ピックル・ストーム 異世界からの転校生 第2話 ガックォウってなあに? What’s School?

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ピックル・ストーム 異世界からの転校生
Pickle Storm (England BBC 2024)

第2話 ガックォウってなあに? What’s School?

脚本/ウィル・イン Will Ing
監督/ルイーズ・ニ・フィアナチャ Louise Ní Fhiannachta
企画/レイモンド・ラウ Raymond Lau

制作 / Black Dog Television

【STORY】

●Middlington Primary School

ピックルはミアと共に学校に行く。

サッカー、バスケットボールをしたり遊んでいる生徒たち。

・教室に案内するミア

二人が会話しているのをローランド(Toby Barnett-Jones)が見る。

・誰?
・私はピックル。ライストラとヘンドリックの娘。
君に捧げよう、私の友情を。(Pickle)

ローランドは笑い出すと、ピックルの行動を見てマジで変な奴
だと馬鹿にする。

・「ビーストからの脱出」っていう遊びをしようと(Pickle)
・誰が変な奴と遊ぶかよ。何なのその服。普通の服を持ってない
のか? さっさとどっか行けよ、ヘンテコ女。(Roland)

わざと肩にぶつかり立ち去るローランド。

・気にしないでいい。ローランドは意地悪なの(Mia)
・縄跳びの縄を貸して。

彼を縛り付ける。

・新しい遊びをしようよ。その名も・・「囚人に泥をぶつけろ」
ルールは簡単、縛られた人に泥をぶつけるだけ。(Pickle)
・ミアはピックルの行動を止める。絶対に怒られる。
・ローランドを助けを求める悲鳴。

ラドカム校長(Philip Green)がやってくる。

・君たち何をしている。

事業開始のベルが鳴る。
ローランドに投げた泥は校長に当たる。

・この子は新入生ですとミア

校長として今の行動を許すことは出来ない。ルール違反をした。
本校では泥を投げるのは禁止です。人を縛るのももちろんダメ。
私はどんな時でも公平です。最近出した本にも書きました。

「すばらしい校長になる方法 第4章 公平であること」

本校は「3回違反したら退学」というルールです。
今日あと2回ルール違反をしたら学校から追い出される。永遠に

■自宅

・父は調理器具で遊ぶ。
妻にピックルは学校生活を楽しんでいるか?
盾を磨く妻はガックォー?
レスリング場があればいいが・・戦闘訓練は絶対に欠かせない。
薪を拾ってくる。料理用の火を起こさないと。

スワンピーが吠えるのを聞き異変を感じる。

道路工事をしている工員を見て攻撃されていると勘違いする。
敵の兵士だろう。
作戦図面を持つあの人が指揮官。

ドリルの音で一同ビビる。
まずい最高レベルの緊急事態だ。
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■感想

クレフタニア World of Kleftaniaに住む邪悪なクランケット卿
から逃げて、チーキュー(以後:地球)にやってきたストーム家。
地球に降り立ちピックルの最初の友達になったミアと一緒に
学校に行くことになる。初めて見る光景に驚いていると
ローランドという少年が意地悪な言葉を投げかけてくる。
彼女は故意に悪さをしている訳ではなかったが、学校や生徒
の中には彼女の言動に困惑する。

物語はピックルが体験する学校初登校物語と、自宅で初めてみる
家電と格闘し、工事現場の人を仮想敵として戦う両親の物語で
構成されている。

ターゲット年齢層が低いドラマとはいえ、実際に一般に生活して
いる人たちに魔法や異常な状況、地球外生物などを惜しみなく
登場させてしまうという展開は不自然でしかない。
こんな流れが続けば「マーベル・コミック」のS.H.I.E.L.D.
みたいなのが出て来るか、国家レベルの組織が彼らを封じる
為に行動を起こすはずである。

一般的な生活をベースにして、クレフタニアの者たちはあくまで
マイノリティな存在であることを認知するか、魔法を使ったと
しても誰にも分からないようにして使用し続けなければ、
いずれ異変を誤魔化し切れずに社会問題へと発展していく。

そういう意味ではこのドラマがシーズンを重ねて描かれて
いくとは思えず、この学校の校長のようにどんだけお茶らけた
性格をしていたとしても、免れることの出来ない事態が次々
と起きるだけだ。

