情熱のシーラ El tiempo entre costuras 第8話 祖国のために

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第8話 祖国のために

監督/Inaki Mercero 脚本/Susana Lopez、Carlos Montero
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【前回までのあらすじ】
ロザリンダはもうすぐピーターがモロッコに来る事に懸念を
示す。フアンは滅多にない特別な客だとしてピーターを歓迎
する。マーカスはシーラの母がスペインを出たとして話し、
ついに再会を果たす。ロザリンダはピーターから言われたと
してシーラに私とジョニーもインドに戻れと言っていると語る。
バスケス署長はマーカスの件が気になるとしてパロマレスに話
していた。あの男は信用出来ないと。色々と嗅ぎ回っているのが
気になるという。ドイツ人はロザリンダをフアンから引き離そう
としていること。彼女が自分達にとって悪影響をを与えている
と思っているからだという。ブラウンがピーターからポーカー
で多額の借金の手形を持っていること。それを聴いたマーカス
はシーラなんとか口実でブラウン家に言って金庫の場所と型
を見られないかと語る。手形を盗むこと。その為にはブラウン
夫人を2時間は家から離さないといけないと語る。そんなの無理
だとするが、他に方法はないという。

【ストーリー】
マーカスはブラウンが自宅から出て行くのを監視していた。
シーラはジャミーラに対してケーキ屋に行き一番美味しいお菓子
とティーポット二つを用意して欲しいと語る。ブラウンが
仮縫いのために来るのでそこでお茶とお菓子を出して出来るだけ
引き留めて置きたいのだという。

マーカスはブラウンが出かけると、自ら警察だとして屋敷に
入って行く。鍵を開けて室内へと侵入すると、シーラが言っていた
肖像画の裏の金庫の前に立つ。

一方ブラウン夫人がやってくる。
仮縫いの準備は出来ているかと問うと今日はやることが沢山有る
のですぐに帰らなければならないのだという。シーラはジャミーラ
にお茶とお菓子を用意して欲しいとすると、それを出す。
ブラウンはクッキーを美味しそうに食べるがお茶が熱くすぐに
は飲めなかった。シーラは冷めるまで雑誌でも読んでいて欲しいと
語る。
まだ最初の仮縫いだという。わざと大きめの採寸でドレスを用意し
手直しすることで時間を稼ごうとしていたが、最近ブラウンは
食欲旺盛でサイズが上がっているのでこのままでもピッタリだと
語る。
その頃マーカスは金庫を開けようとしていた。

サイズはピッタリなのにまだ仮縫いするのかと問われ、急いでウチに
戻らないとすけないのだという。まち針を取ってくるとして
奥に入ると母・ドローレスに困った事になっていると相談する。
彼女を引き留めて置かねばならないのだという。不味いことに関わ
っているのかと問うと、詳しく知らない方が良いとし、引き留める
口実が思いつかないのだという。ドローレスは私に任せてと語る。
シーラはブラウン夫人に母を紹介する。母は仮縫いは終わっているが
ちょっとした提案だとして襟周りのことを語る。鎖骨を美しく見せる
為に上手く縫えばいいのだという。良かったらお直しするというと
ブラウンは鎖骨に自信が有るのかそれを頼む。巻き尺を持ってきて
くれという。

ついに金庫が開く。が同時にブラウンの主人が帰宅する。
急いで旅券と書類と約束手形を取っていくと何とか逃げようとする。
物音に気が付いたブラウンは銃を持ち出すと、マーカスを追って
いく。
シーラたちの元に使用人がやってくると、お宅に泥棒が入った
として呼びだしに来る。

マーカスがシーラの元にやってくると彼女は心配する。
旅券と手形を持ってきたとして彼女に手渡すとシーラは感謝して
抱きつく。捕まるところだったんでしょとすると、マーカスは
針と糸をもらえるかとして出て行く。
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シーラは親友のロザリンダが何とか夫のピーターとインドに行か
ずに済む為にドイツ人領事館員のブラウン家の金庫の中から
パスポートと共に約束手当を盗む必要が有った。その為には
ブラウン夫人を家から外出させる必要が有り、シーラは仮縫い
と称して自分の工房にブラウンを呼びだして足止めさせる。
見事作戦は成功するが、金庫に盗みに入ったマーカスは指名手配犯
にされ、モロッコから出て行かねばならなくなるのだった。

時代が大きく変わった年という事も有り、人との別れも多かった
ですね。
シーラはマーカスとの別れ・・・そして折角一緒にモロッコで
過ごせるかと思っていたロザリンダもスペインに渡ることになる。
カンデラリアの宿舎のことはすっかり忘れていたけど、その中に
いた謎の共産主義者のセールスマンは国民軍の勝利と共に
ベネズエラなど害の及ばないところに移動することになる。

ブラウン夫人を工房に滞在させる流れを通して、母・ドローレス
がまたシーラと共に工房で働くようになるという流れも良かった
けど、ブラウン夫人は娘が結婚するというのに家に居る場合
じゃないのではないかという気がしないでもない。

マーカスとの別れは寂しいものがあるけど、未だにきな臭さも
同時に存在しているので、どうなのかなとは思っているけど、
シーラとマーカスの別れの際にはシルクのスカーフを購入した
メディナで別れの挨拶をすることになった。
「約束は出来ないけど、僕らの歩む道がまた交わると良いね」と
いうちょっぴりキザっぽいセリフで立ち去っていった。

