時の証拠は何処かで残っている。
かなりの確率でカセットテープに残されている可能性が高い
よな(笑)
同じ日に見た「HAWAII FIVE-O」S7-23も、テープが出て来た
し、今週の「相棒」とか「HAWAII FIVE-O」S7-20でのジェリー
が元探偵のハリーにも語っていたけど大事な情報っていうの
はデジタルではなくアナログに隠すのが良い。ハッキング
される必要がない。ただし処分されてしまうと無くなってし
まうけどね。

今回は助けがない状況なので緊迫感に溢れていたね。
せめてCIAの諜報員のリックの父でも影で見ていてくれたら
安心出来るのに・・・

一連の事件に於いてケイトが怪しいということで内務調査部
のドノヴァン (Alex Fernandez)まで現れるし、ゲイツが
心配して声を掛けてくれるけど、上層部の人間は何処かで
ブラッケンと繋がっていそうで怖いところがある。
エスポやライアンに話せれば良いんだけどね。相手は巨大
過ぎるし、ライアンは赤ちゃんが産まれて父親になったばかり
だしなかなか話せる状況ではなかった。結局話さざるを得なく
なるけれど、ゲイツから全ての状況を聞かなければ守れない
とした際には、ゲイツはケイトが何処まで情報を掴んでいる
かを聞きだそうとしてないか?と思ってヒヤヒヤしたよ。

■敵の方が上手

相手の方が色んな所で網を張っているし、各界に力を持つ人物
だからの正直立ち向かうのは難しい案件だった。

今回はシモンズが殺人の第一容疑者なので堂々と捜査がで
きるとしてポジティブシンキングも有ったけど気休め程度。

ゲイツから捜査を外すと言われたのもある意味、ケイトたち
の単独の捜査/個人的な捜査を自由にするためにそんな措置
がとられたように感じる。

シモンズが麻薬の売人から突然オフィスを構える大物になって
いたので明らかに不自然な状況だった。

■証拠品

・トラック修理

殺害された現場は何処なのか。それを調べていくウチに
ケイトはトラック修理店が目に入る。
リックはベッドでぐっすりだったけど、ケイトは一体何日
寝ていないんでしょうか。
車で遺体を運んだのは明らかでシモンズの車も無くなってい
るので目の付け所は悪くは無い。

ケイトがトラック修理店で証拠を見つけるが、不法侵入で
令状無しでの証拠を見つけた為に何もすることが出来ずに
居る。
ただシモンズは現職の刑事を簡単に殺そうとはしなかった
のだけは良かった。出て行け!と追い出す中、ケイトは
「出て行くのは答えを聞いてからだ」と語る。

■捜査

・リックが寝ている間に・・

エスポやライアンからケイトと連絡が付かないとして電話
が鳴る。シモンズが死んだのでケイトを捜査に戻すという
こと。

ここで問題となるのは上述したように、今回の流れは必ず
事件の現場近くにケイトの影があるので内務調査部からも
疑われる要素が満載であること。

現場から40口径の銃弾。ケイトの銃から発砲されている。
それを聞くと警察関係者が関与しているのではないかという
思いが頭を過ぎる。

シモンズは拷問されて殺されたということでケイトがやった
のではないかという視聴者心理も突いてきたけど、彼女は
私が別れた時にはまだ彼は生きて居たとハッキリ語る。

・シモンズの行動

シモンズが泊まっていたホテルに男かいたことが判明。
その相手は殺されたハズのスミス。
エスポは聖サイモン病院のスミスの死亡証明書を見ている
とサインはオリバー医師のものだと判明。とてもマジメな
医者。その彼はスタイヴェサント病院に勤務している。

・スミスの行動

スタイヴェサント病院でオリバー医師を少し突いた。
マゼランヨットクラブの会員であり役員であるオリバー。
そこにはマイケル・スミスも会員だと判明。
リックが持っていた使い捨て携帯にスミスから電話が有り、
「彼の昔の仲間が録音したテープがあり、その中でブラッ
ケンは殺人を認めている」
証拠があることが判明する。

・死んだら真実は明かされない

スミスからも逃げろと言われていたし、リックはケイトに
体制を整え直すためにも逃げるべきだとする。
ケイトは一度捕まり殺し屋のトーマス(Chic Daniel)と
セルジオ(Tom Billett)に捕まってしまうけれど、その際に
フラッシュバックが有ったり、ケイトの勇敢な一面が有る。

バーモント州リップトン/人口588人、カナダ国境近くまで
逃げようとしていたリックを止めていた。

・テープは何処だ!

今回はケイトの記憶に頼る面も大きかった。
母親が言っていた言葉は「ヴィンシット・オムニア・ヴェリ
タス(真実は勝つ)/Vincit Omnia Veritas」

また過去にケイトが巡査でペイペイだった頃にモンゴメリー
と資料室で出逢っている。

ケイトは自宅に戻り母親の荷物を調べる。
母親が殺害された日、1999年1月9日に何かのスケジュールが
書かれている。ケイトによるとその日は家族でディナーの
予定だったとしていたけれど、
「D me w/ family」と書かれている。そんな所から

D.M の文字が近い = Detective Montgomery
E = evidence

家族の誰かに証拠を渡そうとしていたのではないかという
ことになる。

■結末

テープは散々捜したが見つからない。
しかし上述した様にモンゴメリーの言葉を思い出しテープの
ことを口にしていたことを思い出す。
そして象の置物がデスクにあることを知り、昔から母が持って
いたものだとしてそれを破壊すると告白テープが出てくる。

当時地方検事だったブラッケンはテープの中で、
「ブラッケンはボブ・アーメンの殺しをプルガッティに
擦り付けるのも簡単だった。お前達を逮捕するのはもっと
簡単だ。あのバカな弁護士のジョアンナ・ベケットみたいに
嗅ぎ回るヤツが居たら殺してもらう。前にも殺してもらった」

として脅していたことが分かる。

最後は選挙戦の出馬に対するインタビューの際に逮捕に行っ
た。
さて二人はシーズン6の最終話で結ばれるのでしょうか。

■使用された曲

・Castle Theme Song
Written by Robert Duncan

■出演者

リチャード(リック)・キャッスル (Nathan Fillion) 作家
キャサリン(ケイト)・ベケット (Stana Katic) NY市警12分署殺人
マーサ・ロジャーズ (Susan Sullivan) キャッスルの母親。女優
アレクシス・キャッスル (Molly C. Quinn) キャッスルの一人娘
ハヴィエル・エスポジート (Jon Huertas) ベケットのチーム
ケヴィン・ライアン (Seamus Dever) ベケットのチーム
ラニ・パリッシュ (Tamala Jones) 検視官
ヴィクトリア・ゲイツ (Penny Johnson Jerald) 主任・警部

ウィリアム・H・ブラッケン (Jack Coleman) 上院議員
ヴァルカン・シモンズ …… 麻薬組織
マーカス・ドノヴァン …… 内務調査官
Dr.オリヴァー・プレスリング …… スミスの友
セルジオ …… 殺し屋
トーマス …… 殺し屋
マイケル・スミス (Geoff Pierson) ヨットクラブ会員、仲間

ロイ・モンゴメリー (Ruben Santiago-Hudson) スミスの仲間
ジョアンナ・ベケット …… 弁護士
マドックス …… スミスを尋問していた
ジェイソン・マークス …… 政治コンサルタント

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