第9話(19) The Good Shepherd
原作/Pamela Redmond Satran
監督/Andrew Fleming
脚本/Darren Star
【STORY】
ライザは朝からパイを焼く。
その行動を見てマギーは、この前にあんたが焼いたのはデビ
ッドの浮気が発覚したことを指摘。ライザは男性と別れる際
にこの行動をとっていた。ライザ本人はジョシュ以外のことに
没頭したいという。そしてライザはマギーが読んでいる記事
のことを口にする。雑誌には「若手タトゥーアーティスト」
としてジョシュが取り上げられ、ライザは年齢がバレること
を恐れて自分の方から止めたのだという。しかしマギーは
雑誌に掲載されていい気になっているだけだと思って居た。
二人の関係をオープンにするより仕事を守る方を選んだのは
私だというライザ。プライバシーを守る権利があるのでは
無いのか?というマギーだが、ジョシュには別れる権利がある
のだという。
そんな中二人の元にケルシーとローレンがやってくる。
パイを焼いているライザの行動の説明をするマギー。
そんな二人はライザを救い出しに来たことを告げる。
ケルシーはライザがジョシュと別れて当然だという。あれは
女受けを狙っていると。ホットなタトゥーアーティスト・・
そして恋人の居ないフリーだと書かれていた。雑誌に載って
調子に乗る人を山ほど見たが普通は徐々に別れにもっていく
ものだというローレン。
突然ケルシーに対しておめでとうと語る。
サッドからプロポーズされ指輪を受け取っていた。
しかしまだ指輪をもらった画像をInstagramに掲載していな
かんった。ローレンは何も起きていないのと同じことだと
いう。
そんなローレンはライザにサプライズがあるとし、デート
アプリ(tinder)にライザを登録したのだという。ジョシュ
以外にも男が居るということを教えたかったという。気に
入ったら右にswipeし、駄目なら左、お互いに右にswipeした
らマッチ成立だという。まるでQUIZ番組みたい・・
商品は男のアレって所ねとマギー。そんな中ジョシュがその
アプリに登録している事を知る。
その頃ジョシュもライザが登録しているのを見てしまう。
・ファーマーズマーケット
ライザはマギーとファーマーズマーケットに行く。
胡散臭いナチュラル信者がうじゃうじゃしているというマギー。
ここはいつから植民地時代のウイリアム・バーグになったのか
とマギー。マギーはリンゴを見つけて購入にいく中、ライザの
携帯にジョシュからメールが入る。
「もうデートアプリか?」
「あれは冗談よ」
「26歳?」
「バレバレね」
そんな会話をして傷心のライザだが「ポッターズボロー」
と書かれた店の羊毛に目が入る。店主はセバスチャン
(Matthew Morrison)。ライザはこんな柔らかい手触りは初めて
だとしスコットランド産なのか?と等。ウチの農場の羊の毛
だというセバスチャン。ハドソンバレーに農場を持っていて
もう5年になるという。元はブルックリンに住んでいて彼らが
非常口に蜜蜂の巣を置いたり、裏庭で鶏を飼い始めた頃。
セバスチャンはビンテージデニムとブーツの店をやっていて
その儲けで郊外の羊農場を購入したこと。素晴らしいところ
だが月一で羊毛を売りに来るという。
私は暫くこういう柔らかいもので自分を包まないといけない
というライザ。安心毛布ならうってつけ・・このステラがね。
シーラもお買い得だという。二つとも羊の名前とのことだった。
【Impression】
4話分エピソードが飛びました。
録画し忘れ・・というよりもレコーダーの録画容量が上限を
超え録画できない状況に有った為に2週間録画出来ずじまい。
だからこの間のエピソードは見ることが出来ずに居る。
故にそれ以前の過去をほじくり返して見てみようとするも、
私のTwitterを見てくれている方は分かるかも知れ
ませんが、USBメモリが壊れるというアクシデントが重なり、
テキストデータが大体4年分入っていたのでその間に放送され
たものが全て消えてしまいました。(それ以前のデータは
他のUSBにもある複写されている)
勿論ブログに掲載されている分に関してはブログを見れば
良いだけなんですけどね。結構視聴しているドラマ以外にも
私は見たドラマは全て同じフォーマットで書き綴っている
のでその分のショックがデカイ。
このエピソードを見て大きく変わったのは・・
1) ジョシュが何やら雑誌に掲載されて今注目のタトゥー
アーティストになっている。
2) 1)の影響から年齢詐称を明かされることを嫌ったライザ側
から別れを切り出したのかな。
ショックを受けたライザのことをケルシーやローレン、そして
マギーも心配している。ライザは失恋するとパイを焼きたく
なるようで、今回は冒頭からそれを焼いていた。
仕事を選んだライザにとって、その仕事の方もうまくいくのか
どうか。
3) そして何よりもケルシーがサッドから婚約指輪を受け取って
いる。
ドラマを見ると結局は・・・男は獣(笑)
セバスチャンとサッドの違いは何だ?