イギリスはやはり移民の多い国だからなのか?
移民の人たちから見るイギリスという光景の立場を上手く
今回のドラマに乗せて描けばそれなりに面白いものになりそうだ。

この辺の設定は「ウェイバリー通りのウィザードたち」
(Wizards of Waverly Place)で完成されているからなぁ。

●自宅組

自宅で奮闘するものたちの物語は一応シャレとして通じる程の
物語であり、面白いかどうかはともかく周りにいる人が全て
敵に見えるというところは、クレフタニアの情勢や風土が見て
取れるようである。

攻撃してきている相手でもない人たちを敵とみなす辺りは
やはり幼い。
もう少し行動を分析してからアクションを起こす流れでも
良いのではないか。
ただ両親とスワンピーの流れはある意味マシな感じがする。
誰かに能力を見せたりしたわけではないからね。
スワンピーが掃除機に吸い込まれたり、最後に攻撃する必要
がない相手にカボチャを投げる意地悪スワンピーの姿が
面白いと言えば面白いか。

●学校組

いよいよ学校物語が始まった。
「Growing Up Creepie」というアニメが2006年から2008年に
放送されたことがあるが何ら影響を与えているのだろうか。

イギリスの小学校がどんなものか。ドラマやアニメを見て
日本の学園生活を知る外国人のように、私から見てもイギリス
の学校では何をして、どんな施設が有るのかは楽しみの一つで
ある。

三人のキーパーソンが登場する。

担任のミス・キム (Anna Warke)と、校長のラドカム (Philip Green)
そして同級生のローランド(Toby Barnett-Jones)

ローランドは意地悪キャラだがピックルの言動を素直に信じる
人はいない訳で冷静に考えると彼も被害者的キャラクターだ。
ラドカムは落ちに使われる校長だが、ピックルに対して「学校の
ルール・三審制」を語り、常にプレッシャーを与える。

・一度目のルール違反はローランドを縄に縛り泥をぶつけたこと。
・二度目のルール違反はローランドに雪玉を投げると校長にぶつかる。
・三度目のルール違反は雪を降らせて、ユキラゴンを出現させて
学校中を滅茶苦茶にしたこと。

校長は一張羅で来たようで汚れたスーツを何とか綺麗にしようと
していたし、壊れたボイラーを直そうと奮闘する。

■その他

●声優

ピックル(大和田仁美)、ライストラ(永田亮子)
ヘンドリック(福田賢二)、ミア(白浜灯奈乃)
デレク(加藤拓二)、ヤスミン(片岡身江)
ローランド(川上ひろみ)、ラドカム校長(マルヤマタケシ)

●SCHOOL RULES – Three Strikes and You’re Out!

三審制の説明が書かれていた。

●ユキラゴン

ピックルが描いた絵だったが、ローランドと争っている内に
実際に絵の中から登場してしまった。

「ウルトラマン」でいう所の怪獣ウーのようなキャラ。

ユキラゴンはとてもやさしいものでピックルの言う通りに生徒
たちとコミュニケーションを取らせて落ち着かせて、開ける
ことの出来ない凍った出入り口のドアを開けてもらう。
校長は何処からか外に出ているので無理にこのドアを使う必要
が有ったのかは不明。

■使用された曲

・オープニンク曲

「ふるさとのクレフタニアからポータルでひとっとび
チーキューに来てみたら なにもかも大違い
でもうまくやつてみせるよ
母さんと父さんとスワンピーと一緒に
ピックル・ストーム!」 (日本語訳)

■出演者

ピックル・ストーム (Kassidi Roberts) 娘
ライストラ・ストーム (Donna Preston) 母、戦士。元王室親衛隊長
ヘンドリック・ストーム (Inel Tomlinson) 父、魔法使い
ミア (Cadence Williams) 隣人の子、ピックルと同世代 6年生
*ヤスミン (Mitra Djalili) 隣人
*デレク (Michael Condron) 隣人
Mr.ラドカム (Philip Green) 校長
ローランド (Toby Barnett-Jones) 生徒
スワンピー (Chris Barlow) Swumpy
(Justin Fletcher) スワンピーSwumpyの声
ミス・ヒル (Anna Warke) 担任の教師

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