オッド スクワッド 出動!ヘンテコ捜査局 4
ODD SQUAD UK (2024 CANADA / UK)
https://www.nhk.jp/p/oddsquad-uk/ts/L8ZZ2XVQZP/
第12話 ヘンテコ大バトル Should Odd Acquaintance Be Forgot
(シーズン4の12話A)
脚本/ターシャ・タンラジ Tasha Dhanraj
監督/アダム・ジェンキンス Adam Jenkin
制作/ローレン・ハギンズ Lauren Huggins
製作/Sinking Ship Entertainment 、BBC Studios Kids & Family
【STORY】
●本部
オルリーとオジーは何もない日に安堵する。
それを話し合おうとしていた所にキャプテン・オーがやってくる。
「あり得ないことが有った」
キャプテン・オーによるとヘンテコトリオを覚えているでしょ?
この前ガジェットから形を盗もうとした子供のヴィラン。
その彼らが本部に来た。
現在取調室に閉じ込めてるという。
盗んだことを反省しているのかも。(Orli)
しかしそのオルリーの発言を否定する。
・そこにオピーがやってくる。
オピーはあの三人と話したが、面白い人たちでありガジェットを
あげたという。
その言葉にオジー、オルリー、キャプテンはびっくり。
「歓迎しなさいと言われたからだ」というオピー。
しかし危ないものはあげてないとし「グーグーネムラセール」だけ
とのこと。それと「カベアナアケール」も。
監視カメラではそのガジェットを使って取調室から逃げる光景が
映し出される。
・監視カメラを見て居たオーウェルに何か分かったか聞きに行く。
オーウェルは彼らの「写真がある」という。
オッド スクワッドのフォトブースに行ってこんなカワイイ写真を
撮っていた。
しかし三人が持っているものはガジェットから盗んだのと同じ形。
「円」「三角柱」「直方体」
どうやって手に入れたのか?
セキュリティコンピュータにあの形を入れられたら
どんなヘンテコな事が起きるか誰にも分からない。(Orwell)
閉じ込めてるヘンテコがいっぺんに出て来てしまう。(Onom)
閉じ込めスペースはここにも外にもある。それが開いたらヘンテコ
だらけになってしまう。(Orli)
セキュリティコンピューターがある階は?(Ozzie)
1つの階に1台ずつある(Orwell)
つまり全部で100台。
1台に1人ずつ見張りを付けよう(Ozzie)
今日は100人もエージェントがいない。
大勢で行くと割引になるクルーズ旅行に行った(Captain O)
コンピューターを乗っ取るにしても時間がかかるはず。
今の内どのコンピュータを使うのか突き止めないと。(Captain O)
三人のことがもっと分かれば・・
そのオルリーの言葉に再び二人は不思議な顔をする。
オルリーもそれに気が付いて私に何か言いたいことがあるのかと
問う。
知り合いなんだ。
前はエージェントだった。僕はリーダーの・・ミスター・オーだった。
もっと早く言うべきだった。
キャプテンは全てを話しなさいと語る。
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■感想
ヘンテコトリオがオッド・スクワッドの本部にやって来る。
ヘンテコトリオはオフィーとオクサンドラとオリソンの三名。
彼らは本部のシステムを乗っ取る為にやってきたと思われ、
以前にも盗んだガジェットの中に入っている
「円」「三角柱」「直方体」を使って本部にあるセキュリティを
破り、町中に閉じ込められたヴィランを解き放とうとした事の
ある前科者だった。
いよいよ最終話。
シーズン4の1話の時にシーズン構成について言及したけれど、
当方の間違いで、最終話(12話)のみ1つの話として構成された
全12話構成ドラマでした。
ドラマはマンネリ化した内容ではあるが、これまでと違い規模を
大きくした格好で、最終話を飾ることになる。
最終的に誰もが許し合い、そして改心する心を持てたのは、最悪の
事態に陥らなかったためだろう。
最終話は1話であるが、放送事情によっては2つに分けること
が出来る構成になっている。
課題の一つは100の数字の中から1つに絞るというミッション。
