情熱のシーラ El tiempo entre costuras 第15話 闇の商人

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第15話 闇の商人

監督/Inaki Mercero 脚本/Susana Lopez、Carlos Montero
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【前回までのあらすじ】
ジョアンはシーラがポルトガルに有る通りを走りたがるのを
聞いてどうしてここに来たかったのかを尋ねる。シーラは私の
大切な客が以前ここに住んでいた事を語る。シーラはマヌエル
の会社で働く秘書のベアトリースに対してマヌエルとドイツ人
のことで知っていることを話して欲しいと頼む。3日後にマヌエ
ルの別荘で夕食会が開かれ、その席で重要な契約が行われる
という。ポルトガルとドイツの友人の集まりだと。
ベアトリースは更にワイスがマヌエルに対してマイクロフィルム
を渡すと同時にリストを渡しているのを目にする。ベアトリース
はシーラにマイクロフィルムはマヌエルがカバンに入れて
別荘に持ち帰ってしまったとすると、シーラは私も夕食会に
招待されているのでそこで手に入れるという。ジョアンは孫に
贈るファティマの聖母をシーラに見せる。本当は金のものが
良かったが買えないことを聞かされる。ベアトリースからリスト
を手渡される。これは何のリストなのかと問うと、イギリス人
たたちを始末しろと言っていたので多分殺せということだろう
と。

【ストーリー】
シーラはホテルでリストを目にすると、そこにはマーカス・ロー
ガンの名前が書かれていた。かつてポルトガルに発つ前に
シーラはメアリーからポルトガルで友達と逢うのは懸命じゃない
とし、ファックスに偶然に逢っても知らないフリをするよう
伝えてあることを聞かされていた。
シーラはなんとかしてロザリンダと接触してマーカスのことを
伝えたいと考えていた。しかしホテルの外ではジョアンが24時間
監視していた。しかしその時三輪のバイクで食材をホテルに
運ぶ従業員を見て、シーラは従業員専用口から出て行こうとする。
従業員には口止め料を払い誰にも言わないでくれと語る。
そして配達人に声を掛けるとリスボンまで乗せて欲しいと頼む。
タクシーを呼んだらどうかとされるが、誰にも知られたくない
のだという。金は払うし貴方のことも誰にも言わないと告げる
と、10エスクードだと言われる。倍払うのでここに行って欲しい
としてリスボンへと向かってもらう。荷台に乗せられるが隣に
はニワトリなどが積まれていた。
夜道を通り、ようやくロザリンダの家に到着。配達人には2時間
後にまた来て欲しいと告げ、50エスクード払うと語る。

呼び鈴を鳴らして家に居れてもらう。
メイドはシーラをロザリンダの元に連れて行く。一体こんな夜中
にどうしたのかとして、互いに逢えて嬉しいとして喜び合う。
ポルトガルに来るのに逢えないと聞いた時には胸が張り裂けそ
うだったという。シーラは危険を冒してきた事を告げ、お願い
したいことがあるのだという。どうしてもマーカスに逢いたい
のだという。ロザリンダは昨日マーカスがここにも来た事を告げ
一年前タンジールで逢ったきりだと言って置いた事を語る。
マーカスに逢うにはイギリスの友人に頼めば連絡は取れるという。
彼らはクラブ・エルガルゴの常連であり、私の店だというロザリンダ。
友達2人で店を始めたのだという。
どうしてマーカスと逢わなければいけないのか?と問うとシーラは
話すと長くなるという。私は、マヌエルとの「取引の為に来た」
という。ロザリンダは最近は取引という言葉を使うと大きな暗い
傘のように何でも覆い隠すという。マヌエルのことを知っている
かと問うと、噂は聞いているがあまり評判は良くない事を語る。
マヌエルはもうすぐドイツ人と重要な契約を結ぶがその為に
マーカスを殺そうとしているのだという。明日ウチのクラブに
来てというロザリンダ。シーラは無理だとしてマヌエルに監視
されている事を告げると、寧ろマヌエルと一緒にくれば返って
怪しまれないのではないかという。目の前でまさかあなたが裏切る
マネをするとは思わないだろうという。ロザリンダはなんとかして
必ずマーカスと話せるようにするという。

