第8話 対立の狭間(はざま)で Terror of the Faithful
(aka.深まる対立)
脚本/Adele Lim
Melody Fox
監督/Charles Biname
【これまでのあらすじ】
クロードは衛兵に対して、母・カトリーヌやみんなに王女が
戻ったと伝えてと語る。ローラは確かにナルシス卿とは
会ったがあなたに何か言われる筋合いはないとフランシスに語る。
フランシスはローラに対して今夜これをあの家に仕掛けてくれな
いかと頼む。あいつはこの國を血で染めようとしている。自分の
利益の為、全ての者に王の前で自分の信仰を表明させようと
している。人々が殺し合うことになるというメアリー。ナルシス
に対してこれは脅迫だとすると、あなたが前国王殺害が分かれば
母と妻だけでは済まなくなるとし怒れる貴族たちはあなたの弟たち
や庶子をどうすると思うかと語る。グリアはフランシスが勅命
に署名したとメアリーに語る。メアリーは支えるべき正義ではなく
臆病者だとフランシスに告げると、そう思うなら今すぐにスコッ
トランドに戻りフランスから立ち去れと語る。
【ストーリー】
カトリックだと申告しているとして、調査に来たバチカンの枢機卿
や審問官の部下たちがフランスの町中を捜査する。しかしあなた
には近所の目撃者が居るとし、お前はプロテスタントの礼拝で見た
としているという。お前が嘘つきなんだと。
「もし右の手があなたを堕落させるなら切って捨てろ。あなたの
身体の一部が無くなる方が全身が地獄に堕ちるよりもマシだから
だ」
そういうとお前の場合、唇に問題が有るので切り捨てるという。
必要あるここの嘘付きも同じ事をしたという。
ヴァザーリ枢機卿(Salvatore Antonio)と審問官たちはフランスに
来てから野蛮なことばかりしていると城にも報告が入る。あんな
勅令さえなければ監督に来ることもなかっただろうと。
フランスの国民に信仰を明らかにしろなんて・・とメアリーは
呆れるがフランシスは僕だって国民を案じて強行には手紙で
何度も訴えているという。一行をローマに呼び戻してくれと。
しかし教皇の代理には逆らえないとし、教皇が認めなければ王で
居られないのだから・・。僕のやることにとやかく言うなら
スコットランドに戻れば良いという。メアリーはまたその話なのか
として意見が違うだけで私を何故追い出そうとするのか・・。
国の統治は?結婚生活は?私は離れないとし国民になすべき義務が
あるという。あなたを理解するのを諦めてもフランス国民の
ことは諦めないというメアリー。バッシュも妻を遠ざけることに
は成功だなとするとまだ追い出せては居ないというフランシス。
スコットランドに行かせたいのはナルシスから守る為なんだろう
というバッシュ。掴んだ反逆の証拠をナルシスが公表すれば僕だ
けではなくメアリーも処刑されること。ナルシスを始末する為、
メアリーを守る為なら何でもするという。スコットランドで生き
て居るならここで死ぬよりも良いというフランシス。
クロードに対して母は起きなさいとやってくる。昼まで寝ている
のは酔っ払いかロクデナシだという。目は充血し、髪の毛はボザ
ボサだという。未来の夫に会える状態ではないというカトリーヌ。
だから見つけたのか?というクロード。バイエルンの伯爵の息子
との縁談をまとめて置いたという。寒くて羊のフンの臭いがし
そうな田舎の暮らしも良いとし、バイエルンも王女を得て、
フランスは交易ルートを手に入れることになるという。どうでも
良い癖に・・というクロードは私を追い払いたいだけだという。
今結婚には興味がないというと、兄さんは国王でどうして他の男
のものになるのかと。しかも辺鄙なバイエルンの男となんて・・
母は結婚しなさいというとヴァロワ家の存続と繁栄を支えて家族は
みんな貢献するものだという。身支度には時間がかかりそうだ
とすると、未来の婚約者と伯爵とは私一人で逢って来るので風呂
の用意をさせたという。臭いわとし、寝ようとする彼女に水を掛け
る。
■感想
■使用曲
・Scotland by The Lumineers
・Toes by Glass Animals
・Run by RHODES
・Basic Instinct by The Acid
■出演者
メアリー・スチュアート (Adelaide Kane) スコットランド女王
キャサリーン・デ・メディチ (Megan Follows) カトリーヌ王妃、イタリア系
セバスチャン・デ・ポワティエ (Torrance Coombs) “バッシュ” フランソワの異母兄。庶子
フランソワ2世 (Toby Regbo) フランス国王
グリア・ノーウッド (Jenessa Grant) SC。メアリ女官
Lady ケナ・デ・ポワティエ (Caitlin Stasey) SC。バッシュの妻
Lady ローラ (Anna Popplewell) SC。メアリー女官
レイス・バヤール (Jonathan Keltz) 衛兵
Lord ルイ・コンデ (Sean Teale) フランシスと縁遠いが一族
Lord ステファン・ナルシス (Craig Parker) コンデと国王に会う父
Lord アロイシウス・カッスルロイ (Michael Therriault) グリアの夫
クロード (Rose Williams) 王妃、カトリーナの娘
若い頃のクロード (Skyler Wexler)
ジェイコブ・ラヴェル (Mac Fyfe) プロテスタント過激派
カーディナル・ヴァザーリ (Salvatore Antonio) バチカン・枢機卿
アンリエッタ (Ava Preston) カトリーヌの死んだ娘・窒息死
イモーヌ (Madison Oldroyd) カトリーヌの死んだ娘・窒息死
ウィリアム (Taras Lavren) パイエルンの