情熱のシーラ El tiempo entre costuras 第16話 銃口からの逃避行

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第16話 銃口からの逃避行

監督/Inaki Mercero 脚本/Susana Lopez、Carlos Montero
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【前回までのあらすじ】
シーラはロザリンダにお願いがあるとしてマーカスと逢いたい
ことを語る。マヌエルはもうすぐドイツ人と重要な契約を結ぶ
がその為にマーカスを殺そうとしているのだという。
マーカスと逢うシーラは、彼に命が危ないことを告げると、僕ら
の心が結ばれたのではないかとし、一緒にポルトガルから出よう
という。しかしシーラは二人の心は結ばれていないと突き放す。
ジョアンにシーラは孫の為にと金色のペンダントを渡す。
マヌエルの別荘でワイスたちと何週間も準備してきたのだから
ここらで決めようとするが、リベイロは条件が変わったとして
価格の変更を申しでる。そんな間にシーラとしてはマヌエルの
家の書斎にあるマイクロフィルムを盗む必要に有った。探して
いる家に執事のパウロが来たことを知りシーラは出て行くが、
その際、ロザリンダからもらった蘭の花びらを落として行って
しまう。ロザリンダの元にマーカスがやってくると、シーラは
貴方のことだけを思っている事を告げ、あなたを守る為にあの
ように言ったのだという。シーラの気持ちも分かってあげて
欲しいと語る。しかしロザリンダはマーカスに自分の車を貸して
逃げそうとしたが、見に行くと車には血が付着していて、車
が使われた形跡がなかった。

【ストーリー】
ジョアンはシーラに楽しく過ごせたかと尋ねると、明日帰る
ことが淋しい事を告げ、明日は孫の聖体拝領だとして、駅まで
送れない事を語る。シーラはとても楽しく過ごせたとしてお礼
を語る。ジョアンはお会いできて光栄だと語ると、シーラは
奥さんにも逢いたかったと語る。するとまた来た時に逢える
だろう事を告げる。”お元気で”と語りシーラはホテルに戻る。
ホテルで仕事をしているシーラの元にロザリンダがやってくる。
彼女はマーカスを逃がそうとしたが、彼はまだリスボンにいる
ことを告げる。あんたとマヌエルの関係を心配して彼は逢いに来た
とし、私の車で駅に行くよう言い、街を出る最初の列車に乗るよう
話したが、車には血の跡が付いていたという。シーラはロザリンダ
に帰ってくれとし、見つかったら危険だと語る。

マヌエラのオフィスで、彼は机に花びらが落ちているのに気が付く。
執事のパウロを呼ぶと客の中でこの階に上がって来たものはいる
のかと問うと、シーラが化粧室を探していたという。

翌日シーラは荷物を詰めていると、部屋のドアを叩くものがいた。
やってきたのはマーカスでマヌエルの手下が来て襲われたという。
かすり傷だとしながらも腕には深い傷が有った。一晩中歩いて
完全に尾行をまいてから来た事を告げる。シーラは酷い傷だとして
キズ痕を見る。マーカスは机の上に有る鉱物に気が付くと、
どこでこれを手に入れたのかと問う。タングストン・・夕食会で
マヌエルたちがタングストンの話をしていたのだという。
そんなシーラに君は一体何をしているのかと問うが、彼女は
答えなかった。マーカスのキズ痕を縫う中、キズ痕を縫ってもらう
ならば仕立て屋に限ると語る。シーラはあれだけ言ったのに
何故逃げないのかと問うと、分かっているだろうと語る。
タングステンについて知っていることは?とシーラに問うが、
よくは知らないけど鉱石でしょという。金やダイヤの方がずっと
価値が有るのに・・というシーラに対して、戦争の鍵を握って
いるのだというマーカス。金で武器は作らないとし、これは武器
製造にとても重要な鉱石だと語る。ドイツは鉱脈を必死で探している
とし、タングステンが有れば戦争に有利に働くからだという。
マーカスはマヌエルとはもう別れてくれとすると、今日の汽車
で帰る事を語る。もうポルトガルには来ない方が良いとすると、
モロッコには戻るのかと問われ、戻らないという。今はマドリード
に工房があり生活もあるのだという。君のことがずっと頭から
離れなかったという彼は運悪く難しい時代に出会ってしまったと
して残念がるのだった。
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ポルトガルでの最終日にマヌエルの別荘でのディナーパーティー
の場で彼らはドイツ将校たちと重要な会話をしていた。
シーラはマヌエルのオフィスに有る鉱石のタングステンとマイクロ
フィルムを盗み出して、翌日の帰省に備える中、マヌエルは
室内に落ちていた花びらから、シーラが室内に入り情報を盗んだ
であろうことを知り、殺害を企てる。マヌエルはまるで最後の
チャンスとばかりにシーラに、まだ帰国せずにゆっくり過ごさな
いかと告げるが、彼女が帰国するということを聞いて、彼女が
諜報員であろうことを確信し、処分して行くことに・・。
翌朝、シーラはマーカスがマヌエルの部下から狙われたとして
ホテルにやってくる中、マヌエルもまたやってきて、駅まで送る
という。シーラはマヌエルからバレていないと感じて居るが、
実際にはバレており、刺客が送られていることが分かる。

なんとなく一連の展開は読めていたけど、刺客との戦いとか
安っぽい感じがしたし、もう少し本気で殺すならば本気で
迫ってこいみたいな流れが有ったな。

そもそもマヌエルって商売人なので誰と取引をしても良い訳で、
イギリスからの信用はなくすと思うのだけど、それが犯罪とか
何らかの問題になるかと言われるとかなり微妙なものが有る。

ジョアンが最後になって忠実だった主人を裏切ってまでシーラを
助けるとした流れを見ると、もう少しシーラが滞在中にジョアン
との親交を深めて描いて欲しかった。
ジョアンはひたすら彼女を監視するだけの気味の人という印象しか
なく、最後に金のメダルを受け取っただけでほぼ買収状態になって
しまった感じにしか見えない。

それに例えポルトガルからマドリードに戻ったとしても、マヌエル
が本気で彼女を殺そうというものであれば、元の生活に戻れるハズ
もない訳だし、そういう事情を考えると、シーラもマーカスも
モロッコに戻った方が良くないのかって感じがするね。

マヌエルが一声をかければ、シーラの店はドイツ人の客が多かった
訳だし、そういう人材を全て失う訳で、商売にならないのではない
のかって感じもする。

最後までシーラはマーカスに対して、あなたの正体がはっきり
しない限りは何をしているのは話さないとしていたところは立派
だけど、ドラマとしてのサプライズ感を考えると、マーカスが
案外信用させて置いて、最後にはシーラを裏切ろうとするという
流れを作った方がドラマ的には盛り上がりそう。しかしまぁ
流石に次が最終話なので、そう大きな展開が用意出来るハズもない
ので、そのまんま見た目通りの展開でエンディングを迎えていきそう
かな。

■使用された曲

■検索用キーワード

シーラ・キローガ (Adriana Ugarte) お針子。ドローレスの一人娘
アラン・ヒルガース (Ben Temple) イギリス秘密諜報部
ロザリンダ・フォックス (Hannah New) イギリス人

マヌエル・ダ・シルバ (Filipe Duarte) ポルトガルの実業家
マーカス・ローガン (Peter Vives) イギリス新聞記者
ジョアン (Joao Lagarto) 運転手
マーカス・ローガン (Peter Vives) イギリス人、新聞記者

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