ポルトガルの生活はどうかと尋ねるシーラに、最初は辛かった
というロザリンダ。一人で金もなくフアンのことを思うと
気が気でなかったという。彼とは連絡が取れなとし、彼からの
手紙はあなたに託された手紙が最後だという。あれから彼は
ロンダに送られたということを聞いたので反逆罪で処刑されて
いないみたいでホッとしたという。ポルトガルに来られると
良いのに・・と語る。
ロザリンダは室内をモロッコ風にしていた。
クラブのことを聞かせてと語ると、ロザリンダは共同経営者は
十月革命を逃れて亡命したロシア人で彼の資金力と私の人脈で
クラブを開いたこと。開店当初から好調だとすると、逞しいわね
というシーラ。しかしロザリンダは寧ろシーラの方が逞しいこと
を語る。テトゥアンで一番繁盛している婦人服の工房を一から
作り上げたのは誰なのかという。クラブの成功で金が出来た
ので家を探して15部屋あるこの家を買ったこと。部屋を貸そうと
思ったという。下宿屋を始めたのかと問うと、色んな国の難しい
立場にある人に私の家を提供し、彼らは資金を提供してもらうと
いう。金だけでなく宝石なども多いとして宝飾品を見せてもらう
と中にはファティマの聖母の金のものが有った。知り逢いの孫が
それを欲しがっていたとすると、ロザリンダは持って行ってと語る。
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ベアトリースからの協力でマヌエルがワイスから重要な情報が
全て入ったマイクロフィルムが渡されたと同時に取引に当たり
マヌエルらドイツ派の人物はこの流れに少しでも関係している
イギリス人を抹殺しようとしていた。その中にはマヌエルのことを
ずっと取材を申し出ていたマーカスの名前が有り、なんとかして
本人のそのことを告げたいと考えていた。彼に逢うために
シーラはジョアンの監視の目をかいくぐり、メアリーから逢う
ことを禁じられていたイギリス人でモロッコ時代に懇親にして
いたロザリンダと逢い助けを求めることになる。

いよいよ終盤ということも有って、一話のシナリオの中に
ピンチの連続的状況が盛り込まれていた。
毎回ワンパターンなシチュエーションで演出では有るのだけど、
シーラの中のアドリブ性が毎度試されるもので、どのようにして
言い訳を言い訳っぽくなくその場の不利な状況を説得出来るのか
というところだよね。

今回は終盤というよりもマヌエルらの商談が佳境に入っていたので
より関係者も神経質になって周りのものたちのことに気を配って
いる状況が有ったのかも知れない。

どの行動一つとっても相手にとって不自然に見えないのかという
ことは細心の注意が必要だし、言葉一つで不利な状況にいつでも
転落するというのだから大変だ。

ドラマとしてはその状況をどのシーンで描いていくことにあるのか
に有ると思うし、そのタイミング性は重要なものが有る。

■ピンチに至るシーン

1)
シーラが夜中にホテルから抜けだした件に関して、一度目は無事
に抜け出せたものの、二度目は完全にジョアンによって見抜かれて
いたこと。

ジョアンは主人に忠実な人だというけど、あまりに人間的に気持ち
悪すぎる(笑) シーラの見た目の若さ故に、寄宿舎から寮長の目を
かいくぐってパーティーや男性に逢いに行く女学生みたいな印象も
有るけど、背景には戦争が有る訳だし、見つかったらただ事では
済まされない。

この件でのジョアンからシーラへの告白がマヌエラの別荘地に到着
した際に語られるという不自然なタイミングだったけど、物語として
は緊迫感の方を優先したのか。金のファティマの聖母のメダルを
渡した際にはジョアンに怪訝な顔をして受け取られるのではなく、
満面の笑みで自分の為に用意してくれたというくらいのジョアンから
の感謝の視線が欲しかった。

2)
マーカスと接触する際にロザリンダ経営のクラブエルガルゴで逢う
こと。

ロザリンダが上手い事仲裁役を果たしてマヌエルの視線をシーラか
ら逸らす間に、二人が会話していた。
マヌエルは当然シーラとマーカスが何を会話しているのか気になって
いたことだろうし、その視線はどれ程の意味合いが含まれている
のか気になるところ。ベアトリースが倉庫でバレた際に、恋愛的嫉妬心
から追いかけて来たという嘘を使って切り抜けたけれど、マヌエル
の中にもシーラに対する恋心故にその視線が向けられているのか。
それともマヌエルにとっては懸念全て相手と会話していることで
シーラが何を話しているのか気にしているところが有るのではないのか。

