第20話 キングとクイーン Metropolis
監督/Martha Mitchell 脚本/Joanna Johnson
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【前回までのあらすじ】
ザックはマリアナと居る際に、母・アマンダに呼ばれ帰宅する
ことになる。マリアナはザックの家にディナーに招待される。
ザックは母は普通じゃないとするが、マリアナは変わっている
けどそこが良いと語る。キャリーはブランドンに対して撮影会
の日に学校で偽造IDを作っていたのねと指摘される。それを
受けてブランドンは偽造IDが押収されたとして、金は返すので
偽造IDを全て買い取るという。ダニーとマイクの関係は、あの
子は母の家に戻ったら考えようという。マイクはブランドンに
金はどうしたのかと尋ねられる。ブランドンはアナに頼みに行く。
しかしアナは検察に証言すれば食料配給券がもらえるのだという。
ブランドンはそれは自分が払うとして大金を渡す。
ヴィコはブランドンが偽造IDを回収したことに激怒すると借り
は返すと語る。新しい客だとしてキャリーの偽造IDの作成を
依頼する。
【ストーリー】
ブランドンは学校でピアノを弾いていると、キャリーはステキ
だと良いに来る。ジュニア交響楽団の選考会が有るとし、
パパの彼女のコネで受けるのだという。凄いというキャリーに
アルベジオを特訓しないといけないのだという。あなたがまた
音楽を頑張るようになって嬉しいというキャリー。
初登校の日、この部屋に来たことを覚えて居るかというキャリー。
その時はすぐに転校するものだと思っていたという。キャリー
はブランドンに双子を引き取って良いかママたちに聞かれたんだ
よねと語る。この曲は僕とママたちのメロディだとしてピアノ
を引き始める。双子たちのメロディ、そしてジュード、そして
キャリーのメロディだとすると、凄い音のメロディを弾く。
しかしそれは嘘で本当はこれだとして曲を弾く。キャリーは月曜日
に正式に養子縁組だとすると、いよいよだねというブランドン。
練習ガンバってというキャリー。
ワイアットからキャリーにメールが届く。
俺を憎んでいるのか?元気か?というもの。返信する中、元気そうだ
ねとまた返信がくるとワイアットが近くに居ると知って辺りを探す
と彼が立っていた。キャリーは近づく熱い抱擁を交わす。それを
ブランドンは目にしていた。
フージャーって?誰も知らないが、インディアナ州民のことらしい
と語る。キャリーは聞きたいと思っていたとして家出したモーテル
での朝、ソワソワしていたが、エンジンをかけようとして急いで
居たのか?ママたちが来る前に逃げる気だったのか?と問うと、
彼は逃げようと思っていたとし、君と一緒にだという。しかしママ
に電話したじゃないかと語ると、気が変わったというワイアット。
どうして?と問われると分かるだろと語る。キャリーは始めから
怒っていないとし、あれで良かったことを語る。
キャリーに対して俺よりも髪の毛が長くなったねと語ると、
悔しいかと言われる。
ヘスースはエマから勉強を教わる中、レスリングに帰れず淋しくない
かと尋ねる。一番弱い選手が戻ったのは残念だという。ヘスースは
勉強を教わるが、ノートには「ヘスース + エマ = ?」と書く。
薬を飲まずに頑張るのを応援したいがちゃんと集中してと語る。
一緒にパーティーに行かないかというと、相手がいるというエマ。
先生はヘスースに対して代数に集中しなさいと注意され、ちょっぴり
悪態をつく。
マリアナの元にアマンダが来るとパーティーのことで来たという。
パーティーの監視役をすることになったとし、厳しく監視はし
ないとのこと。ザックがやってくると、今日は私は嫌われていない
みたいだという。感情の起伏が激しい事を告げ、医者に診てもら
った方が良いのではないかというマリアナに対して風変わりなだけ
だというザック。しかし私をふしだらだと言ったという。ママは
君を気に入っているという。パーティーの件でマリアナはザック
に誘われたがるが・・・
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いよいよ最終話も近づいて来たということで、色々とこれまで
明らかにされていなかった色んな悪事なり、新たな問題なりが
判明していく。
アメリカのパーティー文化に関しては、老若男女、色んな階級で
それぞれのパーティーの姿が見られる。
特には学生時代のパーティーが目立つけど、大人になっても
みんなで集まる姿が有るよね。
学校主催のパーティーには誰でも行けるのだろうけど、基本的には
同伴者が居ないと行きづらいところが有りそうだ。しかし毎回思う
けど、こういうイベントに誰が金を捻出するのだろうか。学校の
行事の一つなので、既に年間の行事の一つとして予算が出ている
ものなのか。
学園のクイーンとキングなんていうのも誰が選ぶものなのか気になる