【Work / Mission】
ファーマーズマーケットで知り合った「ポッターズホロー」
の羊毛店をしているセバスチャンとの出会い。
彼は元々ニューヨークのブルックリンにいたそうだが、
ビンテージデニムとブーツの店で得た収入でハドソンバレー
に農場を買いそして羊などを購入して週に一度売りに来る
生活を送っている。そんな彼が農場での生活ぶりを書いた
日記のようなものが、今時の忙しい生活を送る現代人には
斬新に写ったようで・・シンプル至上主義でナチュラルライフ
のことを出版したいと考える。
ライザ曰く「ウォールデン 森の生活」(著者:ヘンリー・
デイヴィッド・ソロー)のようで、彼のことを現代のソロー
かも知れないと告げた。ただマギーにそれを見せたが自分とは
正反対の価値観故に評価は低い。
・セバスチャンの小説
セバスチャンを演じるのはMatthew Morrison。
なんと言っても「glee」部を率いた優しいパーマ男で
ウィル・シュースター先生役を演じた人だ。
彼の小説は「ナチュラルライフ」「シンプル至上主義」と
なっており、現在の複雑なSNSライフとは全く違う別の生き方
の提言をしているかのようなものだ。
・セバスチャンとの契約
契約したいが彼の牧場の場所が分からないし、どうやって
出版契約に持ち込むのか。
小説の中の言葉を頼りに彼の牧歌的な風景漂う農場にいく。
ライザはセバスチャンにファーマーズマーケットで会った
事を告げ、シンプルライフに関するセバスチャンの日記の
ような体験記を是非とも出版したいと語る。
現代人に欠けているものがそこには有る。
「アメリカ版の南仏プロバンスの12ヶ月」by Peter Mayle
エンピリカル出版でも好評。
「今は繋がり過ぎて刺激が多すぎる。彼の書くものは時代の
特色が出ている」
・ドラマを見た後に会話したことを思い出す
一番の疑問は彼は何故都会での暮らしを捨てて、郊外の牧場
暮らしになったのだろうか?
色々とライザがセバスチャンに尋ねていた。
・農場での遊びは?
・一緒に楽しむ人は?
・寂しくならないか?
これらの質問にセバスチャンはロマンチックな返答を用意し
如何にも誠実で都会にすれていないような人物像を印象
づけた。
「夜は月や星が話し相手だよ」
「歩みを緩めると人生をより慈しむことが出来る」
・最悪の結末
出版用の契約書を持って彼の牧場に再度足を運んだライザ。
しかしまさかセバスチャンも彼女が戻ってくるとは思わなか
ったのかな。ライザと会っている際にはキスして良い雰囲気
になったけど、ダイアナからの電話でキスだけで終わってい
た。
セバスチャンは興奮したままで収まりが掴まなかったのか
禁断の獣**を行っていた。ここは是非ともモザイク姿で
情けない姿を見せて欲しかったけど、あのシーンだけだと
何をしていたのか分からない。
ただ上述した項目同様、今にして思うと彼は獣**していた
であろう言葉が含まれている。
羊たちに色々と名前を付けて呼んでいた。
「ステラ」「シーラ」「レズリー」と・・
またライザはジョシュのインスタのフォローを外すことに
なる。
■ケルシーとサッドの結婚
これも私は4話分抜けているのでどのシーンでそういう指輪の
話になったのか分からない。覚えているのはケルシーは結婚
相手をまだ絞らずに気軽なつきあいを求めてサッドだけが
相手ではないという感じに振る舞っていたシーンが過去に
存在していた。
サッドについて女友達の視線は厳しかった。
特に彼は浮気もので、下半身は相当だらしない。
ケルシーを心配するが言えずに居る中、女子会で集まった
ものたちはライザはアシスタントで信頼されているので
彼女から言うべきではないかとなった。
ライザもそれとなくケルシーに語るが、みんな裏切って
ライザだけが反対しているような格好になるところが笑える
よね。ケルシーはライザは別れたばかりなので大目に見て
くれたが、実はケルシーも心配しているところは有ったよう
だ。
SNSでいよいよ交際ステータスを「婚約中に変更」することに
なる。
サッドがなかなかステータスを変えず、更に両親にも話して
いないということを聞いてちょっぴりすねたケルシー。
・過去の清算
サッドが付き合っていた人物を携帯から削除していくケルシー。
・アリソン・ウエストはコーヒー店のバリスタ
・ステファニー・ロバーツはモルガンスタンレーのアナリスト
・アマンダ・ポッターは義理の従姉妹
・嫉妬心
今回は嫉妬心も色んなところで見られた。特にライザはジョ
シュに未練があるようだったし、その逆も然り。
またダイアナはケルシーのSNSを見ていたよね。まぁ会社の
人間関係でもあるし、関わりもそれなりにあるからね。
ただ複雑な心境がそこには有った感じは受ける。
【Used songs】
・Greazy by Aaron Wayne
・Skeletons by JR JR
・Right On Time by APM
・Heart Attack by APM
・Hum Hum Clean by Mating Ritual
・Until the Day Dims (Heavy Hands Remix) by The Woodlands
・Rock Your World by Shanks Mansell
【Cast】
ライザ・ミラー (Sutton Foster) 40歳・エンピリカル出版・ダイアナのアシ
マギー・アマト (Debi Mazar) 40歳、ライザの親友、ルームメイト
ダイアナ・トラウト (Miriam Shor) 43歳、エンピリカル出版のマーケティング責任者
ジョシュ (Nico Tortorella) 26歳、タトゥーアーティスト
ケルシー・ピーターズ (Hilary Duff) 26歳、エンピリカル出版のエディター
ローレン・ヘラー (Molly Bernard) 25歳、ヘクター・アンド・ドーフの広報担当
チャールズ・ブルックス (Peter Hermann) エンピリカル出版チーフ
ケイトリン・ミラー (Tessa Albertson) 娘
ジェス・ホルムズ (Kira Sternbach) サッドについて女友達で話す
サッド・ウェバー (Dan Amboyer) ケルシーの彼
(Stefaniya Makarova) Human Rawbar
セバスチャン (Matthew Morrison) 羊飼いの男性
グレタ (Ashleigh Murray) ジョシュを取り上げた黒人