その後シーラがホテルに帰るまでに何も会話しなかったことで、
相当疑われてしまったけれど、ここでもシーラのアドリブが試され、
そしてマヌエラの持つシーラへの恋心故に盲目になった彼の心情
を上手く利用した格好だった。

3)
マヌエルの別荘で、どのようにしてマイクロフィルを盗むのか。
そして過去、モロッコのテトゥアンでセラーノ・スニェルの歓迎会
のパーティーで面会したベルンハルトと再会したことをどのように
誤魔化すのかということ。

ベルンハルトとはこのドラマでは6話のエピソードで逢っている。

情熱のシーラ El tiempo entre costuras 第6話 謎の香り


朧気ながら覚えて居る人も多いだろうが、この時はセラーノとベル
ンハルトがイギリスを監視する為に彼が経営するヒスマ社がアンテナ
を使って傍受することを相談していた。

この時はまだヒルガースではなくマーカスにこの情報を渡していた
のだけどね。

マイクロフィルムの流れに関しても、モロッコの領事館でのエピソ
ードなどで一度は見た様なシーンだなと思って見ているけれど、
まぁ当時の素人の諜報員のエピソードなので仕方がない。

ディナーの際に気の良い感じのリベイロが、自分は農家だけど今は
鉱山を所有していてもうすぐ大金持ちになると口を滑らせた際の
ワイスたちの行動は面白かったし、ベルンハルトがシーラと過去
に逢ったことに対して記憶を辿っている姿の中での視線の鋭さは
常に緊迫感を保っていた。
ディナーでの話題の中心はシーラとなっていて、ワイスは夫人達
がドレスの話で盛り上がることに理解を示さなかったけれど、
シーラは、ココ・シャネルの言葉を引用して

「下品な服装は服だけが目に月、上品な装いは女性を引き立てる」
と語った後に更にワイスに対して、
「女性には男性に愛される為の美しさと男性を愛する為の愚かさが
必要だ」という言葉を使って、女性蔑視の視線を持つような”お堅い”
ワイスに一喝しているところは笑いを誘っていたね。

夫人達への対応をする中で、シーラが聞く耳を立てて男性たちの
会話を聞くことになる。彼らはタングステンの取引に関して、
イギリスではなくドイツに独占的に供給するよう要求していた様だ。
70万エスクードだとしていたけれど、通貨のことはよく分からない
けれど、今回はシーラの件も含めて細かい取引の話が散見したね。

上手い事シーラはフィルムを奪えたけれど、一枚の蘭の花びらを
落として行ってしまった。黒いドレスを着て目立たないようにして
いたのは良かったけど、花飾りの件に於いてはシーラの落ち度だっ
たね。

4)
マーカスは逃げることが出来たのか。

この手のシーンもシーラがマドリードに居る際に尾行がついていた
ので何処かで見た事があるなというシーンだったけど、マーカスは
自分が狙われていることを知っていたので、急所に弾が当たって
いなければ上手い事逃げて居そうだね。

マーカスはシーラには散々の言われようで、心は繋がってことを
口にされたけど、ロザリンダからは全ての真相は聞かされなかった
けれど、上手い事気持ちだけは伝えられた様子。
来週辺りはシーラがピンチが訪れると王子のように助けに来るのか。

■使用された曲

■検索用キーワード

シーラ・キローガ (Adriana Ugarte) お針子。ドローレスの一人娘
アラン・ヒルガース (Ben Temple) イギリス秘密諜報部
ロザリンダ・フォックス (Hannah New) イギリス人

マヌエル・ダ・シルバ (Filipe Duarte) ポルトガルの実業家
マーカス・ローガン (Peter Vives) イギリス新聞記者
ジョアン (Joao Lagarto) 運転手
ワイス (Craig Stevenson) ドイツの軍人
メアリー (Carolina Meijer) イギリス人諜報部連絡員
マーカス・ローガン (Peter Vives) イギリス人、新聞記者
ヨハネス・フランツ・ベルンハルト (Andreas Prittwitz)
Sr.アルメイダ (Manuel Regueiro) 投資家
Sr.リベイロ (Antonio Mourelos) 投資家
リベイロ夫人 (Camila Bossa) 夫人
アルメイダ夫人 (Carolina Vazquez) 夫人
ワイス夫人 (Britt Voigt) 夫人
シュトローヘア男爵夫人
グロリア・フォン・フェルステンベル
ココ・シャネル

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