第9話 王妃の威厳 Acts Of War
(aka.侵入者)
脚本/Laurie McCarthy
Nancy Won
監督/Fred Gerber
【これまでのあらすじ】
クロードは母のカトリーヌから夫のことを指摘される。まさか
もう誰かを見つけたのかと問うと、私を追い払いたいだけでしょ
というクロード。メアリーはグリアに対してもしかしてカッスル
ロイ卿はプロテスタントなのかと尋ねる。バッシュはモンゴメリ
に父を殺させたのかとフランシスに尋ねる。しかしフランシスは
それを否定すると、殺したのは僕だという。モンゴメリとすり替
わったのだと。ナルシスが知り脅迫してきた。ヤツはモンゴメリ
を匿っているという。ナルシスはフランシスに対してこれはあなた
だけの問題では無いとしメアリーとカトリーヌもまたアンリ暗殺
を企てたそうですねと。ミサに立ち会っていた司祭を問いただした
ら何もかも白状したというナルシス。ルイは礼拝にに立って人、
放火されたという。プロテスタントの牧師だと。その牧師は
フランシスの前に連れてこられると、再建のお願いではなく我々
は何kgもの火薬を盗んで隠したので爆破させるという。彼らは
自分たちで牧師を殺したんだと。しかし町では牧師が切り裂かれ
て張りつけにされている姿を見て国王がやったのだと語る。
これが過激派の狙いで爆弾とはこのことだとメアリー。
【ストーリー】
ピエールを探しに行くミシェル神父。すると男に鎖に繋がれて
連れて行かれそうになる。あんたにフランスの顔を変えてもらう
という。
フランシスとルイは町に行く。
サン・ニコラ祭は普段通りやるとしみんなに広めて欲しいという。
近くで食料に困っている村人などに与えて回る。
子供にはプレゼント、音楽にダンス、食料や冬の備蓄品を配給する
という。怖くてこられない人が居るという村人(Lara Mrkoci)たち
に対して集まりに出るのが不安な人たちが居るのも確かだろうと
してそういうものには家まで食料や必需品を届けさせる。
宗派に関係無く裁くのではなく与えるそういう季節だと。
牧師が吊されていたのはこの場所のすぐ近くだという村人たちに
対して礼拝用の納屋の再建を願い出て殺されたのだという。
しかしフランシスは牧師を殺したのは王室ではないと告げると
みんな過去ではなく未来を見て欲しいと語る。かつては近所同士
仲良く助け合い暮らしてきただろうとルイ。
フランシスはルイが来てくれたことに感謝を示す。国の分裂を
食い止める努力上手く行けば良いが・・と。そんな中衛兵が
やってくるとセバスチャン(バッシュ)からすぐに城に戻るように
と連絡だと告げる。
ダンスのレッスンをするローラ、グリア、ケナ。
今のはタランテラのつもりなのかとしてクロード王女がやってく
る。新しいスペインのダンスだとすると、ケナはレッスンに
誘おうとしたが何をやってもあなたには無視されるからと語る。
誘ってくれたことなんて有ったのかという王女に対して、お茶会
乗馬、ティアラまで贈ったがお礼もないという。クロードは召使い
の怠慢だと語る。そんな中王女はナルシスとはどういう人物なのか
と尋ねてくる。みんなの反応を見ると最悪な人なのねと語る。
娼婦好きなのか?
そこにメアリーがやってくる。
まさかナルシスに気が有るのではないでしょうねと問う。前野
奥さんを檻の中に入れたというケナ。罰とかプレーの一種か?