オッド スクワッドが入った建物は100階建てで、セキュリティ
コンピューターは一階に一台ずつある。彼らはその100階の内、
どこのセキュリティを破ろうとしている為にそれが何処かなのか
を探る流れ。
もう一つの課題は多角形を構成するものを手持ちのガジェット
によってどのように生み出すのかというミッションがある。
解決するには子供たちの協力が必要であり、たまたま公園にいた
子供たちを巻き込んで敵対する相手と対峙する。
これまでの展開で中途半端な要素になっていたのは、ヘンテコ
トリオとオジーやキャプテン・オーの関係について言及していな
かったことだ。
11話の中でオジーとキャプテン・オーがヘンテコトリオと対面
した際に何か言いかけるような訳アリの姿が有る。
それが何なのかは分からなかったし、放送した際にも幾つか予想を
書いたけど悉く外したのかな。
クレジットを見るとオリソンらヘンテコトリオはエージェントと
いう肩書が有る。
オジーがオルリーに対して全ての話をする中で、彼らの行動・性格
分析に集中する。
オジーが過去ナイアガラの滝でキャプテンになるという際に
三人のトリオと出会ったことがある。
彼らは破天荒で、正直に言えばエージェントには向いていない
奴らだった。その彼らの指導から逃げたことがきっかけで
三人組は反オッド スクワッドとなるが実に不可思議な関係である。
守る側の正義の人となるには、反社的性格や実際に取り締まる側の
適性は調べるべきだと思う。ヘンテコトリオははっきりいって
正義側の適正は持ち合わせていない。
更にオピーもまたオッド スクワッドで働く資格はなく、
「かわいいだけじゃダメですか? by CUTIE STREET」という程度の
キャラクターであり、ドラマにしても決して許すべきではない。
解決の仕方は興味深いものが有り、子供が見れば楽しいだろう。
100の数字から・・
「1が嫌い」「偶数が嫌い (2で割れる数字)」「対照的な数字」
という条件の下で33を割り出した。
扉を封印する多角形に関しては、「菱形」「五角形」「10の多角形」
にエネルギー光のようなものを照射しなければならず、
「サンカクニスールー」というガジェットを使ってその形状を作り
出すというもの。
最後は砂場で遊んでいるような子供に協力を求めて戦うという・・。
100階もある建物だけど全部の階層に出入口用のセキュリティではなく
ヴィランを閉じ込めている開閉用のセキュリティコンピュータがある
という不自然さ。100階もあるならば一体どのくらいの職員が働いて
いるんだ?
4話の時に出て来たヴィラン・ニュースを伝えるミス・インフォメー
ションなんかも登場。
7話の時にオルリーは「イギリス97531」に移動試験を受けたばかり
なのに「ナイアガラ支局」に戻れっていうのも不自然だったが、
オルリーは既にここが自分の居場所だという認識が生まれていた。
ナイアガラにいるよりもやはりイギリスに異動したいよね。
■使用された曲
・
■出演者
オルリー (Asha Soetan) ナイアガラ支局の女性
オジー (Alexander Shaw) サポート部リーダー
キャプテン・オー (Shelly Lagodinsky) おちびさん
オノム (Samir Simon-Keegan) 黒人の子、白衣
オーウェル (Alexander Joseph) 黒人の男子
オズグッド (Zach Bent) コック、白衣
オピー (Halle Brady) 小さな女の子、サポート部
Agent オリソン (Leonie Aruparayil) ヴィラン?リーダー
ジャックロープ (Adam Jenkins) JACKALOPE オッド スクワットのキャラ
オキサンドラ (Summer Rose Morley) OXANDRA オリソンの部下
Agent オフィー (Louie Stow) オリソンの部下
ミス・インフォメーション (Krupa Pattani) MISS INFORMATION
ミスター・オー (Will Powell) ナイアガラ支局 NIAGARA FALLS MR O
ホラティア・ハリウッド (Lizzie Stavrou) HORATIA HOLLYWOOD
バービーキュー (Deeanna Straughan) ヴィラン BARB B CUE