1939年4月1日。
エイプリルフールが当時存在していたのか分からないけど、
そんな日にシーラとドローレスは工房にいた。今までドローレス
のことを心配していた構図だったけど今では逆にシーラの心配を
している母の姿が有る。

そんな日にラジオからニュースが流れて来た。

「フランコ総統司令部より本日公式戦況ニュースを全国民に
お伝えします。1939年4月1日・開戦から3年。共産主義の共和国軍
は本日捕虜となり武装解除された。これにより国民軍はこの戦いの
最終目的は果たした。戦争は終わった。1939年4月1日、ブルゴス
にて勝利の年、総司令官フランコ総統」

町では熱狂する人々。
ジブラルタル海峡にまた客船が行き来するようになり、列車でまた
マドリードまで走るようになると。
その日にスカーフを巻いてきたところを見ると、このスカーフが
今後共に何らかのターニングポイントで象徴的アイテムとなって
いくのかもしれないね。

カンデラリアの宿舎でも同様にお祝い。一人だけ浮かない顔をして
いたのは、ドイツ人セールスマン。かつて共和国軍側の立場で
会話していた男性のアンセルモは亡くなっているし、男性一人
寂しく共産主義者が迫害されない場所を探してまた旅立つようだ。
カンデラリアはそんな彼にいつでも戻ることを語る。

しかし新内閣発足に際して、イギリス、ドイツ、スペインの関係は
益々複雑になっており、イギリスにとってはスペインをドイツ側
に味方されたくない事情も有る。しかしスペインとしてはドイツに
借りがあるということもあって、複雑な外交問題が存在していそう。
フランコはフアンを外務大臣に任命することを決めたらしいとして
ロザリンダは喜んでいたけど、彼女はテトゥアンを離れてマドリード
にいくことになった。

フアンはちょっとした願掛けの意味合いがあるのか、黒い石と白い石
を袋の中に入れて、前に進むか、任命を辞退してテトゥアンに残る
かの選択をしようとしていた。ロザリンダが引いたのは白色の石。
つまり任命を辞退してテトゥアンに残るべきことを示唆するものだ
った。

ロザリンダが旅立つ際に、シーラは彼女に針と糸の裁縫セットを
プレゼント。ロザリンダはシーラが始めて彼女と友達関係に至る
ことになるドレスに身を纏った写真をプレゼントすることとなった。

その一年後の1940年、上述したようにイギリス、ドイツ、スペインの
関係は複雑になり、フアンは政府の中でもイギリス寄りの政策を
している。スペインがドイツの戦争に荷担しないようになんとか
しようとしているフアンが疎まれた存在になっていて、セラーノで
さえ彼を嫌っているとのこと。

ロザリンダからの電報で、再びタンジールで9/1 PM7:00にディーン
ズバーで逢う事になるけど、相当戦況としては悪そうだね。
ロザリンダはなんとかしてシーラにイギリスの秘密情報機関に
協力して欲しいとしてマドリードで、今しているような工房の仕事
を通して情報を掴んで欲しい事を頼まれる。
マドリードに居ればロザリンダとは逢えるけど、母親とは別れること
になり、結局またマドリードに戻ることになるけれど、何れは
この土地に戻ることにはなりそうだとはいえ、今の段階で親友を
危険なことに巻き込むというのはちょっと酷だし、母親と一緒に
いることを望む彼女と母を引き離すようで辛い決断を強いた感じ。
驚くのは母親がシーラに行くべきことを提言した流れだった。
この辺の顛末はかなり唐突感が有る気はするね。
母はシーラに対してあなたは戦争を知らないとして語っていたけど、
知らないならば知らない方が良いわけだし、母親ならば行かせたく
ないような判断をしそうな気がするが・・・

■使用された曲

・Don Giovanni La ci darem la mano
・The Last Night
・Noche de luna by Extreme Music
・Spain
・Frankie and Johnnie
・Waldorf Swing
・From Morocco to Spain

■検索用キーワード

シーラ・キローガ (Adriana Ugarte) お針子。ドローレスの一人娘
カンデラリア (Mari Carmen Sanchez) モロッコ・テトゥアンの下宿の主人
バスケス (Francesc Garrido) テトゥアンの署長
ジャミーラ (Alba Flores) 下宿で働く
パロマレス (David Venancio Muro) テトゥアンの警部
フェリックス (Carlos Santos) ベルトゥーチの学校の教師
ロザリンダ・フォックス (Hannah New) 客
ドローレス・キローガ (Elvira Minguez) シーラの母

フアン・ルイス・ベイグベデル (Tristan Ulloa) スペイン保護領高等弁務官
ピーター・フォックス (Jimmy Shaw) ロザリンダの夫
ベニータ (Maria Alfonsa Rosso) サグラリオの妹、下宿人
サグラリオ (Teresa Lozano) 白髪の女性、ベニータの姉、下宿人
エルミニア (Empar Ferrer) フアニートの母、下宿人
フアニート (Alex Molero) 息子
ヴィアジャンテ (Enrique Asenjo) セールスマン?ドイツ人
ブラウン夫人 () ドイツ領事館
ブラウン () ドイツ領事館
セラーノ () フアンを推したが・・
サミュエル・ホア () イギリス大使
チャーチル首相 () イギリス首相
マラスマ夫人

フランコ将軍・・反乱軍、ナチスドイツと協力

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