ナルシスはあなたにふさわしく無いとし嘘つきの策士で危険な男
だという。母が私に不釣り合いな相手ばかり選ぶからだという。
火遊びして退屈な縁談を壊すわと。カトリーヌに手足を縛られて
海に投げ込まれるわというと、候補は沢山居るのにどうしてお母様
はそぐわない相手を選んだのか。あなたの結婚は重要な国家戦略
だというグリア。私にとって重要なのは甘い情事だけだという。
メアリーはフランシスの元へ。
彼は彼女に村に行くのに誘わなかったのはまだ事態が緊迫して
いるからだという。メアリーはそれについて考えがあるとし、
クロードとルイを結婚させたらどうかという。国で一番名の知れた
プロテスタント貴族と王女の結婚。違う宗派でしかも王族同士
の結婚はメッセージになるというメアリー。結婚で同盟を築くのは
古くからの習わし。ルイを一族に迎入れることで宗派の違いを超え
ることが出来るという。フランシスは駄目だという。貴族が反旗
を翻す恐れがあるからだと。結婚でルイが権力を得るわけではない
としでも鎮静剤にはなるという。彼らが謀反を起こさないように
予防出来るのだというメアリー。しかしあなたの答えはノーなん
でしょとし、貴族の言いなりなのねと言うメアリーは一応言って
見ただけだという。
バッシュはフランシスの元へ。モンゴメリはまだ見つかって
居ないがミシェル神父が役立つという。カトリーヌが父上の毒殺を
頼んだ人でナルシスが匿っていた男。
神父に逢うと、私は元王妃に忠実だっただけでナルシスに言う通り
にしないと私の親兄弟を殺すと脅されたのだという。ナルシスが
匿っているもう一人を知っているか?モンゴメリ卿だというと、
私が衛兵以外に逢ったのはバルフォン(David Dantes)だけだと
いう。ナルシスの従者で彼は2、3日ごとに食事を運んできたという。
一度バルフォンが言っていたが、兵衛が私の監視に当たったという
ことをモンゴメリの見張りよりはずっとマシであると。
バルフォンは次はいつ来るのか?2日前に来たので今日か明日だと
いう。ミシェル神父が居ないとナルシスに知らせが言ってしまう
というバッシュ。ナルシスがバルフォンからの報告を受けて僕達
が証人を消そうとしていると知ったら・・モンゴメリを法廷に
立たせてお前を国王殺しで訴えるだろうと。モンゴメリを見つけ
ないといけない。バルフォンを捕まえて拷問させるか、見張るかだ
と。
■感想
■使用曲
・Scotland by The Lumineers
・
■出演者
メアリー・スチュアート (Adelaide Kane) スコットランド女王
キャサリーン・デ・メディチ (Megan Follows) カトリーヌ王妃、イタリア系
セバスチャン・デ・ポワティエ (Torrance Coombs) “バッシュ” フランソワの異母兄。庶子
フランソワ2世 (Toby Regbo) フランス国王
グリア・ノーウッド (Jenessa Grant) SC。メアリ女官
Lady ケナ・デ・ポワティエ (Caitlin Stasey) SC。バッシュの妻
Lady ローラ (Anna Popplewell) SC。メアリー女官
レイス・バヤール (Jonathan Keltz) 衛兵
Lord ルイ・コンデ (Sean Teale) フランシスと縁遠いが一族
Lord ステファン・ナルシス (Craig Parker) コンデと国王に会う父
Lord アロイシウス・カッスルロイ (Michael Therriault) グリアの夫
クロード (Rose Williams) 王妃、カトリーナの娘
ジェイコブ・ラヴェル (Mac Fyfe) プロテスタント過激派
セヴラン (Oliver Becker) プロテスタント牧師の父、息子が張りつけ
(James Downing) 暗殺者
(Mal Dassin) 暗殺者
(Justin Goodhand) 暗殺者
バルフォン (David Dantes) ナルシスの衛兵
ミシェル神父 (M.E. Lewis) カトリーヌがアンリ毒殺の件で協力
モンゴメリ卿 (Andrew Church) 拉致監禁されている、アンリ殺し
ユーゴー (William Matthews) ラヴェルの仲間、カッスルロイの資産管理
(Adrian Griffin) フランシスの衛兵
リリー (Georgina Beaty) プロテスタント
(Jeremy Walmsley) ナルシスの従
(Lara Mrkoci) コンデの従
(James Byron) ローラのガード