けど、期間中の投票なのか。
キャリーが選ばれたと知り、本人は出たくないのに、またしても
校長の圧力が有って、保護観察官からの心証を気にして出席させよ
うとする。そんなに保護観察官への心証を気にする必要はあるもの
だろうか。
パーティーでの惨劇と言えば、やはりキング&デパルマの映画
「キャリー」。ホントこの時の為ばかりにヒロインの名前が
キャリーと付いているのかと思わせるところも有ったけど、
一体ヴィコたちが復讐と称して何を画策しているのか気になる。
なんと言っても今回は二人の人物が戻ってきた。
一人はキャリーを支えるワイアット。そして一人はフォスター家
を不幸に陥れるアナ。
アナが再び金をせびりに来ることは容易に想像が出来たけれど、
本当にムカつく人物で、これが依存症患者といえばその通りなの
かも知れないけど、最終的には両親からはキズ一つ無い”良い子”
と称されていたブランドンの中に色んなキズ跡が見え始めたこと。
偽造IDでの金儲けは、なんとアナに証言・起訴を撤回させること。
ステフは容易にそんな脅しには乗らなかったけれど、一体この流れ
はどう収拾つけるのか。
そしてなんと言っても憎たらしいのはヴィコか。
キャリーのことをハメた人物たちの意地の悪さが目を見張る所
だけど、誰かが話せば全て真相が明らかになったりするのかな。
携帯電話のメールの件はともかく、偽造IDに関しては一度は
彼女がブランドンたちの嘘を暴こうとして作ろうとした経緯が
有るのでそれがどう影響を及ぼすのか。
色んな嫉妬心も見てとれた。
ブランドンはワイアットに対する嫉妬心が明らかになったし、
その感情の流れを唆したのはダニーでも有った。
そしてエマとヘスースの件に関して、エマが別の人物とパーティー
に出席する中で、ヘスースの目撃したことが結果的に突破口となっ
たりするのかな。
またしてもマリアナの下着ネタが使われた。
前回はブランドンに言われたことだけど、今回はキャリーに言われた。
そんなマリアナはザックの母親に振り回されることになるけれど、
やはり彼女は若年性のアルツハイマーのようで子供の事まで忘れて
いるのはちょっと手に追えなさそうだね。
■キーワード
・
■使用された曲
・Weirdo by Starhook
・Outlaws – Single by David Lambert
・love grenades ( hands up) by starshook
・shut up ft lucious k. by starshook
・A Thousand Nights by Trent Dabbs
・You’ve Put Your Voodoo On Me by Bo Molasses
・Do What You Do by Great Wolf
・Freeway (feat. David Lambert) by Starhook
・Fly by Starhook
・N.Y. Neon Light by Starhook
・Promise by Ben Howard
ステファニー・アダムス・フォスター (Teri Polo) 警察官、”ステフ”、ゲイ
マリアナ・アダムス・フォスター (Cierra Ramirez) 双子
ヘスース・アダムス・フォスター (Jake T. Austin) 双子
ブランドン・フォスター (David Lambert) ステフとマイクの息子
マイク・フォスター (Danny Nucci) 警察官
リーナ・アダムス (Sherri Saum) アンカービーチスクール副校長
ジュード・ジェイコブ (Hayden Byerly) 弟
キャリー・ジェイコブ (Maia Mitchell) 姉、更正施設
ダニー・カークランド (Marla Sokoloff) マイクの恋人
アマンダ・ロジャーズ (Romy Rosemont) ザックの母
ワイアット (Alex Saxon) キャリーの友達
タリヤ・バンクス (Madisen Beaty) 元ブランドンの彼女
アナ・グティエレス (Alexandra Barreto) ヘスースたちの母
エマ (Amanda Leighton) レスリング部
ヴィコ・セラー (Reiley McClendon) レスリング部
ザック・ロジャース (Julian de la Celle) 演劇部
ダフニ・キーン (Daffany McGaray Clark) 17歳、少年院で因縁
カリナ・サンチェス (Norma Maldonado) 校長
カイル (Jackson Odell) エマの相手
アリソン (Asjha Cooper)
クレイグ (Michael Traynor)
リリー (Anna Akana)
フラートン (Charles Carpenter) 捜査官
グレイシー (Marlane Barnes)
ガーナー (Myles Grier)
ゾーイ (Giselle DaMier)